クレジットカードは、現金の代わりに使うだけでポイントが貯まるので、節約の第一歩におすすめのアイテムです。
しかし、クレジットカードには多くの種類があるので、「結局どのカードを選ぶのがお得なの?」と疑問に感じている方も多いですよね?
そこでこの記事では、
- 専門家への独自調査
- クレジットカードユーザー100人へのアンケート
- 編集部によるクレジットカード会社へのリサーチ
などをもとに、『還元率の高いおすすめクレジットカードTOP10』をご紹介します。
あわせて「クレジットカードを選ぶ際に確認したいポイント」や「還元率をさらに上げる方法」も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
先におすすめのクレジットカードが知りたい方は「2. 【2021年最新】還元率の高いおすすめクレジットカードTOP10」からチェックしてみてください。
なおこの記事では、クレジットカードに関する知識について専門家に監修を頂いています。※商品掲載欄の一部を除く
高村 健一(たかむら けんいち)
◆公式webサイトはこちら
株式会社トラストコンサルティング代表取締役・髙村税理士事務所所長。
オーナー系企業・個人の富裕層向け税務コンサルティング、アドバイザリー業務を得意分野とする。 特に不動産のオーナーの節税対策などは定評があり、不動産オーナーの資産形成、運用アドバイス、節税対策を得意としている。 LEC東京リーガルマインド(2012年5月まで)の講師など、講師依頼も多く、全国で講演活動やセミナーを行っている。
Outline
※ この記事は2021年4月時点の情報を参考にしています。 ※ この記事で紹介している「年会費」は、すべて税込表示です。 |
1. クレジットカードを選ぶ際に確認したいポイント
クレジットカードの還元率は「1.0%以上あれば高還元」といわれ、カードを選ぶうえでこの数値がひとつの目安になります。
しかし、本当にお得なカードを選ぶためには、還元率だけでなく以下2つについても確認することが大切です。
それでは詳しく見ていきましょう。
還元率の高いクレジットカードには「リボ払い専用」のカードもあるので注意が必要です。
還元率が1.5%と非常に高いものもありますが、リボ払いの手数料を加味するとかえって損なことが多いです。
そのため、節約のためにクレジットカードを探している方にはおすすめできません。
1-1. 還元対象金額を確認する
まず、還元率に直接かかわることとして、クレジットカードの還元対象金額が、
- 会計ごと
- 月の利用総額
のどちらなのかを確認しましょう。
「会計ごと」と「月の利用総額」の違い
一般的に100円ごとでの還元になるので、画像のように「会計ごと」のカードは切り捨てられる分が多く、ポイントが貯まりづらい傾向にあります。
もちろん、
- 年会費はいくらかかるか
- お得な優待サービスはあるか
など、そのほかの面も加味するべきですが、長期間で見ると大きな差になるので「月の利用総額」のカードを選ぶのがおすすめですよ。
1-2. ポイントが使いやすいか確認する
いくら還元率が高くても、貯まったポイントが使いづらくては意味がありません。
たとえば貯まったポイントを、
- 月のカード利用額に充当できる
- さまざまな他社ポイントへ交換できる
といったカードは用途が限定されないので、ポイントが無駄になりづらいです。
そのため、作る前にクレジットカードの公式サイトで還元されるポイントについて調べておくと安心ですよ。
クレジットカードを作る際は自分がよく利用するサービスやお店に対応しているか確認するのもおすすめです。
対応しているクレジットカードを選べば、
- ポイントがより貯まりやすい
…還元率が◯倍のようにアップすることが多い - ポイントが使いやすい
…1ポイント=1円でそのまま利用できる
など、さらにお得に利用しやすくなりますよ。
次の章からご紹介するクレジットカードはどれもポイントが比較的使いやすいものばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
2. 【2021年最新】還元率の高いおすすめクレジットカードTOP10
この章では、
- ポイントの使いやすさ
- 付帯サービスの充実度の高さ
- ポイント還元率の高さ
- 電子マネーへのチャージ率の高さ
- 移行できる他社ポイントの種類の豊富さ
などに加え、編集部の徹底リサーチをもとに『還元率の高いおすすめクレジットカード』を以下2つに分けてご紹介します。
あわせて、実際にクレジットカードを節約アイテムのひとつとして活用している「編集部のライターT」のコメントも掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
30代既婚者。
結婚を機に節約を考え始め、すべての支払いでクレジットカードを利用している。
クレジットカードは合計6枚所有しており、シーンにあわせて使い分け、ポイントを貯めている。
※ この章でご紹介する「付帯電子マネー」とは、クレジットカードにのみ付いているもので、チャージ可能なものなどは除きます。
2-1. 年会費「無料」の高還元クレジットカードTOP5
ここでは「年会費無料の高還元クレジットカードTOP5」をご紹介します。
年会費無料のクレジットカードは保有するうえでデメリットがなく、どんな方にもおすすめできるカードなので、ぜひご覧ください。
年会費無料のクレジットカードTOP5
それでは詳しく見ていきましょう。
1位:REX CARD
総合評価 : 4.9
ユーザー評価: 4.8
編集部評価 : 5.0
年会費無料ながら1.25%という驚異の還元率を誇る「REX CARD」。
- JACCSモールの利用で1.75%還元
- 貯まったポイントはカード利用金額から値引き
など、ポイントが貯まりやすいだけでなく、使いやすさも魅力のカードです。
また、ジャックスカードの基本サービスであるレジャー施設での優待や、国内・海外旅行の予約も利用することができますよ。
◆ 編集部のコメント
◆ ユーザーの口コミ
クレジットカードは何枚か持っていますが、「REX CARD」はポイント還元率が1.25%と高いため、大きい買い物や旅行はこのカードを使っています。ポイントが貯まりやすく、便利な1枚ですよ。
ほかのカードに比べて還元率がとても高いです。普段の買い物から公共料金まで幅広く使っているため、どんどんポイントが貯まっています。
還元率が1.25%ととても高かったので、「REX CARD」を選びました。また、海外旅行の傷害保険も付帯サービスとして付いているので、安心して旅行に行くことができます。
【年会費】永年無料
【発行スピード】5〜7日
【限度額】10〜50万円
【ポイント還元率】1.25%
【還元対象金額】月の利用総額
【ポイント名】REX POINT
【ポイント交換】
1ポイント=1円として利用可能
【国際ブランド】VISA、Mastercard
【付帯電子マネー】なし
REXカードに関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
この記事では、REXカードの口コミ評判や、他のカードと比較したメリットをご紹介します。
2位:リクルートカード
総合評価 : 4.8
ユーザー評価: 4.8
編集部評価 : 4.8
HOTPEPPERグルメやじゃらんなど、リクルートが提携しているさまざまなサービスをお得に利用できる「リクルートカード」。
- 基本ポイント還元率が1.2%
- リクルートサービス利用で最大4.2%ポイント還元
など、年会費無料ながらポイントの貯まりやすい点が魅力です。
さらに、電子マネーチャージ時でも還元率が1.2%という、ほかのカードにないメリットを備えています。
◆ 編集部のコメント
基本還元率は1位のREXカードに劣りますが、それでもほかのカードよりは高い1.2%です。また、電子マネーチャージ時も1.2%の還元率なので楽天Edyやnanacoを利用すればポイント二重取りが可能です。
◆ ユーザーの口コミ
どこで使っても1.2%貯まるので、大満足です。貯まったポイントはPontaポイントとしても利用できるので、使い道が多くとても便利です。
還元率が1.2%と高く、貯まったポイントでCDや家電を購入することもできます。また、リクルートが運営するポンパレモールで日用品も揃えられるので、ほぼ毎日得した気分です。
居酒屋を予約するときは「HOTPEPPERグルメ」で、ホテルを予約するときは「じゃらん」でと、普段からサービスを利用しているので自然とポイントが貯まっていきます。
【年会費】永年無料
【発行スピード】3〜5日
【限度額】10〜100万円
【ポイント還元率】1.2%
【還元対象金額】月の利用総額
【ポイント名】リクルートポイント
【ポイント交換】
1ポイント=他社の1ポイントとして交換可能
【国際ブランド】JCB、VISA、Mastercard
【付帯電子マネー】なし
リクルートカードに関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
この記事では、リクルートカードのメリットやデメリットなどカードの詳しい情報を解説しています。
3位:楽天カード
総合評価 : 4.6
ユーザー評価: 4.7
編集部評価 : 4.5
楽天市場での買い物でポイントが最大13倍になるお得な「楽天カード」。
- 楽天市場での基本還元率が3%
- 楽天Edyへの電子マネーチャージで0.5%還元
など、楽天のサービスを多く利用する方はぜひとも持っておきたい1枚です。
さらに、QRコード決済の「楽天ペイ」で支払いをすると、クレカポイントとは別に200円ごとに1ポイント貯まるので、とてもお得ですよ。
◆ 編集部のコメント
ネットでなぜか悪評を見ることがありますが、実際は非常にお得なクレジットカードです。楽天市場はポイントアップキャンペーンを頻繁に行っているのでザクザクポイントが貯まりますよ。
◆ ユーザーの口コミ
「楽天カード」は、入会時のキャンペーンやその後の特典なども含め、ポイントが貯まりやすい仕組みになっています。また、専用アプリがあるので、支払額やポイントの管理がしやすいのも嬉しいです。
楽天グループでの利用をすれば、かなりのスピード感でポイントが貯まっていきます。さらに、楽天銀行などのサービスも併用していると、加速度的にポイントが貯まりますよ。
楽天市場をよく使うので、迷わず「楽天カード」にしました。ネットだけではなく、マクドナルドやプロントなどでもポイントが貯まるので、とても重宝しています。
【年会費】永年無料
【発行スピード】5〜7日
【限度額】100万円
【ポイント還元率】1.0%
【還元対象金額】月の利用総額
【ポイント名】楽天スーパーポイント
【ポイント交換】
1ポイント=1円として利用可能
【国際ブランド】JCB、VISA、Mastercard、AMEX
【付帯電子マネー】楽天Edy
この記事では、実際の口コミ評判をもとに「楽天カードがお得な理由」を徹底解説しています。
4位:オリコカード THE POINT
総合評価 : 4.5
ユーザー評価: 4.5
編集部評価 : 4.5
貯まったポイントをさまざまな他社ポイントへ交換できる「オリコカード THE POINT」 。
- オリコモール経由での買い物で最大2.5%還元
- 入会後6ヶ月間はポイント還元率が2.0%
など、高還元となる特典が充実しており、特にオリコモール経由で、Amazonの買い物もお得になるのが魅力です。
また、iDとQUICPayの2つの電子マネーに対応しているため、少額決済にも便利な1枚ですよ。
◆ 編集部のコメント
オリコモールを経由してAmazonで買い物をすると常時還元率が2%になるクレジットカードです。しかも、最初の6ヶ月間はさらに還元率が上がるので、本家「Amazon Mastercardクラシック」より実は優れています。
◆ ユーザーの口コミ
どこで支払いをする際も1%のポイント還元があります。また、最初の半年は2%の還元率なので、大きな買い物を控えているときに「オリコカード THE POINT」を作るととてもお得です。
他のクレジットカードの還元率は0.5%が多いなか、「オリコカード THE POINT」は1%もあるので、買い物をするたびに得した気分になります。
基本還元率が1%なので、ポイントが貯めやすいです。iDとQUICPay機能も搭載されているので、コンビニでの買い物もスムーズです。
【年会費】永年無料
【発行スピード】8〜10日
【限度額】10〜100万円
【ポイント還元率】1.0%
【還元対象金額】月の利用総額
【ポイント名】オリコポイント
【ポイント交換】
1ポイント=1円として利用可能
【国際ブランド】JCB、Mastercard
【付帯電子マネー】iD、QUICPay
オリコカードに関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
この記事ではオリコカードがポイントの貯まりやすい理由や、ほかのカードとの比較をご紹介しています。
5位:ビックカメラ Suicaカード
総合評価 : 4.3
ユーザー評価: 4.2
編集部評価 : 4.4
年1回の利用で年会費が無料になる「ビックカメラ Suicaカード」。
- Suicaへのオートチャージで1.5%還元
- アトレなど駅直結施設の利用でポイントが貯まる
など、ポイントが貯まりやすいほか、1ポイント=1円でSuica残高にチャージできる利便性の高さが魅力です。
また、ビックカメラで買い物をすると10%ポイント還元されるので、家電などの大きい買い物でもお得にポイントを貯めることができますよ。
◆ 編集部のコメント
電子マネーのSuicaは利用できる場所が多く、非常に便利なのでぜひとも持っておきたいカードです。ちなみにSuicaを使ってビックカメラで買い物をすれば、合計11.5%の驚異的な還元率になります。
◆ ユーザーの口コミ
Suicaにチャージするだけで都度ポイントが貯まるのは、とても嬉しいです。通勤定期も「ビックカメラ Suicaカード」を使っていますが、電車に乗っているだけでポイントが貯まり続けるので、とてもお得ですよ。
Suicaのオートチャージで自動的にポイントが貯まるのは、とてもありがたいです。仕事柄、電車で移動することが多いので、ポイントがどんどん貯まるのは嬉しいです。
貯まったポイントが、ビックカメラのポイントにもSuicaのポイントにも、どちらにも交換することができるので、ポイントの貯まりやすさ・使いやすさ合わせてとても便利です。
【年会費】初年度無料(2年目以降も年1回利用で無料)
【発行スピード】即日発行あり
【限度額】10〜80万円
【ポイント還元率】1.0%
【還元対象金額】会計ごと
【ポイント名】JRE POINT、ビックポイント
【ポイント交換】
1ポイント=1円として利用可能
【国際ブランド】JCB、VISA
【付帯電子マネー】Suica
この記事では、おすすめのSuica付きクレジットカードやSuicaが付くことのメリットをご紹介しています。
ここまでご紹介した年会費無料のおすすめクレジットカードを、ひと目で比較できるようにまとめておきます。
年会費無料のクレジットカードTOP5
商品画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
カード名 | REX CARD | リクルート カード |
楽天カード | オリコカード | ビックカメラ Suica カード |
総合評価 | 4.9 | 4.8 | 4.6 | 4.5 | 4.3 |
ユーザー評価 | 4.8 | 4.8 | 4.7 | 4.5 | 4.2 |
編集部評価 | 5.0 | 4.8 | 4.5 | 4.5 | 4.4 |
還元率 | 1.25% | 1.2% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
JCB | ー | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
VISA | ◯ | ◯ | ◯ | ー | ◯ |
Mastercard | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
AMEX | ー | ー | ◯ | ー | ー |
電子マネー | なし | なし | 楽天Edy | iD、QUICPay | Suica |
公式サイト |
また、年会費無料のクレジットカードについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
この記事では、おすすめの年会費無料クレジットカードや、無料クレカのメリット・デメリットに関してご紹介しています。
2-2. 年会費「有料」の高還元クレジットカードTOP5
ここでは「年会費有料の高還元クレジットカードTOP5」をご紹介します。
節約志向の強い方は、年会費無料のクレジットカードに注目しがちですが、有料のカードでもお得なものは多数あるので、ぜひ参考にしてくださいね。
年会費有料のカードを選ぶ上で大切になってくるのは「年会費分を取り戻せるか」です。
一般的に年会費有料のカードのほうが、
- 付帯サービスが充実している
- 還元率がアップするキャンペーンが多い
など、年会費無料に比べて優れた点が多いです。
よく利用するサービスやお店に対応している、「自分のライフスタイルに合った1枚」であれば年会費分を取り戻しやすいですよ。
年会費有料のクレジットカードTOP5
それでは詳しく見ていきましょう。
1位:楽天ゴールドカード
総合評価 : 4.8
ユーザー評価: 5.0
編集部評価 : 4.6
年会費無料の楽天カードよりも、関連サービスでさらにお得に利用できる「楽天ゴールドカード」。
- 楽天市場での利用は常に還元率5.0%
- 国内主要28空港のラウンジを無料で利用可能
など、還元率が高いのはもちろん、ゴールドカードならではの付帯サービスも魅力です。
年会費2,200円は、楽天市場で月に約20,000円買い物をする方なら余裕を持って取り戻せる金額なので、楽天ヘビーユーザーの方はぜひ検討してくださいね。
◆ 編集部のコメント
年会費こそかかりますが、楽天ユーザーなら余裕で取り戻せる高還元カードです。日ごろの買い物を意識的に楽天市場に変えてしまえば、常に高還元率の優秀なクレジットカードになりますよ。
◆ ユーザーの口コミ
通常の楽天カードと比べて年会費はかかりますが、使っていく中で2,200円分のポイントはすぐに貯まったので元は簡単に取れます。楽天市場ユーザーは絶対に持っていたほうが良いです。
楽天市場のヘビーユーザーなら楽天ポイントがザクザク貯まるほか、 キャンペーンも豊富で、ポイントの貯まりやすさは随一だと思います。 年会費もそこまで高くなく、すぐに元が取れる点は素晴らしいと思います。
楽天市場で常に還元率5%で買い物ができるのは非常に大きいです。ゴールドカードとはいえ、あまりステータス性を感じないのが欠点かもしれませんが、ポイントを重視する方にはおすすめできるカードです。
【年会費】2,200円(税込)
【限度額】5~200万円
【ポイント還元率】1.0%
【還元対象金額】月の利用総額
【ポイント名】楽天スーパーポイント
【ポイント交換】
1ポイント=1円として利用可能
【国際ブランド】JCB、VISA、Mastercard、AMEX
【付帯電子マネー】楽天Edy
2位:ジャックスカードプラチナ
総合評価 : 4.7
ユーザー評価: 4.7
編集部評価 : 4.7
敷居の高いカードに見えますが、23歳以上の安定した収入のある方なら誰でも申請することができる「ジャックスカードプラチナ」。
- 常時1.5%の非常に高い還元率
- ホテルやレストランの予約を承るコンシェルジュサービス
など、プラチナカードならではの充実したサービスを受けることができます。
年会費の高さが欠点ですが、年間利用額が300万円を越えた方は、次の年から2.0%とさらに還元率が上がるのでクレジットカード決済が多い方におすすめです。
◆ 編集部のコメント
正直、年会費22,000円は高いですが、還元率1.5%という数字はすごいインパクトです。さらにプラチナカードならではの付帯サービスが豊富なので、還元率以上にお得なクレジットカードといえます。
◆ ユーザーの口コミ
何よりも還元率1.5%という点がほかのカードと比べて優れています。年会費2万円はちょっと高いかな、と思いましたがコンシェルジュサービスなど、いろいろ便利に使えるので気に入っています。
プラチナカードの中ではランクが低めらしく、見た目の高級感はあまりないです。ただ、還元率がもともと高い上に使えば使うほど、さらにアップするので利便性は抜群です。
還元率の高さはもちろん、プラチナカードならではの多種多様なサービスが魅力です。家族カードを無料で追加発行できるのも嬉しいですね。ポイントも使いやすいです。
【年会費】22,000円(税込)
【限度額】非公開
【ポイント還元率】1.5%
【還元対象金額】月の利用総額
【ポイント名】ラブリィポイント
【ポイント交換】
1ポイント=1円としてキャッシュバック
【国際ブランド】Mastercard
【付帯電子マネー】なし
3位:エポスゴールドカード
総合評価 : 4.6
ユーザー評価: 4.6
編集部評価 : 4.7
エポスカード利用者なら通常5,500円の年会費がインビテーションで無料になる「エポスゴールドカード」。
- 年間利用額に応じて最大10,000円相当のボーナスポイント
- 「選べるポイントアップショップ」で指定店舗での還元率が1.5%
など、通常の還元率は0.5%ながら、使い方次第でほかの高還元カードに劣らない特徴を多数持ったクレジットカードです。
また、貯まったポイントは有効期限のない「永久ポイント」になるので、ここぞというタイミングで使いやすいですよ。
◆ 編集部のコメント
還元率0.5%ですが、年間100万円利用すると10,000ポイントもらえるので、実質還元率1.5%ですね…正直なめてました。還元対象が「会計ごと」ではありますが、それを踏まえてもお得なカードだと思います。
◆ ユーザーの口コミ
インビテーションだったので、年会費が無料で空港ラウンジが使えます。国内外の多くの空港で無料でさまざまなサービスを受けることができるので、とても満足しています。
私は、通常のエポスカードからインビテーションを受けて、「エポスゴールドカード」に移行しました。招待を受けたので、年会費が無料でさまざまな特典が受けられて嬉しいです。
僕はインビテーションではないので、通常年会費が5,500円かかってしまいます。しかし、年間で50万円利用すれば、翌年の年会費が無料になるので、ここ数年は実質無料でゴールドカードが使えています。
【年会費】5,500円(税込)(年間50万円以上の利用で無料)
【限度額】非公開
【ポイント還元率】0.5%
【還元対象金額】会計ごと
【ポイント名】エポスポイント
【ポイント交換】
1ポイント=1円として利用可能
【国際ブランド】VISA
【付帯電子マネー】なし
4位:日本盲導犬協会カード
総合評価 : 4.5
ユーザー評価: 4.2
編集部評価 : 4.8
年会費とカード利用金額の一部が日本盲導犬協会に自動的に寄付される仕組みの「日本盲導犬協会カード」。
- 利用額に応じて最大1.575%に還元率がアップ
- JACCSモールの利用でさらに追加でポイント還元
など、あまり知られていないクレジットカードながら、お得なサービスが充実しています。
また、貯まった「ラブリィポイント」は1ポイント=1円で月の利用金額に充当できるので、ポイントが無駄にならない点も魅力です。
◆ 編集部のコメント
年間100万利用で次の年から1.4175%、300万利用で1.575%と、使った金額に応じて還元率の上がる面白いカードです。かなりマイナーなカードですが、お得さという点ではほかのクレジットカードに負けていません。
◆ ユーザーの口コミ
還元率が高いのはもちろんですが、使っているだけで社会貢献になる素晴らしいシステムのカードだと思います。ポイントもそのまま利用額に充当できるので、非常に使いやすいです。
還元率が最大で1.575%にアップするのに惹かれて作りました。実際はそこまでいかなかったのですが、それでも1.4175%の高還元カードとして活用できているので、とてもお得感があります。
名前や見た目とは裏腹に高還元でお得なカードです。年会費が地味に高いですが、ポイントの使いやすさや次年度以降の還元率アップを考えると、メインの1枚として十分活用できるカードだと思います。
【年会費】1,375円(税込)(初年度無料)
【限度額】非公開
【ポイント還元率】1.0%
【還元対象金額】月の利用総額
【ポイント名】ラブリィポイント
【ポイント交換】
1ポイント=1円としてキャッシュバック
【国際ブランド】JCB、VISA
【付帯電子マネー】なし
日本盲導犬協会カードに関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
この記事では、日本盲導犬協会カードのメリットやほかのカードとの比較を解説しています。
5位:dカード GOLD
総合評価 : 4.3
ユーザー評価: 4.1
編集部評価 : 4.5
年間利用額に応じてお得なクーポンが付与される「dカード GOLD」。
- スマホの紛失や故障に最大10万円まで補償対応
- ドコモ通信料やドコモ光の支払いは10%還元
など、ドコモユーザーにとっては年会費11,000円に見合う、嬉しい特典が充実しています。
還元対象金額が「会計ごと」なのが欠点ですが、全国29の国内空港とホノルル空港のラウンジが無料で利用できるなど、それを踏まえてもおすすめできるカードです。
◆ 編集部のコメント
ドコモユーザーであれば年会費を取り戻せる高還元カードです。さらに最近「ポイント運用サービス」を開始していて、自動的にポイントを増やすことができるのも魅力です。
◆ ユーザーの口コミ
ドコモのスマホを使っているので、携帯料金の支払いでもポイントが貯まるのが嬉しいです。携帯料金の支払いなどでほぼ年会費をペイできます。
年会費は1万円ですが、携帯料金の支払いなどでポイントが付くので、実質年会費がかかっていない印象です。dカードでポイントが貯まる店舗も増えてきているので、どんどんポイントが貯まるのが楽しいです。
dポイントが貯められるお店がどんどん増えている印象があります。コンビニやファストフード店でもポイントが貯まるので、知らず知らずのうちにものすごくポイントが貯まっています。
【年会費】11,000円(税込)
【限度額】300万円
【ポイント還元率】1.0%
【還元対象金額】会計ごと
【ポイント名】dポイント
【ポイント交換】
1ポイント=1円としてキャッシュバック
【国際ブランド】VISA、Mastercard
【付帯電子マネー】iD
この記事では「dカードのメリット」や「dカードゴールドのメリット・デメリット」をご紹介しています。
ここまでご紹介した年会費有料のおすすめクレジットカードを、ひと目で比較できるようにまとめておきます。
年会費有料のクレジットカードTOP5
商品画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
カード名 | 楽天ゴールド カード |
ジャックスカード プラチナ |
エポスゴールド カード |
日本盲導犬協会 カード |
dカード GOLD |
総合評価 | 4.8 | 4.7 | 4.6 | 4.5 | 4.3 |
ユーザー評価 | 5.0 | 4.7 | 4.6 | 4.2 | 4.1 |
編集部評価 | 4.6 | 4.7 | 4.7 | 4.8 | 4.5 |
還元率 | 1.0% | 1.5% | 0.5% | 1.0% | 1.0% |
JCB | ◯ | ー | ー | ◯ | ー |
VISA | ◯ | ー | ◯ | ◯ | ◯ |
Mastercard | ◯ | ◯ | ー | ー | ◯ |
AMEX | ◯ | ー | ー | ー | ー |
電子マネー | 楽天Edy | なし | なし | なし | iD |
公式サイト |
また、以下の記事では、還元率以外の観点からもおすすめのクレジットカードをご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事では、2019年おすすめのクレジットカードやカードに関する基礎知識をご紹介しています。
3. クレジットカードの還元率に関するQ&A
最後に、クレジットカードの還元率に関するよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。
Q1. 還元率の高いカードって審査が厳しいの?
Q2. カードごとで還元率に差がある理由は?
Q3. どのカードが良いのか分からないときはどうすればいい?
ぜひ、気になる質問からチェックしてみてくださいね。
Q1. 還元率の高いカードって審査が厳しいの?
A. 審査の難易度は還元率ではなく、グレードによって変わってくるので特別気にする必要はありませんよ。
クレジットカードの審査の難易度は還元率の高さではなく、グレードによって変わってきます。
クレジットカードのグレードは、
- 年会費無料カード
- 一般カード(年会費有料)
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
といった5つに大きく分けられます。
クレジットカードの審査の難易度
図のように、「年会費無料のクレジットカード」が最も審査の通りやすいカードです。
この記事でご紹介している通り、年会費無料のクレジットカードでも還元率の高いカードは多数あるので、安心してくださいね。
この記事では、クレジットカードの審査基準や、審査に通りやすいおすすめカードをご紹介します。
Q2. カードごとで還元率に差がある理由は?
A. 主に知名度の低いカード会社が入会者数を増やすために、還元率を高くしています。
主に、
- 規模が小さい
- クレジットカードサービスを始めて間もない
といったカード会社が、知名度の低さをカバーする目的で還元率を高く設定していることが多いです。
カード会社は入会者数を増やし、より多くの方に利用してもらうことで収益を上げていく仕組みになっています。
カードを使って買い物ができるのは「カード会社が店舗に対して、一時的に利用者に代わって支払いをしている」ためです。
店舗側は「利用者に持ち合わせがなくても買い物をしてもらえる」というメリットを得る代わりに、カード会社に手数料を支払っています。
カード会社はこの手数料で収益を得ており、利用者に還元するポイントもここから捻出しています。
そのため、カード会社によっては知名度が上がってくると、
- 新規募集を停止する
- 還元率を今までよりも低くする
といった処置をすることがあります。
Q3. どのカードが良いのか分からないときはどうすればいい?
A. 個人のライフスタイルによって一番良いカードは変わってくるので、いろいろ試してみるのがおすすめです。
結局のところ、クレジットカードは個人のライフスタイルによって最も適した1枚が変わってくるので、どれが一番良いかは一概にいえません。
そのため、「何だか良さそう」と感じたカードは試しに作って、実際に使ってみるのがおすすめです。
クレジットカードは収入によりますが、個人で持てる枚数にこれといった制限はありません。
クレジットカード上級者の中には2~3枚所有し、シーンにあわせて使い分けている方も多くいます。
なお、複数枚持つと管理が難しくなるので家計簿アプリ「マネーフォワード」と連携させるのがおすすめです。
マネーフォワードは銀行口座やクレジットカード、ポイントカードなどを一括管理できるアプリです。
クレジットカードを連携させれば、
- 日ごとの利用金額
- 現在のポイント残高
など、アプリを見るだけで知ることができるので、管理するうえで非常に役立ちますよ。
実際に使ってみることで、
- 思ったよりポイントが貯まらない
- あまりポイントを使う場面がない
といったことが分かるので、いろいろ試してみてくださいね。
4. まとめ
いかがでしたか? ここまで還元率の高いクレジットカードに関してご紹介してきました。
もう一度、おすすめのクレジットカードを一覧でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
年会費無料のクレジットカードTOP5
年会費有料のクレジットカードTOP5
また、「クレジットカードを選ぶ際に確認したいポイント」や「さらに還元率を上げるための方法」についてもまとめておきます。
クレジットカード選びで確認したいポイント
さらに還元率を上げるための方法
この記事を参考にクレジットカードをうまく活用して、ぜひ節約に役立ててくださいね。
この記事の参考情報
国際ブランド
信用情報機関
団体
関連サービス
REXカードは年会費無料で還元率1.25%の超優秀カードです。さらに貯まったポイントは月のカード利用額に充当できるので、正直非の打ちどころがないですね…。