「オーダースーツってどうやって作るの?値段ってどれくらい?

「オーダースーツってなんだか敷居の高いイメージがあるなぁ・・・」

「どうせ作るなら長く大切に着れる1着が欲しい」

オーダースーツというと、敷居の高いイメージがあったり、そもそもの知識がなかったり、でも作るなら良いものが作りたいと考えている方が多いと思います。

今回はそんな方のためにオーダースーツの基本知識をはじめ、満足いく1着を手に入れるためのコツ、予算別のおすすめ店についてまとめました。

オーダースーツに興味のある方の参考となる情報をお届けしたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

先に、編集部がおすすめするブランドが知りたいという方は、「3. 高品質でコスパの良いおすすめオーダースーツブランド3選」からチェックしてみてくださいね。

(※この記事は、2017年7月時点での情報を参考にしています。)

1. オーダースーツを仕立てる前に知りたい3つのこと

1-1. オーダーには3つの種類がある

オーダースーツは大きく分けると

・パターンオーダー
・イージーオーダー
・フルオーダー


の3種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。

パターンオーダー

  • オーダースーツ

パターンオーダーとは、「ゲージ服」と呼ばれるサンプルを試着し、既成サイズや既にあるシルエットから、体に合うサイズを選び、そこに着丈、袖丈などの微調整を加え、好みのフィット感やサイズ感でスーツを注文する方法です。

オーダースーツの種類の中でいうと、既製品に最も近い形で、大量生産の工程で作ることが一般的なため、価格は抑えめ。また納期は比較的早め(3〜4週間)なのが特徴です。

そのため、既製品でも問題はないが、着丈や袖丈などの一部を好みに調整したい、かつ早く手に入れたい、なにより気軽にオーダーしてみたいという方におすすめです。

パターンオーダースーツについてもっと詳しく知りたいという方は、「パターンオーダースーツ全解説|オーダー初心者におすすめのお店3選」に解説してありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


イージーオーダー

  • オーダースーツ

イージーオーダーとは、生地やデザインを選び、縫製工場が持っている服のパターン(型紙)をベースにデザイン的な補正、体型的補正を加え、自分好みの1着を作る注文方法です。

スーツの元となる「型紙」を作らずに、縫製工程を機械で仕立てる「マシンメイド」で作り上げるため、コストを抑えることができます。パターンオーダーよりも納期はかかりますが、約3〜4週間ほどで出来上がるのが一般的です。

フルオーダーとパターンオーダーの良いところ取りな注文方法のため、パターンオーダーよりもよりシルエット、デザインにこだわりたいという方向けです。

イージーオーダースーツについてもっと詳しく知りたいという方は、「イージーオーダースーツ全解説|失敗しないための6つのポイント」に解説してありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


フルオーダー

  • オーダースーツ

フルオーダーとは、その名の通り何から何まで指定ができ、自分の体と好みに完璧に合わせた最高の1着を注文できる方法です。

お客さまの体型を細く採寸してから、オリジナルのパターン(型紙)を起こし、裁断した生地をしつけ糸でスーツの形に縫い上げた状態でお客さまにフィッティングを行う「仮縫い(かりぬい)」が特徴的。

パターン、イージーにはないこの「仮縫い」があることで、一人ひとり異なる体型に合うサイズやデザインの微調整などを行い、あなたの身体と好みに合った1着を仕立てることができます。

納期も1〜2ヶ月かかり、手間、時間、費用ともに最もかかるオーダー方法ですが、長く愛用できる1着を注文したい方、本当に大切な1着を仕立てたい方向けです。

フルオーダーについてもっと詳しく知りたいという方は、「フルオーダースーツ全解説|最高の一着を作るための7つのポイント」に解説してありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

以上3つが、オーダースーツの種類となります。オーダースーツの購入を検討している方は、まずこの3つの違いを押さえていきましょう。

1-2. オーダーのメリットとデメリット

近年では既製品、吊るしと呼ばれているスーツでもバリエーションが多く、良品質のものが増えています。

それでもオーダースーツという選択肢を選ぶということのメリット、または知っておくべきデメリットなどについて説明します。

  • オーダースーツ
オーダースーツのメリット
① 自分の身体にピッタリ合うスーツを作ることができる。
② 好きな生地、デザインを選択することができる。
③ 長く愛用できるためコストパフォーマンスに優れている。
④ 体型が変化していなければ、次も同じパターンで簡単に作れる。

オーダースーツに対しての印象として、「オーダースーツ=高級で敷居も高く作るのが面倒」というイメージを持つ方も多いようですが、実はオーダーというのは良いことばかりです。

最初のハードルこそ高く感じますが、一度その魅力にハマると、次からはずっとオーダースーツにしたいという方も少なくありません。

反対にオーダースーツを選択することのデメリットについても説明します。

  • オーダースーツ
オーダースーツのデメリット
① 採寸、生地やデザイン決めなど購入前に手間や時間が掛かる。
② 注文から完成までに時間が掛かる。(約2〜8週間程度)
③ 自分が注文したものを完成品が出来上がるまで確認できない。
④ 既製品よりもスーツが高額になる(フルオーダーなどの場合)

メリットでも少し触れましたが、購入前に手間や時間は掛かります。

しかし、④の価格については、最近では低価格でもオーダースーツを作ることのできるお店も増えてきているため、必ずしも「オーダースーツ=高額なもの」ということではありません。

1-3. オーダーの相場について

  • オーダースーツ

1-1. オーダーには3つの種類がある」でオーダーには3種類あると説明しましたが、もちろんそれぞれオーダーに掛かる費用も異なります。

それぞれの平均価格帯をまとめると、

パターンオーダー:20,000円〜50,000円前後(安)
イージーオーダー:50,000円〜200,000円前後(中)
フルオーダー:200,000円〜1,000,000円以上(高)

となります。

1着作るまでに掛かる手間、つまり職人が全て手縫いで仕上げるかどうか、お客様1人のためのスーツの原型となる型紙を作るかどうか、などで価格に幅が出てきます。

簡単にいえば、①パターンオーダー②イージーオーダー③フルオーダーの順番で価格が高くなると覚えておいてください。

2. 満足いくオーダースーツを手にいれるためのコツ

1. オーダースーツを仕立てる前に知りたい3つのこと」では、オーダーの種類からメリットデメリット、価格帯などを解説しました。

しかし、実際に自分にはどのオーダー方法が合っているの?どんなスーツを着たらいいの?そんな方も多くいると思います。

ここでは本当に満足のいく1着を手に入れるためのコツを解説します。ぜひ、これからのスーツ選びの参考にしてみてください。

2-1. 目的を明確にしよう

オーダースーツを作る前に大切なのが、「あなたがその1着をどのシーンで、どのように着こなしたいのか」の目的を明確にさせること。

このイメージや意見がしっかりしていると、実際のスーツ作りも楽しい時間になります。逆にここのイメージがふわっとしていると、実際に店舗に行ってもその場で悩んでしまいます。

次いで、目的が決まるとある程度の予算感も見えてきます。

  • オーダースーツ

オーダースーツを検討している人を目的別に大きく分けると、

・週5日ガシガシ着たい人
・結婚式などの大切な日に着たい人
・男の魅力を上げる価値のある1着を着たい人

という3パターンが一般的です。

そして、それぞれの目的である程度の予算、つまり自分にとって購入すべき価格帯がわかるようになります。以下に簡単にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

週5日ガシガシ着たい人
- 選ぶべきは価格を抑えながら、耐久性のあるベーシックな1着-

・生地は摩耗強度・防シワ性・ストレッチ性を考慮し、定番のウール・ポリエステルの混紡のもの、生地の元となる糸のねじり(撚り)が強く固い糸の「強撚糸」かつウール100%のもの、ナイロン糸にウールを混紡した強固な素材「CORDURA®」(コーデュラ)などがおすすめです。

・予算はコストパフォーマンスを考え、約2〜5万円前後となるパターンオーダーがおすすすめ。思い切って「週5着用 = 消耗品」と割り切り、1年〜3年で着倒す気持ちを持ちましょう。

結婚式などの大切な日に着たい人
- 選ぶべきは相手を敬いながら、場に相応しく品格のある1着 -

・生地は光沢感のあるウール・シルクの混紡のものがおすすめ。シルクが入ることで上品さを兼ね備えた装いはお祝いの場に華を添える1着に。

・予算はその場に相応しい装いができるようになるためにも、出席者の年齢、会場の雰囲気、そしてご自身の年齢に合わせて選ぶことをおすすめします。

例えば、出席者が比較的若いうちは、周りも高いスーツで出席することは少ないため、約2〜5万円前後となるパターンオーダーを。年代が30代、40代と上がってきた場合は、その場への相応しさ考え、予算約5〜20万円となるイージーオーダーを、という具合です。

男の魅力を上げる価値のある1着を着たい人
-  選ぶべきは自分を表現する、至高の1着 -

・生地はいわゆる高級生地ブランドのものから選ぶこととなり、定番はゼニア、ロロ・ピアーナ、ドーメル、スキャバルなど歴史ある生地メーカーが人気です。またこのレベルになると、SUPER150、160というランクのものも選ぶことができます。

・予算はその1着を着続けることを考え、予算20万円〜となるフルオーダーがおすすめ。1着何十万円もするスーツは一見高い買い物に見えますが、その1着は職人が長年培った技術の結晶であり、お金には測れない価値があります。

そんな芸術品にも近いスーツは、ありとあらゆる服がすぐに消費される時代の中に反し「一生大切にしていこう」と思えるかけがえのない1着になるはずです。

「SUPER◯◯◯'s」の表示ですが「5-2. しっかりした1着が欲しい人は5〜7万円台で探すのがおすすめ」で詳しく解説します。

2-2. 好きなスタイルを見つける

満足のいく1着を手に入れるためのポイントですが、自分の好きなシルエットを選ぶということが大事です。

とは言っても、どんなスタイルがあるかわからないですよね?

そこで今回は3枚の写真からスーツのスタイルがわかるようにまとめてみました。

どんなスーツを選んだらいいのかと迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この3枚のスーツの写真ですが、それぞれ違いがあるのには気付きますでしょうか?

肩パッド、ボタンの位置、全体のバランスなど、よく見るとわずかな違いが確認できるはずです。

そのわずかな違いが「スーツスタイルの違い」ということになります。

まず、①のスーツが良いと感じた方には、ブリティッシュ(イギリス)スタイルのスーツがおすすめです。

ブリティッシュスタイルの特徴
・肩幅がカッチリとしたスクエアショルダー
・シェイプが効いたタイトなウエストライン
・スラント、チェンジポケットなど特徴的なディティール

スーツの発祥の国ならではの多彩なディティールが特徴のブリティッシュスタイルは、カッチリとしたシルエットで男性的な印象をより強く漂わせるスタイルです。

②のスーツが良いと感じた方には、イタリアンクラシコ(イタリア)スタイルのスーツがおすすめです。

イタリアンクラシコスタイルの特徴
・肩幅は全体を包み込むジャストサイズ
・シェイプが緩やかで自然なウエストライン
・ゴージ位置が高く全体的に柔らかい印象

「クラシコ」とはクラシックを意味します。イタリアクラシコとは名の通り、イタリアの定番のスタイルで、全体的にジャストサイズのシルエットで軽やかな印象を漂わせるスタイルです。

イタリアのスタイルは日本でも非常に人気があり、イタリアのスタイルを基準にスーツを作っている日本のメーカーが多いです。

オーダースーツ
スーツのスタイルはイタリアが最先端?
PITTI UOMO(ピッティ・ウオモ)と呼ばれるイタリアのフィレンツェで毎年2回(1月、6月)開催される世界最大のメンズファッションブランドの展示会でもスーツが紹介されます。
 
このピッティ・ウオモで発表される翌年の新作を買い付けるために、世界中からバイヤーが集まるため、最先端のトレンドをチェックすることができます。

③のスーツが良いと感じた方には、アメリカントラディショナル(アメリカ)スタイルのスーツがおすすめです。

アメリカントラディショナルスタイルの特徴
・肩パッドがないナチュラルショルダー
・前ダーツのないボックスシルエット
・全体的にゆったりで落ち着きのある印象

I型とも呼ばれるボックスシルエットが特徴のアメリカントラディショナルスタイルは、全体的にゆったりとしたシルエットで落ち着きのある印象を漂わせるスタイルです。

以上が3つのスタイルについてです。

ここまでで、自分にはどのオーダースーツが合っているのか、どんなスーツ(スタイル)を着たらいいのかが理解できたかと思います。

次からは編集部がおすすめするオーダースーツのブランド、予算別のおすすめブランドをご紹介します。

3. 高品質でコスパの良いおすすめオーダースーツブランド3選

ここでは、オーダースーツに興味のある方におすすめしたいブランドを

中間流通を極力省き、ファクトリーダイレクトでコスパの高い商品を提供するブランド

Webや店舗での価格表記が見やすい・注文がしやすい、アクセスが良い

という軸で、おすすめ順にご紹介します。


1. LaFabric(ラファブリック)

オーダースーツ

最初におすすめしたいのが、ネットでオーダースーツを作ることができるカスタムオーダーの通販サイト「LaFabric」です。

LaFabricは2014年に生まれた新興ブランドで、20代〜50代まで幅広い年齢層が利用中。中でも、働き盛りの30代のビジネスマンから支持されています。

特徴をまとめると、

ストレッチ性、防水性、洗濯可、軽量性や速乾性など、機能性のあるラインナップを多く取り扱っている

1度、体型などのサイズ登録を完了すれば、次回からはネットでも安心して購入することができる

中間流通を省き、高品質な商品を低価格で提供するものづくりをしている

という点が挙げられます。

そんなLaFabricでは自分の希望やライフスタイルに合う機能的なオーダースーツを、便利に手に入れることができます。

機能性のある1着が欲しい、毎回店舗に行くのが面倒に感じる、という方におすすめです。

ブランド詳細

【ブランド名】LaFabric
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格(上下)】44,800円(税込)〜
【価格(上中下)】54,800円(税込)〜
【納期】約4週間

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2. 麻布テーラー

次におすすめしたいのが、オーダースーツ専門店として知名度の高い「麻布テーラー」です。
 
全国展開のあるお店として、20代から30代のビジネスファッション感度の高いビジネスマンから人気で、雑誌掲載も多く、信頼できるブランドです。
 
特徴をまとめると、
 
インポートや国産生地など、ハイクオリティーな生地を毎シーズン約3,000種取り扱っている
 
北海道、関東、中部、関西、九州エリアに直営店をもち、全国に28店舗を展開
 
国内に直営・協力工場をもち、過去、「全国先端事業所百選」に選ばれるなど、国内縫製にこだわったものづくりをしている
 
という点が挙げられます。
 
生地の品揃えは国内有数と考えていいと思いますので、イギリス、イタリアなどの一流インポート生地、国内有力メーカー生地など、ファッション性の高い1着が欲しいという方におすすめです。
ブランド詳細

【ブランド名】麻布テーラー
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格(上下)】37,000円〜(税抜)
【価格(上中下)】50,000円〜(税抜)
【納期】約4〜6週間

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3. HANABISHI

最後におすすめしたいのが、1935年の創業以来、国内縫製にこだわるオーダースーツ専門店「HANABISHI」です。

1935年の創業以来、日本で初めてオーダースーツを作る工程の機械化に成功。高価で一部の人しか手に入れることのできなかったオーダースーツを安価にし、誰にでも手の届く価格を実現したパイオニア的存在です。
 
特徴をまとめると、
 
フィッターと呼ばれるプロによる細かなヒアリングや提案が受けられる(生地選び、採寸、ディティールなど)
 
北海道、東北、関東、東海、福井、名古屋、四国に店舗を持ち、全国に22店舗展開
 
縫製はすべて自社工場で行い、製造から販売まで一貫した国産のものづくりをしている
 
という点が挙げられます。
 
また購入後、体型の変化以外であれば、1年間はお直し無料というサービスもあり、ちょっとしたお直し相談も安心です。
 
初めてオーダースーツを試したい、店舗でゆっくり相談しながら購入したいなど、どちらかというと初心者の方におすすめです。
ブランド詳細

【ブランド名】HANABISHI
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格(上下)】39,000円〜(税抜)
【価格(上中下)】49,000円〜(税抜)
【納期】約3〜4週間

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4. 予算別に探せる・おすすめオーダースーツ店

4-1. 予算3万円・低価格で良品質のお店7選

ここでは、予算3万円で購入できるオーダースーツのブランドについてご紹介をしたいと思います。

生地のグレードによって予算以上となるラインナップもありますが、ここではその情報はあえて省き、予算内で買える価格帯のものに絞っています。


オーダースーツSADA

格安オーダースーツ専門店として知られるオーダースーツのSADAでは、通常24,800円のオーダースーツ(上下)を初回のみ19,800円で購入することができます。

生地の仕入れから縫製まで自社で一貫しておこなうことで、商品価格を抑え、他社にない低価格のオーダースーツを実現しています。

※以下の商品価格は初回限定価格ではなく、通常価格を記載しています。

店舗詳細

【店舗名】オーダースーツSADA
【公式HP】http://www.ordersuit.info
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格(上下)】24,800円(税抜)〜
【価格(上中下)】32,800円(税別)〜
【納期】約3〜4週間

 

DANKAN

「高品質・リーズナブル」なイージーオーダースーツ専門店のDANKANでは、「上下 + スペアパンツ」がついたツーパンツセットを22,800円で購入することができます。

カットされる前の「反物」状態の生地を直接仕入れる独自の流通ルートを持ち、長崎県にある自社工場で縫製をすることで、良品質ながら、低価格の商品づくりを続けています。

オーダースーツ(上下)だけの価格を見ると、他店舗よりも飛び抜けて安く手に入れることができます。

店舗詳細

【店舗名】ダンカン
【公式HP】http://dankan.co.jp
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格(上下)】17,000円(税抜)〜
【価格(上中下)】22,800円(税抜)〜
【納期】約4〜5週間

 

ビッグヴィジョン

「既製品よりも安くオーダースーツが手に入るお店」として知られるビックヴィジョンは、豊富な海外インポート生地の取り扱いが特徴です。

インポート生地を中間流通を挟まずに仕入れる独自の流通ルート、海外と国内に自社の縫製工場を持ち、生地のグレードで使い分けることで良品質ながら、低価格のオーダースーツづくりをしています。

店舗詳細

【店舗名】ビッグヴィジョン
【公式HP】https://www.big-vision.co.jp
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格(上下)】23,000円(税抜)〜
【価格(上中下)】33,000円(税抜)〜
【納期】約4週間

 

TAILOR FIELDS(テーラーフィールズ)

麻布テーラーの新しい系列店としてオープンしたテーラーフィールズは、「選ぶ生地のグレード」と「仕立て方法」によって、最初に注文価格が決まった上でオーダーできるのが特徴です。

「仕立て方法」によって、選べるオプションは制限されますが、オーダースーツにありがちな「ボタンや刺繍のオプションを付けたのはいいけれど、最終的にいくらになるのだろう...」という不安を感じることなく、注文することができます。

スタイリッシュな印象を与えたい20代、30代のビジネスマン向けにおすすめです。

店舗詳細
【店舗名】TAILOR FIELDS
【公式HP】http://tailorfields.com
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格(上下)】23,000円〜(税抜)
【価格(上中下)】32,000円〜(税抜)
【納期】約4〜5週間

 

吉田スーツ

2003年に国分寺からオープンした吉田スーツは、熟練スタッフに相談しながら、自分の欲しい1着を一緒に作っていく楽しみを提供してくれるお店です。

吉田スーツでは、仕上がりサイズを調整するための「ゲージ服」を利用しますが、そこからさらに一人一人のためにオーダースーツの原型となるパターン(型紙)を作るため、オーダー方法は「イージーオーダーとフルオーダーの間」と表現しています。

また他店にない点として、「仮縫い(+15,000円)」のオプションがあるのも魅力です。

店舗詳細

【店舗名】吉田スーツ
【公式HP】http://www.yoshida-suit.com
【オーダー種類】イージーオーダーとフルオーダーの中間
【価格(上下)】39,000円(税抜)〜
【価格(上中下)】49,000円(税抜)〜
【納期】約4〜6週間

 

bref(ブレフ)

創業100年を超える老舗テーラー「銀座山形屋」の系列店として、東京都内中心に店舗を展開するブレフは、約2週間という驚きの納期でオーダースーツが手に入るお店です。

自社工場を国内をもち、国内縫製でスピードを確保することで、他社にない納期を実現しています。

国内のオーダースーツ専門店では、ダントツの納期の早さです。

店舗詳細
【店舗名】bref
【公式HP】http://www.bref.jp
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格(上下)】28,000円(税抜)〜
【価格(上中下)】38,000円(税抜)〜
【納期】約2週間


エフワン

全国に約70店舗を展開するオーダースーツ専門店のエフワンは、「国内縫製工場・優秀 3つ星工場」というメイドインジャパンの服作りとして、その技術力を認められた工場が仕立てる高品質な1着を提供しています。

店舗スタッフによる丁寧な説明もあり、初心者の方でも安心してオーダーすることができるため、イージーオーダーを試してみたいという方におすすめです。

店舗詳細

【店舗名】エフワン
【公式HP】http://e-suits.net
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格(上下)】29,800円(税抜)〜
【価格(上中下)】39,800円(税抜)〜
【納期】約3〜4週間

4-2. 予算5〜7万円・ワンランク上のお店3選

次に予算3万円で購入できるものよりワンランク上にあたる生地・サービスで、予算5〜7万円で購入できるオーダースーツのブランドについてご紹介をしたいと思います。


Global Style

老舗生地問屋の直営店の強みを生かし、約5,000種類もの生地の取り扱いのあるオーダースーツ専門店です。

「2着購入で通常価格よりも、◯◯%割引」というコンビフェアを随時開催しているため、1着で購入というよりは、2着のまとめ買いがおすすめなブランドです。

国内随一の生地ラインナップに、フェアを利用することで、お得にオーダースーツを注文することができるため、「ファッション性・機能性のあるスーツを複数着欲しい」という方にぴったりです。

店舗詳細

【店舗名】Global Style
【公式HP】http://www.global-style.jp
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格(上下)】38,000円(税抜)〜
【価格(上中下)】51,500円(税抜)〜
【納期】約4〜5週間

 

TAILOR KITAHARA

創業1935年の老舗テーラーとして東京に店舗を構えるテーラーキタハラは、「仮縫い補正込みで59,000円」という他社にないサービスで満足いく1着を手に入れることができるお店です。

「仕上がりはイメージ通りになるのだろうか...」と、オーダースーツにありがちな不安も、テーラーキタハラでは「製品が出来上がる前の段階(仮縫)」で補正を入れてもらえるため、お店側と自分のイメージを擦り合わせた1着を作ることができます。

補正を入れてもらうため、注文時後は

約3週間後に仮縫いのものが出来上がる
店舗へ足を運ぶ〜補正を入れる
補正後のもので仕上げる(約3週間)

という流れになり、時間はかかりますが、この細やかな補正・調整がテーラーキタハラの強みと言えます。

店舗詳細

【店舗名】TAILOR KITAHARA
【公式HP】http://tailor-kitahara.co.jp
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格(上下)】59,000円(税込)〜
【価格(上中下)】90,000円(税込)〜
【納期】約6週間

 

銀座山形屋

国内縫製にこだわり、創業100年の歴史を誇る銀座山形屋は、英国スタイルを中心とした本格派オーダースーツを手に入れることができる老舗店です。

オーダー初心者のため「スタンダードオーダー」をはじめ、完全手縫いの「ハンドメイドオーダー」など、他社にないは豊富な仕立てのバリエーションが特徴です。

すべて国内縫製で仕立てる、本格的な1着が欲しいという方におすすめの老舗店です。

店舗詳細
【店舗名】銀座山形屋
【公式HP】http://www.ginyama.co.jp
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格(上下)】49,000円(税抜)〜
【価格(上中下)】61,000円(税抜)〜
【納期】約2〜3週間

4-3. 予算10万円・一生モノが手に入るお店3選

次に予算10万円ほどで購入できるオーダースーツについて紹介します。

この価格になると生地はハイブランドのものが一般的となります。

自分に合うスーツを手に入れるというよりは、そのブランドや職人により計算し尽くされた美しいシルエットへの美意識、熟練の技で縫製された男らしさを演出する仕立ての技術をその1着から感じとることができる、という価値があります。

ここではそんなオーダースーツを作ることができるブランド、お店をご紹介します。


Ermenegildo Zegna

100年以上の歴史を持つイタリアを代表する高級生地メーカー、エルメネジルド・ゼニアです。

ゼニアの強みは「他の追随を許さない品質へのこだわり」。厳選された希少なウールのみを使い、紳士服業界でNO.1の生地メーカーとして君臨しています。

取扱店・詳細

【公式HP】https://www.zegna.jp
【取扱店】Global Style銀座SAKAEYAスプレーモ
【平均予算】100,000円以上〜

 

Loro Piana

1936年にイタリアで創業され、カシミアやビキューナなどといった高級素材を取り扱う服地メーカーとして世界トップシェアを誇る、ロロ・ピアーナです。

柔らかく気品のある生地で仕立てられたスーツは、男の色気を感じさせる1着として、世界中のセレブリティから支持を得ています。

取扱店・詳細

【公式HP】https://www.loropiana.com
【取扱店】Global Styleテーラー渡辺
【平均予算】98,000円〜

 

dunhill

1893年に創業されたイギリスを代表する高級メンズファッションブランド、ダンヒルです。

ゼニア、ロロ・ピアーナと並ぶ高級テーラーが好んで使う生地は、英国ブランドらしいシックなイメージが強く反映されています。

取扱店・詳細
【公式HP】https://www.dunhill.com
【取扱店】銀座SAKAEYA
【平均予算】85,000円〜

5. さらにオーダースーツに詳しくなりたいあなたへ

5-1. オーダー初心者は3万円台で探すのがおすすめ

まず、「1-1. オーダーには3つの種類がある」で紹介した内容に沿ってご紹介すると、予算3万円台で手に入るスーツは主にパターンオーダーのスーツになります。

なぜ、初心者の方が3万円台で探すのがおすすめかというと、「オーダースーツ=自分の欲しいと思う理想のシルエットを追い求めていくもの」だからです。

オーダースーツは「初めて着てみることで、自分のこだわりに気付くことができるもの」です。

そのため初心者の方は、まず比較的価格を抑えたオーダースーツから始め、どんどん着倒しながら自分のこだわりを見つけ、将来はこんな1着が欲しいという繰り返しが長期的に見て賢い買い物です。

  • オーダースーツ

量販店など購入できるスーツは、今時の細身なものが多いですが、長年愛用しにくいシルエットという問題があります。

その点、オーダースーツの場合はサイズ調整で自分の体型にピッタリ合い、デザインも変更できるので、同じ予算でもオーダーを選択する方が満足度が格段に高くなるので、「オーダースーツ=高い」と思い、選択肢に入れていないのは勿体ないです。

そして3万円台のオーダースーツでも、良品質な1着を手に入れることができる3つのコツですが、

①自分の好きなスタイル、シルエット感のスーツを取り扱っている。

②パターンオーダーに大切なサンプル「ゲージ服」が豊富なお店を選ぶ。

③店舗スタッフが親身になって話を聞いてくれる、提案をしてくれるか。

以上の3つのコツさえ押さえれば、きっと満足できる1着を手に入れることができます。

5-2. しっかりした1着が欲しい人は5〜7万円台で探すのがおすすめ

まず、「1-1. オーダーには3つの種類がある」で紹介した内容に沿ってご紹介すると、予算5〜7万円台となるとパターンオーダーではなく、イージーオーダーのものが多くなります。

パターンオーダーは既成サイズやシルエットから身体に合うサイズを選び、微調整するというオーダー方法ですが、イージーオーダーは縫製工場が持っているパターン(型紙)をベースにデザイン的、体型的な補正を加えるオーダー方法です。

パターンオーダーは着丈や袖丈、パンツ丈などの縦方向の補正、イージーオーダーはその縦に加え、デザイン的、体型的な横補正もできるようになります。

  • オーダースーツ

そして、このあたりの価格帯になると、生地も品質の良いウール100%や「SUPER100's」以上の生地などを選べるようになります。

そもそも良いスーツというのは、良い生地、仕立てで決まります。

高級生地とされるものは、上質で独特の光沢がある、しなやかで肌触りが良いものなど、さまざまなものがありますが、高級かどうかは生地の元となる糸の「繊維の太さ(繊度)」によって変わります。

生地の織り方、ブランドごとの特徴もありますが、この繊維が細ければ細いほど「生地の質感」や「肌触り」などに影響し、着心地が良くなります。

つまり、このSUPER表示がSUPER100's、SUPER110's、SUPER120'sと数字が上がっていくにつれて、より細い繊維で仕立てるハイクラスな1着となり、このランクだと「オーダー感」も感じられます。

そして予算5〜7万のオーダースーツでも、特に仕立ての良い1着を手に入れることができるコツを3つのコツですが、

①縦補正だけではなく、横補正の調整ができるお店かどうか。

②オーダースーツを作る前に、その生地のランクと特徴を確かめる。

③購入して終わりではなく、購入後も安心できるお直し保証があるか。

になります。

以上の3つのコツさえ押さえれば、仕立ての良い1着を手に入れることができます。

5-3. 玄人の人には10万円以上で探すのがおすすめ

予算10万円以上となると「4-3. 予算10万円・一生モノが手に入るお店3選」で紹介しましたが、この価格帯となると生地は高級生地から選べるようになります。

1着10万円以上するスーツを買うということは、「自分に合う1着を手に入れる」というよりも、「そのブランドが長年築き上げてきた美しいシルエット、職人技が生み出す仕立ての技術をその1着から感じとることができる」という価値があります。

  • オーダースーツ

100年以上続くブランド、何十年もの熟練が成せる1着に袖を通す、そこにはお金では測ることのできない価値があり、それがオーダースーツの醍醐味と言えます。

1着10万円以上となると、一見高い買い物のように思えますが「服は人を作る」という言葉があるように、1着3万円のスーツと1着10万円のスーツを着るのとでは、あなたをより立派に見せるスーツは後者だと言えます。

決して安いとは言い切れませんが、相手の失礼のないように自身の身なりを揃えることで、周りの印象や評価も変わります。

それにより自分の意識も変わり仕事への向き合い方にも変化が表れるはずです。

これが「服は人を作る」と言われる所以です。

低価格帯のスーツでは、醸し出すことのできない魅力、価値がこの価格帯のスーツには含まれています。

そして予算10万円以上のオーダースーツでも、特に価格以上の価値がある、長く大切に着たい1着を手に入れることができる3つのコツですが、

①生地が豊富、かつその特徴を把握している店舗スタッフがいるか。

②オーダーの命である「サイズ感」や「シルエット」に妥協はないか。

③購入後のお直し保証が充実しているのかをあらかじめ確かめる。

になります。

以上の3つのコツさえ押さえれば、価格以上の価値がある、長く大切に着たい1着を手に入れることができます。

オーダースーツ
購入前に必ず保証内容を確認しよう
お店によっては肩やウエスト、股下等の他にも「仕上がりに不満があれば完全返金保証」やサイズに不満があれば「無料お仕立て直し」などの対応をしているところもあります。
 
聞きにくいと思うかもしれませんが、購入後のトラブルを避けるためにも、しっかりと事前に確認しておきましょう。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「オーダースーツ」について詳しく解説しました。

最後にもう一度、オーダースーツの種類、予算等をおさらいします。

  • オーダースーツ

このように3種類に分けられます。

オーダースーツは最初のハードルこそ高く感じますが、自分の好きな生地、デザインを選び、身体に合うピッタリなスーツを作ることができることが魅力です。

職人により丁寧に作られたスーツは既製品のものより長持ちするので、実はコストパフォーマンスの面でも優れています。

一度その魅力にハマると、次からはずっとオーダースーツにしたいという方もたくさんいます。

この記事を読んで、オーダースーツについてさらに興味を持った、作ってみたいと思っていただいた方は、ぜひ一度仕立ててみてはいかがでしょうか。