ネクタイ 生地

ビジネスマンの必需品といえば、ネクタイですよね。ネクタイはスーツ姿のかっこよさを決める大切なアイテムです。

ただ、気づけばいつも同じようなネクタイを買っていたり、一年間決まったネクタイを使いまわしている人も多いのではないでしょうか。

今回は、知っていればもっとおしゃれを楽しめる、ネクタイの生地ごとの特徴や違いについてまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

(※この記事は、2020年5月時点での情報を参考にしています。)

1. ネクタイ生地の基礎知識

ネクタイ生地は、大きく分けて天然素材を用いたもの、化学繊維素材を用いたものがあります。

天然素材は、ネクタイの色合いが鮮やかに見えたり、肌触りが良いといった特徴があり、一方で化学繊維素材は、比較的安価でお手入れがしやすいといった特徴があります。

ネクタイの生地について深く知ることで、季節ごとで違うネクタイを選んだり、スーツとネクタイの相性が分かったりと、着こなしの幅が広がります。

それでは、まず初めに各素材の特徴と、簡単な着こなし例をご紹介していきます。

2. 天然素材を用いた生地の特徴

2-1. シルク(絹)

シルクは、ネクタイに用いられる天然素材の中で最も代表的な素材です。

シルクはたんぱく質で構成される動物性の繊維で、人肌に近い滑らかな触り心地が特徴です。

そのことから、シルクは、「第2の肌」と呼ばれることもあります。

そのほかにも、表面に上品な光沢があり、生地が柔らかいので結びやすいのもシルク生地の特徴です。

そんなシルクのネクタイはビジネスシーンでも最も用いられる素材で、季節やシーンを選びません。

ビジネスシーンなら、同じく少し光沢のあるホワイトのオックスフォードシャツにネイビーやグレーの無地のスーツを合わせるのがおすすめです。

シンプルにまとめると、全身から上品さが感じられる着こなしになります。

2-2. ウール(羊毛)

ウールは、羊毛が原材料の天然素材です。

見た目からも伝わってくる優しさと温もりはまさに秋冬にぴったりの素材で、手軽に季節感を取り入れることができます。

ウールのネクタイはシルクのネクタイと違って光沢がないので、スーツやシャツにも光沢がないものを選ぶときまりが良くなります。

季節感を存分に楽しむなら、紡毛素材(フランネルやツイード)のジャケットやスーツと合わせるコーディネート。

素材の味がわかる着こなしで、大人の味わいたっぷりのジャケットスタイルになります。

2-3. リネン(麻)

ウールに対照的な、見た目と触り心地の天然素材であるリネン。

ウールが秋冬なのに対し、リネンは夏の季節感を楽しむことのできる素材です。

生地も薄く、見た目にもさわやかで涼しげな印象を受けます。

着こなすなら、ジャケットやスーツも夏らしさを感じる薄手のものを選びましょう。

シャツにも鮮やかな色のチェックや涼しげなストライプを合わせると、さらに季節感のあふれた着こなしになります。 

2-4. コットン(綿)

ビジネスマンにはスーツやシャツでおなじみのコットン。

シルクにはない落ち着いた風合いがあり、落ち着いた品の良さがあります。

シルクやリネンのものより落ち着いた色合いや風合いのため、ビジネスから、カジュアルまで使っても問題なく決まります。

コットンは、シルクや化学繊維素材と組み合わされて混紡素材としても用いられることが多い素材です。

着こなしのお手本は、シンプルな落ち着いた色合いのものと合わせること。

全体的にマットな雰囲気がでる着こなしがおすすめです。

2-5. ニット

「ニット」とは、本来縫い方の名称の一つで、用いられる素材を問いません。

今回は、その中でも天然素材を用いたニットタイをご紹介します。

幅広い季節で着用できるニットタイは、一本もっておくと非常に便利なアイテム。

天然素材を用いたニットタイは、春夏は特に涼しげかつ爽やかな印象を与えるのが大きな特徴です。

ニットタイは比較的カジュアルな印象があるので、カジュアルシーンではチェックシャツなどと合わせるときまりがいいです。

少し固めに着用する場合でも、サックスブルーのシャツを上手に使って爽やかさとニットの柔らかいイメージを生かした着こなしにするのがおすすめです。

3. 人工素材を用いた生地の特徴

3-1. ポリエステル

ポリエステルは主に、シルクに近い見た目をしているものが多く十分な光沢があります。

シルクよりも安価で手入れも簡単な、使い勝手のいいネクタイです。

光沢があるポリエステルのネクタイは、光沢とけんかしない白のシャツに合わせて着用するのがおすすめです。

白のシャツとスーツだと比較的シンプルな印象になるので、レジメンタルなどのVゾーンを主張してくれる柄を選ぶといいでしょう。

3-2. レーヨン

レーヨンも、シルクに似せて作られた合成繊維の一つです。ほどよい光沢とつやっとした肌触りが特徴です。

シルクに近い見た目に作られているので、着こなしもシルクのそれに近いもので問題ありません。

ほどよく落ち着いた色合いと光沢は、ビジネススーツだけでなくブラックスーツと合わせてもきまりがよくなります。 

3-3. アセテート

アセテートは、半合成繊維と呼ばれることもあり、こちらもシルクのような肌触りと光沢感が特徴です。

上記2つの化学繊維素材よりも、シルクのようなきれいな色合いが出るのも特徴の1つです。

基本的に化学繊維素材一般に言えるように、シルクに似た着こなしで問題ないでしょう。

光沢を生かすために落ち着いたスーツを選ぶのが着こなしのポイントです。 

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。ネクタイも季節や合わせるスーツによって生地を選べば、着こなしはもっと楽しくなります。

気分や着こなしに合わせてネクタイを変えて、毎日のスーツスタイルをもっと楽しみましょう。