夏が近づくとやってくるのが、クールビズ。最近では、すっかり定着してきましたね。

過ごしやすいのはいいけれど、着こなすコツやルールを押さえないとだらしない印象を与えることもしばしば。
ジャケットを羽織らないことも多いため、ワイシャツにはとりわけ気を遣いたいですよね。

今回は、そんなクールビズのワイシャツについてまとめました。実は知られていないマナーやルール、おすすめのワイシャツもご紹介します。今年の夏は、正しい着こなしで清潔感のあるクールビズを目指しましょう!

1. クールビズとは

クールビズとは、地球温暖化等の環境保護を目的に、環境省が中心に執行した制度です。 夏に28℃以上の室温に対応できる軽装への呼びかけがはじまり、「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーンが流行のきっかけでした。

環境省がクールビズの服装を指定していますが、企業によって異なるクールビズのルールを用いているため服装選びが難しいところですよね。

今回は、ビジネスマナーに即したクールビズの正しい着こなしについて説明していきますので、是非参考にしてみて下さい。

2. クールビズのワイシャツのマナー3点

クールビズのワイシャツのマナーは大きく3点があります。

・シャツのインナーはVネックを選ぶ
・ワイシャツは半袖ではなく、長袖を選ぶ
・第一ボタンを開けて首回りを爽やかに

順番に詳しくご紹介していきますので、コーディネートに取り入れてみて下さい。

2-1. シャツのインナーはVネックを選ぶ

※クールビズは、企業によってさまざまな規則の違いもありますので、この記事も一参考として頂ければと思います。

 クールビスではワイシャツの第一ボタンを開けるのが一般的です。そのため、肌着は襟元から見えないような深めのVネックを選びます。

ワイシャツ クールビズ
ワイシャツの下着透けは、肌色の下着で解決
夏は、ワイシャツの肌着透けが気になりますよね。そんな方には、肌色の肌着がおすすめです。下着透けを防ぐことで、清潔感のある印象になります。

2-2. ワイシャツは半袖ではなく、長袖を選ぶ

ワイシャツは、クールビズでも長袖を選びましょう。
クールビズとはいえ、フォーマルな場ではジャケットを羽織ります。半袖でジャケットを羽織ると、ジャケットのダメージにもなり、袖元の印象も美しくありません。

また半袖のワイシャツは日本特有のものであり、基本的にビジネスシーンではNGです。
 

【簡単でかっこいい腕まくり】

今回は、簡単にかっこ良く決まるマスターロールという腕まくりについて動画でご紹介します。ぐるぐるとまくりあげて厚みが出る腕まくりは見た目的にも悪いですし、シャツにしわができてしまいます。
折るようにまくと、見た目が美しく、カフスもキレイなまま保つことができます。

<動画で解説>マスターロールのやり方(0:41〜)

①カフスを全て外します
②袖を肘下まで上げます(袖を上げたいところまで)
③織り上げた端の部分を織り上げます
④完成(袖を引っ張るだけで簡単にほどくことが出来ます)

2-3. 第一ボタンを開けて首回りを爽やかに

クールビズでは、基本的にワイシャツの一番上のボタンは開けても構いません。クールビズの際は、襟元を開けた方が爽やかでスッキリとした印象になります。

また仕事でお客さまと会う時ですが、「取引先に合わせた服装」を心がけると相手からの印象も良くなるでしょう。というのも、クールビズが浸透し、クールビズも正装と考える企業が増えたため、ノーネクタイでも「清潔感」や「爽やかさ」があれば失礼に感じる人が少なくなっているためです。

ただし、仕事でお客様へ訪問する際の服装は「相手のことを気遣った服装」が第一ですので、臨機応変に相手を気遣った服装ができると、相手方からの好印象につながります。

3. クールビズでのワイシャツの選び方

3-1. 涼しく過ごせる素材を選ぼう

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クールビズのワイシャツには、「COOL MAX(クールマックス)」という素材がおすすめです。通気性や吸水性・速乾性に優れているのが特徴で、ビジネスマンに非常に注目されている素材です。

COOL MAX(クールマックス)のワイシャツを見てみる
ワイシャツ クールビズ
肌が弱くても着れる「アイスコットン」
肌が弱い方や肌触りを大事にしたい方には、100%天然素材のアイスコットンという素材がおすすめです。
綿素材で、シャリ感、高接触冷感があるのが特徴です。高い熱伝導性で身体の熱を吸い取り、「ひんやり」と感じさせてくれる、今夏の人気素材の一つです。

3-2. ノーネクタイでも首元の印象が決まる襟型を選ぶ

クールビズでは、ワイシャツの襟元の印象が重要になります。 そもそもですが、ワイシャツはネクタイ着用を前提に作られているため、ネクタイを締めないと襟が寝てしまいだらしない印象になります。

そのため、クールビズの際は、通常のビジネスシャツを使い回すのではなく「クールビズ」用のシャツを選びましょう「クールビズ」用のシャツは、首元がボタンやホックで固定できるので、襟がきれいに形作られます。

・ボタンダウン

クールビズスタイルで、最も定番のシャツです。襟の先にボタンがついており、襟を固定できます。

ネクタイを締めれば、襟の全体が軽く持ち上がり、ノーネクタイでも第一ボタンをはずせば身体のラインに沿う美しい形を作ってくれます。
襟元のボタンは留めておくのがマナーなので、くれぐれも外さないようにしましょう。

ボタンダウンのワイシャツを作ってみる

・スナップダウン

スナップダウンワイシャツとは、一般的な襟にボタンダウンの機能性を取り入れたシャツです。

見た目は普通のワイシャツと変わりませんが、襟の裏にスナップボタンが隠されており、襟を固定できるのが特徴です。ボタンダウンと同様に襟を立たせ、美しく保つことが出来るシャツです。

襟のボタンが見えないので、ボタンダウンシャツよりもドレッシーな印象が強いのが特徴です。

・クレリック

クレリックのワイシャツとは、色無地や縦ストライプの身頃に白い袖と襟をアクセントにしたシャツです。

ノーネクタイでも襟元が崩れにくく、スマートでフォーマルな印象を与えます。ネクタイを締めても襟元が映え、シーンや季節を選ばないワイシャツです。

3-3. 清涼感があるサックスブルーを選ぶ

  • ワイシャツ クールビズ

クールビズの際には、ブルー系統の色を選ぶとスタイル全体のおさまりが良くなります。もちろん、白のシャツでも構いませんが、ブルーの方がより季節感を楽しめます。

サックスブルーは、スーツスタイルでも広く着られているカラーであり、堅実、真面目といった信頼感のある印象を与える効果がありますまた、夏の暑い日には爽やかで清潔感のある印象にもみられるのも嬉しい点ですね。

4. クールビズ用・編集部おすすめワイシャツ3種

ここでは、編集部が独自の調査によって厳選したおすすめのクールビズ用ワイシャツを紹介します。クールビズワイシャツの重要な要素である「機能性」「織柄」「デザイン」の3点からまとめていますので、是非参考にしてみて下さい。

①高機能性素材「ツインアクール」

今回ご紹介するのは、「ツインアクール」です。東洋紡が製造する機能性素材であり、吸水速乾と形態安定は、クールマックスに匹敵します。そのうえ低価格で、さらに柔らかい肌触りと着心地を実感できる、知る人ぞ知る良材です。

②おすすめの織柄「ドビー &ヘリンボーン」

ドビーやヘリンボーンは織柄が細かく、光沢が増すため、汗じみが目立たなくなります。 白シャツを着る時は、特におすすめです。

<おすすめの織柄:ドビー>

 ドビーは織柄が細かい分、肌触りが柔らかいです。着心地も快適で汗などを吸い取る吸水性も高いといわれています。

ドビー柄のワイシャツを見てみる

<おすすめの織柄:ヘリンボーン>

ヘリンボーンは、浮き立った斜め線があり角度や光の反射によって光沢が増すので、シミ等が目立ちにくいと言われています。

ヘリンボーン柄のワイシャツを見てみる
関連記事:ワイシャツの生地についてもっと知りたい方はこちら
ワイシャツの襟汚れの落とし方と防ぎ方|自宅でできる真っ白な襟を取り戻す方法

③おしゃれな人は知っているホリゾンタルカラー

ホリゾンタルカラーとは、襟が180度近く開いてるシャツのことです。名前にあるホリゾンタルは英語で水平という意味です。イタリアで人気カラーの1つです。ノーネクタイでも、ジャケットにもよく似合います。また、第一ボタンを外しても襟の形を崩さないという万能なシャツ襟です。

ホリゾンタルカラーのワイシャツを作ってみる

5. まとめ

今回は、ビジネスシーンのクールビズワイシャツの着こなしについてご紹介してきました。

大事な点をおさらいすると、

・クールビズは「清潔感」のある着こなしを意識しよう
・ノーネクタイに合う襟元のデザインを選ぼう
・仕事の場合「相手方に気遣いのあるクールビズ」スタイルを考える

ことが大切です。

暑さで服装が崩れやすくなる季節ももうすぐなので、この記事で紹介したクールビズを参考に、夏の暑さに負けないクールビズスタイルを手に入れてくださいね。 

夏を快適に過ごすワイシャツを作ってみる