さまざまな味や香りのリキッドを気化させて、その水蒸気を吸って楽しむ、電子タバコVAPE(ベイプ)。
その水蒸気の発生源である「アトマイザー」は、VAPEを構成するパーツの中でも、特に重要なパーツです。
しかし、
「専門用語が多すぎて説明を見ても分からない」
「どのアトマイザーを選べばいいのだろう」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
・そもそもアトマイザーって何?
・アトマイザー選びのポイント
・編集部厳選のおすすめアトマイザーランキング
などを、初心者の方にも分かりやすく解説していますので、アトマイザー選びの参考にしてくださいね。
先におすすめのアトマイザーを知りたい方は、「3. VAPEアトマイザーランキングTOP3」からチェックしてみてください。
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(※この記事は、2022年1月時点での情報を参考にしています。)
1. VAPE選びはアトマイザーから先に選ぶのが基本
現在では、優れたスターターキットが多数発売されているため、気軽にVAPEを楽しみたい方や、VAPEを初めて購入する方には、スターターキットがおすすめです。
しかし、アトマイザーとバッテリーをパーツ毎に購入して、好みのVAPEを作りたいという方も多いと思います。
そこでこの章では、
- アトマイザーとは
- VAPEをパーツ毎に選ぶ手順
について、解説していきます。
「VAPEおすすめランキング2023|誰でもおいしく吸える人気14選」
1-1. VAPEアトマイザーとは
アトマイザーとは、「リキッドを水蒸気化させるユニット」のことで、その主な役割は、「リキッドの加熱」・「リキッドの供給」・「エアフローの調節」です。
アトマイザーは、以下の4つのパーツで構成されています。
- ドリップチップ
- タンク
- コイル
- エアホール
以下で、それぞれ解説していきます。
・ドリップチップ|吸い口にあたるパーツ
・タンク|リキッドを注入し、溜めておくパーツ
・コイル|タンク内のリキッドを加熱するパーツ
コイルには、「電流の流れにくさ」を表した「抵抗値」と呼ばれる数値があります。
コイルによって電流の流れにくさは異なるため、この電流の流れにくさを「抵抗値(単位:Ω)」で表示します。
抵抗値の数値が大きいほど電流が流れにくく、抵抗値の数値が小さいほど電流が流れやすくなります。
そして、コイル内にはコットンなどでできた「ウィック」と呼ばれるパーツがあり、コイルは、このウィックに染み込んだリキッドを加熱し、水蒸気化する仕組みとなっています。
コイルとウィックはセットで「コイルユニット」として販売されています。
- 高抵抗値(=電流が流れにくい)のコイルを使用
⇒リキッドの味を濃く感じやすい・水蒸気の量は少ない - 低抵抗値(=電流が流れやすい)のコイルを使用
⇒リキッドの味を薄く感じやすい・水蒸気の量が多い
また、「0.9Ω以下」の抵抗値は「サブオーム」と呼ばれ、爆煙仕様(※)のアトマイザーではサブオームのコイルが使用されています。
※「爆煙」については明確な定義があるわけではなく、一般的に、「抵抗値が0.9Ω以下(=サブオーム)のコイルを使用して、大量の水蒸気を発生させる吸い方」のことを指しています。
・エアホール|外部の空気をVAPEに取り込むパーツ
最近では、エアホール(空気口)の大きさを変えることで、エアフロー(空気の流れ)を調節できるアトマイザーが増えてきています。
- エアホールを小さくする(エアフローを絞る)
⇒重い吸い心地・リキッドの味を濃く感じる・水蒸気の量は少なくなる - エアホールを大きくする(エアフローを開く)
⇒軽い吸い心地・リキッドの味を薄く感じる・水蒸気の量は多くなる
1-2. VAPEをパーツ毎に選ぶ手順
VAPEをパーツ毎に選ぶ手順は、以下の通りです。
②次に、選んだアトマイザーを動作させられるバッテリーを選ぶ
VAPEをパーツ毎に選ぶ際に注意しなければならないのは、アトマイザーとバッテリーは、誤った組み合わせだと正常に動作しないということです。
そのため、アトマイザーとバッテリーの互換性を必ず確認する必要があります。
アトマイザーは水蒸気の発生源であるため、どのようなアトマイザーを選ぶかは、VAPEの味や水蒸気量を大きく左右します。
したがって、VAPEをパーツ毎に選ぶ場合には、最初に好みのアトマイザーを選ぶのがおすすめです。
そして、次に、選んだアトマイザーを動作させられるバッテリーを選ぶようにしましょう。
アトマイザーに合わせたバッテリーの選び方については、「VAPEバッテリーおすすめ|電子タバコをおいしく吸える人気12選」で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてみてください。
しかし、以下2点を確認してアトマイザーを選ぶと、バッテリーを選ぶ際の選択肢が広がりますので、参考にしてください。
- バッテリーとの接続部分は「510口金」を選ぶ
現在ほとんどの商品で、アトマイザーとバッテリーの接続部分は、「510口金」という規格で統一されています。
そのため、バッテリーとの接続部分に「510口金」規格を採用しているアトマイザーを選べば、多くのバッテリーと接続可能です。
- アトマイザーの直径は「22mm」を選ぶ
バッテリーの形により、接続できるアトマイザーのサイズ(直径)は変わってきます。
現在、多くのアトマイザーの直径は「22mm」で、直径が「22mm」のアトマイザーならば、多くのバッテリーと接続することが可能です。
【バッテリーとの接続部分・アトマイザーの直径の確認方法】
バッテリーとの接続部分やアトマイザーの直径は、
- 公式サイトや通販サイトの商品仕様を確認する
- 販売店のスタッフに直接確認する
などで、確認するようにしてください。
2. VAPEアトマイザー選びの3つのポイント
VAPE初心者の方でも使いやすいアトマイザー選びのポイントは、以下の3つです。
①コイル交換式を選ぶ
②トップフィル式ガラス製タンクを選ぶ
③エアフロー調節可能モデルを選ぶ
それぞれ解説していきます。
2-1. コイル交換式を選ぶ
リキッドの加熱を担うコイルには、「自作(手巻き)コイル」と「市販のコイル」の2種類があります。
そのため、アトマイザーは、大きく以下の2種類に分かれます。
- 自作コイルを使用するビルド式
- 市販のコイルを使用できるコイル交換式
コイルを自作するには、一定量の知識が必要で、手間や時間もかかります。
したがって、初心者の方には、市販のコイルを使用できるコイル交換式のアトマイザーがおすすめです。
一般的に、水蒸気の量が増えれば増えるほど、リキッドの味は飛びやすい傾向にあります。
そのため、爆煙でもリキッドの味わいを楽しみたい方には、大型のコイルユニットを搭載しているアトマイザーを選ぶのがおすすめです。
大きめのウィックを内蔵している大型コイルユニットで、大量のリキッドを供給することによって、爆煙でもリキッドの味をしっかりと感じることが可能になります。
2-2. トップフィル式ガラス製タンクを選ぶ
リキッドが少なくなったときや、違う種類のリキッドに交換するときなど、リキッドの供給をスムーズに行えるかどうかも、アトマイザーの大切なポイントです。
リキッドの供給を簡単に行えるアトマイザー選びのポイントは、以下の2つです。
・トップフィル式タンクのアトマイザーを選ぶ
それぞれ解説していきます。
・ガラス製タンクのアトマイザーを選ぶ
アトマイザーのタンク部分の素材には、以下の2種類があります。
- プラスチック製
- ガラス製
プラスチック製タンクの場合、メンソール系や柑橘系のリキッドを使用した際などに、ひび割れを起こすことがあります。
そのため、さまざまな種類のリキッドに対して耐性があるガラス製(パイレックスガラスなど耐熱ガラス製)タンクがおすすめです。
・トップフィル式タンクのアトマイザーを選ぶ
リキッドの注入方法には、以下の2種類があります。
- ボトムフィル式|アトマイザー下部から注入
- トップフィル式|アトマイザー上部から注入
ボトムフィル式タンクの場合、リキッドを注入する度に、アトマイザーをバッテリーから取り外さなければなりません。
そのため、アトマイザーをバッテリーに接続したままリキッドを注入できるトップフィル式タンクがおすすめです。
2-3. エアフロー調節可能モデルを選ぶ
「1-1. VAPEアトマイザーとは」でご紹介したように、エアホール(空気口)の大きさを調整して、エアフローを調節できるアトマイザーを選ぶことで、自分好みの味や水蒸気量でVAPEを楽しむことができます。
また、エアホールは大きければ大きいほど軽い吸い心地となり、1度に大量の水蒸気を吸い込むことができるので、爆煙にはエアホールが大きい(もしくはエアホールが2ヶ所以上ある)アトマイザーがおすすめです。
さらに、内径が太いドリップチップを選べば、より多くの水蒸気を吸い込めるため、爆煙を楽しみやすくなります。
多くのアトマイザーでドリップチップは交換可能なので、爆煙を重視される場合は、内径が太いドリップチップに交換してみるのもおすすめです。
【コイル・タンク・エアフロー調節機能の確認方法】
コイル・タンク・エアフロー調節機能については、
- 公式サイトや通販サイトの商品仕様を確認する
- 販売店のスタッフに直接確認する
などで、チェックするようにしてください。
しかし、「人前で吸うのに水蒸気の多さが気になる」、「水蒸気の量よりも味を重視したい」などの理由から、水蒸気の量を抑えて味を重視したいという方も多いと思います。
一般的に、高抵抗値のコイルを使用して、低電力でリキッドを加熱し、水蒸気の量を抑えることで、リキッドの味を濃く感じることが可能になります。
そのため、水蒸気の量を抑えて、リキッドの味わいを重視したい方には、抵抗値が1.0Ω以上のコイルを搭載可能なアトマイザーを選ぶのがおすすめです。
さらに、水蒸気の通り道であるドリップチップの内径は、細い方が濃縮した味わいを楽しむことができます。
3. VAPEアトマイザーランキングTOP3
この章では、編集部厳選のおすすめアトマイザーを、
- 初心者でも使いやすいアトマイザー
- 爆煙と味の良さを両立したアトマイザー
といった基準で厳選し、ランキング形式でご紹介します。
◆ DR.VAPE Model 2(ドクターベイプ モデル2)[PR]
超人気の電子タバコ・DR.VAPE(ドクターベイプ)の最新モデル「DR.VAPE MODEL 2」。
- 上品で高級感のあるシンプルデザイン
…レディ・ガガの元専属スタイリストがデザイン - 初心者でも買ってすぐに楽しめる使いやすさ
…専用PODを差し込んで吸えば自動で電源ON - 使い切りPOD機種としてトップクラスの味わい
…6種の濃厚なフレーバーと満足感のあるミスト量
など、従来モデルから実力が大きく向上しており、お手軽タイプの電子タバコとしては最上級の1台といえます。
1位:Kanger Tech TOPTANK MINI
Kanger Tech社の人気機種「SUBTANK MINI」の後継モデルで、トップフィル式を採用したハイスペックアトマイザーです。
- SSOCC(ステンレススチール・オーガニック・コットン・コイル)のサブオーム対応コイルで爆煙とリキッドの豊かな味わいの両立を実現
- 市販コイルと自作コイルのどちらでも使用可能
など、さまざまな楽しみ方ができる汎用性に優れたアトマイザーなので、これから本格的にVAPEを始めようという初心者の方におすすめです。
【メーカー】KangerTech(カンガーテック)
【モデル】TOPTANK MINI
【サイズ】全長45mm、直径22mm
【接続】510口金規格
【付属コイル】
温度管理用ニッケル0.15Ω(推奨ワット数15W〜50W)
温度管理用ステンレススチール0.5Ω(推奨ワット数15W〜60W)
※別途RBAキット(自作コイル用キット)付属
【タンク】4.0ml、パイレックスガラス
【仕様】トップフィル、エアフロー調節可能
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】5,999円(税込)
2位:Innokin iSub Apex
Apex(頂点)の名の通り、Innokin社の「iSubシリーズ」の最高峰モデルとして発売された人気アトマイザーです。
- 液漏れのリスクを極限まで軽減
- 爆煙でも、リキッドの味を引き立てる対流構造と豊富な交換用コイル
など、特に運用面に優れたアトマイザーなので、爆煙・味・液漏れ対策などで、バランスのとれたアトマイザーをお探しの方におすすめです。
【メーカー】Innokin(イノキン)
【モデル】iSub Apex
【サイズ】全長57mm、直径22mm
【接続】510口金規格
【付属コイル】
0.5Ω×2個(推奨ワット数20W~35W)
【タンク】3.0ml、パイレックスガラス
【仕様】トップフィル、エアフロー調節可能
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】5,999円(税込)
3位:Aspire Triton2
Aspire社の人気アトマイザー「Triton」の後継機種で、前作に比べてやや小ぶりなサイズとなり、使い勝手も格段に向上しています。
- 過剰供給防止システムで液漏れ防止効果が高い
- クリプトンコイルと日本製オーガニックコットンを採用した、味と水蒸気量を両立した対応コイル
などの特徴があり、水蒸気の量だけでなくリキッドの濃厚な味わいを楽しみたいという方におすすめです。
【メーカー】Aspire(アスパイア)
【モデル】Triton2
【サイズ】全長67mm、直径22mm
【接続】510口金規格
【付属コイル】
日本製0.5Ω クリプトンコイル(推奨ワット数40W〜45W)
日本製1.8Ω BVC (推奨ワット数10W〜13W)
【タンク】3.0ml、パイレックスガラス
【仕様】トップフィル、エアフロー調節可能
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】6,399円(税込)
4. 特徴別おすすめVAPEアトマイザー3選
この章では、ランキングには入らなかったものの、注目すべき特徴を持ったおすすめのアトマイザーを、3つご紹介します。
味重視アトマイザーの定番|Aspire Nautilus2
味重視のアトマイザーとしてロングセラー商品となっているAspire社の「Nautilus」シリーズの最新機種です。
- 重めの吸い心地で実現するリキッドの濃厚フレーバー
- 抵抗値の異なる(0.7Ωと1.8Ω)2種類のコイルが付属し、好きな水蒸気量を選択可能
などの特徴があり、リキッドの味がしっかりと出るアトマイザーなので、とにかくVAPEの味を楽しみたいという方におすすめの商品です。
【メーカー】Aspire(アスパイア)
【モデル】Nautilus2
【サイズ】全長53mm、直径22mm
【接続】510口金規格
【付属コイル】
0.7Ω カンタルコイル(推奨ワット数18W〜23W)
1.8Ω カンタルコイル(推奨ワット数10W〜14W)
【タンク】2.0ml、パイレックスガラス
【仕様】トップフィル、エアフロー調節可能
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】3,999円(税込)
セラミックコイル搭載|VAPORESSO Target Pro Tank
セラミックコイルを採用したVAPORESSO社製のアトマイザーです。
- 雑味が少なく、リキッドのクリアな味わいを楽しめる
- 耐久性に優れ、ドライヒット(ウィックの焦げた味を吸引すること)やスピットバック(口元にリキッドが飛び跳ねてくること)を軽減したコイル
など、セラミックコイルが持つメリットを最大限に活かしたアトマイザーなので、初めてセラミックコイルに挑戦する方にもおすすめです。
【メーカー】VAPORESSO(ベイパレッソ)
【モデル】Target Pro Tank
【サイズ】全長53.5mm、直径22mm
【接続】510口金規格
【付属コイル】
SS CCELL セラミックコイル 0.5Ω(推奨ワット数20W〜40W)
SS CCELL セラミックコイル 0.6Ω(推奨ワット数40W〜75W)
【タンク】2.5ml、パイレックスガラス
【仕様】トップフィル、エアフロー調節可能
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】4,200円(税込)
リーズナブルな価格で温度管理対応|INNOKIN iSub V Tank
VW出力と温度管理出力の両方に対応する、ステンレススチールコイル搭載のInnokin社製アトマイザーです。
- コンパクトなサイズと豊富なカラーバリエーションで、さまざまなバッテリーに合わせやすい
- 税込3,000円未満で購入可能な温度管理対応アトマイザー
などの特徴を備えているため、低価格でコストパフォーマンスが高い温度管理対応アトマイザーをお探しの方におすすめです。
【メーカー】Innokin(イノキン)
【モデル】iSub V Tank
【サイズ】全長51mm、直径22mm
【接続】510口金規格
【付属コイル】
ステンレススチールコイル0.5Ω×2(推奨設定温度190℃~245℃/推奨ワット数30W〜60W)
【タンク】3.0ml、パイレックスガラス
【仕様】トップフィル、エアフロー調節可能
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】2,852円(税込)
5. VAPEアトマイザーの疑問解消Q&A
Q1. コイルはいつ交換すればいいの?
A. 使用頻度によりますが、一般的に、2週間前後での交換が必要です。また、コイルが焦げたような味を感じたり、リキッドが変色したりした場合には、すぐに交換するようにしてください。
コイルは消耗品ですので、使用する度に焦げて、味にも影響を与えます。
使用状況などで個人差はありますが、一般的には2週間前後での交換が必要になります。
また、高電力でリキッドを加熱する爆煙タイプのアトマイザーでは、コイルの寿命は短くなる傾向があります。
コイルは1個300円程度で購入可能で、道具などは使わず手で簡単に取り外すことができるようになっています。
VAPEを美味しく味わうために、コイルは定期的に交換するようにしましょう。
Q2. アトマイザーの洗浄方法は?
A. 基本的なお手入れとしては、週に1回程度、アトマイザーを分解し、「水」か「お湯」で洗浄します。
VAPEを美味しく楽しむためには、アトマイザー部分を定期的に洗浄することが必要です。
週に1回程度、アトマイザー部分を分解(コイルも取り外す)して、水かお湯で洗浄するようにしましょう。
また、リキッドを入れ替えるときにも、リキッド同士が混ざってしまわないように、アトマイザーを洗浄してから、リキッドを交換するのが基本です。
アトマイザーを洗浄する際の注意点は、以下の3つです。
- バッテリー部分は水に濡らさない
- 洗浄後はきちんと乾燥させる
- 組み立てるときはネジを強く締めすぎない
また、本格的な洗浄には、水やお湯の代わりに、薬局などで売っている「エタノール」を使用します。
分解したアトマイザーを、エタノールに2~3分(以前使っていたリキッドの風味をしっかりと消したいときは20~30分)ほど浸け置きすることで、簡単にアルコール除菌することが可能です。
エタノールを使用した場合も、洗浄後はしっかりと乾燥させるようにしてください。
Q3. タンクが割れた・・・どうすればいい?
A. 使用しているアトマイザー専用の「交換用ガラスチューブ」を購入して交換しましょう。
「2-2. トップフィル式ガラス製タンクを選ぶ」でご紹介したように、アトマイザーのタンクは、メンソール系や柑橘系のリキッドを使用しても割れないガラス製がおすすめです。
しかし、ガラス製タンクを使用していても、落下させてしまったり、分解する際に力を入れすぎてしまったりして、割れてしまうこともあります。
そのような場合は、交換用ガラスチューブ(タンクのガラス部分)が販売されているので、使用しているアトマイザー専用のガラスチューブを購入して交換するようにしましょう。
また、ガラス部分を衝撃から守るシリコンバンドなども販売されています。種類が豊富で、カラフルなものも多いため、アクセサリー感覚でアトマイザーに付けてみるものおすすめです。
Q4. アトマイザーが熱いけど故障?
A. アトマイザーが、ある程度熱くなるのは故障ではありません。ただし、熱すぎる場合には空焚きの可能性があります。
VAPEは、リキッドを熱することで水蒸気を発生させる機械なので、リキッドの加熱部分に当たるアトマイザーがある程度熱くなるのは構造上当然のことで、問題はありません。
ただし熱くなりすぎると、コイルが焦げ付きやすくなったり、リキッドが劣化しやすくなったりするので、その場合は、吸う間隔をあけるなどチェーンスモーク(連続して吸うこと)を控えるようにしましょう。
また、チェーンスモークをしていないのに、アトマイザーがすぐに熱くなりすぎてしまう場合には、空焚きの可能性がありますので、リキッドを補充するようにしてください。
接続不良や、低抵抗値のコイルを使用していることで電流が流れすぎて、ショートを起こしている可能性があります。
そのまま使用を続けると非常に危険ですので、すぐに使用を中止するようにしてください。
6. まとめ
いかがでしたか。
この記事では、VAPE初心者の方でも使いやすいアトマイザーの選び方と、おすすめアトマイザーランキングをご紹介しました。
アトマイザー選びのポイントをまとめると、
- コイル交換式を選ぶ
- タンクがガラス製でトップフィル式のものを選ぶ
- エアフローが調節可能なものを選ぶ
になります。
アトマイザーのパーツ解説やアトマイザーに関するよくある疑問への回答もご紹介しているので、この記事を参考に、自分好みのアトマイザーを見つけて、新しいVAPEの魅力を体験してみてくださいね。