暑さが厳しい夏。ジャケット姿のビジネスマンも次第に見かけなくなってきました。

室内ですら暑いのに、炎天下を歩きまわる転職活動なら、なおさらジャケットを脱ぎたいですよね。

けれども、面接にジャケットなしで臨むのは大人のマナーとしていかがなものか、と悩む方も多いのではないでしょうか。

さらに、シャツの長さは?ネクタイはするの?など疑問は浮かぶばかり…。

そんなあなたも大丈夫。

今回は夏の面接で守るべき服装のマナーから、夏スーツを快適に過ごすコツまでまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(※この記事は、2017年8月時点での情報を参考にしています。)

1. 基本的な面接マナーを押さえよう

1-1. そもそもクールビズとは?

クールビズとは2005年から環境省が提唱し、夏季に摂氏28度以上の室温に対応できるような、軽装の服装を呼びかけたものです。

基本的には「ノーネクタイ・ノージャケット」ですが、半袖シャツもすでに広く普及しています。

この他にも会社によってはTシャツやアロハシャツがOKというところもありますが、こちらは普及率が高いとはあまり言えません。

1-2. 「クールビズでお越しください」には要注意

2013年に環境省が実施した「COOL BIZに関する国民の意識調査」によると、2013年度においてクールビズの認知度は94.9%、企業の実施度は63.1%という結果が出ています。

日本の半数以上の企業がクールビズを行っている中、採用面接においてもクールビズを求める企業も少なくありません。

しかし、ここで本当に「ノーネクタイ・ノージャケット」で面接に臨んで良いものなのか、不安になりますよね。

答えはずばり、「ノー」です。数字で見てみましょう。

就活支援企業が一般企業の人事担当者に対して実施したアンケート調査において、「選考時期の学生の服装への配慮」を尋ねたところ、

・暑さに配慮した服装をするよう告知を行う「21.8%」
・スーツ着用が必須でない旨告知を行う「7.7%」
・何らかの告知を行うが内容は未定「22.9%」
・服装に関する告知はしない「31.6%」
・服装に関しては全く検討していない「16.0%」
(参考元:2016 年卒マイナビ企業新卒採用予定調査より

告知を行う企業が52.4%、行わないとする企業が47.6%という結果になっています。

暑さに配慮した服装への告知を行わないということは、服装に関して「本人の自己判断で任せる」ということです。

そのような企業が半数近くいる以上、やはりスーツにネクタイで面接に臨むのが無難でしょう。

2. 面接で好印象を残すためにはオーダースーツがおすすめ

面接では会話のキャッチボールも大切ですが、何より重要なのは第一印象を決める身だしなみの部分です。

なぜなら、まず面接官は応募者の服装、例えばサイズ感や着こなす色柄からその人の社会人としてのマナーを判断しているためです。

そこで、面接で好印象を残すためにもおすすめしたいのが、体型に合い・清潔感を与えるオーダースーツという選択肢です。

企業研究だけでなく、服装にも気を抜きたくないという方のために、オーダースーツ専門店の中でもおすすめのブランドを、

・中間流通を極力省き、高品質でコスパの高い製品を提供するブランド

・生地やシルエットをはじめ、裏地などを選べるオーダー専門店

・店舗が多い、またはネットで便利に注文ができる

という基準より、3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


LaFabric(ラファブリック)

  • 夏 面接 服装

ネットでオーダースーツ・シャツを1着から作ることができるカスタムオーダーの通販サイト「LaFabric」。

製品はすべてメイドインジャパンにこだわり、機能性に優れた生地・素材を豊富に取り扱っているのが特徴です。

サービス最大の特長として、一度、店舗で採寸〜体型情報を登録すれば、あとはネットから気軽にオーダーを楽しむことができる点。

一人一人のライフスタイルに合う高機能の一着を、店舗・オンラインストアのどちらでも便利にオーダーできるブランドです。

ブランド詳細

【ブランド名】LaFabric
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格】44,800円(税込)〜
【納期】約4週間

公式サイトを見る

HANABISHI

メイドインジャパンのスーツを1着39,000円〜よりオーダーできるオーダースーツ専門店「HANABISHI」。

長く愛用できる上質な定番生地、日本人の体型に合うシルエット、そしてオーダースーツ専業店として培われた縫製技術の高さが特徴です。

「フィッター」と呼ばれるプロからの丁寧なカウンセリングに定評があり、体型・体格のクセをヒアリングし、一人一人に合わせたシルエットへ調整してくれる老舗店です。

ブランド詳細

【ブランド名】HANABISHI
【オーダー種類】イージーオーダー
【価格】39,000円(税抜)〜
【納期】約3〜4週間

公式サイトを見る

麻布テーラー

定番生地から高級生地まで、約3,000種類ものラインナップを扱う人気店「麻布テーラー」。
 
季節、トレンドを押さえたバラエティー豊かな素材・生地をベースに、一人一人のお客さまとのコミュニケーションを大切にする「ビスポーク」スタイルで、理想の一着を仕立てていくのが特徴です。
 
選りすぐりの生地をベースに、ボタンや裏地など選べるオプションが豊富なため、ワンランク上の上質な一着が欲しい方におすすめです。
ブランド詳細

【ブランド名】麻布テーラー
【オーダー種類】パターンオーダー
【価格】37,000円(税抜)〜
【納期】約4〜6週間

公式サイトを見る

3. 夏の面接にふさわしいスーツスタイルとマナー

3-1. スーツの色はネイビーかグレー

派手な服装が好まれないビジネス社会において、鉄板なのは濃いネイビーグレーの無地です。

派手でなければ写真のようなピンストライプのスーツでも構いません。

  • 夏 面接 服装

ネイビーかグレーのどちらが好まれるかは、相手の職種や年代によります。

一般的にネイビーは堅い職種向け、グレーは比較的服装のルールがゆるい職種向け、ストライプは若手に好まれ、無地はベテランに好まれます。

  • 夏 面接 服装
夏 面接 服装
豆知識
おすすめストライプの種類 左側はピンストライプ。ピンで打ったような極細の点線が立てに入っています。クラシック柄の一つとされ、きちんとした印象を与えます。
 
右側はシャドーストライプ。普段は無地に見えますが、光のあたる角度によってストライプが浮き上がるおしゃれなデザインになっています。

3-2. ネクタイは必ず着用

夏のクールビズの定番といえば「ノーネクタイ」。

しかし、面接の場面ではネクタイは必ず着用しましょう。

  • 夏 面接 服装

色については、面接のようなフォーマルな場では、濃紺・エンジ・グレーがベーシックなスタイル。

柄も派手ではない小紋柄やレジメンタルを選ぶと、面接官に好感度大です。

3-3. 半袖シャツはNG

上記にも触れたように、面接ではジャケットを羽織った方が無難。ではシャツはどうすればよいのでしょうか?

暑いし、ジャケットで見えないから大丈夫と半袖を選ぶのはナンセンス。

ジャケットを羽織った方が良いきちんとした理由が、二つあります。

まず一つ目は、半袖を着用すると袖元からシャツが見えなくなってしまうからです。

スーツの基本的なマナーとして、シャツを袖元から1〜2cm程度覗かせます

礼儀を重んじるビジネスシーンにおいて、袖口からシャツが見えないのは、あまり良いとは言えないでしょう。

二つ目としては、長袖のシャツにはジャケットの汚れを防ぐ役割があります。

半袖を着てしまうと汗等が直接ジャケットに付着し、臭いの原因になるばかりか、水分を含んだジャケットは型崩れしやすくなります。

・ジャケットに付着した汗ジミ

マナー面だけでなく、大切なジャケットを長く使うためにも、長袖のシャツを着用しましょう。

4. 新卒と差をつけたい人のための3つのポイント

就活生は毎年約50万人ほどいると言われています。(参考:統計局・2015年度「労働力調査」

2〜8月にかけてよくみるリクルートスーツ。

いくら同じ就職活動をしているとは言え、彼ら新卒者とは身につけているものから差別化を図りたいもの。

そこでこの章では、新卒者と一歩差を付けたい方のための3つのポイントをご紹介します。

4-1. リクルートスーツは避けるのがベター

まず新卒に見られないためにも、リクルートスーツは避けましょう。

黒色のスーツは冠婚葬祭や礼服のイメージが強いため、社会経験のある男性ならば、グレーやネイビーを着用したいところ。

柄は派手すぎないもので、線が細いストライプやチェックを使用すると良いでしょう。 

4-2. おすすめネクタイ色は水色

基本的なネクタイの色はネイビーまたはエンジが定番。しかしここで遊べるのが転職者の楽しみですよね。

今回おすすめしたいのは「夏」ということで、爽やかな水色のネクタイです。 

  • 夏 面接 服装

他にも色によって、人に与える印象は様々。

受ける企業のテーマカラーのネクタイにしたり、その日のアピール姿勢によって変えても良いですよね。

下記記事にネクタイの色選びのコツが記してありますので、よかったら参考にしてみてくださいね!

関連記事:ネクタイの色選びのコツを知りたい方はこちら
ネクタイの色の選び方|あなたの印象を思い通りに変える3つのコツ

4-3. コーディネートに統一感をもたせよう

普段何気なく使っている、鞄・ベルト・靴にもちょっとした気遣いを。

この3点の色彩がバラバラだと全体がちぐはぐな印象になってしまいます。

下記の写真のように、黒色の鞄なら黒のベルトや靴を、茶色なら茶色を、など小物に統一感を持たせると、全体に引き締まった印象が生まれます。

5. 夏のスーツを快適に過ごすためのコツ

この章では、夏のスーツスタイルを少しでも快適に過ごすためのアドバイスをご紹介します。

5-1. 涼しいスーツスタイルはインナー選びから

みなさん、インナーは着ていらっしゃいますか?汗をかく夏だからこそインナーはとても大切です。

インナーが汗を吸収してくれるので、シャツがべたつくような不快な肌触りがなくなるだけでなく、気になる臭いを抑えることもできます。

さらにインナーの形としてオススメなのはこちらのVネック。

面接時だけでなく、普段のクールビズの服装でもVネックなら下着が見えないのが魅力的です。

ユニクロのエアリズムのような、速乾性の機能性インナーなどもおすすめです。

関連記事:インナー選びのポイントはこちら
スーツのインナー|清潔で好印象を与えるメンズ下着の種類と選び方

5-2. 髪型は前髪を上げて、清潔感を

暑い夏は面接会場まで向かうだけで汗をかいてしまいますよね。汗でおでこに髪がピタッとくっついて…なんてこともしばしば。

これだとどうしても面接官に、清潔感のない印象を与えがち。

邪魔な前髪はジェルやワックスを使って、いっそのことあげてしまいましょう。

おでこを相手に見せることで顔の面積が広くなり、印象が明るくなるばかりか、相手に信頼感誠実さといった好印象を与えることができますよ。

5-3. 移動時のワンポイントアドバイス

面接時にはジャケットを着ることをおすすめしてきましたが、面接会場までの移動中は無理せずジャケットを脱ぎましょう。

ジャケットは企業の受付、もしくはその前等で着用すれば問題ありません。

ジャケットがしわにならないような持ち方を下記記事でもご紹介していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。

関連記事:しわにならないジャケットの持ち方はこちら
スーツのたたみ方|出張時もきれいなスーツで過ごす方法

さらにここでおすすめしたいのが、「面接前のカフェ」です。

現地には早めに到着し、会社近くのカフェや冷房の効いた施設で過ごすようにしましょう。

こうすることでかいた汗を引かせることができますし、面接の事前準備の時間を確保することも可能です。

遅刻する心配もないので、落ち着いた状態で面接に臨むことができますよ。

できる男ほど時間に余裕を持って行動したいですよね。

6. まとめ

ここまで、夏のスーツマナーをご紹介してきましたが、大切なのはいかに面接官に好印象を残し、「一緒に働きたい」と思わせるか。そのために全体的な清潔感は欠かせません。

汗をだらだらにかいて、臭いも気になるような方と一緒に働きたくはないですよね。

細かいマナーや身だしなみまで気遣えるのが、できるビジネスマンとしての第一歩だと思います。

この情報を参考に、皆様が良い結果を残せるよう、ご健闘をお祈りしております。