鮮やかで高画質な映像を大画面で楽しめるのが「有機ELテレビ」の魅力。
しかし、購入を検討したときに、
有機ELテレビってどれくらい良いモノなの?
と、高価格帯の商品だからこそ気になりますよね。
そこでこの記事では、専門家が厳選したおすすめの有機ELテレビ13選をご紹介します。
さらに、有機ELテレビ選びのポイントやテレビメーカー別の特徴もご紹介するので、 自分にぴったりの1台が見つかりますよ。
◆ この記事は専門家が全面的に監修しています
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※この記事は2024年8月時点の情報を参考にしています。
※商品価格は「価格.com」を参照しています。(税込)
1. 有機ELテレビとは?
各メーカーのハイエンドモデルに位置付けされることが多く、液晶に代わる次世代のテレビとして注目を集めているのが「有機ELテレビ」です。
それぞれ詳しくご説明します。
①どんな映像も鮮やかで高精細
映画やスポーツ鑑賞・ゲームプレイなど、どんなシーンの映像でも高画質に描写します。
有機ELテレビは、
発色が非常に鮮やか
…深みのある黒や高いコントラスト表現が得意
動きの激しい映像もなめらかに表示
…液晶と比べて残像が少ない映像表示が可能
ほぼ真横から見ても映像がキレイ
…視野角(斜めからでもキレイに見える画質性能)が非常に広い
という特徴があり、「有機ELの映像に慣れたら液晶テレビには戻れない!」という声も挙がるほどの高画質体験ができます。
有機ELテレビは光沢感の強いパネルを採用しており、 日光や照明が強い場所では光の映り込みで画面が見づらくなることがあります。
遮光カーテンで外光をカット・明かりを少し落とした状態にすると、映り込みを防いでキレイな映像を見ることができます。
②液晶よりもテレビ本体を薄くできる
バックライトが不要な有機ELテレビは、液晶テレビよりも圧倒的にディスプレイが薄いのが特徴です。
◆液晶テレビ・有機ELテレビの薄さ比較
※ 同一メーカーでの比較(どちらも2020年モデル)
液晶テレビ |
有機ELテレビ |
真横から見たときに1枚の薄い板のように見え、圧迫感なく大画面の映像を楽しめます。
3.9mmという驚異的な薄さの有機ELテレビも登場しており、テレビを壁掛けでスタイリッシュに設置したい人にもおすすめのテレビです。
ラインナップが48型以上と大画面の有機ELテレビは、お部屋の大きさに応じた適切なサイズを選択すると快適に視聴できます。
画面サイズ | 視聴距離 | 部屋の広さの目安 |
48V型 | 約0.8m | 8畳 |
55V型 | 約1.2m | 8~10畳 |
65V型 | 約1.3m | 10畳以上 |
75V型 | 約1.4m | 16畳 |
2. メーカー別|有機ELテレビの特徴と選び方
有機ELテレビはほとんどのモデルが「高画質・高機能」なため、どの機種が自分に適したモデルなのか迷ってしまうことも。
各メーカーの有機ELテレビの特徴や強みをご紹介するので、ぜひ機種選びの参考にしてください。
2020年にシャープが有機ELテレビ販売に初参入するなど、多くの国内メーカーから有機ELテレビを選べるようになりました。
各社、液晶テレビ時代の強みが反映されたモデルが多く登場しています。
◆有機ELテレビメーカーの特徴一覧
画質 | 音質 | 機能性 | コスパ | |
ソニー | ||||
パナソニック | ||||
東芝 | ||||
シャープ | ||||
フナイ | ||||
LG | ||||
ハイセンス |
画質・音質に優れたメーカー
◆画質・音質・機能全てが高レベル「ソニー」
画質: 音質: 機能性: コスパ:
「世界初の有機ELテレビ販売メーカー」であり、画質・音質・機能性全てのクオリティが高く、ハイレベルな有機ELテレビをリリースしています。
ここがソニーの強み!
- 臨場感たっぷりの音響
…画面から直接音が出る音響技術により映像&音の一体感が◎ - 映像配信サービスのレスポンスが高速
…YouTubeやNetflixなどの起動が早くストレスフリー
◆独自設計のパネルで高画質「パナソニック」
画質: 音質: 機能性: コスパ:
上位モデル(GZ2000)は、部品状態で仕入れた有機ELディスプレイを、自社で組み立て・チューニングすることで高画質を実現しています。
ここがパナソニックの強み!
- くっきり明るいディスプレイ
…独自設計により明るさが出づらい有機ELの発光効率をアップ - 大迫力の音響で映画視聴も大満足
…天井の音の反射を利用するスピーカーにより立体音響を実現
機能性に優れたメーカー
◆地デジ番組を便利に視聴できる「東芝」
画質: 音質: 機能性: コスパ:
地上デジタル放送番組を最大6チャンネル・2週間分まるごと録画できるなど、テレビライフを充実させる機能が備わっています。
ここが東芝の強み!
- 自動で番組を録画「タイムシフトマシン」
…過去の番組表を指定して見逃した番組を視聴可能 - 超解像技術「レグザエンジンCloud PRO」
…AIが地デジ番組を適切な画質に自動調整
◆8K映像技術で高画質を実現「シャープ」
画質: コスパ: 音質: 機能性:
8K(4Kの4倍の解像度を持つ映像)テレビ開発のノウハウを生かした映像処理技術で高画質を実現しています。
ここがシャープの強み!
- 有機ELの描写性能を高める独自技術を搭載
…画面全体が暗く一部だけが明るい映像でも忠実に描写 - 回転式スタンドを採用
…視聴位置に合わせて画面の角度を約30度調節可能
◆HDDを搭載した唯一の有機EL「フナイ」
画質: コスパ: 音質: 機能性:
北米市場で高いシェアを誇るテレビメーカーで、HDD搭載の有機ELテレビなど国内メーカーにはないユニークなモデルをラインナップしています。
ここがフナイの強み!
- 有機ELテレビ初「本体のみで録画が可能」
…HDD内蔵によりレコーダー無しでテレビ放送の録画が可能 - 立体音響による迫力の高音質
…背面上部に搭載されたスピーカーにより映像の没入感アップ
コスパに優れたメーカー
◆有機ELテレビの世界シェアNo.1「LG」
画質: 音質: 機能性: コスパ:
有機ELパネルを自社グループ企業で生産している唯一のメーカーで、有機ELテレビの出荷台数においては世界シェアNo.1を誇ります。
ここがLGの強み!
- ネット配信重視のスマート操作と先進機能
…PCマウスのように使えるリモコンや音声入力が便利 - 有機ELテレビの価格がリーズナブル
…自社生産の強みを生かしリーズナブルな価格で購入可能
◆国内メーカーと共同開発「ハイセンス」
画質: 音質: 機能性: コスパ:
国内メーカーの高画質映像エンジンを使用していながら、10万円台から購入できるリーズナブルな有機ELテレビをリリースしています。
ここがハイセンスの強み!
- 東芝と共同開発したエンジンを搭載
…ノイズ処理・高画質処理により地デジ放送もキレイに - 3年間の長期保証
…一般的なメーカー保証(1年間)より長く安心して使える
上記のほかに、チューナー数・映像配信の対応もチェックすると、満足度が高い1台を選びやすくなります。
4Kチューナーの数
2つ以上あると、番組を視聴しながら裏番組の録画、2番組の同時録画が可能になる。
映像配信の対応
YouTube、Amazonプライム・ビデオ、Netflix、DAZNなどの映像配信サービスを楽しめる。
上記のメーカーの強み・ポイントを押さえると、自分にぴったりの1台が見つけやすくなります。
最後に、各メーカーの特徴を一覧で紹介するので、機種選びの参考にしてくださいね。
3. タイプ別|おすすめの有機ELテレビ13選
ここからは、専門家が厳選した「おすすめの有機ELテレビ13選」をご紹介します。
前章のポイントをふまえ、
・画質と音質に優れたモデル
・機能性に優れたモデル
・コスパに優れたモデル
のタイプ別におすすめの有機ELテレビをご紹介します。
ぜひ自分の好みに合わせた1台を選んでくださいね。
2-1. 画質と音質に優れたモデル5選
有機ELテレビ選びで1番気になるのが、やはり画質と音質の良さ。
特別な有機ELパネルやパワフルなスピーカーを搭載した最上位クラスの機種は極上の映像体験ができます。
私が実機をチェックして選んだ、こだわりのモデルを紹介します。
◆REGZA 65X9400
東芝の有機ELテレビで最上位モデルに位置するのが「65X9400」。
地デジもネットも高画質!
有機ELテレビ専用設計の「新開発 レグザ専用高コントラスト有機ELパネル」を搭載した最高級モデルです。
高画質エンジン「ダブルレグザエンジンCloud PRO」が、地デジもネット動画もキレイにしてくれます。
さらに、「タイムシフトマシン」で地デジ番組を見逃しなく視聴できるなど、テレビライフを変える性能もオンリーワンのモデルです!
【メーカー】東芝
【公式サイト】https://www.toshiba.co.jp
【モデル】65X9400
【価格】311,030円(税込)
【画面サイズ】65V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×9/BS・CS×3
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netflix
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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◆VIERA TH-55GZ2000
自社設計・組立の有機ELパネルで圧倒的な高画質を表現するパナソニックの「TH-55GZ2000」。
圧倒的に明るい自社設計の有機EL
自社で組み立てた「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」で、画面が明るくクッキリ表示される超高画質モデルです。
立体音響にも対応した「テレビ一体型イネーブルドスピーカー」により、映像配信の映画もまるで包み込まれるような臨場感あるサウンドに。
最高の画質・音質と高性能の有機ELパネルで、明るいリビングに置くテレビとしても最適です。
【メーカー】パナソニック
【公式サイト】https://panasonic.jp
【モデル】TH-55GZ2000
【価格】431,871円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×3/BS・CS×3
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/DAZN/dTV/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/アクトビラ・4K/U-NEXT/Paravi/Rakuten TV/TELASA
こちらの製品はすでに生産終了製品です。
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◆BRAVIA KJ-55A9G
ソニー4K有機ELテレビの最上位モデルで、あらゆるコンテンツを高画質に映し出す「KJ-55A9G」。
映像と音の一体感が素晴らしい!
パネルを振動させて音を鳴らす「アコースティック サーフェス オーディオプラス」は、映像と音の一体感という新たな鑑賞体験を生み出しました。
高画質プロセッサー「X1 Ultimate」による立体感ある映像美と、Netflix画質モード搭載でクリエイターが意図した映像を忠実に再現。
AndroidTVを搭載しており、映像配信アプリの数が充実しているのもポイントです。
【メーカー】ソニー
【公式サイト】https://www.sony.jp
【モデル】KJ-55A9G
【価格】383,000円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×2/BS・CS×2
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/DAZN/dTV/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/アクトビラ・4K/U-NEXT/FOD/Rakuten TV/TELASA
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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◆OLED55CXPJA
グローバルメーカーが放つ、世界基準の高性能有機ELテレビがLGの「OLED55CXPJA」。
世界基準の高い画質・音質
劇場映画や映像配信で採用されている高画質技術「ドルビービジョン」や立体音響技術「ドルビーアトモス」など世界基準の技術を搭載しています。
あまり知られてはいませんが、LGのテレビは全モデル内蔵スピーカーの音質が優秀。
とくに、映像ジャンルによって音質を最適化する「AIサウンド技術」は他社をリードしています。
【メーカー】LG
【公式サイト】https://www.lg.com
【モデル】OLED55CXPJA
【価格】131,060円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×3/BS・CS×3
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/DAZN/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/アクトビラ/U-NEXT/JOYSOUND.TV
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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◆VIERA TH-55HZ1800
テレビ内蔵のスピーカーだけで迫力ある立体音響が楽しめるのがパナソニックの「TH-55HZ1800」。
ダイレクトにサウンドが届く高音質
パナソニック有機ELテレビのなかでもとくに高音質のモデルがこちら!
音をダイレクトに届ける前向きのフルレンジスピーカーと上向きのイネーブルドスピーカーにより、立体音響を高音質に楽しめるこだわりの設計です。
映画はもちろん、声の聞きやすさや歌番組の音楽など普段観るテレビ番組でもハッキリ音の違いが分かりますよ!
【メーカー】パナソニック
【公式サイト】https://panasonic.jp
【モデル】TH-55HZ1800
【価格】431,871円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×3/BS・CS×3
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/DAZN/dTV/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/アクトビラ・4K/U-NEXT/Paravi/Rakuten TV/TELASA
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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2-2. 機能性に優れたモデル5選
有機ELテレビは各社最高クラスの画質ですが、今どきのテレビに求められる性能は画質だけではありません!
映像配信対応・スマートTV・音声操作・録画など、機能が多くあればより便利にテレビが視聴できます。
◆REGZA 55X9400
外付けHDDで一歩進んだ録画機能を使える有機ELテレビが東芝の「55X9400」。
視聴体験を変える最強の録画機能
地デジ放送最大6局を一日中録画してくれるので、ドラマやバラエティ・スポーツを見逃す心配がなく、好きな時間に視聴できます。
録画済みの番組をボイス検索できるなど、地デジを便利に視聴するならこの機種は間違いありません。
テレビ番組視聴にだわっている人向けで、一度使ったらもう他社のテレビには戻れませんよ!
【メーカー】東芝
【公式サイト】https://www.toshiba.co.jp
【モデル】55X9400
【価格】198,000円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×9/BS・CS×3
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/DAZN/dTV/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/アクトビラ・4K/U-NEXT/Paravi/Rakuten TV
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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◆FE-55U7030
有機ELテレビでは初となる録画用HDDを内蔵したフナイの「FE-55U7030」。
初心者にも優しいオールイワン
日本の家電量販店と協力して作り上げたモデルで、日本人が使いやすい機能が満載!
2TBのHDDを内蔵しており、購入してすぐに録画が可能&操作が簡単と、大手メーカーにはなかなか出来ない気配りが行き届いた有機ELテレビです。
さらに、フロントスピーカー搭載&立体音響の「マルチディレクション型 FUNAIサウンドシステム」搭載と、一台で録画機能と高音質が揃います。
【メーカー】フナイ
【公式サイト】https://funai.jp
【モデル】FE-55U7030
【価格】191,180円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×3/BS・CS×3
【映像配信の対応】YouTube/Hulu/DAZN/dTV/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/U-NEXT
◆BRAVIA KJ-55A8G
テレビ番組だけでなく、豊富な配信動画コンテンツを楽しめるのがソニーの「KJ-55A8G」。
AndroidTV搭載のスタンダード機
スマートフォンにも搭載されており、自由にアプリを追加して使える「Android TV」を積極採用しているのがソニーのBRAVIA。
YouTubeやAmazonプライム・ビデオ、Netflix・Hulu・DAZN、Tver、AbemaTVなど、最新サービスに対応できるのが最大の強みです。
また、Googleアシスタントの音声操作対応で、スマートフォンの利便性を有機ELテレビでも体感できるなど、操作性も作り込まれています。
【メーカー】ソニー
【公式サイト】https://www.sony.jp/
【モデル】KJ-55A8G
【価格】202,440円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×2/BS・CS×2
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/DAZN/dTV/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/アクトビラ・4K/U-NEXT/Rakuten TV/TELASA
こちらの製品はすでに販売終了製品です。
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◆OLED55GXPJA
AIや音声操作を使って、快適に動画を楽しめるのがLGの「OLED55GXPJA」。
AI対応テレビのなかではピカイチ
「LG OLED AI ThinQ」という独自のAIシステムが自慢の1台で、スマートなテレビ体験を叶えてくれます。
テレビ本体に「Amazon Alexa」「Google アシスタント」を内蔵し、音声による操作やAIによるネット動画の呼び出しなど先進的な機能が魅力。
また、背面のチューナー部分が出っ張らずフラットな形状なので、壁掛けしてもスッキリ見えるのも特徴です。
【メーカー】LG
【公式サイト】https://www.lg.com
【モデル】OLED55GXPJA
【価格】238,000円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×3/BS・CS×3
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/DAZN/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/アクトビラ/U-NEXT/JOYSOUND.TV
こちらの製品はすでに販売終了製品です。
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◆4T-C55CQ1
他社の有機ELテレビに無い珍しい機能が多く、個性と遊び心を感じるのがシャープの「4T-C55CQ1」。
遊び心ある個性派モデル
クラウド上の人工知能「ココロビジョン」により、家族の視聴傾向を学習しながらテレビ番組・動画・音楽を声でオススメしてくれるのが強みです。
AndroidTVやGoogleアシスタント搭載で、映像配信などの最新コンテンツにもしっかり対応。
また、テレビの向きを変えられる回転式スタンドは、他社製品には無いユニークな機能で、このスタンド目当てに指名買いする人も多くいます。
【メーカー】シャープ
【公式サイト】https://jp.sharp
【モデル】4T-C55CQ1
【価格】127,777円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×3/BS・CS×3
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/dTV/TSUTAYA TV/U-NEXT/Paravi/TELASA
2-3. コスパに優れたモデル3選
画質のみを重視するなら、高画質のハイエンド液晶よりもお手頃価格の有機ELを選んだ方が満足度は上!
予算を抑えて購入できる、狙い目の有機ELテレビをご紹介します。
◆OLED55BXPJA
高画質と高音質を両立した有機ELテレビのエントリーモデルであるLGの「OLED55BXPJA」。
コスパの高い有機ELといえばLG!
有機ELパネルを自社グループで製造するLGは、コスパの高い有機ELテレビ選びのトップ候補といえます。
OLED55BXPJAはベーシックモデルですが、高画質技術「ドルビービジョン」・立体音響技術「ドルビーアトモス」など上位モデル譲りの高性能。
さらに「Amazon Alexa」「Google アシスタント」などの最新テクノロジーも搭載しており、ハイコスパな有機ELテレビの代表格といえます。
【メーカー】LG
【公式サイト】https://www.lg.com
【モデル】55BXPJA
【価格】119,800円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×1/地上デジタル×2/BS・CS×2
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Netfrix/Hulu/DAZN/ひかりTV・4K/TSUTAYA TV/アクトビラ/U-NEXT/JOYSOUND.TV
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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◆55E8100
低価格ながら、優れたノイズ処理と高画質処理を搭載しているのがハイセンスの「55E8100」。
日本メーカーの技術で高画質!
近年、薄型テレビの低価格モデルでヒットを飛ばすブランドが中国メーカーのハイセンス。
その理由はお手頃な価格だけでなく、高画質エンジン「レグザエンジンNEO plus」搭載など東芝との共同開発による性能の高さにあります。
東芝REGZAとの違いは録画・映像配信機能のみなのでシンプルな有機ELが欲しいなら十分満足できます。
【メーカー】ハイセンス
【公式サイト】https://www.hisense.co.jp
【モデル】55E8100
【価格】111,780円(税込)
【画面サイズ】55V
【チューナー数】4K放送×1/地上デジタル×3/BS・CS×3
【映像配信の対応】Youtube/Netflix/dTV/ひかりTV 4K/TSUTAYA TV/アクトビラ/アクトビラ・4K/U-NEXT/スカパー! on demand/クランクイン!ビデオ/DMM.com
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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◆BRAVIA KJ-48A9S
大きすぎないサイズで、上位機種の画質と機能が手に入るソニーの「KJ-48A9S」。
コンパクトな48型有機ELに大注目
日本メーカーの55型有機ELテレビは予算的に届かない…という方におすすめなのが48型有機ELテレビです。
ソニーの有機ELテレビの最上位機種と同じ高画質エンジンや、映像と音を一体化させる「アコースティック サーフェス オーディオ」も搭載。
AndroidTV搭載も搭載し、多くの映像配信にも対応するなど、サイズ以外は上位機種と比べても遜色ありません。
【メーカー】ソニー
【公式サイト】https://www.sony.jp
【モデル】KJ-48A9S
【価格】144,800円(税込)
【画面サイズ】48V
【チューナー数】4K放送×2/地上デジタル×2/BS・CS×2
【映像配信の対応】YouTube/Amazonプライム・ビデオ/Hulu/DAZN/dTV/dアニメストア/ひかりTV・4K/TVer/TSUTAYA TV/U-NEXT/FOD/Rakuten TV/Disney+/バンダイチャンネル/ABEMA TV/DMM.com/Spotify
4. 有機ELテレビに関するQ&A
この章では、有機ELテレビに関する疑問に詳しくお答えします。
ここでは
Q1.有機ELテレビの寿命は?
Q2.液晶と比べて使い方に注意はある?
Q3.有機ELテレビは電気代が高い?
の3つの質問にお答えしています。
有機ELテレビを購入する前に役立つ情報を集めたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Q1. 有機ELテレビの寿命は何年?
1日8時間以上の視聴で約10年間使用できます。
一般的には、視聴したときに「画面の輝度が50%以下」となった状態がテレビの寿命とされています。
※イメージ
視聴開始時 |
視聴開始から10年後 |
有機ELテレビは、1日8時間の視聴で約10年使用すると上記の状態になるといわれており、それに伴いパネル以外のパーツ故障も増えてきます。
※画面輝度を上げすぎると寿命が短くなるなど使用環境によっても異なる
「急にテレビが映らなくなった!」と困らないように、有機ELテレビは使用から10年を超えた時点で買い替えを意識しましょう。
Q2. 液晶と比べて使い方に注意はある?
同じ画像を長時間表示していると「映像の焼き付き」が起こります。
有機ELテレビの特性上、画面内の同じ位置に変化しない画像を表示し続けると、その画像表示がうっすらと残ってしまう「焼き付き」が発生します。
テレビメーカーは「焼き付き」が起こらないように対策を施していますが、発生は完全に防げないため下記の使い方はなるべく避けるようにしましょう。
- 同じ写真や静止画像の表示
- 映画のレターボックス(上下の黒帯)
- 左右に帯が表示される4:3比率の映像
- 映画ソフトのタイトルメニュー
- 画面内の同じ位置に変化しない画像表示(ゲームプレイなど)
Q3. 有機ELテレビは電気代が高い?
同じサイズの液晶より消費電力は高くなりますが、10年前の液晶テレビと比べた場合、大きな差はありません。
液晶テレビの省エネ化が進んでいることもあり、同じ画面サイズで比較したとき、液晶よりも有機ELモデルの方が消費電力は大きくなります。
しかし、買い替え前の液晶テレビが大画面かつ10年以上前のモデルであった場合、有機ELテレビとそこまで消費電力は変わらないので、電気代が大幅に上がるということはありません。
◆液晶テレビ・有機ELテレビの消費電力比較例
2010年モデルの液晶 |
2020年モデルの有機EL |
年間消費電力量 230kWh (約6900円※) |
年間消費電力量 252kWh (約7560円※) ※1kwh=30円で計算した場合 |
現在使用している液晶テレビの消費電力はメーカーHPなどで確認可能なので、電気代が気になる方はぜひ有機ELテレビの買い替え前にチェックしてみてくださいね。
5. まとめ
この記事では、テレビ専門家・折原さんのおすすめ有機ELテレビ13選をご紹介しました。
気になる1台は見つかりましたか?
最後に、自分に合った有機ELテレビを選ぶために大切なポイントを振り返ってみましょう。
高画質・高性能な有機ELテレビはメーカーの強みや特徴で選びましょう。
・画質と音質が優れている
⇒ソニー・パナソニック
・機能性が優れている
⇒東芝・シャープ・フナイ
・コスパが優れている
⇒LG・ハイセンス
高画質・大画面の有機ELテレビで、極上の映像体験を楽しんでくださいね。
▶もう一度おすすめの有機ELテレビをチェックしたい方は、「おすすめの有機ELテレビ13選」をご覧ください。