結婚式やパーティーでの着用シーンが多いウィングカラーシャツですが、初めて身につけるとなると、着こなしマナーやコーディネートで悩まれる方が多いと思います。

こちらの記事では、着用時に気をつけたい点やコーディネートの具体例をあげて、着こなしに必要な知識をご紹介しています。

初めて着るウィングカラーシャツに対する不安を解消し、フォーマルな場でも自信を持って立ち振る舞いたいと考えている方は、ぜひこちらの記事を最後まで読み進めてくださいね。

(※この記事は2019年10月時点の情報を参考にしています。)

1. ウィングカラーシャツの基礎知識

1-1. ウィングカラーシャツの特徴

ウィングカラーシャツの特徴は襟の造形に現れています。

全体が首回りを包むように立ち上がり、襟先のみ前に折り返されています。その折り返された襟先が鳥の翼のように見えるため「ウィング」の名が付けられました。

古くからフォーマルな場で使われていたシャツで、アスコット競馬場(イギリス)では正装として用いられていた歴史があります。

現在でも、格調の高い正装として広く愛用されているのがウィングカラーシャツです。

ウィングカラーシャツ
ウィングカラーシャツの別名
立ち上がった襟を指して、「襟高」「立襟」という別名で呼ばれる時もあります。

ウィングカラーシャツは襟の折り返しが小さいため、通常通りネクタイを締めても固定出来ずに、しばらくすると崩れてしまいます。

それを防ぐために、ウィングカラーシャツの背面にはネクタイを通すための紐が付いています。

「背テープ」と呼ばれるもので、着こなしに影響する必須の知識なので覚えておいてくださいね。

1-2. よく着用される場面

ウィングカラーシャツは、その他のどんなシャツよりもフォーマルな場面でよく見かけるアイテムです。

ウィングカラーシャツは基本的にお祝いの場で着るシャツなので、結婚式や披露宴などの華やかな場面ではよく見かけられます。

ウィングカラーシャツとのコーディネートが着こなしにおけるマナーとされている礼服も多いため、特に主賓格が着ることが多くなります。

もちろん、ゲスト側が着用しても問題ありません。結婚式にお呼ばれされている立場ならば、礼服よりも格を下げた略礼服(ダークスーツ or ブラックスーツ)と合わせて着るのが一般的です。

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結婚式のワイシャツ選び|ルールを守っておしゃれをする5つのコツ

冠婚葬祭に限らず、公式行事や何かの記念となる場でもよく着用されています。

学校の卒業式で校長先生が礼服と合わせてウィングカラーシャツを身につけていたのを記憶されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

また、社交ダンスやクラシカル楽器演奏の衣装としても、よく使用されています。 格式が高い芸能分野や発祥背景がフォーマルな文化に選ばれてきた、歴史の表れでもあります。

1-3. ウィングカラーシャツに似合うネクタイ

格調の高い場では、スーツやシャツだけでなく小物にもフォーマルなアイテムが求められます。

こちらでは、ウィングカラーシャツに合わせるのに適したアイテム類をご紹介いたします。

お祝いの場で、ウィングカラーシャツとよく合わせて使われているのが蝶ネクタイです。

1-1. ウィングカラーシャツの特徴」で紹介しましたが、背テープを通してから使用して、着崩れないように気をつけてあげてください。

なお、本来は夜中に着用されるアイテムなので、昼間の使用は避けましょう。

蝶ネクタイを使用した際のVゾーンの余白が気になる方は、ベストも合わせて着てみてはいかがでしょうか?
寂しくなってしまった胸元を埋めるだけでなく、フォーマル度をグッと引き上げることも出来ますよ。

関連記事:ベストについて詳しく知りたい方はこちら
スーツのベスト|結婚式も仕事もセンス良く着こなすコツ

ウィングカラーシャツと合わせるネクタイには「アスコットタイ」もおすすめです。

通常よりも幅の広い仕様となっていて、結婚式や二次会パーティーの場で見かけることもあるかと思います。

もともとイギリスのアスコット競馬場でモーニングコート・ウィングカラーシャツと合わせて正装とされていた背景があり、現在も昼間の礼装として使用されています。

なお、アスコットタイを模したアスコットスカーフ(アスコットパフ)は正式なフォーマルウェアではないのでご注意ください。

アスコットタイについて更に知りたい方は「ネクタイの種類|着こなしの幅を広げる5種類を紹介」もご参照ください。

どのようなネクタイを合わせるにしても、フォーマルな場で身につける場合は黒色のネクタイは絶対に避けましょう。

また動物柄のネクタイもNGとなっています。これらの色や柄はそれぞれ喪服や殺生を連想させるため、お祝いの場にはそぐわないと覚えておきましょう。

結婚式などのお祝いの場で適したネクタイの色を調べたい方は「ネクタイの色の選び方|あなたの印象を思い通りに変える3つのコツ」を参照してください。

2. ウィングカラーを扱うおすすめブランド3選

こちらではウィングカラーシャツの取り扱いのあるおすすめのお店をご紹介します。

特に初めてウィングカラーのシャツを選ぶ初心者の方でも満足いただけるよう、

・高品質でコスパの高い製品を提供している
・店舗が多い、または通販で便利に手に入れることができる

という基準より、紹介していきます。

結婚式やパーティーなどを控えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

FABRIC TOKYO

  • ウィングカラーシャツ

ネットでオーダースーツ・シャツを1着から作れるビジネスウェアブランドFABRIC TOKYO

厳選された国産コットン生地で作る「形態安定」のウィングカラーシャツは、シワになりにくく、なめらかな肌触りで着心地の良さが特徴です。

また、ITを駆使したスマートオーダーシステムにより、一度店舗で採寸すれば、あとはオンラインだけで自分にぴったりのワイシャツを注文できます。

ブランド詳細

【ブランド名】FABRIC TOKYO
【価格】8,000円(税込)~
※ウィングカラー仕様は+1,500円(税込)
【タイプ】イージーオーダー
【納期】約4週間~
【総店舗数】16店舗

【関東エリア】
東京、神奈川、埼玉
【中部エリア】
愛知
【近畿エリア】
大阪、京都、兵庫

【アフターサービス】
・月額398円(税込)のサポートサービス「FABRIC TOKYO 100(Hundred)」

①サイズのお直し保証
…体重の増減や体型の変化で購入したスーツが着られなくなった際、作り直しにならない範囲で何度でもサイズお直し可能。
②スラックス破損時の保証
…補修用のスラックス生地を最大2年間まで店舗で用意。破損などで着用できなくなった際、仕立て費用のみで同じスラックスを制作可能。
③サイズフィット保証
…納品から100日以内は無料でサイズお直し可能。作り直しは1回まで可能。

・無料版サポートサービス
…納品から50日間は無料でサイズお直し可能。作り直しは1回まで可能。

特設ページを見る

SUIT SELECT

若者向けのスタイリッシュなデザインで人気を集める「SUIT SELECT」

全体的にスリムなシルエットのウィングカラーシャツを取り揃えているため、細身の着こなしがお好みの方にはぴったりのブランドです。

定番の白だけでなく、チェックやストライプといった柄物やデニム風の生地など、カジュアルスタイルでも使えるウィングカラーシャツも多く取り扱っています。

ブランド詳細

【ブランド名】SUIT SELECT
【価格】4,800円(税抜)〜
【店舗一覧】こちら

公式サイトを見る

Maker's Shirt 鎌倉

上質な生地と丁寧な仕立てが特徴の人気ワイシャツブランド「Maker's Shirt 鎌倉」

ウィングカラーシャツは良い希少なコットン「新疆綿」を素材としているため、上品な光沢と抜群の肌触りを誇ります。

白無地・ボディ部分のプリーツなどウィングカラーシャツとしては正統派デザインなので、式典用の高品質な1着をお探しの方には最適です。

ブランド詳細

【ブランド名】Maker's Shirt 鎌倉
【価格】16,500円(税込)~
【店舗一覧】こちら

公式サイトを見る

3. シーン別|ウィングカラーの着こなし

3-1. 結婚式・公式行事(主賓格)

一口に礼服と言っても、式の行われる時間帯などによって身につけるべき衣装が異なります。

また、合わせる礼服によって、ウィングカラーシャツの胸元のデザインも使い分けなければなりません。

関連記事:礼服についてもっと詳しく知りたい方はこちら
礼服とスーツの違い|少ない機会だからこそ知っておきたい礼服の種類とマナー

男性が昼間に用いる礼服の中で、最も格式が高いのがモーニングコートです。そのモーニングコートの中に着るウィングカラーシャツを着る場合は、胸元にプリーツの無いシャツが適切とされています。

ウィングカラーシャツ
モーニングコートの別名
元々は裾の長いコートの前面を大きくカットして着ていたことが起源のため、「カッタウェイコート」とも呼ばれる場合もあります。

夜間の礼装の中で、最も格式が高いのが燕尾服であり、よく合わせられているのが、イカ胸と呼ばれるデザインのシャツです。 よだれかけのような大きな胸当てを縫い合わせたシャツをイカ胸シャツと言います。

また、こちらのイカ胸シャツとタキシードが合わせられる場面も見られます。

胸元にヒダ(プリーツ)のついたシャツは夜間の準礼服であるタキシードに用いるのが通例となっています。正装服でよく用いられるウィングカラーシャツにも、プリーツありデザインが多数製造されています。

3-2. 結婚式・パーティー(来賓格)

ウィングカラーシャツはかしこまった冠婚葬祭や記念式典に限らずに、結婚式の二次会やパーティーなどの華やかな場でも、よく身につけられています。

ドレスコードの制約も比較的緩く、各々の思うファッションが認められる場も多い為、初めてウィングカラーシャツに挑戦する方にとっては身につけやすい環境かもしれませんね。

3-1. 結婚式・公式行事(主賓格)」でご紹介した礼服は、主にその式の主役が着るのが一般的です。主役を引き立てるためにも、ゲストはブラックスーツ等の略礼服を着るのが無難です。

礼服の細かな区分けについて知りたい方は「礼服とスーツの違い|少ない機会だからこそ知っておきたい礼服の種類とマナー」をご参照ください。

ブラックスーツにネクタイは通常のものでも、シャツをウィングカラーシャツに変えることで、さりげなく雰囲気を変えることができます。ベストを合わせることでフォーマル度がさらに上がります。

ウィングカラーシャツを着た上で蝶ネクタイやアスコットタイも取り入れると、華やかな印象を与えることができます。

お呼ばれ結婚式で挑戦するには少しハードルが高く感じられても、立食パーティーなど多少のカジュアルさもある場面で着てみてはいかがでしょうか?

ドレスコードの厳しくないシーンであれば、ブラックスーツにこだわらずに、ストライプ入りや色の違うスーツと合わせてみてもいいでしょう。合わせるネクタイの種類や色に、遊びを持たせてみるのもおすすめです。

関連記事:結婚式でのスーツ選びについて詳しく知りたい方はこちら
結婚式のスーツ選び|お祝いの日にふさわしい着こなしのコツ

3-3. クラシック演奏会・社交ダンス会場

ウィングカラーシャツはフォーマルシーンだけでなく、礼服を着るクラシック演奏家や社交ダンスの演者の衣装としても着用されています。

また、格調の高い演奏会では演者側だけでなく、観覧者にもフォーマルな着こなしが求められます。

そのような場に参加する機会があれば、是非、ウィングカラーシャツを取り入れてみてください。

4. まとめ

普段は身につける場面が少ないウィングカラーシャツですが、シーンが少ないからこそ、ビジネスマンとしての教養の一つとして押さえていただきたいところ。

ポイントをまとめると、

・数あるワイシャツの中でも特にフォーマル度が高い

・フォーマルな場で広く着用され受け入れられている

・着ていく場や時間帯に合わせて、適切なデザインやコーディネートを選ばなければならない

以上のような点があげられます。

これらの要点を抑えることができれば、ご自身の身だしなみを整えるだけではなく、その場に花を添えることも出来ます。

お祝い事などの大切な場面に着ていくシャツには、是非ウィングカラーシャツを選んでみてくださいね。