WiMAXでインターネットを使いたいけど、
「自宅や職場はエリアに対応してるのかな?」
「契約してから使えなかったら心配…」
など、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんなときに活用したいのが、WiMAXの提供エリアを簡単にチェックできる「サービスエリア判定」。
そこでこの記事では、
・UQコミュニケーションズへのリサーチ
・WiMAX利用者へのアンケート
をもとに、WiMAXの提供エリアを確認する際に注意したいポイントについて詳しく解説していきます。
あわせて、お得に契約できるおすすめのプロバイダもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
なおこの記事では、WiMAXに関する知識について専門家に監修を頂いています。

Outline
※この記事は2021年3月時点の情報を参考にしています。
※記事内の料金は全て税抜き表示です。
※記事内の「WiMAX」は「WiMAX2+」のことを指します。旧回線の「WiMAX」に対して、「WiMAX2+」は2015年から提供が開始された新回線のことです。
※記事内で紹介している「どんなときもWiFi」は現在、新規申し込み受付を終了しています。
1. WiMAXのエリア判定をしてみよう!
全国に20,000局の基地局が設置され、主要都市を中心に実人口1億人をカバーする「WiMAX」。
しかし、全ての地域を網羅しているわけではないため、エリアによっては繋がらないことも。
そのため、契約前には必ず「UQ WiMAXの公式サイト」で、ご自宅や職場が対象エリアか確認しておきましょう。
UQ WiMAX公式サイトのエリア判定ページですが、エリアを確認する際は「ピンポイントエリア判定」を利用するのがおすすめ。
住所を入力すれば、ピンポイントで「〇・△・✖」のいずれかで判定してくれます。
また、回線は「WiMAX・WiMAX2+・LTE」から選べますが、メインで使うことになる「WiMAX2+」で検索するようにしましょう。
※初期値でWiMAX2+での判定となっています
◆ WiMAX
現在の主流であるWiMAX2+の前身として使われていた旧回線で、2020年にサービスが停止しています。
◆ LTE
auスマホの電波を利用しており、WiMAXが繋がりにくい地方や地下なども広くカバーできる回線です。
※LTEについては、後述の「ハイスピードプラスエリアモードとは?」で詳しくご紹介しています。
WiMAXは20社以上のプロバイダが取り扱っているため、どの会社のサイトからエリアをチェックすれば良いか迷いますよね。
しかし、プロバイダ各社は全て同じWiMAX回線を使用しているため、提供エリアは全社共通。
そのため、どの会社のサイトでチェックしても結果は同じなので、お好きな会社の公式サイトから確認してみましょう。
2. エリア判定の結果が分かったら?
エリア判定をしたら、次は判定結果について詳しく見ていきましょう。
ピンポイントエリア判定では、主に次の3つで判定されます。
では、順番に解説していきます。
2-1. エリア判定が「〇」の場合
判定が「〇」の場合、基本的にWiMAXが利用できるエリアとなります。
ただし、WiMAXは電波の特性の問題と基地局の数が大手3キャリアに比べて少ないという理由から、高層階や障害物が多い場所では繋がらないことがあります。
ピンポイントエリア判定で「◯」となっていても、高層ビルに囲まれていて繋がらないと いうことも。
そのため、ご自宅や職場で本当に繋がるのか心配な場合は、「TryWiMAX」で実際に試してみるのがおすすめです。
※「TryWiMAX」については、後述の「Try WiMAXで事前にチェック!」で詳しくご紹介しています。
2-2. エリア判定が「△」の場合
判定が「△」の場合、窓から離れた場所など、利用環境によっては繋がらない可能性があります。
「〇~△」といった判定が出た場合も同様です。
そのため、これらの判定が出たら、無料でWiMAXを試せる「TryWiMAX」を利用してみましょう。
Try WiMAXで事前にチェック!
WiMAXはサービス提供エリア内であっても、高層階や屋内などではネットが繋がりにくいことがあります。
そこでおすすめなのが、UQ WiMAXが提供する「Try WiMAX」。
無料でルーターを貸し出してもらえるので、自宅などでWiMAXがスムーズに繋がるか実際に使ってチェックすることができます。
貸し出されたルーターを期限内に返却すれば費用は一切かからないので、WiMAXが繋がるか不安な方はぜひ試してみてくださいね。
Try WiMAXの利用手順や注意点については、「WiMAXを無料でお試しできるTryWiMAXの注意点を徹底解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
2-3. エリア判定が「✖」の場合
判定が「✖」の場合、WiMAXのエリア対象外となるため、WiMAX以外のポケットWi-Fiも含めて検討してみましょう。
他社のポケットWi-FiはWiMAXとは異なる回線を利用しているため、WiMAXが繋がらないエリアでもスムーズに使える可能性がありますよ。
他の主要なポケットWi-Fiについても詳しく知りたい方は、「ポケットWiFiおすすめ2021|徹底比較で選ぶ1番人気は?」をご覧ください。
3. WiMAXが使えたらお得なプロバイダから契約!
エリア判定でWiMAXが使えることが分かったら、いよいよ契約へ進みましょう。
WiMAXはUQコミュニケーションズが提供する「UQ WiMAX」以外にも、20社以上のプロバイダから申し込むことが可能です。
どのプロバイダと契約しても速度やエリアといった通信の品質は変わらないので、最もお得に利用できるプロバイダを選ぶようにしましょう。
そこでこの章では、WiMAXを最安料金で利用できるおすすめNo.1のプロバイダをご紹介していきます。
関連記事:WiMAXのお得な契約方法について詳しく知りたい方はこちら
「WiMAXの契約はどこがおすすめ?公式よりお得な申し込み手順を徹底解説」
おすすめNo.1は『GMOとくとくBB WiMAX2+』
GMOインターネットが運営する人気WiMAXプロバイダの「GMOとくとくBB WiMAX2+」。
・最大3万円を超える高額キャッシュバック
・実質月額3,500円以下で使える料金プラン
など、WiMAXの高速ネット通信を最安料金で利用することができます。
また、毎月のスマホ料金が割引される「auスマートバリューmine」「ギガMAX月割」があるので、au・UQ mobileをご利用の方であれば、さらにお得に利用することができますよ。
Speed Wi-Fi NEXT W06
おすすめのルーターは、現在、最も通信速度が速い「Speed Wi-Fi NEXT W06」。
・USBケーブル接続で「最大1.2Gbps」の高速通信
・TXビームフォーミング搭載で端末への送信速度が向上
など、高速で安定した通信が可能なため、高画質動画や大容量データの閲覧も快適です。
料金プランは、データ通信量に上限がない「ギガ放題プラン」を選ぶことで、高速インターネットを存分に楽しめますよ。
◆ 利用者の口コミ
どこにいても通信速度が速いのが嬉しいですね。契約前は繋がるか心配でしたが、実際に使ってみると想像以上に通信速度が速いので外出先でも快適に使えています。
(大阪府・戸建て)
キャッシュバックに魅力を感じてGMOに決めました。月額料金も安いですし、通信状態が良くて動画視聴も快適です。もう少し早くキャッシュバックが受け取れると文句なしなのですが…。
(北海道・12階建てマンション6階)
【運営会社】GMOインターネット株式会社
【主な取扱い機種】W06・WX06
【口座振替】不可
【auスマートバリューmine】あり
【ギガMAX月割】あり
【違約金】1~24ヶ月目 24,800円
25ヶ月目以降 9,500円
ギガ放題プラン | 通常プラン | ||
契約期間 | 3年 | 3年 | |
データ通信量 | 上限なし | 7GB | |
初期費用 | 事務手数料 3,000円 | ||
LTEオプション | 0円 | ||
月額 料金 |
契約月 | 3,609円 (日割料金) |
3,609円 (日割料金) |
1~2ヶ月目 | 3,609円 | 3,609円 | |
3ヶ月目以降 | 4,263円 | 3,609円 | |
特典 | キャッシュバック最大33,000円 |
なお、WiMAXを契約する際には、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
関連記事:GMOとくとくBB WiMAX2+でお得に契約する方法はこちら
「GMOのWiMAXは本当にお得?契約前に知りたい情報を徹底解説」
関連記事:主要WiMAXプロバイダ26社を徹底比較した総合ランキングはこちら
「WiMAXおすすめ2021|主要プロバイダを徹底比較した人気5選」
4. WiMAXのエリアに関する疑問解消Q&A
最後に、WiMAXのエリアに関するよくある疑問にお答えしていきます。
どれも、これからWiMAXを契約する方に役立つ情報ばかりなので、気になる質問からチェックしてくださいね。
Q1. 電波が弱い時はどうすれば良い?
A. ルーターの設置場所を工夫してみましょう。
一般的に、WiMAXの電波は屋外では強い一方、窓のない屋内などでは弱くなる傾向があります。
そのため、屋内で電波が弱い時は、ルーターの設置場所を以下のように工夫してみましょう。
・窓際に移動させる
・遮蔽物となる建物が少ない側の窓際に置く
・1階で入りにくい時は2階に移動させる
また、WiMAXが繋がりにくい場所で利用する際は、より広いエリアをカバーしているハイスピードプラスエリアモードに切り替えて通信することも可能です。
ハイスピードプラスエリアモードとは?
ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAXが繋がらない山間部などのエリアで「auの4G LTE回線」を使用して通信するモードのこと。
そもそも、WiMAXの通信モードには、
・ハイスピードモード
…WiMAX専用のモードで高速通信が可能
・ハイスピードプラスエリアモード
…WiMAXとau 4G LTE通信が使えて広いエリアで利用可能
の2つがあり、ルーターをハイスピードプラスエリアモードに切り替えることで「auの4G LTE回線」を使用することができます。
なお、ハイスピードプラスエリアモードで月に7GBの通信量を超えてしまうと、いずれのモードでも月末まで128kbpsの速度制限がかかってしまうので注意してくださいね。
WiMAXの速度制限について詳しく知りたい方は、「WiMAXは無制限で使えない?ギガ放題プランの速度制限を徹底解説」も参考にしてください。
Q2. 契約したけどどうしても繋がらない場合はどうすればいい?
A. 「初期契約解除制度」の利用を検討しましょう。
多くのプロバイダは、「契約してみたけどネットが繋がらなかった…」といった時のために、端末到着から8日以内なら違約金なしで契約を解除できる「初期契約解除制度」を用意しています。
事務手数料3,000円と端末一式の返送料はかかってしまいますが、違約金なしで契約を解除することができるため、契約後にネットが繋がりにくいことが分かった場合でも安心です。
ただし、次のような場合は、20,000円ほどの端末代金が請求されてしまうので注意してくださいね。
・8日以内の期日を過ぎてしまった場合
・端末一式に欠品・破損・故障があった場合
「8日以内なら違約金なし」とするプロバイダが多い中、先にご紹介したGMOとくとくBBでは、申し込みから20日以内なら違約金なしで契約を解除することができます。
なお、このサービスを受けるためには、
・ピンポイントエリア判定が「〇」であること
・返品前に「20日以内の返品」である旨をお客さまセンターに連絡していること
・20日以内にGMOとくとくBB側でルーターの返品を確認できたこと
という条件を満たす必要があります。
契約の際は必ずエリアチェックを行いましょう。
また、負担してもらえるのは24,800円の違約金のみで、事務手数料・月額料金・ルーター返送料はお客様負担になるので注意しましょう。
※GMOとくとくBBをもう一度確認したい方は、「おすすめNo.1は『GMOとくとくBB WiMAX2+』」からチェックしてくださいね。
Q3. エリア拡大の要望は出せる?
A. UQコミュニケーションズの公式サイトから要望を出すことができます。
UQコミュニケーションズの公式サイトでは、電波やエリアの改善といったWiMAXに関する要望を受け付けており、随時エリア拡充情報を公開しています。
なお、エリアや電波に関する要望を受け付けているのは、WiMAXの電波を管理運営しているUQコミュニケーションズのみ。
「GMOとくとくBB」や「カシモWiMAX」などのプロバイダ各社では受け付けていないので、注意してくださいね。
5. まとめ
いかがでしたか。この記事では、WiMAXの提供エリアを確認する際に注意したいポイントについて解説してきました。
〇:利用可能と思われる
⇒TryWiMAXでお試しするのがおすすめ
△:環境によって圏外になる可能性がある
⇒TryWiMAXでお試しするのがおすすめ
✖:エリア対象外で利用できない
⇒他のポケットWi-Fiを検討するのがおすすめ
また改めて、お得に契約できるおすすめのプロバイダを確認したい方は、「おすすめNo.1は『GMOとくとくBB WiMAX2+』」をご覧ください。
最大で3万円を超えるキャッシュバックと、毎月の利用料金の安さに惹かれて契約しました。通信状態も安定しているので、外出先での利用が多い私にはありがたいですね。
(東京都・4階建てマンション2階)