クラシック回帰とともに、スマートなシルエットとスタイリッシュなデザインで人気を取り戻したダブルスーツ。

着こなしの幅を広げたくても、やり過ぎずにおしゃれに見せるのは意外と難しいですよね。

その結果、「いつも着こなし方がワンパターンになってしまう」という方も多いはずです。

そこで今回は、あなたの手持ちのダブルスーツで着こなしを楽しめるように、着こなしのルールダブルスーツの色別におすすめコーディネートをご紹介します。

ぜひ、お気に入りの着こなしを見つけて、コーディネートの参考にしてくださいね。

(※この記事は、2019年10月時点での情報を参考にしています。)

1. ダブルスーツをおしゃれに着こなす6つのポイント

ダブルスーツをおしゃれに着こなすためには、スーツの基本的な着こなし方とは別に、「ダブルスーツ自体がおしゃれ」である事がポイントです。

このチャプターでは、おしゃれなダブルスーツの基本をご紹介します。

関連記事:そもそもスーツの基本的な着こなし方が分からないという方は、先にこちらの記事からご覧ください。
男らしさを引き立てるかっこいいスーツの着方

1-1. フィット感のあるシルエット

クラシック回帰と共に、人気を取り戻したダブルスーツ。

そのため、クラシックスタイルのダブルスーツを着るのが、おしゃれな着こなしの基本と言えます。

それにプラスして、現在のファッションで重要視されているシルエットも意識しましょう。

ダブルスーツ 着こなし
おしゃれな着こなしのポイント
1. ウエストを絞る
2. スリーピースでおしゃれ度アップ

1. ウエストを絞る

ダブルスーツを着る時は「必ず体型にフィットしたダブルスーツを着用する」のが基本です。

その際、「ウエストが絞られているものを着る」のが、おしゃれに着こなすポイントです。

お腹回りが気になる方や、スポーツをしていて上半身が大きい方は、ゆとりのあるダブルスーツを選んでしまいがちです。

しかし、ゆとりのあるダブルスーツは全体的に締まらないシルエットになってしまいますので、注意しましょう。

関連記事:身長や体型別に、あなたがどんなダブルスーツを選べば良いのか知りたい方はこちら
初心者でも簡単|ダブルスーツの正しい選び方とおすすめブランド3選

2. スリーピースでおしゃれ度アップ

よりおしゃれ度をアップさせたい方には、スリーピースのダブルスーツがおすすめです。

スリーピースのダブルスーツは、クラシカルな印象を与える事ができるだけでなく、スタイリッシュでおしゃれな印象を与える事ができます。

なぜかと言いますと、スリーピースのダブルスーツを着て、ジャケットの前ボタンを全て外す事で、おしゃれシルエットで有名な「Yライン」を作る事ができるからです。

Yラインとは、上にボリュームがあり、下は細い、アルファベットの「Y」のような形をしたシルエットの事を言います。

このシルエット自体に、大人びた印象に加えておしゃれな印象も与える効果がありますので、ダブルスーツをおしゃれに着こなしたい時におすすめです。

1-2. ジャケットで華やかさを演出

ダブルスーツのジャケットは以下のポイントを意識して着るようにしましょう。

ダブルスーツ 着こなし
おしゃれな着こなしのポイント
1. ラペルはピークドラペル
2. ベントはサイドベンツ

1. ラペルはピークドラペル

ピークドラペルとは、写真のように下襟の先端が上に向いている襟の事です。

華やかさをアップさせ、ドレッシーな印象を演出してくれます。

パーティー会場や結婚式など華やかな場面でダブルスーツを着る時は、ピークドラペルを選ぶようにしましょう。

また、銀行員のような堅い雰囲気の職場を除けば、ビジネスシーンでも問題ありません。

2. ベントはサイドベンツ

ベントとは、ジャケットの背中に入っているスリット(切れ込み)の事です。

スリットが真ん中に1本入っているものを「センターベント」、スーツの後ろ身頃の両サイドに縦に切れ目が入っているものを「サイドベンツ」、スリットがないものを「ノーベント」と呼びます。

マナー上はどれでも問題ありませんが、サイドベンツの方がダブルスーツならではのクラシックな印象を与えてくれます。

また、ボタンを開けた時や椅子に座る時に、マントのようにパッと開くサイドベンツは男らしさや威厳を演出してくれます。

1-3. パンツで男らしさを際立てる

ダブルスーツのパンツは以下のポイントを意識しましょう。

ダブルスーツ 着こなし
おしゃれな着こなしのポイント
1. タックはワンタック
2. 裾はダブル

1. タックはワンタック

タックとは、パンツの前側にある生地をたたんで作られる、ヒダの部分の事です。

このタックが1つのものを「ワンタック」、2つのものを「ツータック」、タックがないものを「ノータック」と言います。

タックは腰回りにゆとりを持たせてくれますので、一見すると、スタイルが崩れるように思えるかもしれません。

しかし、ダブルスーツのジャケットに体を大きく見せる効果があるので、トータルで見た時に上下のバランスが取れて、男らしさや威厳を演出する事ができます。

また、ノータックのようなピッタリしたパンツに比べて、タックのあるパンツの方がクラシカルな印象を強調できるのも特徴です。

2. 裾はダブル

ダブルの折り返しをつける事によって、足元に程よい存在感をつけ、ダブルスーツの特徴である上半身の重厚さとバランスを取りましょう。

ダブルの幅は、3.5cm~4cmの間に収めておけば、全体のバランスを崩す事はまずありません。

高身長の方なら4.5cmと、ダブルの幅を広くしても似合いますが、大切なのは全体のバランスなので、全身鏡を見て調整しましょう。

1-4. シャツで印象をコントロール

ダブルスーツを着る時に合わせるシャツで意識する事はたった1つです。

ダブルスーツ 着こなし
おしゃれな着こなしのポイント
1. カフスは「カッタウェイカフス(角落ち)」か「スクエアカフス(角)」

1. カフスは「カッタウェイカフス(角落ち)」か「スクエアカフス(角)」

カッタウェイカフスとは、「角を斜めにカットした」カフスの事です。

スッキリとしてシャープなデザインなので、ダブルスーツが持つドレッシーさをアップさせてくれます。

結婚式やパーティーなど華やかな場でおすすめです。

反対に、スクエアカフスとは、「角がカットされていない」カフスの事です。

オーソドックスでシンプルなカフスなので、柔らか過ぎず、堅過ぎない印象を与えます。

ビジネスシーンでダブルスーツを着る時におすすめです。

カフスの形で印象も変わるので、ダブルスーツを着る時はシャツの細部にまでこだわってみましょう。

1-5. ネクタイでシックな装いに

ダブルスーツを着る時に合わせるネクタイで意識する事もたった1つです。

ダブルスーツ 着こなし
おしゃれな着こなしのポイント
1. 大柄を使わない

1. 大柄を使わない

ネクタイの選び方は、基本的にはシングルスーツの時と変わりません。

ですが、ダブルスーツを着る時は、ネクタイに大柄を使わずシックに着こなすのが定番のコーディネートです。

なぜなら、ダブルスーツは、シングルスーツに比べてVゾーンが狭くなっているからです。

そのため、Vゾーンに主張の強いネクタイを持ってきてしまうと、ダブルスーツの持つシックな印象が崩れてしまいます。

1-6. 小物でスーツ姿に彩りを加える

結婚式パーティーなどでダブルスーツを着る時は、小物で彩りを加えて、ドレッシーさをアップさせましょう。

ダブルスーツ 着こなし
おしゃれな着こなしのポイント
1. ポケットチーフを合わせる
2. ネクタイをボウタイにする

1. ポケットチーフを合わせる

胸元にさりげなく挿すだけでおしゃれ上級者に見えるので、ぜひ取り入れたいアイテムです。

ポケットチーフの折り方にも工夫すれば、周囲の人とは一味違ったおしゃれも楽しめます。

この時、「ダブルスーツ」「シャツ」「ネクタイ」「ポケットチーフ」で、色を3色以内に収めるのがポイントです。

初心者の方にはネクタイと同色のポケットチーフでシンプルに、おしゃれ上級者の方はネクタイと反対色のもので、アクセントを添えるように着こなすのがポイントです。

関連記事:ポケットチーフの折り方を知りたい方はこちら
結婚式でお洒落に決まるポケットチーフの折り方と着こなし方

2. ネクタイをボウタイにする

いつものネクタイに飽きた時や、結婚式やパーティーでワンランク上の着こなしをしたい方は、ネクタイをボウタイ(蝶ネクタイ)にする事で、ドレッシーさをアップさせる事ができます。

その時に、「ダブルスーツ」と「ボウタイ」で色を揃えるようにすると、全体の統一感を崩す事なく、おしゃれの幅をさらに広げる事ができます。

また、ポケットチーフを挿す場合は、「ポケットチーフ」と「ボウタイ」で色と柄を揃えるという合わせ方もおすすめです。

2. 理想のダブルスーツが手に入るおすすめブランド3選

こちらでは、ダブルスーツを取り扱うおすすめのブランドを、

  • 中間流通を極力省き、高品質でコスパの高い製品を提供している
  • 店舗数が多い、または通販で便利に購入ができる
  • 体型や体格に合う一着が手に入るオーダー専門店

という基準より、ご紹介します。

ダブルスーツが1着あれば、いつもと違うクラシックなスーツスタイルを楽しめますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

FABRIC TOKYO

  • ダブルスーツ 着こなし

ネットでオーダースーツ・シャツを1着から作れるビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」

機能性生地を多く取り扱っており、「防シワ加工」「ウォッシャブル」などのケアの手間が少ないスーツは、忙しい毎日を支えてくれるおすすめの商品です。

また、ITを駆使したスマートオーダーシステムにより、一度店舗で採寸すれば、あとはオンラインだけで自分にぴったりの1着を注文することができます。

ブランド詳細

【ブランド名】FABRIC TOKYO
【価格】44,800円(税込)〜
※41,800円(税込)~+ダブル:+3,000円(税込)
【タイプ】イージーオーダー
【納期】約4週間~
【総店舗数】16店舗

【関東エリア】
東京、神奈川、埼玉
【中部エリア】
愛知
【近畿エリア】
大阪、京都、兵庫

【アフターサービス】
・月額398円(税込)のサポートサービス「FABRIC TOKYO 100(Hundred)」

①サイズのお直し保証
…体重の増減や体型の変化で購入したスーツが着られなくなった際、作り直しにならない範囲で何度でもサイズお直し可能。
②スラックス破損時の保証
…補修用のスラックス生地を最大2年間まで店舗で用意。破損などで着用できなくなった際、仕立て費用のみで同じスラックスを制作可能。
③サイズフィット保証
…納品から100日以内は無料でサイズお直し可能。作り直しは1回まで可能。

・無料版サポートサービス
…納品から50日間は無料でサイズお直し可能。作り直しは1回まで可能。

特設ページを見る

麻布テーラー

全国各地に数多くの店舗を展開している人気店「麻布テーラー」

生地・オプションともにバリエーションが豊富なため、初心者から上級者まで好みに合った1着が手に入ります。

また、シルエットやデザインの異なる3つのパターンを用意しているため、自分の体型や着用シーンに応じたものを選べることも魅力です。

ブランド詳細

【ブランド名】麻布テーラー
【価格】45,000円(税抜)〜
※40,000円(税抜)~+ダブル:+5,000円(税抜)~
【タイプ】パターンオーダー
※Azabu Tailor Crestのみフルオーダー可能
【納期】約4週間~
【店舗一覧】こちら

公式サイトを見る

HANABISHI

国内各地に自社工場を持ち、熟練の職人たちによる「国産」にこだわりを持つ「HANABISHI」

フィッターによるきめ細かいヒアリングをもとに、オーダー初心者でも自分の体型に合うスーツを安心して作れるお店です。

完成後もサイズのチェックをしっかり行うので、「この部分をさらに絞りたい」といった細かい部分も納得いくまで調整できますよ。

ブランド詳細

【ブランド名】HANABISHI 
【価格】44,000円(税抜)〜
※39,000円(税抜)~+ダブル:+5,000円(税抜)~
【タイプ】イージーオーダー
【納期】約3週間~
【店舗一覧】こちら

公式サイトを見る

3. 色別|ダブルスーツのおしゃれな着こなしカタログ

国内から海外まで、ダブルスーツのおしゃれな着こなしを集めました。

すぐに真似できるものばかりですので、ぜひコーディネートの参考にしてくださいね。

3-1. ネイビーを引き立てる

・これぞ正統派

「ネイビーには青シャツが合う」という定番のスタイルです。

ネイビーの色味と同系色のシャツを合わせる事で、洗練された印象を与える事ができます。

また、ポケットチーフの白が差し色になっており、全体の統一感を保ちながらもメリハリのある着こなしになっていますね。

・蝶ネクタイで華やかに

ネイビーのダブルスーツに蝶ネクタイを合わせた、結婚式向けのスタイルです。

「靴の先端」と「蝶ネクタイ」の色味を合わせることで、上下の色のバランスがうまく取れていますね。

また、裾にダブルの折り返しをつける事によって、足元に程よい存在感がうまれ、重厚な上半身とのバランスが上手く取れています。

・ポケットチーフで粋を演出

ネイビーのダブルスーツに同系色のネクタイを合わせたスタイルです。

ネクタイに柄を使用せず、シックに決めているのがおしゃれです。

また、白を除くポケットチーフは、ネクタイの色と合わせるのが基本的な着こなし方ですが、あえて反対色であるオレンジを使う事で、スーツ姿にアクセントを加えています。

白のポケットチーフでも十分おしゃれなところを、あえてオレンジのポケットチーフにしているのも粋ですね。

3-2. グレーの色合いを楽しむ

・シンプルイズベスト

グレーのダブルスーツに、青シャツ、青ネクタイを合わせたスタイルです。

シャツとネクタイを同系色にしているだけでなく、ネクタイの柄を無地にする事で、ダブルスーツが持つシックな印象が際立たされています。

サイズ感もピッタリですし、ポケットチーフで彩りを加えるのも忘れていません。

また、裾もダブルに折り返しているので、全体のバランスが取れています。

シンプルながらも男らしさを感じさせる着こなしになっていますね。

・優しく上品に

グレーのダブルスーツにレジメンタル柄のネクタイを合わせたスタイルです。

一見、無難な着こなしに見えますが、キャメル色の靴でうまくカジュアルダウンし、ソフトで上品な印象を作りだしています。

また、オレンジのポケットチーフが差し色となり、より上品さを感じさせるスタイルになっていますね。

ポケットチーフと靴の色味を合わせているのも、センスの良さを垣間見れます。

・赤のボウタイでおしゃれに目立つ

グレーのダブルスーツに赤のボウタイを合わせたスタイルです。

グレーは中間色なので、基本的にどんな色のネクタイとも良く合います。

ネクタイに鮮やかな赤を持ってくる事で、差し色が栄えてメリハリが生まれていますね。

3-3. ブラックでドレッシーに

・スタイリッシュに決める

黒のダブルスーツに、明るいペイズリー柄のネクタイを合わせたスタイルです。

黒のダブルスーツには明るい色のネクタイが良く合いますので、基本を押さえた着こなし方と言えます。

定番な着こなしでありながらもおしゃれに見えるのは、ネクタイとポケットチーフの柄を合わせているからです。

また、ダブルスーツ自体を細身で作っているのに加えて、小物を上手く使う事で、黒の持つ重厚なイメージを、スタイリッシュなイメージに変えています。

・かっこよさを引き立てる

黒のダブルスーツに青のシャツと青のネクタイを合わせたスタイルです。

全体的に重くなりがちな黒ですが、濃淡をつける事でメリハリが生まれ、クールでかっこいい着こなしになっています。

ダブルスーツの黒が、インナーの青が持つ「若々しさ」と「誠実さ」のイメージを強調してくれていますね。

4. まとめ

ダブルスーツをおしゃれに着こなすための一番のポイントは、「正しいサイズのダブルスーツを着る」事です。

上記のポイントを押さえた上で、ダブルスーツの細部にまでこだわる事で、よりかっこいいスーツ姿を実現できます。

ぜひ、あなたに合ったダブルスーツを正しく着こなして、おしゃれを楽しんでくださいね。