ビジネスマンにとって、スーツは自分の印象を決めるアイテム。

過去、自分の体型を気にせずにサイズを選んでいたとしても、街行くビジネスマンのスーツ姿を見るようになり、スーツ姿がビシッと決まっている人を見たときは、「自分もスーツをビシッと着こなしたい!」と思いますよね。

しかし、例えば「痩せ型や肥満体型の場合は、どのサイズを選べばビシッと着こなせるようになるのだろう?」と悩みを感じたことはありませんか。

今回はそんな自分の体型に合うスーツのサイズを知りたい方のために「スーツのサイズ」について解説をしていきたいと思います。

1. スーツのサイズについて知っておきたい前知識

「自分の体型に合ったスーツのサイズ」、言い換えれば「ビシッとした印象を与えるスーツの着こなし」を演出するためにはまず、現代のスーツのシルエット、スーツのサイズ、つまり紳士服のサイズの常識について知る必要があります。

このチャプターでは、既製品のスーツのシルエット、そしてスーツのサイズについてそれぞれ紹介をしていきます。

1-1. スーツのシルエットについて

既製品のスーツのシルエットは、大きく分けて3つのパターンに分かれています。ご自身の体型、そして自分の求めるシルエットはどれに当たるのか?を考えてみてくださいね。 

【スリムシルエット】
年齢
:20~30代前半
特徴:全体的に細いシルエットのスーツ。ウエスト、襟幅、股上、そしてワタリ幅などを細くし、全体的にすらっとしたシルエットを演出。

【スタンダードシルエット】
年齢
:全年齢
特徴:細すぎず、太すぎないスタンダードなシルエットのスーツ。スタンダードのシルエット。

【ゆったりシルエット】
年齢
:40~50代
特徴:体形がかっちりとした人、スーツをゆったり着用したい人向けのシルエット。

3つのシルエット

国内のスーツブランドでも、ブランドごと、また展開しているラインナップごとに「シルエット」が異なりますので、まず「スーツは大きく分けて3つのシルエット」がある、ということを押さえていればOK。
 
その上で、「自分が求めるシルエットはどれだろう?」を考え、例えば店舗などで気になった商品があれば店員の方へ「この商品のシルエットはスリムなものですか?それともスタンダードシルエットですか?」と聞くように癖つければ、自分が欲しいシルエットと違うものを購入することはなくなるでしょう。

1-2. スーツのサイズについて

既製品のスーツのサイズは、華奢な体型の人、標準的な体型の人、がっしりした体型の人、そしてふっくらした体型の人に合わせてサイズが設けられています。 自分の体型と見比べて、どのサイズが自分の体型に合っているのだろうか、をチェックしてみてください

号数
ここにコメント体型の号数は、JIS規格にて「胸囲とウエストとの差(名称:ドロップ寸)」で定められています。体型が細い順に、Y体、YA体、A体(標準体型)、AB体、BB体、BE体、E体となります。(*Y体:ワイタイと読みます)

1-3. サイズを知るために必要な体型情報

自分の体型に合うスーツのサイズ(号数)を選ぶための情報として、基本的には

  • 身長
  • ウエスト
  • バスト

の情報が必要になります。「2. 自分にぴったり合うスーツのサイズの見つけ方」で計測方法を紹介していきますので、参考にしてくださいね。

2. 自分にぴったり合うスーツのサイズの見つけ方

自分の体型に合ったサイズのスーツを選ぶにはご自身の体型のサイズを知る必要があります。このチャプターでは、「自分の体型に合うスーツのサイズの見つけ方」について紹介をしていきます。

2-1. 自己採寸する

自分の体型に合ったサイズのスーツを選ぶ方法として、自分で計測ができる方、または身近に計測ができる人がいらっしゃる方は、ご自身の

  • 身長
  • ウエスト
  • バスト

を測りましょう。

「ウエスト測り方」

ウエストの測り方_20150222 from LaFabric on Vimeo.

 

  「バスト測り方」

採寸レクチャー動画「胸囲(上胴)」 from LaFabric on Vimeo.

えっ?たった3つでいいの?と思う方もいらっしゃると思いますが、3つで十分です。 というのも、既製品のほとんどのブランドはこれらの3つ(または身長、ウエストの2つ)があれば、ご自身の体型に合うサイズを見つけることができるためです。

逆を言えば、スーツの着こなしが不恰好に見えてしまっている人は共通してこの3点を気にかけずにスーツを選び、自分の体型に合っていないスーツを着用していると断言できるでしょう。

「今のサイズは自分の体型に合っているのだろうか?」と気になる人は、普段着用しているスーツを購入した時を思い出して、「このスーツを購入する時、この3点を気にして買っていただろうか?」と思い返してみてくださいね。

2-2. 普段着を参考にする

自分の体型に合ったサイズのスーツを選ぶ方法として、手軽な方法として挙げられるのが
普段着用をしているスーツのサイズ表記
を見て判断することです。

国内のスーツブランドであれば、基本的に

  • 上着は内ポケットの中
  • スラックスは後ろポケットの中

にスーツのサイズが記載されたタグが付いてあります。 このアルファベットと数字の組み合わせの表記がサイズとなりますので、そちらで普段、着用をしているサイズを確認することができます。

豆知識
なお、オーダースーツにはタグは付いておらず、海外ブランドのスーツはサイズ表記が異なりますので、注意が必要です。

2-3. 店舗で測る

  • スーツ サイズ


自分の体型に合ったサイズのスーツを選びたいと考えているけども、そもそも自分自身の体型のサイズが分からない、自分自身でサイズを測るのも不安…という方はずばり! お気に入りのスーツブランドの店舗へ行き、スタッフの方に「採寸をしてほしい」 と一度、相談をしましょう。

「採寸だけしてもらうのは、なんだか気がひけてしまう...」と思ってしまうかもしれませんが、一度、自分の体型サイズを測れば、どのブランドを選ぶ時でも応用ができますので、思いきってスタッフの方にお願いすることをおすすめします。

3. スーツのサイズについて・オンラインショッピングでの注意点

  • スーツ サイズ

スーツを店頭で購入したい人がいる一方で、多忙でお店に時間がない人にとっては、オンラインショッピングでスーツを購入できれば便利ですよね。

しかし、 「オンラインショッピングでスーツを購入する場合、自分でスーツのサイズをどのように選べばいいのだろう?」 「注文前に注意しておくべき点はどのような点だろう?」 と心配になるもの。

このチャプターでは、「ネットでスーツを購入したい人のために押さえておくべき点」をご紹介していきます。

3-1. オンラインショッピングで安心して購入するために

オンラインショッピングでスーツを購入したい方は、「2. 自分にぴったり合うスーツのサイズの見つけ方」で紹介をした

・ご自身の身長、ウエスト、バスト

または

・今着用をしているスーツのサイズタグ

があればネットでも安心してスーツを購入することができます。

それぞれ注意点がありますので、ケースごとに分けて紹介をしていきます。

3-2. ご自身の身長、ウエスト、バストの情報を参考に購入する場合

  • スーツ サイズ

この3点の情報があれば、基本的にはオンラインショッピングでもスーツを購入することができます。

というのも国内ブランドであれば、各社の公式サイトでこれらの情報を元に「自分の体型だと、どのサイズを選ぶべきなのか?」をサイズ表から選ぶことができたり、体型情報を入力すれば、自分はどのサイズがオススメなのか、を表示してくれるためです。

しかし、ここで注意をいただきたいのは、例えば「普段A社のスーツを着用しているけども、今回はB社のスーツを着てみたい」と考えていて、B社のスーツを購入するにあたり、ご自身の体型情報を参考にネットから注文をしてしまうこと。

一見、問題ないように見えますが、ここで抜けているのは「実際にB社で試着をしていない」ことが挙げられます。

理由としては、いくらご自身の体型サイズを参考にスーツを選んでいても、各ブランドはそれぞれシルエットに違いがあるので(そのシルエットの違いがブランドの違いでもあります)、このような注文の仕方をした場合、B社の商品が届き、試着をした時に「思っていたサイズ感と違う..」という事態が発生しかねません。

なので、このようなケースの場合はまず「B社の店舗へ行き、自分の体型に合うサイズを見つけ、試着し、B社なら〜のサイズが良い」と自分の好みを見定めてから、ネットで購入をすることが鉄則です。

3-3. 今、着用をしているスーツのサイズタグを参考に購入する場合

 

新しいスーツを購入するにあたり、現在着用をしているスーツのサイズタグを参考にし、同ブランドの商品を選ぶ条件であれば、オンラインショッピングでも安心して商品を購入することができます。

ここで注意を頂きたいのは、前述の通り、同じ国内ブランドでもA社のスーツとB社のスーツとでは、スーツのサイズが異なるので、A社のサイズをそのまま参考にしてはいけないという点。

またあえて言えば、同じA社の商品を購入する場合でも、A社の中で展開しているスーツのブランドのラインナップによってシルエットが異なる場合がありますので、気になる方は一度電話や店舗へ行き、「過去に〜のスーツを〜のサイズで購入したのですが、〜のスーツは同じシルエットですか?」と確認をすることがいいでしょう。

4. その他・スーツのサイズに関する豆知識

自分の体型に合ったスーツの選び方、オンラインショッピングでの注意点などを紹介してきましたが、このチャプターではその他の「サイズについて役立つ豆知識」を紹介していきます。

4-1. 海外サイズ表記と日本サイズ表記について

海外ブランドのスーツを選ぶ場合、スーツのサイズ表記が国内のブランドと異なるため、「どの表記が日本でいうSサイズ、Mサイズ、 Lサイズなのだろう?」と悩んでしまいますよね。

アメリカ 32 34 36 38 40 42 44 46 48
ヨーロッパ 42 44 46 48 50 52 54 56 58
イギリス 32 34 36 38 40 42 44 46 48
日本 S S M M M L L XL XL

 ここでは、そんな悩みを解決するために海外ブランドのサイズ早見表を作成しましたので、「海外ブランドのこのサイズは、日本だとどのサイズに当たるのだろう?」と思ったときの参考にしてください。(サイズ表はあくまでも参考ですので、試着をお忘れなく)

4-2. サイズ体型表についての紹介

国内ブランドのスーツ(既製品)から自分の体型にあったスーツを選ぶ場合は、スーツのサイズ体型表を参考にサイズを選びます。

 

   「1-1. スーツのシルエットについて」の中で説明をしたように、スーツのサイズによって細身のもの、ゆったりとしたシルエットのものがあります。

筋肉質な方や怒り肩でサイズ選びが不安な方は、購入を検討しているブランドへ一度、サイズについて相談してみるのがよいでしょう。

5. まとめ

以上、スーツのサイズについての記事はいかがでしたでしょうか。

今までスーツのサイズ選びに悩んでいた方も「自分の体型に合ったサイズのスーツ選びって、意外と簡単なんだ」ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

念押しですが、自分の体型に合うスーツのサイズは、ご自身の

  • 身長
  • ウエスト
  • サイズ

の3つの情報があれば目星をつけることができます。

しかし、各ブランドによって「スーツのシルエット」が異なりますので、自分の体型に合ったスーツを選びたいと考えている方は、一歩踏み込んで「そもそも自分はどんなシルエットのスーツが欲しいのか?」「自分はスーツのサイズ感に何を求めているのか?」を考えることから始めるのが良いでしょう。

そうすれば、どのブランドのスーツでも自分の体型に合いますし、自分が求めるサイズ感のスーツを選ぶのに応用することもできますので、ご自身にぴったりなスーツの選び方のコツとして、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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