スタイリッシュでお洒落なイメージのブラックスーツ。

最近は、ビジネスシーンでも着用する人が増えてきましたね。ただ、ブラックスーツは本来、冠婚葬祭でよく着用されているスーツです。

フォーマルとビジネス、どちらで着用するのが正解なのか、迷っている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はブラックスーツの着用シーンから、着こなし術までまとめて紹介していきます。ブラックスーツの正しい知識を身につけて、上手に活用していきましょう。

(※この記事は、2017年4月時点での情報を参考にしています。)

1. ブラックスーツの正しい知識

1-1. ブラックスーツの着用シーン

  • ブラックスーツ

ブラックスーツは本来、フォーマルな装いとされています。日本では冠婚葬祭、海外ではパーティーでの着用が一般的です。

ですが、昨今の就活生や新入社員のブラックスーツの着用率の高さからもわかるように、ビジネスシーンでの着用も許容されてきています。

特に、ジョルジオアルマーニやディオールオムのようなラグジュアリーブランドが、ブラックスーツのスタイルを打ち出し始めてから日本の若者の間では、ブラックスーツの人気が高まっています。

そのため、現在ではビジネスでの着用も可能なスーツと言えるでしょう。

ただ、年配の方の中には“ブラックスーツは冠婚葬祭で着るもの”という認識でビジネスでの着用を良く思わない方もいます。

もし、年配の方が多い職場で着用する際は気をつけましょう。

ブラックスーツ
外資系企業の方も注意!
海外では、ビジネスシーンでブラックスーツを着る文化がないため、外国人と接する機会の多い外資系企業の方は着用を控えた方がいいでしょう。

1-2. ブラックスーツと礼服の違い

礼服とブラックスーツは一見同じものに見えますが、実は細かい部分で違いがあります。

“ブラックスーツを買ったつもりが礼服だった”などとならないように、両者の違いを理解しておきましょう。

礼服とブラックスーツの違いは大きく分けて3つです。

・色の違い

礼服とブラックスーツの色の違いは、黒の濃さです。

単体で見ると違いに気づきにくいですが、礼服とブラックスーツを並べると一目瞭然です。

ブラックスーツは、少しグレーがかった黒ですが、礼服は「漆黒」「墨黒」と呼ばれる濃い黒となっています。

そして、ブラックスーツは光沢感もさまざまですが、礼服で光沢のあるものは存在しません。

そのため、もし葬儀などでブラックスーツを着用する場合は、光沢のない生地のものを選択する必要があります。

ブラックスーツ
濃い黒は高級品の証
黒が濃いものは、使われている素材が高級だったり、何度も染め直していたりするので価格が高い傾向にあります。

 

・素材の違い

基本的に、礼服の方がスーツよりも高級品とされています。

そのため、礼服は素材にウール100%を使うのに対し、ブラックスーツはウールとポリエステルの混合生地が一般的です。

ブラックスーツの方が安価な生地ですが、ポリエステルを混合することによって、生地に耐久性が生まれるので、ビジネスシーンでは使いやすいと言えます。

もちろん、ブラックスーツでも高級スーツはウール100%のものがあるので、使う頻度によって生地を選ぶのがいいでしょう。

 

・デザインの違い

礼服は長く着られるように、ゆとりのあるシルエットで作られています。

対して、ブラックスーツはシェイプの効いたスタイリッシュなシルエットで作られていることが多いです。

そのため、礼服は貫禄があるように見え、ブラックスーツは洗練された印象を与えます。

1-3. 普段使いしやすいブラックスーツの選び方

上手く着こなせば、かっこいいブラックスーツですが、フォーマルな雰囲気が強いので、普段使いしづらいという人も多いかと思います。

そこで、おすすめしたいのが柄の入ったブラックスーツです。

特に、遠目では無地に見えるくらいのうっすらとした柄の方が、ブラックスーツの良さを損なわずに自然に着用できるでしょう。

今回は、ビジネスシーンでも使える2種類の柄を紹介します。

・シャドーチェック

  • ブラックスーツ

黒の濃淡でチェックを表現した、さりげなさがお洒落なシャドーチェック。

カジュアルシャツに多い柄ですが、ブラックスーツにもよく馴染みます。

光の当たり具合によって、チェックの見え方も変わるので、無地のスーツにはない表情の豊かさが特長です。

 

・シャドーストライプ

  • ブラックスーツ

シャドーチェックと同じく、濃淡の違いでストライプに見えるシャドーストライプ。

ストライプはスーツでも定番柄なので、抵抗なく取り入れることができるでしょう。

チェックよりも、カジュアル度は低いので、ブラックスーツのフォーマルな雰囲気を残したい人は選んでみてください。

上記2つの柄に共通しているのは、ブラックスーツの品格や、シャープさを損なわずにカジュアルダウンさせているという点です。

そのため、ビジネスシーンだけでなく、結婚式やパーティーでも問題なく着用できます。

1着持っていると、さまざまなシーンで着用できるので、ぜひ、ブラックスーツを選ぶ時の参考にしてみてください。

2. スーツの色による印象の違い

色が人の心理に大きな影響を与えているのはご存知でしょうか?

全く意識をしていなくても、人は色によって印象や行動を左右されてしまうのです。

この章では、「ブラック」の他に、スーツの定番色である「ネイビー」「グレー」を含めた3つの印象の違いを紹介していきます。

・ネイビー

  • ブラックスーツ

スーツの定番中の定番であるネイビースーツ。

ネイビーが与える印象は、「誠実」「冷静」「知的」「信頼」といったビジネスマンにぴったりな効果ばかりです。

初対面の人に会う時など、相手に好印象を与えたい状況では重宝する色です。

 

・グレー

  • ブラックスーツ

少し上級者向けのイメージがあるグレースーツ。

グレーが与える印象は、「落ち着き」「中立」「控えめ」といった大人っぽさを強調する効果が多いです。

地味な印象になりがちなので、ネクタイで色を足してバランスを取るのがいいでしょう。

関連記事:ネクタイの色の選び方について知りたい方はこちら
ネクタイの色の選び方|あなたの印象を思い通りに変える3つのコツ

 

・ブラック

  • ブラックスーツ

今回のテーマでもあるブラックスーツ。

ブラックが与える印象は、「クール」「上品」「男性的」といった印象です。

さらに、優雅さや気品といったイメージも持っているため、権力や支配をほのめかす色でもあります。

もし、ビジネスで着用する場合は、小物などは控えめにまとめると良い印象を与えられるでしょう。

ブラックスーツは、他の2色と比べると、個性を表現しやすい色なので、周りと違う着こなしがしたい人や、ファッション性を求める人におすすめです。

3. 仕事とフォーマル兼用の1着はオーダーがおすすめ

ここまで、ブラックスーツの着用ルール、シーンに合う適切な柄を解説してきましたが、着用シーンが多いアイテムだからこそ、満足いく一着が手に入るオーダーがおすすめです。

そこで、ここではおすすめのブランドを、

・中間流通を極力省き、高品質でコスパの高い製品を提供している

・店舗数が多い、または通販で便利に購入ができる

・体型、体格に合う一着が手に入るオーダースーツ専門店

という基準より、ご紹介します。

ビジネスにもフォーマルな場にも使える万能な1着が欲しい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


LaFabric(ラファブリック)

  • ブラックスーツ

ネットでオーダースーツ・シャツを1着から作れるカスタムオーダーの通販サイト「LaFabric」。

製品はすべてメイドインジャパンで、機能性に優れた素材・生地を豊富に取り扱っているのが特徴です。

また、サービス最大の特長は、一度店舗で採寸〜体型情報を登録すれば、あとはネットからでもオーダーが楽しめる点

一人一人のライフスタイルに合う高機能な一着を、店舗・オンラインストアのどちらからでも便利に仕立てることのできるブランドです。

ブランド詳細

【ブランド名】LaFabric
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格(上下)】44,800円(税込)〜
【納期】約4週間

公式サイトを見る

麻布テーラー

オーダースーツ・シャツ専門に、ビジネスウェアを展開する人気店「麻布テーラー」。

毎シーズン、約3,000種類〜もの素材・生地を取り扱っており、お客さんとのコミュニケーションを大切にしながらスーツを仕立てる「ビスポーク」スタイルで、理想の一着をオーダしていくのが特徴です。

国内随一の生地の品揃えのほか、ボタン、裏地など選べるオプションも豊富に取り揃えているので、こだわりのある一着が欲しい方におすすめです。

ブランド詳細

【ブランド名】麻布テーラー
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格(上下)】37,000円(税抜)〜
【納期】約4〜6週間

公式サイトを見る

HANABISHI

国内自社縫製にこだわり、高品質なスーツを手の届きやすい価格で提供する「HANABISHI」。

オーダースーツ専業店として培われた高い縫製力、プロによる細かなヒアリングが魅力で、体型・体格のクセをカバーし、一人一人美しいシルエットへ調整する体型補正に定評があります。

店舗の雰囲気も堅苦しくないため、スーツに詳しくない方でも、安心して利用ができるブランドです。

ブランド詳細

【ブランド名】HANABISHI
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格(上下)】39,000円(税抜)〜
【納期】約3〜4週間

公式サイトを見る

4. ビジネスで着たいブラックスーツの着こなし術5選

実際に、ビジネスでブラックスーツを着用する時、最初はどう着こなせばいいのかわからないものです。

ここでは、ビジネスシーンに絞ってブラックスーツの着こなしについて解説していきますので、コーディネートの参考にしてくださいね。

・ブラックスーツ × アンクル丈

少し光沢のあるブラックスーツに、ブルーのレジメンタルタイを合わせたコーディネート。

このような王道な着こなしは、リクルートスーツのような印象を与えますが、パンツをアンクル丈にすることで、こなれ感を演出しています。

 

・ブラックスーツ × ローファー

ピンストライプのブラックスーツに、ダークカラーのネクタイを合わせてまとまりのある着こなしに。

全体的にシックですが、足元をローファーにして崩しているので遊び心のあるスタイルになっています。

小物をブラックで合わせているのもポイントです。

 

・ブラックスーツ × クラシックスタイル

3つボタンのブラックスーツは、裾もダブルにして、よりクラシックな雰囲気に。

スーツがストライプで、ネクタイはドットという「柄×柄」の合わせですが、ブラックスーツだと引き締まった表情になりますね。

 

・ブラックスーツ × カラーシャツ

ブルーのレジメンタルタイに、靴やバッグをブラックでまとめたビジネスライクなスタイル。

ネクタイと同じく、シャツもブルー系統にすることで、爽やかな印象になります。

ブラックスーツの、ドレッシーなテイストをうまく中和できるので、カラーシャツはおすすめです。

 

・ブラックスーツ × 3ピーススーツ

ブラックスーツの3ピースは、よりフォーマルな雰囲気になるので、シャツやネクタイで遊びを加えると、上手くバランスを取ることができます。

ポケットチーフはこの場合、ホワイトにすると結婚式の装いになってしまうので、ネクタイの色と合わせています。

ブラックスーツの着こなしで重要なのは、とにかくフォーマルになり過ぎないようにするということです。

上手くカジュアルダウンさせて、周りに1歩差をつけたお洒落な着こなしを目指しましょう。

5. まとめ

ブラックスーツは、フォーマル・モードテイストが強いですが、着こなし次第でさまざまなシーンに対応できます。

今回の記事をまとめると、

・ブラックスーツは、時代の変化と共にビジネスシーンでも着用可能になってきている

・ブラックスーツと礼服の違いは、「色の濃さ」「素材」「デザイン」の3つ

・ブラックスーツをビジネスシーンで着こなすコツは、「適度なカジュアルダウン」

の3つになります。

スーツの中でも、スタイリッシュさが際立つブラックスーツ。ぜひ、普段のスーツのレパートリーに加えて、お洒落を謳歌してくださいね。