フルオーダーだからこそ、「難しそう」「高そう」というイメージを持ってしまっていませんか?
今回は、「フルオーダースーツ」について詳しくご紹介します。
フルオーダーを作るならここ!というおすすめのお店もご紹介しています。この記事を読んで、ぜひ自分のためだけのフルオーダースーツを作ってみてくださいね。
先に編集部おすすめのお店を知りたい方は、「4. フルオーダーのおすすめ店6選(東京・大阪・名古屋)」をチェックしてください。
(※この記事は2021年1月時点の情報を参考にしています。)
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1. フルオーダーとは
まずは、フルオーダースーツの特徴についてと、他のオーダー方法と比較して、何が違うのかということについてご紹介します。
1-1. フルオーダーの基礎知識
ハンドメイドオーダー、ビスポークオーダーとも呼ばれる作り方のことで、元々は一人の職人がお客さまそれぞれの身体に合わせて、全て自分の手で一着を仕上げる方法を指しました。
現在も、最初から最後まで一貫して職人が全て手作業で行うお店もありますが、そのようなお店はごくわずかで、機械を使って型紙の裁断や縫製を行う場合が多くなっています。手作業で行う場合はハンドメイドのフルオーダー、機械を使用する場合はマシンメイドのフルオーダーと呼びます。
フルオーダーの特徴としては、型紙から一人ひとりに合わせて作ることと、仮縫いで調整を行うことの2点です。では、他のオーダー方法と比較して、フルオーダーの特徴的な点を解説していきましょう。
1-2. フルオーダー、パターンオーダー、イージーオーダーの違い
スーツのオーダー方法は大きく分けて、フルオーダー、パターンオーダー、イージーオーダーの3種類に分類できます。それぞれの違いについては以下の表の通りです。
フルオーダー | パターンオーダー | イージーオーダー | |
価格帯 | 20万円程度〜 | 2万円程度〜 | 5万円〜20万円程度 |
納期 | 1ヶ月〜2ヶ月3週間〜4週間 | 2週間〜3週間 | 3週間〜4週間 |
サイズ感 | 1から自分の身体に合わせることができる | 体型がある程度決まっている中で調整が可能 | 豊富な型紙の中から最適なものを選び、さまざまな体型に対応可能 |
おすすめの人 | 世界に一着のスーツをこだわって作りたい人 | オーダースーツに初めて挑戦する人 | 体型が標準型とは違い、特徴的な人 |
フルオーダーが他のオーダー方法と決定的に異なるのは、型紙が一人ひとりの体型に合わせて一から作られるというところです。
他の2つのオーダー方法は、型紙はお店もしくは工場が持っている選択肢に限られるのに対して、フルオーダーはテーラーと呼ばれるスタッフが採寸を行い、お客さまそれぞれの好みや体型の特徴などを聞いた上で、型紙を作成します。
他のオーダー方法では対応できないような特徴的な体型であっても、フルオーダーであれば対応可能です。
また、どんなふうにスーツを着たいかといった希望も反映されるため、より立体的で、身体に吸い付くようなフィット感がフルオーダーの魅力です。
もう1つの特徴は仮縫いです。採寸した情報をもとに完成前のスーツを試着し、微調整を行います。
実際に着てみることでわかる、姿勢や身体のクセとスーツの相性の確認や、腕周りなど気になるところの問題の解消を行います。この段階を挟むことで、より着心地の良い、満足度の高いオーダースーツが出来上がります。
最近は、イージーオーダーの手法を取り入れているお店でも、オプションとして仮縫いをつけることができる場合もあり、一概にフルオーダーしか仮縫いがない、ということもありません。
このような大きな特徴2つがあるフルオーダーだからこそ、パターンオーダーやイージーオーダーとは違う着心地のオーダースーツを作り上げることができるのです。
2. フルオーダーのメリット・デメリット
職人の手で丁寧に作られる、フルオーダースーツ。しかしその分デメリットも存在します。次は、フルオーダーのメリット・デメリットをご紹介します。
2-1. フルオーダーのメリット
まずはメリットからです。フルオーダーのメリットは、一言で言うとさまざまなこだわりを反映することが可能ということです。詳しくは3つのポイントに分けて見ていきましょう。
メリット① テーラーと相談しながら決めることができる
フルオーダーの大きな大きなメリットは、経験を積んだテーラー(店員さん)と相談しながらスーツを作ることができるという点です。
オーダースーツをいざ作ろうと思っても、多くの人にとっては、聞いたことがないような単語やいままで意識しなかったような部分に関する項目が多く、戸惑ってしまうもの。そんな時フルオーダーであれば、通常一人のテーラーさんが担当し、お客さまの好みや希望を聞きながら、オーダースーツに反映するので安心です。
また、フルハンドメイドであればすべての工程を、マシンメイドであっても型紙の作成や仮縫いといった重要な工程については、担当テーラーが行います。そうすることで、お客さまの要望をより正確に反映することが可能になります。
2着目以降を作る時も、体型や好みの変化をすでに把握してくれているので、新しくスーツを作りたい時も話がスムーズに進みます。
メリット② サイズやデザインを自由に選ぶことができる
フルオーダーは1からそれぞれの人に合わせて作るので、3つのオーダー方法の中で選択肢が最も多いのがフルオーダーです。
サイズに関しては、テーラーがそれぞれの知識を活かして、左右の身体のバランスや身体のクセを考慮して作るので、他のオーダー方法では得られないような着心地、身体への馴染み方を感じるはずです。
サイズだけではなく、細かい部分のデザインについてもこだわることができます。裏地やボタンの色柄を変えてみたり、内ポケットの大きさを手持ちの財布や手帳のサイズに合わせたり。
お店によって対応できる仕様変更の幅は多少異なりますが、デザイン性だけでなく機能性を備えることもでき、その分使い勝手の良い自分だけのオーダースーツが出来上がります。
メリット③ 途中で修正を加えることができる
フルオーダーの特徴のうちの1つでもお伝えした、仮縫いはメリットの1つです。 仮縫いをしないオーダースーツの場合、型紙から仕上げまで一気に行ってしまうため、どうしても出来上がりがイメージと違うということはあり得ることです。
仮縫いを挟むことで、実際に着たところを目で確認し、イメージと異なる箇所は修正を加えることが可能です。
生地を余分に残して作ってあるので、大幅なデザイン変更や、急な体型の変化にも対応できます。仮縫いをすることによって、1着目から理想通りの1着を作ることができます。
2-2. フルオーダーのデメリット
次にデメリットです。フルオーダーのデメリットは2点あります。
デメリット① 時間と費用がかかる
1番のデメリットは時間も費用も他のオーダー方法よりたくさんかかってしまうという点です。生地選びや採寸、細かいデザインの決定にもテーラーと話しながら進めるので大体1時間以上はかかりますし、注文してから製作に入り、仮縫いを挟んでようやく出来上がるため、通常1ヶ月〜2ヶ月の期間が必要になります。
フルオーダースーツを着たい大切な用事がある場合は、可能であれば2ヶ月以上の余裕を持って作るようにしましょう。
また、費用に関しても、フルオーダーの場合最低でも10万円前後、20万円程度かかるのが普通で、生地やデザインによっては100万円ほどする場合もあり、価格に関しては他のオーダー方法とかなり異なります。テーラーが一つひとつの工程でそれぞれの要望を反映するためにかかるコストを含んでいるためです。
そのため、これだけの費用を払ってもこのスーツを作れてよかった、作ってよかった、と心から思えるようなお店を選びましょう。
デメリット② 作ることができるお店は限られている
現在、オーダースーツが人気でオーダースーツを取り扱うお店は多くありますが、その中でフルオーダースーツが作れるお店となるとかなり限られます。お客さまの要望を正確にスーツに反映するためには経験が必要ですが、その経験を持ったテーラーは少なく、また若手の人材育成も進みにくい環境にあります。
都市部にはまだ複数のフルオーダーのお店があってその中から選ぶことができますが、地方になるとフルオーダーのお店が少ないか、最悪の場合はないこともあります。
世界に一着、自分だけのスーツを作る機会ですから、多くの選択肢の中からお店を決めたいですが、なかなか選択肢が絞られてくるのが現状です。
以上のようなメリット・デメリットを踏まえて、フルオーダースーツに挑戦するのか、まずはパターンオーダーやイージーオーダーを試してみるのかを決定しましょう。
3. フルオーダーを作るときの流れとポイント
フルオーダースーツを作る際は、お店選びがかなり重要なポイントになります。満足のいくフルオーダースーツを上手に作るために覚えておいて欲しいポイントを、製作工程とあわせてご紹介します。
フルオーダースーツができるまでの流れは基本的に、お店選び → 生地選び → 採寸 → デザインの変更 → 縫製 → 仮縫い → 本縫い → 受け取りという流れです。
3-1. 3つのポイントで目的を決める
まずは、何が目的でスーツを作るのかというところを明確にしておきましょう。スーツをどんなふうに着たいのか、こだわりたい箇所はどこなのかなど、なるべくはっきりとテーラーに伝えることができるようにしましょう。
フルオーダースーツはテーラーと二人三脚で作り上げていくもので、自分自身の要望がはっきりしていないと、なかなかテーラーとしてもどのような箇所に気をつければいいのか分からず困ってしまいます。
とはいえ、初めてフルオーダースーツを作る場合、どんなことを要望として伝えたらいいのか、分りにくいと思います。最低限以下の3つのポイントは押さえておくようにしましょう。
(1) 着用時期(季節)
スーツには夏用と冬用の大きく分けて2種類の生地があります。他にも春秋用や3シーズン、4シーズン着用できる生地もありますが、どの時期に着るスーツなのかによって、ある程度生地の種類やデザインを決定することができます。
(2) 着用シーン
どんな場面でスーツを着ようと考えているのかについてです。仕事用なのか結婚式など大事なイベントなのかによって、生地の色や柄、細かい部分のデザインなどを決定することができます。
(3) 予算
予算の上限値を決めておくと、テーラーもその予算の範囲内で変更を加えることができるので、いつの間にか高額になっていたという事態を避けることができます。
以上3つのポイントを作る前にあらかじめイメージしておき、実際にお店に行って作る時はきちんとテーラーに伝えるようにしましょう。
テーラーはその豊富な経験を活かし、またふとした会話や採寸結果の中から、お客さま自身気づいていない体型的特徴や要望を聞き出して、オーダースーツ作りに反映してくれるはずです。
3-2. お店選びの5つのポイント
フルオーダースーツの出来を大きく左右するのが、このお店選びです。きちんとイメージ通りのスーツを作るために、お店選びにはこだわりましょう。満足できるお店を選ぶための5つのポイントをご紹介します。
(1) テーラーの経験が豊富そうかどうか
お店のホームページや、実際にお店を訪れた時の対応の仕方などを見て、経験豊富なテーラーがいるかどうかを確認しましょう。
先ほども述べた通り、フルオーダースーツはテーラーと二人三脚で作り上げていくもの。テーラーが信頼できない場合、良いフルオーダースーツは作れません。テーラーには徹底的にこだわりましょう。例えば、
・これまでどれくらいフルオーダースーツを作ったことがあるのか
・体型の特徴にどのように手を加えるのか
・要望に合わせておすすめのデザインを紹介してくれるか
・保証内容はどのようなものなのか
ということを質問し、答えてくれるかどうか、その答えが信頼できるかどうかを判断することで、あなたに合ったお店やテーラーがきっと見つかるはずです。
(2) 縫製がちゃんとしているかどうか確かめる
フルオーダーではハンドメイドであれば手作業で、マシンメイドであれば工場での縫製を行っています。
縫製技術には差があるので、お店に置いてあるサンプルなどを参考に、きれいに仕上げられているものを選びましょう。
(3) 自分がかっこいいと思うモデルがあるかどうか
オーダースーツを取り扱っているお店では、「イギリス型」「アメリカ型」「イタリア型」といった、スーツの大体の形を「モデル」という名前で分けています。
店頭やWebサイトを見て、自分がかっこいい!と思えるモデルがあるかどうかで候補を決めましょう。
「オーダスーツを初めて作るときに知っておきたいおすすめデザイン集」
(4) 生地が豊富で質が高いかどうか
大量の生地から自分のお気に入りのものを見つけ、それを使ってスーツを作ることができる、というのがオーダースーツの魅力です。
お気に入りの生地と出会うためにも、生地の種類が豊富でしかも質が高いお店を選びましょう。生地を100種類程度置いてあるお店ならまず安心です。
まずは生地見本と呼ばれる、小さく切った生地がまとめられているものを見てみましょう。
次に、自分の反物(大きな布)の形になっているもので、自分の身体に合わせてみましょう。生地見本でも色や触り心地を確認することはできるのですが、サイズが小さいので実際に服として出来上がると色味や質感が思っていたものと違うことがあります。
テーラーに「こういうスーツを探している」「こういう生地がほしい」と説明した時に、次々と候補を出してきてくれるお店がおすすめです。また、お店によって仕入れる生地の傾向が違うので、お店側が提供している生地と自分の趣味が合うかどうかも重要なポイントです。
(5) 価格が適正かどうか
お店のサービス全体を見て、納得できる価格かどうかを判断しましょう。上の4つのポイントはきちんと満たしていますか?
安心して購入できる値段としては、10万円代〜20万円代です。それ以上は高級な生地を使っているか、デザインの変更などオプション代金がかかっている場合が多くなります。
30万円以上のオーダースーツは過剰にお金がかかっているというわけではなく、あなたが納得してそれだけの金額を出してもよいと思えるかどうかが最も重要です。納得できない箇所がある場合は、必ずテーラーに相談しましょう。
3-3. 3つのポイントで生地を選ぶ
お店が決まったら、いよいよ具体的な注文に入っていきます。まずは、自分がイメージした通りのスーツが作れるような生地を選びましょう。生地を選ぶ時には、スーツ生地の特徴をおさえて、注意して見ると選びやすくなります。
2. 狭い面積で見るのと、広い面積で見るのとでは、質感や色合いが違う
3. 照明の色合いによって、質感や色合いが違う
以上3つの特徴を念頭に置いて、いろいろな状況においた時の生地の見え方を確かめましょう。どんなシーンでスーツを着たいのかによって適切な生地は変わります。
例えば仕事用に着るスーツであれば、光沢があるような生地は不向きですが、パーティーなどで着るスーツに関しては多少光沢があった方が映える場合もあります。
明るい場所や暗い場所で見てみたり、鏡からの距離を変えたりして、さまざまな状況においてどのように見えるのかを確認しましょう。
「スーツの良い生地の見分け方|着心地も見栄えも良い生地選びの3つのコツ」
3-4. 採寸してもらう
生地選びが終わったら、いよいよ採寸です。実際の店舗で採寸してもらう時に気をつけたいのが、服装です。上手にオーダースーツを作るためには、着ていく服装にも気を配ることが理想的です。
(1) ワイシャツ
上着の袖丈の長さを決める時に重要になります。Tシャツを着ていくと、袖からワイシャツが見える理想的な長さを決めることができません。
(2) 革靴
ズボン(トラウザーズ・パンツ・スラックスとも呼びます)の長さを決める時に重要になります。また、靴の大きさによって裾の幅を決定する場合もあります。
他にも使い慣れたベルトがあると安心です。腰の位置を決定する際に、普段どの位置でズボンを履いていますか?と聞かれると思いますので、その位置を把握しておきましょう。
また、厚手の服を着て行ったり、ズボンに何か入っていたりすると、正確な数値を測ることができず、身体にフィットするスーツが作れないので注意しましょう。
3-5. 細かいデザインを変更する
オーダースーツの醍醐味でもある、自分好みにデザインを変更できる段階です。フルオーダーはさまざまな要望に応えてデザイン変更などを行ってくれるのが魅力です。変更できる箇所についてはお店によって異なりますが、一般的なパターンオーダー・イージーオーダーのお店よりはかなり多くなります。
しかし、どんなことも叶えてくれるというわけではありません。裏地のデザインやボタンの種類などはお店が取り扱っているものに限られますし、仮に取り寄せることになれば追加料金がかかってきます。
テーラーと、そして自分の予算と相談しながら、どこまでの変更を加えるのかについて吟味しましょう。こちらの細かいデザインの変更については、次の仮縫いの時にも変更を加えることが可能です。
3-6. 仮縫いで要望を伝える
フルオーダースーツの特徴的なポイントである仮縫いの段階では、スーツはしつけ糸と呼ばれる白い糸で軽く縫い合わされているだけの状態なので、初めは驚くかもしれません。簡単に袖が取り外しできる状態になっているので、肩周りの調整も可能です。
スーツを試しに着てみて、気になる部分は積極的にテーラーに伝えることが重要です。より満足できる一着を作るためには、どんな細かい部分であってもテーラーに伝え、全体のバランスを考えながら調整してもらいましょう。
3-7. 実際に着てみた感想をテーラーに伝える
フルオーダースーツが出来上がったら、まずは実際に着てみましょう。満足できる着心地でしょうか?
フルオーダーの場合、時間も費用もかかっているのでその感動はひとしおのはずです。着てみたスーツが体に合っていれば、そのスーツを作る時に使用した型紙はあなた専用のものとして残るので、体型に変化がなければ何度でも同じようなフィット感のスーツを作ることができます。
最初着た時に気になる箇所や、何回か着て過ごしてみて気になる箇所があれば、テーラーに伝えておきましょう。2着目以降を作る時に参考になります。
以上7つの大きなポイントを押さえて、本当に満足できる一着を作ってくださいね。
4. フルオーダーのおすすめ店6選(東京・大阪・名古屋)
ここでは、フルオーダーでおすすめのお店を6つご紹介します。店舗がある場所は限られますが、ぜひお店探しの参考にしてみてくださいね。
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【タイプ】イージーオーダー/フルオーダー
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テーラー神谷【価格】58,000円(税抜)~
【タイプ】イージーオーダー/フルオーダー
【厳選ポイント】数少ない自社内工房と熟練の職人による仕立て
髙橋洋服店
創業1903年と、オーダースーツ店が多い銀座の中でもひときわ長い歴史を持つ老舗「髙橋洋服店」。
接客から納品までを熟練のテーラーが担当するため、一人ひとりの体型や着用シーンから、徹底的に着心地にこだわったスーツを仕立てられます。
また、スーツの本場であるイギリスの高級生地を中心に取り扱っており、その品質の高さから10年以上は着られる最上級の1着を作ることができます。
【ブランド名】髙橋洋服店
【価格】160,000円(税抜)〜
※仕立て代 90,000円(税抜)~
+服地代 70,000円(税抜)~
【納期】約4週間~
【タイプ】フルオーダー
tailor LATO
身体の細部までフィットする本格的なフルオーダーが魅力の「tailor LATO」。
首や肩・腕周りといった身体の曲面を正確に採寸して仕立てることで、着心地が圧倒的に軽く疲れにくいスーツが完成します。
また、独特の厚みと柔らかな風合いが特徴のヴィンテージ生地を多く取り揃えているため、普段のスーツと一味違う1着をお探しの方にも最適です。
【価格】145,000円(税抜)~
※仕立て代・服地代別
【納期】約8週間~
【タイプ】フルオーダー
SUITBAR(スーツバー)
自由度の高いオーダースーツが手頃な価格で手に入る「SUITBAR」。
縫製の海外委託や機械化などコストを省いた工程を採用しているので、デザインの自由度が高いフルオーダーながらも5万円台から購入できます。
また、定番の生地だけでなくデニムやナイロンなどカジュアルな生地も多いので、用途に応じた個性的な1着がほしい方にもぴったりです。
Tailor Made Dandy(テーラーメイド・ダンディ)
「一期一会」をコンセプトに上質なフルオーダースーツを提供する「Tailor Made Dandy」。
サイズ調整に必要な「仮縫い」を2回に分けて細やかに作成してくれるため、自分の体型に合った理想的なシルエットに仕上がります。
また、完成後のお直しや修繕などはそのスーツを仕立てた職人が担当するため、長い間愛用できるスーツをお探しの方にも最適です。
【店舗名】Tailor Made Dandy
【価格】163,000円(税抜)~
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【タイプ】イージーオーダー / フルオーダー
テーラー カツラ
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1人の職人が全ての縫製工程を担当する「丸縫い」でスーツを仕立てるため、軽く柔らかい着心地抜群の1着が手に入ります。
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【ブランド名】テーラー カツラ
【価格】75,000円(税抜)~
【納期】約4週間~
【タイプ】イージーオーダー / フルオーダー
テーラー神谷
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全行程を丁寧な手作業で行うため、上品なシルエットと長時間着ても疲れにくいフィット感を持つ1着が手に入りますよ。
【価格】58,000円(税抜)~
【納期】約4週間~
【タイプ】イージーオーダー / フルオーダー
5. まとめ
以上、フルオーダーについての知識は深まりましたでしょうか。
オーダースーツはもともと「ビスポーク(Be Spoken)」と呼ばれ、お客さまと作り手の会話を大切にしていました。
フルオーダースーツを作ることができる職人は日本全国でも限られており、その分値段も時間もかかりますが、最高の1着を手に入れることができます。
人生の節目や大事な日の装いとして、一度フルオーダーを試してみてはいかがでしょうか。
先に編集部おすすめのお店を知りたい方は、「4. フルオーダーのおすすめ店6選(東京・大阪・名古屋)」をチェックしてください。