「結婚式のネクタイはやっぱり白がいいよね?」

「このネクタイ、もしかしてルール違反かもしれない」

「このスーツとネクタイの組み合わせで本当にいいのかな?」

せっかくのお祝いの席も、こんな疑問や不安を抱えたままでは心からは楽しめませんよね。

フォーマルな着こなしを求められる結婚式の披露宴だけに、マナーをわきまえた着こなしで臨みたいものです。

そこで今回は、結婚式でのネクタイ選びにおいて、押さえておきたいマナーと、それに合わせたおすすめの着こなしを紹介したいと思います。

フォーマルな定番コーデを中心に、結婚式にふさわしい着こなしを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(※この記事は、2017年3月時点での各社の情報を参考にしています。)

1. 結婚式のネクタイ選び・4つのポイント

  • 結婚式 ネクタイ

近年は、若い世代を中心に自由な雰囲気の中で結婚式をあげるカップルも増えてきたとはいえ、結婚式は新郎新婦やその家族にとってとても大切な日です。

だからこそ、お祝いの席にふさわしい装いで臨みたいものです。

そんな結婚式のネクタイを選ぶ際に、押さえておきたい大切なこととして、

  • 新郎新婦との関係
  • 会場の雰囲気

の2点があります。

それでは、詳しく見ていきましょう。

1-1. 結婚式の服装の基本を押さえる

まずは、結婚式の基本的なスーツスタイルを紹介します。

ブラックスーツは「略礼服」とも呼ばれ、ネクタイを変えるだけで弔事にも使える便利なアイテムで、結婚式でもっともよく使われるスーツです。

また、ダークグレーやネイビーの、いわゆる「ダークスーツ」と呼ばれるスーツも結婚式での定番となっています。

そして、結婚式でのネクタイは白かシルバー、ワイシャツは白無地がもっともフォーマルと言われています。

このように、

  • 黒、グレー、ネイビーのダークスーツ
  • 白、シルバーのネクタイ
  • 白無地のワイシャツ

を合わせた着こなしが、結婚式では間違いのない定番コーデとなっています。

関連記事:結婚式のスーツを詳しく知りたい方はこちら
結婚式のスーツ選び|お祝いの日にふさわしい着こなしのコツ

1-2. 新郎新婦との関係で決める

  • 結婚式 ネクタイ

結婚式のネクタイを選ぶ際に、まず考えなくてはならないのが、「新郎新婦との関係」です。

これは、結婚式に親族として出席するのか、それとも、友人として出席するのか、どちらかということです。

  • 親族として出席する場合

親族として出席する方は、よりフォーマルな着こなしが求められます。

1-1. 結婚式の服装の基本を押さえる」で紹介した基本に忠実なスタイルがいいでしょう。

ネクタイは白かシルバーですが、最近は、白は年配の方が着用することが多く、若い方には、光沢のあるシルバーのネクタイがおすすめです。

  • 友人として出席する場合

ダークスーツが基本であることに変わりはありませんが、親族として出席するときと比べて、ネクタイに関してはより自由に選ぶことができます

2-1. 使いたいネクタイの色と柄」で詳しく説明しますが、ピンクや水色など、華やかな色が好ましいでしょう。

1-3. 会場の雰囲気に合わせる

  • 結婚式 ネクタイ

結婚式のネクタイ選びで、新郎新婦との関係と並んで大切なのが、「会場の雰囲気」です。

結婚式会場は、ホテルの宴会場などの格式の高い場所から、レストランや専門の結婚式場までさまざまです。

近年は、若い世代を中心に、庭などのオープンスペースを使ったり、一軒家を貸し切って式を挙げたりするオリジナルウェディングも増えてきています。

ホテルの宴会場などのフォーマルな会場の場合には、「1-1. 結婚式の服装の基本を押さえる」で紹介した基本的なスタイルをおすすめします。

それ以外の会場の場合には、ネクタイを使って会場の雰囲気に合わせた着こなしをしましょう。

具体的なコーディネートは、「4. 結婚式のネクタイおすすめコーデ8選」をご覧ください。

結婚式 ネクタイ
事前に確認しよう

結婚式のネクタイを選ぶ際に、「会場の雰囲気」と一緒に「どんな式にしたいのか」を、事前に新郎新婦に確認しておくと、会場の雰囲気に合ったネクタイを選ぶ際の大きな助けとなります。

1-4. スーツとのバランスを考える

  • 結婚式 ネクタイ

「結婚式のネクタイ選びのポイント」の最後は、「スーツとのバランスを考える」です。

ブラックスーツやダークスーツが基本の結婚式のスーツですが、近年は、ライトグレーなどの明るめの色のスーツを着用する方も増えてきています。

その際に、気をつけたいのがネクタイの色です。

結婚式でのスーツの着こなしを考える際には、スーツの色とネクタイの色のバランスを考えることがとても大切です。

フォーマルな印象を与えるダークスーツですが、そこに同じように暗い色のネクタイを合わせてしまうと、お祝いの華やかさに水を差してしまうことになりかねません

逆に、ライトグレーのスーツに、白やシルバーのネクタイを合わせてしまうと、明るくなりすぎて、新郎より目立ってしまうかもしれません

ネクタイを全体の印象の調整にうまく使って、望みの雰囲気を演出するようにしましょう。

具体的なコーディネートは、「3. 結婚式のネクタイおすすめコーデ8選」をご覧ください。

2. 結婚式にふさわしいネクタイマナー

  • 結婚式 ネクタイ

ここでは、結婚式にOKなネクタイと、NGなネクタイの紹介をしたいと思います。

最低限のルールさえ知ってしまえば、もう悩むことはありません。

「このネクタイで出席していいのかな?」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、OK・NGのそれぞれについて説明していきます。

2-1. 使いたいネクタイの色と柄

  • 結婚式 ネクタイ

結婚式のネクタイに必要なのは、それが「フォーマルな」印象を与えること、そして、お祝いの席にふさわしい「華やかさ」があることです。

それでは、2つのポイントを押さえた色と柄について説明していきます。

  • 白、シルバー


「慶事用」と呼ばれることもある白とシルバーが、結婚式のネクタイの色としてはもっとも一般的です。

光沢のある素材を使ったものや、ストライプの入ったものが人気です。

  • ピンク、水色


友人の結婚式に出席する際には、「ピンク」「水色」などの明るい色を使って、フォーマルになり過ぎないようにするのがおすすめです。

華やかな印象を与える色としては他に、「黄緑」「ゴールド」などがあります。

  • 小紋柄、ストライプ


欧米ではフォーマルな場には、「無地」「小紋柄」(写真右)のネクタイを着用することが多いと言われています。

日本においては、その他に、「レジメンタルストライプ」(写真左)と呼ばれる斜め縞模様も人気です。

しかし、これはその人の所属や学歴を表すものであり、ヨーロッパにおいては避けられる傾向にあります。

新郎新婦や列席者にヨーロッパ出身者がいる場合には使わない方が無難かもしれません。

関連記事:レジメンタルタイについて知りたい方はこちら
フォーマルな場にふさわしいレジメンタルタイの選び方のコツ
  • 蝶ネクタイ、アスコットタイ


あまりなじみがないかもしれませんが、「蝶ネクタイ」「アスコットタイ」は結婚式でぜひ使っていただきたいアイテムです。

共にフォーマルな場に適したネクタイで、上品な着こなしをしたい方におすすめです。

結婚式 ネクタイ
着用する時間帯に注意
蝶ネクタイは、夕方から夜にかけて、一方アスコットタイは、昼の結婚式に適したネクタイですので、着用の際には注意しましょう。
関連記事:ネクタイの種類について知りたい方はこちら
ネクタイの種類|着こなしの幅を広げる5種類を紹介

2-2. 避けたいネクタイの色と柄

  • 結婚式 ネクタイ

続けて、結婚式ではNGなネクタイを紹介します。

結婚式の服装でマナー違反を犯さないために、押さえておきたい大切なことは、

  • 新郎新婦より目立たないこと
  • 列席者に不快感を与えないこと

の2点です。

主役より目立ってしまうことや、不幸を連想させる色や柄を避けることがポイントです。

スーツの色や会場によらず、「喪服」や「不幸」を思わせる黒は絶対に避けましょう

  • アニマル柄

「死」や「殺生」を連想させる「アニマル柄」はNGです。同様に、動物の皮や毛を使ったものも避けましょう。

  • 派手すぎるもの

目立ちすぎてしまう「派手なもの」「品のないデザイン」もお祝いの席にふさわしくありませんので、使わないようにしましょう。

  • ニットタイ

独特の風合いが魅力のニットタイですが、カジュアルな印象を与えるため、結婚式などのフォーマルな場には不向きです。

2-3. 好印象を与える結び方のコツ

  • 結婚式 ネクタイ

結婚式のネクタイマナーの最後は、「好印象を与える結び方」です。

せっかく出席する結婚式にぴったりのネクタイを選んでも、結び方が悪いとだらしない印象を与えてしまいます。

きれいに結ぶポイントは、

  • ネクタイを首元までしっかりと引き上げる
  • 結び目の下にディンプルを作る
  • ネクタイの剣先がベルトの上に少し被るようにする

の3点です。

ディンプルとは「えくぼ」を意味する結び目の下に作るくぼみのことで、ネクタイが引き締まり、華やかさを出すことができます。

ネクタイの長さは、ネクタイの剣先がベルトの上に少しかかるくらいがいいと言われています。

関連記事:詳しいネクタイの結び方を知りたい方はこちら
好印象を作るネクタイの結び方|5種を動画でわかりやすく解説

3. 結婚式におすすめのネクタイ3選

ここではハレの日にぴったりのおすすめネクタイをご紹介します。

・高品質で、長く愛用ができる色柄である

・フォーマルかつ、華やかさのある1本

という基準より、紹介しますので、結婚式用のネクタイをお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


LaFabric(ラファブリック)

  • 結婚式 ネクタイ

こちらはネットでオーダースーツ・シャツが1着から作れるカスタムオーダーの通販サイト「LaFabric」が展開するネクタイで、糸から縫製加工まで一貫して作る「東京・八王子織物」の良質な1本です。

フォーマルな装いに控えめな上品さをプラスする、光沢感のあるおすすめネクタイです。

商品詳細

【ブランド】LaFabric 
【商品名】シルクシルバーグレイサテンソリッドネクタイ
【価格】3,900円(税込)

商品を詳しく見る

Maker's Shirt 鎌倉

「鎌倉シャツ」の名称でおなじみの「Maker's Shirt 鎌倉」のこちらのネクタイは、シルク100%の上質な白無地の1本。上品で、高級感のある胸元を演出してくれます。

商品詳細

【ブランド】Maker's Shirt 鎌倉
【商品名】フォーマルタイ
【価格】5,400円(税込)

商品を詳しく見る

FAIRFAX(フェアファクス)

ネクタイ専業ブランド「FAIRFAX」のこちらのネクタイは、剣先が6.5cmのシャープなデザインの1本。

スリムなVゾーンを印象付けるお祝いの日におすすめのネクタイです。

商品詳細

【ブランド】FAIRFAX
【商品名】サテンソリッドジャガードタイ
【価格】9,000円(税抜)

商品を詳しく見る

4. 結婚式のネクタイおすすめコーデ8選

それでは最後に、おすすめのコーデを紹介したいと思います。

ネクタイの色の与える印象も合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:ネクタイの色の印象を知りたい方はこちら
ネクタイの色の選び方|あなたの印象を思い通りに変える3つのコツ

4-1. フォーマルにまとめたい人

・白のネクタイ

ブラックスーツに白のネクタイの組み合わせは、フォーマルな装いを求められる際にぴったりです。

しかし、やや硬い印象を与えるので、親族の結婚式以外では避けた方が無難です。

・シルバーのネクタイ

白に変わって、近年もっとも人気があるのがシルバーのネクタイです。「上品」でありながら、「スタイリッシュ」な印象を与えることが人気の秘訣です。
  •  
関連記事:ポケットチーフの使い方を知りたい方はこちら
結婚式でお洒落に決まるポケットチーフの折り方と着こなし方

4-2. さわやかさを出したい人

・水色のネクタイ

爽やかに決めたい方には、「清潔さ」「若さ」を表す水色のネクタイがおすすめです。
 
同系色のネイビーのスーツとの相性がよく、合わせることで洗練された印象を与えることができます。
 

・ピンクのネクタイ

女性に人気があると言われているのが、ピンクのネクタイ。「優しさ」「幸せ」を表すピンクは結婚式などのお祝いの席にぴったりです。

ネイビースーツだけでなく、チャコールグレーなどの灰色系のスーツとの相性よく、全体的な印象をぐっと明るく華やかにしてくれます。

4-3. 大人っぽく決めたい人

・シャンパンゴールドのネクタイ

淡く美しい光沢を持ったシャンパンゴールドのネクタイは、落ち着いた大人の雰囲気を出したい方におすすめです。

ブラックスーツとの相性が抜群で、フォーマルでありながら華やかさもある着こなしが魅力です。

・アスコットタイ

しっとりと上品にまとめたい方におすすめなのが、アスコットタイ。ふんわりとした見た目になり、穏やかでエレガントな印象を与えることができます。

4-4. ちょっと目立ちたい人

・蝶ネクタイ

マナーを守りながらも、ちょっと目立ちたいと考えている方におすすめなのが蝶ネクタイ。

カジュアルにも応用されるなど、その人気は近年高まってきています。色や形のバリエーションも豊富なので、自分好みの1本を探してみてください。

・ネイビーのネクタイ

ダークスーツではなく、明るい色のスーツを着て結婚式に出席したいという方も多いのではないかと思います。

そんな時には、ネイビーなどの深い色のネクタイを合わせてバランスをとって、全体的として落ち着いた雰囲気の着こなしをすることです。

明×明のコーデにしてしまうと、目立ちすぎてしまう可能性があるので注意が必要です。

5. まとめ

新郎新婦やその親族にとって、とても大切なイベントである結婚式。

そんな失敗できないお祝いの席のネクタイ選びで、押さえておきたいルールは、

  • 主役の邪魔をしない
  • 結婚式の雰囲気に合わせる
  • スーツとのバランスを考える
  • 「不幸」、「殺生」を連想させるものは避ける

の4点です。

これだけを押さえておけば、ネクタイ選びの悩みは解消し、安心して結婚式に出席することができるのです。

マナーをわきまえた華やかな着こなしで、お祝いの席を思いっきり楽しみましょう。