スターターキットからステップアップして、電子タバコVAPE(ベイプ)のバッテリーを新調しようと考えている方も多いと思います。
しかし、いざバッテリーを買おうとしても、
「バッテリーって、どうやって選べば良いのかな?」
「簡単に蒸気の量を増やせるバッテリーってない?」
と、悩んでしまうのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
- VAPEバッテリー選びの3つのポイント
- 編集部厳選のVAPEバッテリーランキングTOP3
- VAPEバッテリーに関するよくある疑問Q&A
などを、初心者の方にも分かりやすくご紹介しますので、バッテリー選びの参考にしてください。
最初におすすめのバッテリーを知りたい方は「3. 編集部厳選のVAPEバッテリーランキングTOP3」からチェックしてみてくださいね。
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(※この記事は、2022年1月時点での情報を参考にしています。)
1. VAPEバッテリーはアトマイザーに合わせて選ぶ
現在では、爆煙(大量に蒸気を発生させる吸い方)可能モデルや、多彩な出力モードを備えたモデルなど、優れたスターターキットが多数発売されています。
そのため、気楽にVAPEを楽しみたい方や、VAPE初心者の方には、スターターキットの利用がおすすめです。
しかし、バッテリーとアトマイザーをパーツ毎に購入して、自分好みのVAPEを組み立てたいという方も多いと思います。
そこでこの章では、
- バッテリーとは
- バッテリーを選ぶ手順
について解説していきます。
「VAPEおすすめランキング2023|誰でもおいしく吸える人気14選」
1-1. VAPEバッテリーとは
バッテリーとは、「VAPEに電力を供給するパーツ」のことであり、VAPEの「使用可能時間」と「出力の大きさ」は、バッテリーの「mAh数」と「W数」によって決まります。
「mAh(ミリアンペアアワー)」とは、「バッテリーの容量」を表す単位で、この数値が大きいほど、VAPEの使用可能時間は長くなります。
使用方法にもよりますが、一般的に、2,000mAhあれば1日通して使用できます。
また、「W数」とは、「出力の大きさ」を表す単位で、この数値が大きいほど、VAPEの蒸気量は多くなります。
一般的に、30Wあれば爆煙(大量に蒸気を発生させる吸い方)で使用できます。
【mAh数とW数の確認方法】
バッテリーの「mAh数」と「W数」は、
- 公式サイトや通販サイトの商品仕様を確認する
- 販売店のスタッフに直接確認する
などで、確認するようにしてください。
バッテリーは、「Modification(調整)」を略して、別名「MOD」と呼ばれています。
特に、アトマイザーの交換ができるタイプのバッテリーを指して、「MOD」というのが一般的です。
1-2. VAPEバッテリーを選ぶ手順
VAPEをパーツ毎に揃える場合の、バッテリー選びの手順は、以下の通りです。
②次に、選んだアトマイザーを動作させられるバッテリーを選ぶ
VAPEをパーツ毎に揃える場合に注意しなければならないのは、アトマイザーとバッテリーは、誤った組み合わせだと、VAPEをおいしく味わえないばかりか、正常に動作しない場合もありえるということです。
VAPEの「味」や「蒸気量」は、アトマイザーの性能によって大きく左右されます。
そのため、VAPEをパーツ毎に選ぶ際は、最初に好みのアトマイザーを選び、次に選んだアトマイザーを動作させられるバッテリーを選ぶようにしましょう。
「VAPEのアトマイザー|電子タバコをおいしく吸えるおすすめ6選」
2. VAPEバッテリー選びの3つのポイント
バッテリーを選ぶときのポイントは、下記の3つです。
①アトマイザーに合わせてバッテリーを選ぶ
②安全に使えるテクニカルMODを選ぶ
③使用スタイルに応じたバッテリータイプを選ぶ
それぞれ解説していきます。
2-1. アトマイザーに合わせてバッテリーを選ぶ
「1-2. VAPEバッテリーを選ぶ手順」でご紹介した通り、VAPEをパーツ毎に揃える際は、まずアトマイザーを選び、次に選んだアトマイザーを動作させられるバッテリーを選ぶのが基本です。
選んだアトマイザーを動作させられるバッテリー選びのポイントは、下記の2つです。
①アトマイザー搭載コイルの抵抗値を使用できるバッテリーを選ぶ
②アトマイザーの推奨W数を満たしているバッテリーを選ぶ
【アトマイザーの商品詳細ページ】
バッテリーには、「抵抗値範囲」という「そのバッテリーを安全に使用するために必要なコイルの抵抗値範囲」があります。
そのため、バッテリーの抵抗値範囲より低い抵抗値のコイルを使用すると、故障や事故などに繋がってしまいます。
また、アトマイザーには、「推奨W数」という「そのアトマイザーを使用するのに必要なバッテリーのW数」があります。
そのため、バッテリーの出力がアトマイザーの推奨W数を満たしていなければ、美味しい蒸気を出すことができません。
したがって、バッテリー選びの際には、アトマイザー搭載コイルの抵抗値が使用可能な抵抗値範囲を備え、アトマイザーの推奨W数を満たしているバッテリーを選ぶようにしましょう。
【バッテリーの抵抗値範囲と出力の確認方法】
バッテリーの抵抗値範囲と出力は、
- 公式サイトや通販サイトの商品仕様を確認する
- 販売店のスタッフに直接確認する
などで、確認するようにしてください。
・アトマイザーと同じ口金のバッテリーを選ぶ
アトマイザーとバッテリーは、口金(アトマイザーとバッテリーの接続部のことで、510口金が一般的)が一致しなければ接続することができません。
そのため、使用するアトマイザーの口金と同じ口金のバッテリーを選ぶようにしましょう。
・アトマイザーの直径を確認してバッテリーを選ぶ
バッテリーの形によって、接続できるアトマイザーのサイズは変わってきます。
そのため、使用するアトマイザーの直径(22mmが主流)を確認して、そのサイズを接続できる形のバッテリーを選ぶようにしましょう。
【口金・接続可能なアトマイザーの直径の確認方法】
バッテリーの「口金」と「接続可能なアトマイザーの直径」は、
- 公式サイトや通販サイトの商品仕様を確認する
- 販売店のスタッフに直接確認する
などで、確認するようにしてください。
2-2. 安全に使えるテクニカルMODを選ぶ
バッテリーは、安全装置の有無で、下記の2つに区別することができます。
- テクニカルMOD|安全装置有り
- メカニカルMOD|安全装置無し
テクニカルMODには、ショート保護機能などの安全装置が付いており、初心者でも安全にVAPEを使うことができます。
一方で、メカニカルMODは通電機能のみで、安全装置が付いていないので、安全に使用するためには、知識と経験が必要です。
そのため、通販サイトなどでも、テクニカルMODとメカニカルMODは区別されて販売されています。
VAPE初心者の方は、安全性の高いテクニカルMODを選ぶようにしましょう。
2-3. 使用スタイルに応じたバッテリータイプを選ぶ
VAPEで使用するバッテリーは、下記の2つのタイプに分かれます。
・電池交換型|電池の交換が可能なタイプのバッテリー
電池の知識がなくても使える「電池内蔵型」バッテリーは、手軽にVAPEを使いたいという方におすすめです。
一方で、電池の交換が可能な「電池交換型」バッテリーは、1つのバッテリーを使い続けたい方におすすめです。
それぞれに異なった特徴があるため、ご自身の好みに合わせて選ぶようにしましょう。
なお、「電池交換型」バッテリーの場合、別途電池を購入する必要があります。
VAPEで使用する電池の選び方については、「5. VAPEバッテリーで使用する電池の選び方」でご紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
3. 編集部厳選のVAPEバッテリーランキングTOP3
この章では、
- 安心して使える「テクニカルMOD」である
- 標準的なアトマイザー(510口金・直径22mm)が使える
といった条件で厳選した、初心者にもおすすめのバッテリーをランキング形式でご紹介します。
※【対応アトマイザー】の直径は、商品本体のサイズから算出した目安です。
◆ DR.VAPE Model 2(ドクターベイプ モデル2)[PR]
超人気の電子タバコ・DR.VAPE(ドクターベイプ)の最新モデル「DR.VAPE MODEL 2」。
- 上品で高級感のあるシンプルデザイン
…レディ・ガガの元専属スタイリストがデザイン - 初心者でも買ってすぐに楽しめる使いやすさ
…専用PODを差し込んで吸えば自動で電源ON - 使い切りPOD機種としてトップクラスの味わい
…6種の濃厚なフレーバーと満足感のあるミスト量
など、従来モデルから実力が大きく向上しており、お手軽タイプの電子タバコとしては最上級の1台といえます。
1位:Eleaf iStick Pico
VAPE初心者が初めて手にする1台や、中上級者のサブ機として、多くのVAPE愛用者に使用されている定番バッテリーです。
- 「VWモード」を使用して、蒸気の量を調節できる
- 「温度管理モード」で、蒸気の味を安定させることができる
など、複数の出力モードを搭載しており、1つのバッテリーでさまざまな吸い方を楽しみたいという方に、おすすめの商品です。
【メーカー】Eleaf(イーリーフ)
【モデル】iStick Pico
【電池】交換型(18650型の電池1本使用)
【W数】1W~75W
【抵抗値範囲】0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス)
0.05Ω~1.5Ω(温度管理)
【対応アトマイザー】510口金・直径22mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】5,400円(税込)
2位:Joyetech eVic VTwo Mini
複数の出力モードや保護機能を搭載した、コンパクトなVAPEバッテリーです。
- 起動ボタンが10秒以上押され続けると、加熱を中止する誤作動防止機能
- 本体温度が70度以上になると、加熱を中止する保護機能
など、誤作動や事故を防いでくれる機能が充実しているので、安心して使えるVAPEをお探しの方に、おすすめです。
【メーカー】Joyetech(ジョイテック)
【モデル】eVic VTwo Mini
【電池】交換型(18650型の電池1本使用)
【W数】1W~75W
【抵抗値範囲】0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス)
0.05Ω~1.5Ω(温度管理)
【対応アトマイザー】510口金・直径22mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】6,099円(税込)
3位:Eleaf ASTER RT
アトマイザーをバッテリー本体に組み込んで使用する設計のため、アトマイザーと合わせてもコンパクトに使えるバッテリーです。
- 爆煙でも1日通して、十分に使用できる4,400mAhバッテリー内蔵
- 具体的な数字は使わずに、出力を「より高くorより低く」という感覚で調整できる「スマートモード」搭載
などの特徴を持つので、蒸気量を感覚で調節したいという方に、おすすめです。
【メーカー】Eleaf(イーリーフ)
【モデル】ASTER RT
【電池】内蔵型(4,400mAh)
【W数】1W~100W
【抵抗値範囲】
0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス・スマート)
0.05Ω~1.5Ω(温度管理)
【対応アトマイザー】510口金・直径22mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】5,099円(税込)
4. 特徴別おすすめVAPEバッテリー9選
こちらでは、ランキングでは紹介しきれなかったものの、注目すべき特徴を持ったバッテリーをご紹介します。
- コンパクト設計
- VVモード、VWモード搭載
- 温度管理機能搭載
の3つに分けてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
※【対応アトマイザー】の直径は、商品本体のサイズから算出した目安です。
※電池を複数使用する際は、使用開始日を揃えた同じ製品を使用してください。
4-1. コンパクトでハイパワーなバッテリー
こちらでは、携帯性に優れたコンパクトモデルの中でも、爆煙が可能なバッテリーや、高容量電池を内蔵したバッテリーを3つご紹介します。
・Eleaf ASTER TC 75W
握った手にぴったりとフィットしてくれる、スリムさが魅力の商品です。
出力幅は1W〜75Wと広く、簡単に蒸気量を増やすことができるので、コンパクトな爆煙モデルをお探しの方に、おすすめの商品です。
【メーカー】Eleaf(イーリーフ)
【モデル】ASTER TC 75W
【電池】交換型(18650型の電池1本使用)
【W数】1W~75W
【抵抗値範囲】
0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス・スマート)
0.05Ω~1.5Ω(温度管理)
【対応アトマイザー】510口金・直径23mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】7,344円(税込)
・Aspire NX30
手の中に収まるコンパクトサイズながら、2,000mAhの電池を内蔵し、1日中使用するのに十分な容量を持っています。
ストラップをつけて、首から下げて持ち運ぶこともできます。
液晶画面を非表示にして省エネで使える「ステルスモード」に切り替えることができるので、バッテリーを節約しながら使いたい方に、おすすめです。
【メーカー】Aspire(アスパイア)
【モデル】NX30
【電池】内蔵型(2,000mAh)
【W数】1W~30W
【抵抗値範囲】0.2Ω~3.5Ω
【対応アトマイザー】510口金・直径22mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】5,099円(税込)
・WISMEC Presa TC75W
人間工学に基づいた設計がされており、よく手に馴染むデザインとなっています。
0.96インチの大型ディスプレイと、ゴシック系フォントを使用しているので、コンパクトな本体でも出力やモード設定が確認しやすくなっています。
ディスプレイでの設定確認がしやすいモデルをお探しの方に、おすすめです。
【メーカー】WISMEC(ワイズメック)
【モデル】Presa TC75W
【電池】交換型(18650型の電池1本使用)
【W数】1W~75W
【抵抗値範囲】0.1Ω〜3.5Ω(VW・バイパス)
0.05Ω〜1.0Ω(温度管理)
【対応アトマイザー】510口金・直径23mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】9,100円(税込)
4-2. VV・VWモード搭載バッテリー
こちらでは、VVモードまたはVWモードを搭載し、蒸気量を自分の好みに合わせて調節できるバッテリーを3つご紹介します。
⇒VAPEの出力(W)に影響を与える「電圧(V)」を調節する機能。
・Eleaf iStick QC200W
最大出力200W・容量5,000mAhの、高出力・高容量電池を内蔵しています。
ショート保護機能も搭載しているので、万が一の事故や故障も防いでくれます。
高い出力で使用しても電池切れしにくいので、普段から爆煙を楽しんでいる方に、おすすめです。
【メーカー】Eleaf(イーリーフ)
【モデル】iStick QC200W
【電池】内蔵型(5,000mAh)
【W数】1W~200W
【抵抗値範囲】0.1Ω~3.5Ω(VW・スマート)
0.05Ω~1.5Ω(温度管理)
【対応アトマイザー】510口金・直径25mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】11,999円(税込)
・BeyondVape/Wismec Centurion 100W
BeyondVape社とWismec社が共作したバッテリーで、出力を1W〜100Wまで調節することが可能です。
ショート防止機能や、バッテリー高温時に出力をストップする機能など、安全機能も充実しています。
爆煙仕様と安全性を兼ね備えたモデルをお探しの方に、おすすめです。
【メーカー】BeyondVape(ビヨンドベイプ)
Wismec(ワイズメック)
【モデル】Centurion 100W
【電池】交換型(18650型or26650型の電池1本使用)
【W数】1W~100W
【抵抗値範囲】0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス)
0.05Ω~1.5Ω(温度管理)
【対応アトマイザー】510口金・直径30mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】11,880円(税込)
・Joyetech OCULAR C
電池を2本使用したハイパワーモデルで、1W〜150Wまで出力をコントロールできます。
また、MP3プレイヤーやフォトライブラリなど、他の商品にない機能を備えています。
蒸気量だけでなく機能面でも他モデルと差をつけた、VAPE仲間に自慢できる商品をお探しの方に、おすすめです。
【メーカー】Joyetech(ジョイテック)
【モデル】OCULAR C
【電池】交換型(18650型の電池2本使用)
【W数】1W~150W
【抵抗値範囲】0.1Ω~3.5Ω(VW)
0.05Ω~1.5Ω(温度管理)
【対応アトマイザー】510口金・直径25mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】16,093円(税込)
4-3. 温度管理モード搭載バッテリー
こちらでは温度管理モードを搭載し、リキッドのフレーバーをおいしく味わえるバッテリーを3つご紹介します。
温度管理モードとは、コイルの温度を一定に保つ機能のことで、下記のメリットがあります。
- コイルの空焚きを防ぐ
- リキッドを安定した味で楽しめる
そのため、温度管理モードを使用する際は、専用コイル搭載のアトマイザーを使用するようにしましょう。
・Eleaf iStick TC 60W
温度管理モード使用時に、コイル温度が設定温度よりも高くなっても、動作をストップ・通知してくれる機能が付いているので、温度管理モードをより快適に使用することができます。
別売りの付け替えカバーを使用して、さまざまなカラーバリエーションを楽しむことも可能です。
ストラップも付けられるようになっていて持ち運びにも便利なので、使い勝手の良い温度管理モード搭載バッテリーをお探しの方に、おすすめです。
【メーカー】Eleaf(イーリーフ)
【モデル】iStick TC 60W
【電池】交換型(18650型の電池1本使用)
【W数】1W~60W
【抵抗値範囲】0.15Ω~3.5Ω(VW)
0.05〜1.0Ω以上(温度管理)
【対応コイル素材】Ni・Ti
【温度設定範囲】100℃〜315℃
【対応アトマイザー】510口金・直径28mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】4,800円(税込)
・Joyetech Cuboid Mini
コイルに直接リキッドを垂らす「直ドリ」に適した「バイパスモード」搭載など、上級者向けの吸い方に対応したモデルです。
コンパクトサイズに設計されており、持ち運びもしやすくなっています。
見た目も洗練された印象なので、スマートに使えるバッテリーをお探しの方に、おすすめです。
【メーカー】Joyetech(ジョイテック)
【モデル】Cuboid Mini
【電池】内蔵型(2,400mAh)
【W数】1W~80W
【抵抗値範囲】0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス)
0.05Ω~1.5Ω(温度管理)
【対応コイル素材】Ni・Ti・SS316
【温度設定範囲】100℃〜315℃
【対応アトマイザー】510口金・直径22mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】11,200円(税込)
・KangerTech KBOX200W
「NiCr(ニクロム)」素材のコイルにも対応した温度管理モード搭載バッテリーのため、他製品よりも幅広くコイルを選ぶことができます。
出力可能W数も7W〜200Wと幅広く、ハイパワーで爆煙を楽しむことができるのも魅力です。
温度管理モードもVWモードもフル活用できる、ハイスペックなバッテリーをお探しの方に、おすすめです。
【メーカー】KangerTech(カンガーテック)
【モデル】KBOX200W
【電池】交換型(18650型の電池2本使用)
【W数】7W~200W
【抵抗値範囲】0.1Ω~3.5Ω(VW)
0.05Ω以上(Ni/Ti/SS温度管理)
0.1Ω以上(NiCr温度管理)
【対応コイル素材】Ni・Ti・SS・NiCr
【温度設定範囲】100℃〜315℃
【対応アトマイザー】510口金・直径22mmまで
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】11,200円(税込)
5. VAPEバッテリーで使用する電池の選び方
VAPEで使用される電池の寿命は1年程度なので、定期的に買い替えなければなりません。
VAPEで使用する電池選びのポイントは、下記の2つです。
①IMRバッテリーかINRバッテリーを選ぶ
②電池のサイズを確認して選ぶ
それぞれ解説していきます。
①IMRバッテリーかINRバッテリーを選ぶ
VAPE特有の高出力に対応するため、VAPEで使用する電池には、出力を制限する保護回路が付いていません。
このような「ノンプロテクト電池」と呼ばれている電池の中でも、「IMRバッテリー」・「INRバッテリー」の2つは、発火や爆発のリスクが低く、比較的安全に使用することができます。
そのため、VAPEで使用する電池は、必ずVAPE専門店で購入し、「IMRバッテリー」または「INRバッテリー」と明記されている商品を選ぶようにしましょう。
②電池のサイズを確認して選ぶ
商品名などに書かれている5ケタの数字は、その電池のサイズを示しています。
バッテリーによって、使用できる電池のサイズは異なるため、電池のサイズ(5ケタの数字)を確認してから電池を購入するようにしましょう。
【使用できる電池サイズの確認方法】
①、②以外にも、バッテリーの容量(mAh)とアンペア(A)を考慮しましょう。
「A」とはVAPEを使用する際に発生する電流のことです。
「電圧(V)=抵抗値(Ω) ×電流(A)」という式で式が成り立つので、
アドマイザーのコイルの抵抗値と電流に耐えられる電圧のバッテリーを選びましょう。
電圧が足りないと、回路がショートして漏電の原因となるので注意が必要です。
6. VAPEバッテリーに関するよくある疑問Q&A
この章では、バッテリーに関するよくある疑問に、Q&A形式でお答えしていきます。
- 電源が入らない
- 充電ができない
- 蒸気の出が悪くなった
- 事故を防ぎたい
などの、解決方法をご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
Q1. 電源が入らないけど故障したのかな?
A. アトマイザーとバッテリーの接続部の汚れが原因で、通電できていない可能性があります。
アトマイザーとバッテリーの接続部が汚れていると、通電ができず、電源が入らなくなる場合があります。
その場合は、綿棒などを使用して、各接続部の口金周りの汚れを拭き取ってから、再度接続してください。
加えて、アトマイザーに搭載している「コイルの抵抗値」と、「バッテリーの抵抗値範囲」も確認してください。
バッテリーの抵抗値範囲より低い抵抗値のコイルを使用すると、安全装置が働いて、自動的に加熱をストップすることがあります。
その場合は、バッテリーの抵抗値範囲内におさまる抵抗値のコイルに交換しましょう。
接続部の汚れや、コイルの抵抗値を確認しても、まだ電源が入らないようでしたら、故障の疑いもあるので、購入店に相談してみてください。
Q2. 充電できないけど故障したのかな?
A. 充電アダプターとの接続部の汚れが原因で、通電できていない可能性があります。
充電アダプターとの接続部が汚れていると、充電ができない場合があります。
その場合は、綿棒などを使用して、接続部を綺麗にしてから、再度充電してください。
また、バッテリーを充電する際は、「購入時に付属する正規品」か、VAPE専門店で販売されている「VAPE専用の充電器」を使うようにしましょう。
VAPEで使用する電池に適した電圧(V)や電流(A)を持った充電器でなければ、電池および本体を故障させてしまう恐れがあるため、スマートフォン用充電器などを使用した充電は避けるようにしてください。
接続部の汚れを掃除して、正規品の充電器を使用しても充電できない場合は、故障の疑いもあるので、購入店に相談してみてください。
VAPEで使用する電池は、充電せずに使い続けると電圧が下がり、一般的に、電圧が2.5Vより下がると、再度充電することができなくなってしまいます。
そのため、バッテリーの寿命を伸ばすためにも、充電残量がゼロになるまで使用し続けることは避けてください。
電池残量の低下警告が出た場合や、「蒸気量が減ってきたかな?」と感じた時は、こまめに充電するようにしてください。
Q3. 蒸気の出が悪いのはバッテリーが原因?
A. アトマイザーに付いているコイルの交換を行なってください。
VAPEの蒸気量や味に最も影響を与えるのは、バッテリーではなくアトマイザーです。
中でも、蒸気の量が落ちる一番の原因としては、コイルの焦げ付きが考えられます。
VAPEを使用する頻度などにもよりますが、2〜3週間を目安に、定期的にコイルを交換するようにしてください。
Q4. VAPEの爆発事故ってなんで起こるの?
A. スペックの限界までバッテリーの出力を上げて使用すると、電池に強い負荷がかかり、爆発事故などの原因となります。
事故のリスクを上げてしまうので、下記のような使用方法は避けるようにしてください。
・バッテリーの「抵抗値範囲」下限までΩ値を下げたコイルを使用する
このような使い方をすると、電池に強い負荷がかかってしまい、発火や爆発の原因となってしまいます。
VAPEを安全に楽しむために、スペックに余裕を持たせた使用を心がけてください。
7. まとめ
この記事では、VAPEで使用するバッテリー選びのポイントやおすすめ商品などをご紹介しました。
バッテリー選びのポイントをまとめると、
- アトマイザーに合わせてバッテリーを選ぶ
- 安全に使用できるテクニカルMODを選ぶ
- 電池内蔵型か電池交換型を好みで選ぶ
になります。
今回ご紹介したバッテリーの中には、「VVモード・VWモード」や「温度管理機能」など、VAPEをより楽しむための機能を搭載したモデルがたくさんあります。
ぜひこの記事を参考に、お気に入りのバッテリーを見つけてくださいね。