結婚式やパーティーでの着用シーンが多いウィングカラーシャツですが、初めて身につけるとなると、着こなしマナーやコーディネートで悩まれる方が多いと思います。

こちらの記事では、着用時に気をつけたい点やコーディネートの具体例をあげて、着こなしに必要な知識をご紹介しています。

初めて着るウィングカラーシャツに対する不安を解消し、フォーマルな場でも自信を持って立ち振る舞いたいと考えている方は、ぜひこちらの記事を最後まで読み進めてくださいね。

1. ウィングカラーシャツの基礎知識

1-1. ウィングカラーシャツの特徴

ウィングカラーシャツの特徴は襟の造形に現れています。

全体が首回りを包むように立ち上がり、襟先のみ前に折り返されています。その折り返された襟先が鳥の翼のように見えるため「ウィング」の名が付けられました。

古くからフォーマルな場で使われていたシャツで、アスコット競馬場(イギリス)では正装として用いられていた歴史があります。

現在でも、格調の高い正装として広く愛用されているのがウィングカラーシャツです。

ウィングカラーシャツ
別名
立ち上がった襟を指して別名「襟高」「立襟」とも呼ばれています。

ウィングカラーシャツは襟の折り返しが小さいため、通常通りネクタイを締めても固定出来ずに、しばらくすると崩れてしまいます。

それを防ぐために、ウィングカラーシャツの背面にはネクタイを通すための紐が付いています。

「背テープ」と呼ばれるもので、着こなしに影響する必須の知識なので覚えておいてくださいね。

1-2. よく着用される場面

ウィングカラーシャツは、その他のどんなシャツよりもフォーマルな場面でよく見かけるアイテムです。

ウィングカラーシャツは基本的にお祝いの場で着るシャツなので、結婚式や披露宴などの華やかな場面ではよく見かけられます。

ウィングカラーシャツとのコーディネートが着こなしにおけるマナーとされている礼服も多いため、特に主賓格が着ることが多くなります。

もちろん、ゲスト側が着用しても問題ありません。結婚式にお呼ばれされている立場ならば、礼服よりも格を下げた略礼服(ダークスーツorブラックスーツ)と合わせて着るのが一般的です。

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結婚式のワイシャツ選び|ルールを守っておしゃれをする5つのコツ

冠婚葬祭に限らず、公式行事や何かの記念となる場でもよく着用されています。

学校の卒業式で校長先生が礼服と合わせてウィングカラーシャツを身につけていたのを記憶されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

また、社交ダンスやクラシカル楽器演奏の衣装としても、よく使用されています。 格式が高い芸能分野や発祥背景がフォーマルな文化に選ばれてきた、歴史の表れでもあります。

1-3. ウィングカラーシャツに似合うネクタイ

格調の高い場では、スーツやシャツだけでなく小物にもフォーマルなアイテムが求められます。

こちらでは、ウィングカラーシャツに合わせるのに適したアイテム類をご紹介いたします。

お祝いの場で、ウィングカラーシャツとよく合わせて使われているのが蝶ネクタイです。

1-1. ウィングカラーシャツの特徴」で紹介しましたが、背テープを通してから使用して、着崩れないように気をつけてあげてください。

なお、本来は夜中に着用されるアイテムなので、昼間の使用は避けましょう。

蝶ネクタイを使用した際のVゾーンの余白が気になる方は、ベストも合わせて着てみてはいかがでしょうか?
寂しくなってしまった胸元を埋めるだけでなく、フォーマル度をグッと引き上げることも出来ますよ。

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スーツのベスト|結婚式も仕事もセンス良く着こなすコツ

ウィングカラーシャツと合わせるネクタイには「アスコットタイ」もおすすめです。

通常よりも幅の広い仕様となっていて、結婚式や二次会パーティーの場で見かけることもあるかと思います。

もともとイギリスのアスコット競馬場でモーニングコート・ウィングカラーシャツと合わせて正装とされていた背景があり、現在も昼間の礼装として使用されています。

なお、アスコットタイを模したアスコットスカーフ(アスコットパフ)は正式なフォーマルウェアではないのでご注意ください。

アスコットタイについて更に知りたい方は「ネクタイの種類|着こなしの幅を広げる5種類を紹介」もご参照ください。

どのようなネクタイを合わせるにしても、フォーマルな場で身につける場合は黒色のネクタイは絶対に避けましょう。

また動物柄のネクタイもNGとなっています。これらの色や柄はそれぞれ喪服や殺生を連想させるため、お祝いの場にはそぐわないと覚えておきましょう。

結婚式などのお祝いの場で適したネクタイの色を調べたい方は「ネクタイの色の選び方|あなたの印象を思い通りに変える3つのコツ」を参照してください。

2. 場面別:着用時の注意

2-1. 結婚式・公式行事(主賓格)

一口に礼服と言っても、式の行われる時間帯などによって身につけるべき衣装が異なります。また、合わせる礼服によって、ウィングカラーシャツの胸元のデザインも使い分けなければなりません。

関連記事:礼服についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。
礼服とスーツの違い|少ない機会だからこそ知っておきたい礼服の種類とマナー

男性が昼間に用いる礼服の中で、最も格式が高いのがモーニングコートです。そのモーニングコートの中に着るウィングカラーシャツを着る場合は、胸元にプリーツの無いシャツが適切とされています。

ウィングカラーシャツ
別名
元々は裾の長いコートの前面を大きくカットして着ていたことが起源のため「カッタウェイコート」とも呼ばれる場合もあります。

夜間の礼装の中で、最も格式が高いのが燕尾服であり、よく合わせられているのが、イカ胸と呼ばれるデザインのシャツです。 よだれかけのような大きな胸当てを縫い合わせたシャツをイカ胸シャツと言います。

また、こちらのイカ胸シャツとタキシードが合わせられる場面も見られます。

 胸元にヒダ(プリーツ)のついたシャツは夜間の準礼服であるタキシードに用いるのが通例となっています。正装服でよく用いられるウィングカラーシャツにも、プリーツありデザインが多数製造されています。

2-2. 結婚式・パーティー(来賓格)

ウィングカラーシャツはかしこまった冠婚葬祭や記念式典に限らずに、結婚式の二次会やパーティーなどの華やかな場でも、よく身につけられています。

ドレスコードの制約も比較的緩く、各々の思うファッションが認められる場も多い為、初めてウィングカラーシャツに挑戦する方にとっては身につけやすい環境かもしれませんね。

2-1. 結婚式・公式行事(主賓格)」でご紹介した礼服は、主にその式の主役が着るのが一般的です。主役を引き立てるためにも、ゲストはブラックスーツ等の略礼服を着るのが無難です。

礼服の細かな区分けについて知りたい方は「礼服とスーツの違い|少ない機会だからこそ知っておきたい礼服の種類とマナー」をご参照ください。

ブラックスーツにネクタイは通常のものでも、シャツをウィングカラーシャツに変えることで、さりげなく雰囲気を変えることができます。ベストを合わせることでフォーマル度がさらに上がります。

ウィングカラーシャツを着た上で蝶ネクタイやアスコットタイも取り入れると、華やかな印象を与えることができます。

お呼ばれ結婚式で挑戦するには少しハードルが高く感じられても、立食パーティーなど多少のカジュアルさもある場面で着てみてはいかがでしょうか?

ドレスコードの厳しくないシーンであれば、ブラックスーツにこだわらずに、ストライプ入りや色の違うスーツと合わせてみてもいいでしょう。合わせるネクタイの種類や色に、遊びを持たせてみるのもおすすめです。

関連記事:結婚式でのスーツ選びについて詳しく知りたい方はこちら
結婚式のスーツ選び|お祝いの日にふさわしい着こなしのコツ

2-3. クラシック演奏会・社交ダンス会場

ウィングカラーシャツはフォーマルシーンだけでなく、礼服を着るクラシック演奏家や社交ダンスの演者の衣装としても着用されています。

また、格調の高い演奏会では演者側だけでなく、観覧者にもフォーマルな着こなしが求められます。

そのような場に参加する機会があれば、是非、ウィングカラーシャツを取り入れてみてください。

3. ウィングカラーシャツを扱うおすすめのお店

こちらではウィングカラーシャツを扱っているおすすめのお店をご紹介します。

・他店にはない強みを活かした、信頼性の高い商品を展開している専門店であること

・直接店舗に足を運べなくても商品を選べるように、通販を行っているお店であること

という基準を元にお店を紹介していますので、ウイングカラーシャツの購入を検討中の方は、参考にしてみてください。

SUIT SELECT

有名クリエイティブディレクターがプロデュースするデザイン性の高さで好評を得ています。

お求めやすい価格帯の中でも高い品質の商品を提供しているため、コストパフォーマンス面でもおすすめです。

【価格】1着 7.560円〜(税込)
【購入できるお店】SUIT SELECT

AZABU THE CUSTOM SHIRT

オーダースーツ・オーダーシャツを提供してきた麻布テーラーが、本格的な既成シャツを価値ある価格で販売するというコンセプトで始めたのが、AZABU THE CUSTOM SHIRTです。

シャツはあくまでインナーであるという考えのもと、スーツと合わせた際のコーディネーションを意識した商品を販売しています。

【価格】1着 7,000円〜(税抜)
【購入できるお店】AZABU THE CUSTOM SHIRT

Maker's Shirt鎌倉

鎌倉を拠点に、日本だけに止まらず2012年にはニューヨークにも店舗を構えて営業展開しているのが、Maker's Shirt鎌倉です。

多少、値の張る商品もありますが、シーズンやトレンドによって生地を厳選する手法は確かな評価を受けています。

【価格】1着 16,200円〜(税込)
【購入できるお店】Maker's Shirt鎌倉

4. オーダーで手に入る自分だけのウイングカラーシャツ

「自分の体にあったサイズのシャツが欲しい」
「特別な日に着るものなので、デザインにこだわりたい」

このようにお考えの方には、当サイトを運営する通販サイト「LaFabric(ラファブリック)」をおすすめいたします。

  • ウィングカラーシャツ

LaFabricは、オーダーメイドのスーツやシャツを1着からオンラインで注文できるサービスで、ネクタイなどの小物も取り揃えています。既製品ではない貴方だけの一着をぜひオーダーメイドしてみてください。

ウィングカラーシャツを作ってみる

5. まとめ

普段は身につける場面が少ないウィングカラーシャツですが、シーンが少ないからこそ、ビジネスマンとしての教養の一つとして押さえていただきたいところ。

ポイントをまとめると、

・数あるワイシャツの中でも特にフォーマル度が高い

・フォーマルな場で広く着用され受け入れられている

・着ていく場や時間帯に合わせて、適切なデザインやコーディネートを選ばなければならない

以上のような点があげられます。

これらの要点を抑えることができれば、ご自身の身だしなみを整えるだけではなく、その場に花を添えることも出来ます。

お祝い事などの大切な場面に着ていくシャツには、是非ウィングカラーシャツを選んでみてくださいね。

ウィングカラーシャツを作ってみる