「オーダースーツってどうやって作るの?値段ってどれくらい?」

「オーダースーツってなんだか敷居の高いイメージがあるなぁ・・・」

「どうせ作るなら長く大切に着れる1着が欲しい」

このようにオーダースーツというと、敷居の高いイメージがあったり、そもそもの知識がなかったり、でも作るなら良いものが作りたいと考えている方が多いと思います。

今回はそんな方のためにオーダースーツの基本知識をはじめ、満足いく1着を手に入れるためのコツ、予算別のおすすめ店について調査し、まとめてみました。

オーダースーツに興味のある方の参考となる情報をお届けしたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

先に、編集部がおすすめするブランドが知りたいという方は、「3. 編集部おすすめのオーダースーツ店BEST3」からチェックしてみてくださいね。

(※この記事は、2017年4月時点での情報を参考にしています。)

1. オーダースーツを仕立てる前に知りたい3つのこと

1-1. オーダーには3つの種類がある

オーダースーツは大きく分けると

・パターンオーダー
・イージーオーダー
・フルオーダー


の3種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。

パターンオーダー

パターンオーダーとは、「ゲージ服」と呼ばれるサンプルを試着し、既成サイズや既にあるシルエットから、体に合うサイズを選び、そこに着丈、袖丈などの微調整を加え、好みのフィット感やサイズ感でスーツを注文する方法です。

オーダースーツの種類の中でいうと、既製品に最も近い形で、大量生産の工程で作ることが一般的なため、価格は抑えめ。また納期は比較的早め(3〜4週間)なのが特徴です。

そのため、既製品でも問題はないが、着丈や袖丈などの一部を好みに調整したい、かつ早く手に入れたい、なにより気軽にオーダーしてみたいという方におすすめです。

パターンオーダースーツについてもっと詳しく知りたいという方は、「パターンオーダースーツ全解説|作る前に必ず確認してほしい6つのこと」に解説してありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

イージーオーダー

イージーオーダーとは、生地やデザインを選び、縫製工場が持っている服のパターン(型紙)をベースにデザイン的な補正、体型的補正を加え、自分好みの1着を作る注文方法です。

スーツの元となる「型紙」を作らずに、縫製工程を機械で仕立てる「マシンメイド」で作り上げるため、コストを抑えることができます。パターンオーダーよりも納期はかかりますが、約3〜4週間ほどで出来上がるのが一般的です。

フルオーダーとパターンオーダーの良いところ取りな注文方法のため、パターンオーダーよりもよりシルエット、デザインにこだわりたいという方向けです。

イージーオーダースーツについてもっと詳しく知りたいという方は、「イージーオーダースーツ全解説|失敗しないための6つのポイント」に解説してありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フルオーダー

フルオーダーとは、その名の通り何から何まで指定ができ、自分の体と好みに完璧に合わせた最高の1着を注文できる方法です。

お客さまの体型を細く採寸してから、オリジナルのパターン(型紙)を起こし、裁断した生地をしつけ糸でスーツの形に縫い上げた状態でお客さまにフィッティングを行う「仮縫い(かりぬい)」が特徴的。

パターン、イージーにはないこの「仮縫い」があることで、一人ひとり異なる体型に合うサイズやデザインの微調整などを行い、あなたの身体と好みに合った1着をしたてることができます。

納期も1〜2ヶ月かかり、手間、時間、費用ともに最もかかるオーダー方法ですが、長く愛用できる1着を注文したい方、本当に大切な1着を仕立てたい方向けです。

イージーオーダースーツについてもっと詳しく知りたいという方は、「フルオーダースーツ全解説|最高の一着を作るための7つのポイント」に解説してありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

以上3つが、オーダースーツの種類となります。オーダースーツの購入を検討している方は、まずこの3つの違いを押さえてくださいね。

1-2. オーダーのメリットとデメリット

近年では既製品、吊るしと呼ばれているスーツでもバリエーションが多く、良品質のものが増えています。

それでもオーダースーツという選択肢を選ぶということのメリット、または知っておくべきデメリットなどについて説明します。

オーダースーツのメリット
① 自分の身体にピッタリ合うスーツを作ることができる。
② 好きな生地、デザインを選択することができる。
③ 長く愛用できるためコストパフォーマンスに優れている。
④ 体型が変化していなければ、次も同じパターンで簡単に作れる。

オーダースーツに対しての印象として、「オーダースーツ=高級で敷居も高く作るのが面倒」というイメージを持つ方も多いようですが、実はオーダーというのは良いことばかりです。

最初のハードルこそ高く感じますが、一度その魅力にハマると、次からはずっとオーダースーツにしたいという方も少なくありません。

反対にオーダースーツを選択することのデメリットについても説明します。

オーダースーツのデメリット
① 採寸、生地やデザイン決めなど購入前に手間や時間が掛かる。
② 注文から完成までに時間が掛かる。(約2〜8週間程度)
③ 自分が注文したものを完成品が出来上がるまで確認できない。
④ 既製品よりもスーツが高額になる(フルオーダーなどの場合)

メリットでも少し触れましたが、購入前に手間や時間は掛かります。

しかし、④の価格については、最近では低価格でもオーダースーツを作ることのできるお店も増えてきているため、必ずしも「オーダースーツ=高額なもの」ということではありません。

1-3. オーダーの相場について

1-1. オーダーには3つの種類がある」でオーダーには3種類あると説明しましたが、もちろんそれぞれオーダーに掛かる費用も異なります。

それぞれの平均価格帯をまとめると、

パターンオーダー:20,000円〜50,000円前後(安)
イージーオーダー:50,000円〜200,000円前後(中)
フルオーダー:200,000円〜1,000,000円以上(高)

となります。

「スーツの価格は天井知らず」と表現されるように、ブランドによって価格帯が変わりますが、相場のイメージとしては、1着作るまでに掛かる手間、つまり職人が全て手縫いで仕上げるかどうか、お客様1人のためのスーツの原型となる型紙を作るかどうか、などで価格に幅が出てきます。

簡単にいえば、①パターンオーダー②イージーオーダー③フルオーダーの順番で価格が高くなると覚えておいてください。

2. 満足いくオーダースーツを手にいれるためのコツ

1. オーダースーツを仕立てる前に知りたい3つのこと」では、オーダーの種類からメリットデメリット、価格帯などを解説しました。

しかし、実際に自分にはどのオーダー方法が合っているの?どんなスーツを着たらいいの?そんな方も多くいると思います。

ここでは本当に満足のいく1着を手に入れるためのコツを解説します。ぜひ、これからのスーツ選びの参考にしてみてください。

2-1. 目的を明確にしよう

オーダースーツを作る前に大切なのが、「あなたがその1着をどのシーンで、どのように着こなしたいのか」の目的を明確にさせること。

このイメージや意見がしっかりしていると、実際のスーツ作りも楽しい時間になります。逆にここのイメージがふわっとしていると、実際に店舗に行ってもその場で悩んでしまいます。

次いで、目的が決まるとある程度の予算感も見えてきます。

オーダースーツを検討している人を目的別に大きく分けると、

・週5日ガシガシ着たい人
・結婚式などの大切な日に着たい人
・男の魅力を上げる価値のある1着を着たい人

という3パターンが一般的です。

そして、それぞれの目的である程度の予算、つまり自分にとって購入すべき価格帯がわかるようになります。以下に簡単にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

週5日ガシガシ着たい人
- 選ぶべきは価格を抑えながら、耐久性のあるベーシックな1着-

・生地は摩耗強度・防シワ性・ストレッチ性を考慮し、定番のウール・ポリエステルの混紡のもの、生地の元となる糸のねじり(撚り)が強く固い糸の「強撚糸」かつウール100%のもの、ナイロン糸にウールを混紡した強固な素材「CORDURA®」(コーデュラ)などがおすすめです。

・予算はコストパフォーマンスを考え、約2〜5万円前後となるパターンオーダーがおすすすめ。思い切って「週5着用 = 消耗品」と割り切り、1年〜3年で着倒す気持ちを持ちましょう。

結婚式などの大切な日に着たい人
- 選ぶべきは相手を敬いながら、場に相応しく品格のある1着 -

・生地は光沢感のあるウール・シルクの混紡のものがおすすめ。シルクが入ることで上品さを兼ね備えた装いはお祝いの場に華を添える1着に。

・予算はその場に相応しい装いができるようになるためにも、出席者の年齢、会場の雰囲気、そしてご自身の年齢に合わせて選ぶことをおすすめします。例えば、出席者が比較的若いうちは、周りも高いスーツで出席することは少ないため、約2〜5万円前後となるパターンオーダーを。年代が30代、40代と上がってきた場合は、その場への相応しさ考え、予算約5〜20万円となるイージーオーダーを、という具合です。

男の魅力を上げる価値のある1着を着たい人
-  選ぶべきは自分を表現する、至高の1着 -

・生地はいわゆる高級生地ブランドのものから選ぶこととなり、定番はゼニア、ロロ・ピアーナ、ドーメル、スキャバルなど歴史ある生地メーカーが人気です。またこのレベルになると、SUPER150、160というランクのものも選ぶことができます。

・予算はその1着を着続けることを考え、予算20万円〜となるフルオーダーがおすすめ。1着何十万円もするスーツは一見高い買い物に見えますが、その1着は職人が長年培った技術の結晶であり、お金には測れない価値があります。そんな芸術品にも近いスーツは、ありとあらゆる服がすぐに消費される時代の中に反し「一生大切にしていこう」と思えるかけがえのない1着になるはずです。

「SUPER◯◯◯'s」の表示ですが「5-2. しっかりした1着が欲しい人は5〜7万円台で探すのがおすすめ」で詳しく解説します。

2-2. 好きなスタイルを見つける

満足のいく1着を手に入れるためのポイントですが、自分の好きなシルエットを選ぶということが大事です。

とは言っても、どんなスタイルがあるかわからないですよね?

そこで今回は3枚の写真からスーツのスタイルがわかるようにまとめてみました。

どんなスーツを選んだらいいのかと迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この3枚のスーツの写真ですが、それぞれ違いがあるのには気付きますでしょうか?

肩パッド、ボタンの位置、全体のバランスなど、よく見るとわずかな違いが確認できるはずです。

そのわずかな違いが「スーツスタイルの違い」ということになります。

まず、①のスーツが良いと感じた方には、ブリティッシュ(イギリス)スタイルのスーツがおすすめです。

ブリティッシュスタイルの特徴
・肩幅がカッチリとしたスクエアショルダー
・シェイプが効いたタイトなウエストライン
・スラント、チェンジポケットなど特徴的なディティール

スーツの発祥の国ならではの多彩なディティールが特徴のブリティッシュスタイルは、カッチリとしたシルエットで男性的な印象をより強く漂わせるスタイルです。

②のスーツが良いと感じた方には、イタリアンクラシコ(イタリア)スタイルのスーツがおすすめです。

イタリアンクラシコスタイルの特徴
・肩幅は全体を包み込むジャストサイズ
・シェイプが緩やかで自然なウエストライン
・ゴージ位置が高く全体的に柔らかい印象

「クラシコ」とはクラシックを意味します。イタリアクラシコとは名の通り、イタリアの定番のスタイルで、全体的にジャストサイズのシルエットで軽やかな印象を漂わせるスタイルです。

イタリアのスタイルは日本でも非常に人気があり、イタリアのスタイルを基準にスーツを作っている日本のメーカーが多いです。

スーツのスタイルはイタリアが最先端?
PITTI UOMO(ピッティ・ウオモ)と呼ばれるイタリアのフィレンツェで毎年2回(1月、6月)開催される世界最大のメンズファッションブランドの展示会でもスーツが紹介されます。
 
イタリアでファッションの最先端であるこの展示会が開催されることで、がスーツスタイルの最新はイタリアだと言われています。

③のスーツが良いと感じた方には、アメリカントラディショナル(アメリカ)スタイルのスーツがおすすめです。

アメリカントラディショナルスタイルの特徴
・肩パッドがないナチュラルショルダー
・前ダーツのないボックスシルエット
・全体的にゆったりで落ち着きのある印象

I型とも呼ばれるボックスシルエットが特徴のアメリカントラディショナルスタイルは、全体的にゆったりとしたシルエットで落ち着きのある印象を漂わせるスタイルです。

以上が3つのスタイルについてです。

ここまでで、自分にはどのオーダースーツが合っているのか、どんなスーツ(スタイル)を着たらいいのかが理解できたかと思います。

次からは編集部がおすすめするオーダースーツのブランド、予算別のおすすめブランドをご紹介します。

3. 編集部おすすめのオーダースーツ店BEST3

予算別のおすすめブランドを紹介する前に、編集部が特におすすめするブランドをランキング形式でご紹介します。

1位:TAILOR FIELDS

有名プロスポーツ選手、スポーツチームのオフィシャルスーツサプライヤーのTAILOR FIELDS。

ECONOMY、BASIC、SPECIALという3種類の仕立てから選び作ることができ、初心者の方でも安心してオーダースーツを作ることができます。

簡単に作れる気軽さやコストパフォーマンスの高さから、オーダースーツを作ったことがないという20〜30代などの若い年代に多く利用されています。

主な特徴ですが、

・オーダーの流れが詳しく説明されており、初めての方でも安心
・仕立ての違いが価格別で詳しく記載されておりわかりやすい
・ご注文日から半年間は無料で再調整可能(場所問わず)

の3点になります。

仕立ての種類、ご利用シーンなどがわかりやすく説明されたサイト、購入後のアフターフォロー等もしっかりしているので、初めてオーダースーツを作るという方も安心して作ることができるおすすめのブランドです。

ブランド紹介

【ブランド名】TAILOR FIELDS
【公式HP】http://tailorfields.com
【オーダー種類】イージーオーダー
【販売価格】23,000円(税抜)〜

公式HPはこちら


2位:DANKAN

「リーズナブルな価格で手軽にオーダーを楽しんでいただきたい」という思いから企画、販売をしているDANKAN。

スタイルやシチュエーションに合わせオーダーの種類を選ぶことができ、オーダースーツを作ったことがないという方も安心して作ることができます。

主に30代や40代を中心に利用されていますが、コストパフォーマンスの高さから20代後半の来店もあり、幅広い年代に利用されているブランドです。

主な特徴ですが、

・コストパフォーマンスの高い商品を販売
・ご購入日から1年以内はウエスト、股下を無料で調整

の2点になります。

2パンツセットで税抜き22,800円という魅力的な価格で販売しているため、2着目や3着目が欲しいという方、コストパフォーマンスを重視したいという方におすすめのブランドです。

ブランド紹介

【ブランド名】DANKAN
【公式HP】http://dankan.co.jp
【オーダー種類】イージーオーダー
【販売価格】22,800円(税抜)〜

公式HPはこちら


3位:TAILOR KITAHARA

東京で創業1935年の老舗TAILOR KITAHARAです。

襟型は60種類以上、生地も常時500種類以上とデザインや生地のバリエーションも豊富で、オリジナリティ溢れる1着を作ることができます。

主な特徴ですが、

・仮縫い込みで税込59,000円〜の高いコストパフォーマンス
・有料だが購入後も安心のオプション(クリーニング
、メンテナンス等)

の2点になります。

創業から一環としてオーダースーツを作ってきた老舗ならではのこだわりで、自分にピッタリのオーダースーツを作ることができるおすすめのブランドです。

ブランド紹介

【ブランド名】TAILOR KITAHARA
【公式HP】http://tailor-kitahara.co.jp
【オーダー種類】イージーオーダー、フルオーダー
【販売価格】59,000円(税込)〜

公式HPはこちら

4. 予算別・おすすめオーダースーツ店

4-1. 予算3万円・低価格で良品質のお店6選

ここでは、予算3万円で購入できるオーダースーツのブランドについてご紹介をしたいと思います。

生地のグレードによって予算以上となるラインナップもありますが、ここではその情報はあえて省き、予算内で買える価格帯のものに絞っています。
 

・オーダースーツのSADA

生地企画から製造、販売まで自社生産にこだわることで、初回限定ですが19,800円という価格を実現しているオーダースーツのSADAです。

20ヶ所の採寸、ジャケット300種類、スラックス250種類の基本パターンから適切なものをセレクト、一人ひとりの好みに合うスーツを作ることができます。

【公式HP】http://www.ordersuit.info
【販売価格】19,800円(税抜)〜(初回お試し価格)
 

・ビッグヴィジョン

会社独自の仕入れルートがあり、縫製工場も抱えていることから、オーダーながら既製品よりも安く商品を提供しているビッグヴィジョンです。

豊富な生地も取り揃えており、低価格でも良質なオーダースーツを作りたいと考えているなら、まずチェックしたいブランドです。

【公式HP】https://www.big-vision.co.jp
【販売価格】23,000円(税抜)〜
 

・SUIT SELECT

良品質とコストパフォーマンスの高さが魅力のSUIT SELECTです。

既製品のラインナップが豊富に揃っているという印象が強いですが、実はオーダースーツも作ることができます。

大手量販店だからこそできる品揃や信頼で、オーダースーツを作ったことがないという方でも安心して作ることができるおすすめのブランドです。

【公式HP】http://www.suit-select.com
【販売価格】28,000円(税抜)〜
 

・吉田スーツ

20〜30代を中心にワンランク上のおしゃれさを求める男性が足を運ぶ吉田スーツです。

熟練スタッフに相談をしながら、生地やデザインを選び、自分好みのスーツを作る楽しさを感じさせてくれるお店です。

ビジネスシーンだけでなくプライベートでも兼用できるスーツをオーダーできるのもポイントです。

【公式HP】http://www.yoshida-suit.com
【販売価格】29,000円(税抜)〜


・bref

伝統ある英国スタイル、イタリアンテイスト、ブランドオリジナルテイストの3モデルからシルエットを選んでオーダーすることができるbrefです。

生地選びから採寸まで終えると国内に持つ自社工場で縫製、約2週間という驚きの早さで納品されます。

低価格、良品質に加え納品の早さも魅力のブランドです。

【公式HP】http://www.bref.jp
【販売価格】28,000円(税抜)〜


・F-ONE

東京、大阪を中心に全国に店舗を構える老舗オーダースーツ店のエフワンです。

バリュープライスを追求し、定番からトレンドまで取り揃えたラインナップ、エフワンオリジナル生地など、エフワンでしか作れない1着を作ることができます。

店舗スタッフによる丁寧な説明もあり、初心者の方でも安心してオーダーすることができます。

【公式HP】http://e-suits.net
【販売価格】29,800円(税抜)〜

4-2. 予算5〜7万円・ワンランク上の品質のお店3選

次に予算3万円で購入できるものとはワンランク上の品質の、予算5〜7万円で購入できるオーダースーツのブランドについてご紹介をしたいと思います。


・Global Style

ENJOY ORDER!! ~全ての人にオーダースーツを楽しんでいただく~をコンセプトに高品質な生地を使ったオーダースーツをリーズナブルな価格で購入できるGlobal Styleです。

生地問屋の直営店の強みを生かした価格設定、ワンランク上のブランド生地もリーズナブルな価格で取り揃えているので、満足のいくオーダースーツを作ることができます。

仕上がりに不満があれば「完全返金保証」、サイズに不満があれば「無料お仕立て直し」など、アフターサービスも充実しており、安心して購入することができるのも魅力です。

【公式HP】http://www.global-style.jp
【販売価格】38,000円(税抜)〜


・麻布テーラー

言わずと知れたオーダースーツの人気店、麻布テーラーです。

デザインセンスの良さ、1着税抜き39,000円というコストパフォーマンスの高さで、多くのビジネスマンに支持されています。

麻布テーラーのスーツモデルには3種類あり、公式HPに詳しい解説がありますので、初心者の方でも安心してオーダーできるのも魅力です。

【公式HP】http://www.azabutailor.com
【販売価格】39,000円(税抜)〜
 

・LaFabric(ラファブリック)

当サイトを運営するカスタムオーダーの通販サイト「LaFabric」です。

中間流通を極力省き、配送は工場からのファクトリーダイレクトなので、品質の高い商品を手頃な価格で購入することができます。

そのほか、数百種類の素材に加え、ストレッチ性、軽量性など、機能性素材を取り入れたラインナップを豊富に揃えており、あなただけの1着を作ることができるのも魅力です。

【公式HP】https://lafabric.jp
【販売価格】44,800円(税込)〜

4-3. 予算10万円・一生モノが手に入るお店3選

次に予算10万円ほどで購入できるオーダースーツについて紹介します。

この価格になると生地はハイブランドのものが一般的となります。

自分に合うスーツを手に入れるというよりは、そのブランドや職人により計算し尽くされた美しいシルエットへの美意識、熟練の技で縫製された男らしさを演出する仕立ての技術をその1着から感じとることができる、という価値があります。

ここではそんなオーダースーツを作ることができるブランド、お店をご紹介します。

・Ermenegildo Zegna

100年以上の歴史を持つイタリアを代表する高級生地メーカー、エルメネジルド・ゼニアです。

ゼニアの強みは「他の追随を許さない品質へのこだわり」。厳選された希少なウールのみを使い、紳士服業界でNO.1の生地メーカーとして君臨しています。

【公式HP】https://www.zegna.jp
【取り扱い店】GlobalStyle銀座SAKAEYAスプレーモ
【平均予算】100,000円(税抜)〜

・Loro Piana

1936年にイタリアで創業され、カシミアやビキューナなどといった高級素材を取り扱う服地メーカーとして世界トップシェアを誇る、ロロ・ピアーナです。

柔らかく気品のある生地で仕立てられたスーツは、男の色気を感じさせる1着として、世界中のセレブリティから支持を得ています。

【公式HP】https://www.loropiana.com
【取り扱い店】GlobalStyleテーラー渡辺
【平均予算】98,000円(税抜)〜

・dunhill

1893年に創業されたイギリスを代表する高級メンズファッションブランド、ダンヒルです。

ゼニア、ロロ・ピアーナと並ぶ高級テーラーが好んで使う生地は、英国ブランドらしいシックなイメージが強く反映されています。

【公式HP】https://www.dunhill.com
【取り扱い店】銀座SAKAEYA
【平均予算】85,000円(税抜)〜

5. さらにオーダースーツに詳しくなりたいあなたへ

5-1. オーダー初心者は3万円台で探すのがおすすめ

まず、「1-1. オーダーには3つの種類がある」で紹介した内容に沿ってご紹介すると、予算3万円台で手に入るスーツは主にパターンオーダーのスーツになります。

なぜ、初心者の方が3万円台で探すのがおすすめかというと、「オーダースーツ=自分の欲しいと思う理想のシルエットを追い求めていくもの」だからです。

オーダースーツは「初めて着てみることで、自分のこだわりに気付くことができるもの」です。

そのため初心者の方は、まず比較的価格を抑えたオーダースーツから始め、どんどん着倒しながら自分のこだわりを見つけ、将来はこんな1着が欲しいという繰り返しが長期的に見て賢い買い物です。

量販店など購入できるスーツは、今時の細身なものが多いですが、長年愛用しにくいシルエットという問題があります。

その点、オーダースーツの場合はサイズ調整で自分の体型にピッタリ合い、デザインも変更できるので、同じ予算でもオーダーを選択する方が満足度が格段に高くなるので、「オーダースーツ=高い」と思い、選択肢に入れていないのは勿体ないです。

そして3万円台のオーダースーツでも、良品質な1着を手に入れることができる3つのコツですが、

①自分の好きなスタイル、シルエット感のスーツを取り扱っている。

②パターンオーダーに大切なサンプル「ゲージ服」が豊富なお店を選ぶ。

③店舗スタッフが親身になって話を聞いてくれる、提案をしてくれるか。

以上の3つのコツさえ押さえれば、きっと満足できる1着を手に入れることができます。

5-2. しっかりした1着が欲しい人は5〜7万円台で探すのがおすすめ

まず、「1-1. オーダーには3つの種類がある」で紹介した内容に沿ってご紹介すると、予算5〜7万円台となるとパターンオーダーではなく、イージーオーダーのものが多くなります。

パターンオーダーは既成サイズやシルエットから身体に合うサイズを選び、微調整するというオーダー方法ですが、イージーオーダーは縫製工場が持っているパターン(型紙)をベースにデザイン的、体型的な補正を加えるオーダー方法です。

パターンオーダーは着丈や袖丈、パンツ丈などの縦方向の補正、イージーオーダーはその縦に加え、デザイン的、体型的な横補正もできるようになります。

そして、このあたりの価格帯になると、生地も品質の良いウール100%や「SUPER100's」以上の生地などを選べるようになります。

そもそも良いスーツというのは、良い生地、仕立てで決まります。

高級生地とされるものは、上質で独特の光沢がある、しなやかで肌触りが良いものなど、さまざまなものがありますが、高級かどうかは生地の元となる糸の「繊維の太さ(繊度)」によって変わります。

生地の織り方、ブランドごとの特徴もありますが、この繊維が細ければ細いほど「生地の質感」や「肌触り」などに影響し、着心地が良くなります。

つまり、このSUPER表示がSUPER100's、SUPER110's、SUPER120'sと数字が上がっていくにつれて、より細い繊維で仕立てるハイクラスな1着となり、このランクだと「オーダー感」も感じられます。

そして予算5〜7万のオーダースーツでも、特に仕立ての良い1着を手に入れることができるコツを3つのコツですが、

①縦補正だけではなく、横補正の調整ができるお店かどうか。

②オーダースーツを作る前に、その生地のランクと特徴を確かめる。

③購入して終わりではなく、購入後も安心できるお直し保証があるか。

になります。

以上の3つのコツさえ押さえれば、仕立ての良い1着を手に入れることができます。

5-3. 玄人の人には10万円以上で探すのがおすすめ

予算10万円以上となると「4-3. 予算10万円・一生モノが手に入るお店3選」で紹介しましたが、この価格帯となると生地は高級生地から選べるようになります。

1着10万円以上するスーツを買うということは、「自分に合う1着を手に入れる」というよりも、「そのブランドが長年築き上げてきた美しいシルエット、職人技術が生み出す仕立ての技術をその1着から感じとることができる」という価値があります。

100年以上続くブランド、何十年もの熟練が成せる1着に袖を通す、そこにはお金では測ることのできない価値があり、それがオーダースーツの醍醐味と言えます。

1着10万円以上となると、一見高い買い物のように思えますが「服は人を作る」という言葉があるように、1着3万円のスーツと1着10万円のスーツを着るのとでは、あなたをより立派に見せるスーツは後者だと言えます。

決して安いとは言い切れませんが、相手の失礼のないように自身の身なりを揃えることで、周りの印象や評価も変わります。

それにより自分の意識も変わり仕事への向き合い方にも変化が表れるはずです。

これが「服は人を作る」と言われる所以です。

低価格帯のスーツでは、醸し出すことのできない魅力、価値がこの価格帯のスーツには含まれています。

そして予算10万円以上のオーダースーツでも、特に価格以上の価値がある、長く大切に着たい1着を手に入れることができる3つのコツですが、

①生地が豊富、かつその特徴を把握している店舗スタッフがいるか。

②オーダーの命である「サイズ感」や「シルエット」に妥協はないか。

③購入後のお直し保証が充実しているのかをあらかじめ確かめる。

になります。

以上の3つのコツさえ押さえれば、価格以上の価値がある、長く大切に着たい1着を手に入れることができます。

購入前に必ず保証内容を確認しよう
お店によっては肩やウエスト、股下等の他にも「仕上がりに不満があれば完全返金保証」やサイズに不満があれば「無料お仕立て直し」などの対応をしているところもあります。
 
聞きにくいと思うかもしれませんが、購入後のトラブルを避けるためにも、しっかりと事前に確認しておきましょう。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「オーダースーツ」について詳しく解説しました。

最後にもう一度、オーダースーツの種類、予算等をおさらいします。

このように3種類に分けられます。

オーダースーツは最初のハードルこそ高く感じますが、自分の好きな生地、デザインを選び、身体に合うピッタリなスーツを作ることができることが魅力です。

職人により丁寧に作られたスーツは既製品のものより長持ちするので、実はコストパフォーマンスの面でも優れています。

一度その魅力にハマると、次からはずっとオーダースーツにしたいという方もたくさんいます。

この記事を読んで、オーダースーツについてさらに興味を持った、作ってみようか検討をしている方は、ぜひ一度作ってみてはいかかでしょうか。

オーダースーツを作ってみる