ビジネスシーンの必需品であり、第一印象にも大きな影響を与えるスーツ。

お店や通販サイトに数多くの商品が並ぶ中で、自分にぴったりな一着を見つけるのって難しいですよね。 

そこで今回は、

・スーツ選びで見るべきポイント
・スーツ初心者におすすめのブランド

・シーン別のおすすめスーツ
・周りに差をつけるお洒落なスーツデザインの紹介

という内容で、初心者の方がスーツを選ぶ上でポイントとなる知識をまとめてみました。

スーツ選びにお悩みの方も、この記事を参考に、お気に入りの一着を見つけていただけます。ぜひ、目を通してみてくださいね。

(※この記事は、2017年7月時点での情報を参考にしています。)

1. スーツ選びで見るべきポイント3点

こちらでは、スーツ選びの基本となるポイントを解説していきます。

スーツを新調される際にも知っておいて損はない内容となっていますので、ぜひ、目を通してみてくださいね。

1-1. 自分の体にあったサイズを選ぶ

  • スーツ おすすめ

「スーツに着られている」と思われないためには、なにより体型に合うサイズを選ぶことが最も重要です。

ジャケットとパンツを着こなすためには、

ジャケットは「肩幅」と「バスト」で合わせる
パンツはウエストで合わせるのではなく「ヒップ」で合わせる

ことがポイントです。

体格に対して、細身すぎたり、ぶかぶかすぎる着こなしをしてしまっては、きちんとスーツを着こなしているとは言えませんので、まずここから覚えてくださいね。

体に合うスーツを選びのきほん
ジャケット編
上着を選ぶ時は、「上着の肩山と肩のトップの位置が合うサイズを選ぶ」ようにしましょう。ちょうど良いサイズだと感じた場合、肩をつまみ、約1.0cmほどのゆとりがあればちょうど良い証拠です
 

次にボタンを閉めた状態で、「ウエストに握りこぶしが1つ入るゆとりがある」ことを確認しましょう。ボタンを閉じ、ウエスト周りにシワがなければ、ちょうど良いサイズです

 
パンツ編
パンツを選ぶ時は、「ヒップがきつくないサイズを選ぶ」ようにしましょう。ヒップが最も出ている部分から、足元にかけてパンツのラインがストンと綺麗に落ちていると良いサイズと言えます。

1-2. スーツは生地選びが最も重要

スーツ,おすすめ

生地選びは、「着心地」や「シワのなりにくさ」など、スーツ選びの最も重要な点です。

生地を選ぶポイントを大きくわけると、

シワのつきやすさ、戻りやすさ
ストレッチ性(着用時の柔らかさ)の有無
光沢感があるかどうか

の3つがあります。

生地を選ぶ場合は、どの生地も同じと思わず、ご自身のニーズや着用シーンに合わせた生地を選ぶようにしてくださいね。

すぐに参考にできる生地の特徴
シワのつきにくい生地・・・ポリエステル混素材のもの
⇒「強撚糸」と呼ばれる生地は、さらにシワの復元力があります

ストレッチ性のある生地・・・ポリウレタン混素材のもの
⇒ウール100%、ポリエステル100%でも伸縮性のある商品もあります

光沢感のある生地・・・シルク(絹)混合のもの
⇒ 普段の仕事向けには控えるのがベターですが、お祝いの席にはシルク混のスーツを合わせると華やかな着こなしになります

1-3. 季節に合うスーツの種類と生地を選ぶ

スーツ,おすすめ

四季のある日本で快適に、かつ季節感のある着こなしをするためには、

季節に合わせた種類のスーツを選ぶ
季節感のある生地を選ぶ

ことがポイントです。

このシーズンに合わせたスーツの着こなしも、スーツ選びの基本となりますので、参考にしてくださいね。

季節に合うスーツ選びのきほん
春夏・・・上着の裏地がない「背抜き仕様」
⇒ 定番生地「サマーウール」「モヘア」「トロピカル」
 
春夏の生地は、通気性をあげるために、生地はあえて荒い織り方になっており、風通しがよくなる工夫が施されています
 
秋冬・・・上着の裏地がある「総裏仕様」
⇒ 定番生地「フランネル」「ツイード」「ダイアゴナル」
 
秋冬の生地は、保温性をあげるために、生地はあえて細かい織り方になっており、体温で温まった空気を逃さない工夫が施されています

2. スーツ初心者におすすめのブランド3選

こちらでは、特にスーツ初心者の方におすすめのブランドを

・コストパフォーマンスが良い

・かっちりした雰囲気ではなく、カジュアルな雰囲気のお店である

という軸より、ご紹介したいと思います。

お店の特徴と、おすすめのポイントを添えて紹介していくので、ぜひお店選びの参考にしてくださいね。


LaFabric(ラファブリック)

ネットでオーダースーツ・シャツを1着から注文できるカスタムオーダーの通販サイト「LaFabric」。

製品はすべてメイドインジャパンで、ベーシックな生地に加え、ストレッチ性、洗濯可、撥水性など、他の紳士服店にない機能性に優れた素材を多く取り揃えています。

サービス最大の特長は一度、体型情報を採寸〜登録をすれば、あとはネットからオーダーができるところ。

カジュアルに相談できる雰囲気やスタッフがお多いお店なので、気軽に足を運びやすいブランドです。

ブランド詳細

【ブランド名】LaFabric
【価格】44,800円(税込)〜

公式サイトを見る

THE SUIT COMPANY

20〜30代の若手ビジネスマン向けにデザイン性の高い商品を、リーズナブルな価格で提供する「THE SUIT COMPANY」。

量販店ながら高級スーツに使われるオプションの袖を開閉できる「本切羽仕様」など、こだわりのある商品ラインナップを揃えています。

「2着目以降のスーツを1万円引き」「学割10%OFF」などのお得な割引サービスも開催しているため、着数を揃えたい新社会人、就活を始める学生の方におすすめです。

ブランド詳細

【ブランド名】THE SUIT COMPANY
【価格】19,000円(税別)〜

公式サイトを見る

green label relaxing

大手セレクトショップのUNITED ARROWSが展開するカジュアルラインのお店「green label relaxing」。

きれい目で、シンプルな商品を多く揃えているため、肩の力を抜いてお洒落なスーツを探したい人にぴったりです。

ベーシックなデザインの1着が欲しい、という方のエントリーショップとして足を運びやすいと思います。

ブランド詳細

【ブランド名】green label relaxing
【価格】ジャケット19,440円(税込)〜
    パンツ9,720円(税込)〜

公式サイトを見る

3. シーン別におすすめしたいスーツ8選

ここでは、着用シーン別におすすめのスーツデザインをご紹介していきます。スーツ選びや、コーディネートのご参考にしてくださいね。

3-1. 新入社員向け|明るいネイビーで爽やかに決める

フレッシュさを感じさせる「ネイビースーツ」は、社会人としてスタートを切ったばかりの、新入社員の方におすすめです。

ビジネスシーンでは定番色となりますが、白いワイシャツと合わせれば、若々しく爽やかな印象を与えることができます。

また、サックスブルー(水色)のシャツと合わせると、堅実で真面目な印象になるので、初対面の方と会うときにも、ぜひお試しください。

スーツ,おすすめ
このシーンでのポイント
「フレッシュさ」「誠実な印象」をアピールする 
 
白や青色のアイテムを使い、爽やかにまとめる

3-2. 営業マン向け|王道コーディネートで信頼感を得る

外回りの多い営業マンは、信頼感を得られるように、失敗のない王道コーディネートでまとめるようにしましょう。

スーツの色は、落ち着きを感じさせる「ブラック」や「グレー」、「濃いネイビー」といった暗めの色がおすすめです。

合わせるネクタイに迷う場合は、日本のビジネスシーンでは定番となっている、ストライプ柄(レジメンタルタイ)を選ばれてはいかがでしょうか。

スーツ,おすすめ
このシーンでのポイント
目立つコーディネートよりも、きちんとした着こなしを意識する

好感度も意識し、ネクタイなどの小物類には明るい色を選ぶ

3-3. オフィスワーク向け|薄く柄の入ったスーツ

オフィスでお洒落をしたい時には、薄く柄が入ったスーツ華やかな色のネクタイがおすすめです。

写真のスーツはよく見ると細かいチェック柄が入っています。目立たない柄なら職場でも浮かず、さりげなくセンスの良さをアピールできます。

スーツ,おすすめ
このシーンでのポイント
あくまでスーツの柄はさりげなく、悪目立ちしないようにする
 
スーツ、シャツ、ネクタイの中で柄物は2つまでに抑えるようにする

3-4. 大事なプレゼンの日に|知的な印象のグレースーツ

大事なプレゼンテーションなど、大勢の人の前でお話をする機会には、知的な印象の「グレースーツ」はいかがでしょうか?

その際、無地などの落ち着いたデザインを選べば、上品さや落ち着きを感じさせることもできます。

また、ネクタイの色には「赤」をお試しください。赤い色は強い熱意を感じさせるので、自分の主張をアピールしたい時にはぴったりです

スーツ,おすすめ
このシーンでのポイント
赤い色のアイテムを取り入れて、熱意をアピールする
 
スーツやシャツには落ち着いたデザインを選び、知的な印象も与える

3-5. 謝罪など誠意を伝える時|モノトーンで控えめにまとめる

謝罪の際は、誠意を伝えるためにも、全体的に落ち着いた色でまとめた控えめな装いを心がけましょう。

そのような場合には、グレーのスーツがおすすめです。比較的目立たない色で落ち着いた印象になるため、相手の気持ちをなだめる効果があります。

ネクタイもモノトーンでまとめると、さらに誠実な印象になります。

誠実さを感じさせる意味では青色も良いのですが、あまりに鮮やかなものは避けた方が無難でしょう

スーツ,おすすめ
このシーンでのポイント
誠意を伝えるためにも、控えめな着こなしを心がける
 
モノトーンだけでまとめる必要はないが、鮮やかな色は極力避ける

3-6. 冠婚葬祭など特別な場面|礼服とフォーマルスーツ

  • スーツ,おすすめ

大人になると参列する機会が増える冠婚葬祭に備えて、普段着るスーツに加え「礼服」を用意しましょう。

ビジネス向きのブラックスーツとは違い、礼服は濃度の高い黒色、シルエットはゆったり、という特徴があります。

社会人であれば、必ず1着は礼服を持つようにしてくださいね。

スーツ,おすすめ
このシーンでのポイント
普段の服装とは別に考えた、フォーマルな着こなしを心がける
 
結婚式やお葬式では、シャツは白色、靴や靴下は黒色にしたが無難

3-7. パーティーでお洒落に決めたい|スリーピーススーツ

お洒落さをアピールしたいパーティー会場などでは、ベストを合わせたスタイルがおすすめです。

ベストの着こなしにはテクニックが必要な分、かっこよく着こなすことができれば、センスの良さや小慣れ感を演出してくれます。

ベストを後から買い足す方法もありますが、あらかじめ三つ揃えで作られた「スリーピーススーツ」ならば、コーディネートで失敗する心配もありません。

スーツ,おすすめ
このシーンでのポイント
その場のドレスコードを一番に尊重する
 
ビジネスシーンとは違った、華やかなお洒落を意識する

3-8. デートでかっこよく決めたい|ダブルスーツ

高級なレストランで大切な人とのデートなど特別な日には、前ボタンが2列配置された、ダブルスーツを着てみてはいかがでしょうか?

シルエットがスタイリッシュに決まりますので、ワンランク上のセンスの良さをアピールしたい時に、特におすすめです。

スーツ,おすすめ
このシーンでのポイント
シルエットにも気を配ることで、さらにお洒落に仕上げることができる

上品な落ち着いた着こなしで、その場との調和をはかる

4. 周りに差をつけるお洒落なスーツデザイン

ここでは、ベーシックな着こなしから感度を少しあげた「周りと差をつけれるような、お洒落なスーツ」の着こなしやデザインについて解説していきます。

4-1. スタイルが良く見える細身のスーツ

シルエットをスマートに見せ、スタイルよく見えるスリムなスーツが気になる・・・という方も多いのではないでしょうか?

ここでは細身のスーツを選ぶ時に見るべきポイントを、

①ジャケットの着丈
②パンツの裾
③ジャケットの下襟の幅

の3点に分けて、順番に解説していきます。

①ジャケットの着丈

  • スーツ,おすすめ

細身のスーツを選ぶ場合、ジャケットの着丈は短めのものを選ぶのがおすすめです。

目安としては、ジャケットを羽織り、ヒップがぎりぎり隠れる長さからヒップの真ん中あたりまでがちょうど良い長さです。

ヒップが半分以上見えてしまうぐらいの着丈の場合、 フォーマル向けではなくカジュアルな印象になってしまうため、「短すぎる着丈」は避けるのが鉄則です。

②パンツの裾

  • スーツ,おすすめ

パンツ丈は、裾が靴の甲に触れる程度の「ハーフクッション」から、靴の甲にかぶらない「ノークッション」の間の長さにすると、すっきり着こなすことができます。

細身のスーツだからと言って、あまりに裾が短すぎるとビジネスシーンでは不適切のため、注意が必要です。

③ジャケットの下襟の幅

ジャケット襟の、胸の前あたりにあたる部分を下襟(ラペル)と言います。

視線の集まりやすい部分にあたりますので、ラペルの太さも、スーツを細身に見せる上で重要な要素となります。

ビジネス範囲内で使用する場合は、7.5cm〜8.0cmくらいを目安としてください。

それ以上細いと、定型から崩したカジュアルな印象が強くなるので、ビジネスでの使用は避けましょう。

4-2. 威厳と上品さを感じさせるクラシックスタイル

スーツの伝統的なデザインに立ち返り、トレンドに左右されない「クラシック回帰」されたスーツは、威厳と上品さを感じさせてくれます。

クラシック要素の強いスーツの特徴は、下記の3点です。

①太めのラペル幅
②タック(プリーツ)付きのパンツ
③ベストとセットの、スリーピーススーツ

それでは、一つずつ詳細を見ていきましょう。

①太めのラペル幅

  • スーツ,おすすめ

スーツの伝統的なデザインとしては、ジャケット襟の、胸の前あたりにあたる部分を下襟(ラペル)の幅は、8.0cm〜9.0cmとされています。

いわゆる細身スーツとされているデザインと比べると、少し太めに作られているように見えますよね。

スーツをしっかりとした作りにすることで、体型をたくましく見せ、男性的で魅力的なシルエットを作ってくれます。

②タック(プリーツ)付きのパンツ

タック(プリーツ)とは、パンツにつけられたヒダのことを指しています。

タックには、立ち止まった時のパンツのラインを綺麗に見せる役割があり、伝統的な手法として使われてきました。

下半身をタイトに見せたいのならば、タックなしのパンツもおすすめです。

ただ、クラシックの流れを組むスーツを着たい時には、このタックが一本以上付いているパンツを選ぶと良いでしょう。

③ベストとセットのスリーピーススーツ

  • スーツ,おすすめ

伝統的なスーツスタイルでは、シャツは下着と考えられていたため、ジャケットとは別に、シャツの上にベストを着用することは必須とされていました。

そのため、ジャケット・パンツ・ベストが同じ生地から作られた、スリーピーススーツが、スーツの本来のスタイルとされています。

ベストを後から買い足すのではなく、あらかじめジャケット・パンツ・ベストの三つ揃えで購入することがポイントです。

5. まとめ

スーツのお洒落な着こなしは、スーツ選びから始まります。

今回ご紹介したおすすめスーツや、スーツ選びのポイントを参考にすれば、あなたにぴったりな一着が見つかるはずです。

見た目の好みだけでなく、サイズ感や生地・着て行くシーンにも気を配り、スーツスタイルならではのお洒落を楽しんでくださいね。