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8Kテレビ8Kテレビの魅力
8Kテレビ自分に合った8Kテレビの選び方
8Kテレビ8Kテレビ全モデル


最高画質の8K放送により臨場感たっぷりの映像体験ができる「8Kテレビ」。

しかし、高額な商品であることから、

 

8Kテレビ

価格に見合うだけの良い商品なの?

と、なかなか購入に踏み切れない方も多いはず。

そんな悩みを持つ方のために、8Kテレビの魅力選び方を専門家が分かりやすく教えます。

さらに、現在販売中の8Kテレビ全製品もご紹介しますので、お気に入りの1台を見つけてくださいね。

◆ この記事は専門家の全面的な監修を受けています

8Kテレビ
この記事の監修者
折原 一也(おりはら かずや)
オーディオ・ビジュアルライター
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PC系出版社の編集職を経て、オーディオ・ビジュアルライター/AV評論家として専門誌、Web、雑誌などで取材・執筆を行う。国内、海外イベント取材によるトレンド解説はもちろん、実機取材による高画質・高音質の評価も得意とする。2009年よりオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員/ライフスタイル分科会副座長。

※この記事は2020年11月時点での情報を参考にしています。

1. 8Kテレビの魅力とは? 

  • 8Kテレビ

フルHDの約16倍、新世代の4K映像の約4倍の解像度を持つ「8K映像」を視聴できるのが8Kテレビ。

まるで窓から現実の風景を見ているよう」と評されるほどリアルな映像を体験できるのが魅力です。

8Kテレビ
20代男性・会社員

画面に近づいても、映像の粗さをほとんど感じません!映像自体のクオリティも上がっているように感じます。

さらに口コミを見る

スポーツ映像はまるで自分がプレイしているような臨場感を覚えたり、風景映像では草花の香りまで漂ってきそうだったり…そんな没入感があります(30代女性・会社員)

テレビ特有のドットが見えなくて、まるでポスター写真が動いているよう!カルチャーショックを受けました(30代女性・事務職)

観劇などの映像で、演者の肌の質感がカメラを引いた状態でもはっきり見えました。画面上のリアルさは今までのテレビと比べ物になりません!(20代男性・自営業)

 

スポーツ観戦では、スタジアムに映る観客1人ひとりの表情までわかるなど、従来のテレビでは映し出すことができなかった高精細な映像表現が可能です。

  • 8Kテレビ
8Kテレビ
テレビ専門家・折原さん

8K放送が開始され、超画質の映像をリアルタイムでも楽しめるようになりました。世界的なスポーツ大会など、世紀の瞬間を超解像度で視聴できる機会がこれから増えてくるでしょう。

8Kは画質だけではなく音質も超ド級!

最高画質の映像に加え、次世代の音響も同時に楽しめるのが8Kテレビの魅力です。

最大で22.2chの立体音響にも対応し、まったく新しいサウンド体験が可能です。

  • 8Kテレビ

上記のように、従来のテレビでは味わえない最高音質を体感できるのも8Kテレビの魅力です。

8Kテレビ

将来的には、スピーカーを22個用意しなくても、テレビのスピーカーだけで22.2ch音響が再生できるよう技術の進歩が期待されています。

 

8K放送が視聴できる環境をチェック

  • 8Kテレビ

8K放送を視聴するには、8K対応テレビのほかに下記の環境のどちらかを揃える必要があります。

①8K対応アンテナの設置
⇛設置工事に約5万円~掛かるが、月々のランニングコストが無料

②光回線の契約
⇛月額料金+インターネット回線料が掛かるが、アンテナの設置が不要

住居形態やランニングコストに応じて自分に最適な環境を選択しましょう。

8Kテレビ

初期費用はかかりますが、「①8K対応アンテナの設置」の方が、長い目で見るとコストを抑えられます
住宅の構造上アンテナが設置できない方や、初期費用を掛けずに8K放送を体験したい方は「②光回線の契約」をおすすめします。

ただし、既存のBS/CSアンテナが流用できるケースや、マンションによっては共同アンテナが8Kに対応しているケースもあるため、ぜひご自宅の環境をチェックしてみてください。

8Kテレビ
8K放送で観られるチャンネルは?

現在、8K放送は 「NHK BS8Kの1チャンネルのみ。ただし、技術的には将来新しいチャンネルを追加できる拡張性が確保されています。

「いまは番組が充実している4K放送だけで十分」という方は、価格の手頃な「4Kテレビ」もチェックしてみてはいかがでしょうか?

2. 自分に合った8Kテレビの選び方

この章では、自分に合った8Kテレビを手に入れる方法をご紹介します。

 

8Kテレビ
テレビ専門家・折原さん

8Kテレビは
・チューナー内蔵/非内蔵
・メーカーの特徴

の2点をチェックして選びましょう。

2-1. チューナー内蔵/非内蔵で選ぶ

  • 8Kテレビ

8Kテレビには、8K放送が観られるチューナーが入った「内蔵型」と8K解像度の映像が表示できる「非内蔵型」が存在します。

チューナー内蔵型
自宅に8K対応アンテナが設置されており、8K放送を視聴したい人におすすめ

チューナー非内蔵型
8K放送は視聴できないが、8K対応ゲームのプレイなど高解像なモニターとして使う人におすすめ

8Kテレビ

8Kアンテナが付いていない方でも、将来8K放送の視聴を考えているならば「チューナー内蔵型を選択することをおすすめします。

2-2. メーカーの特徴で選ぶ

メーカーごとの機能の違いを知ることも、8Kテレビ選びにおいて重要なポイントです。

8Kテレビ
テレビ専門家・折原さん

各社、フルHD・4Kテレビで培った技術が色濃く反映された8Kテレビをリリースしているのが特徴です。

8Kテレビメーカーの特徴や強みをご紹介するので、ぜひ機種選びの参考にしてくださいね。

  • 8Kテレビ

 「シャープ」
 ラインナップが豊富

  • 8Kテレビ

   「ソニー」
 8Kダブルチューナー

  • 8Kテレビ

  「LG」
有機ELモデルもあり

ラインナップが豊富な「シャープ」

8Kテレビを世界で初めてリリースしたメーカーで、最小60V型のサイズ・20万円台からの安価なモデルも販売しています。

また、8K録画専用のHDDや8K放送対応のオーディオシステムなど、他メーカーに先駆けて8Kの周辺機器を用意しているのも強みです。

8Kダブルチューナーの「ソニー」

将来、8Kチャンネルが増えた際に裏録可能な8Kチューナーを2基搭載したモデルをリリースしています。

現在85V型の1モデルのみのラインナップですが、ソニー独自の高画質・高音質技術をフルに投入した、プレミアムな8Kテレビとなっています。

有機ELモデルを選ぶなら「LG」

液晶よりも高コントラストで視野角が広い有機ELパネルを使用した8Kテレビを唯一製造しています。

比較的小型で低価格の液晶モデルもラインナップしており、予算やパネルサイズに合わせて8Kテレビを選ぶことができます

8Kテレビ
8Kテレビの画面サイズの選び方

8Kテレビは、従来のフルHD・4Kテレビより近距離で視聴しても、映像の粗が見えにくくなっています。

具体的には、画面の高さの0.75倍の距離まで近づいても快適な視聴が可能です。

画面サイズ 視聴距離 部屋の広さ
60V型 約60cm以上 4.5~6畳
65V型 約63cm以上
70V型 約68cm以上
75V型 約72cm以上
85V型 約85cm以上 6畳以上

60V型で約60cmと一見近いように感じますが、これはあくまで8Kの高画質を最大限に体感できる最短距離。もちろん、もっと離れて視聴しても問題ありません。

3. 【専門家解説】8Kテレビ全モデルを紹介

  • 8Kテレビ

ここからは、現在販売されている8Kテレビ全モデル(2020年現在)を、専門家の解説付きでご紹介。

8Kテレビ
テレビ専門家・折原さん

手の届きやすいエントリーモデルから、200万円超えのプレミアムモデルまで余すことなくご紹介します。

 

チューナー非内蔵型
シャープ AQUOS BW1シリーズ

8Kチューナー非内蔵型のリーズナブルなモデルである「BW1」シリーズ。

8Kテレビ

8Kテレビのコスパ志向モデル

8K画像処理エンジンで、地デジ放送や4K放送・ネット動画も8K解像度に変換して視聴できます。
実売価格は同サイズの4Kテレビに近く、4Kテレビと同じ値段で8Kテレビを購入できると考えると、非常にお得なモデルと言えます。

また、8Kテレビとしては珍しい回転式のスタンドを採用しており(60V型のみ)、左右30度の方向に首振りができるのも特徴です。

商品詳細

【メーカー】シャープ
【公式サイト】https://jp.sharp
【搭載チューナー】4K×2/地デジ・BS・CS×3
【モデル/価格】
8T-C60BW1(60V型)/202,191円(税込)
8T-C70BW1(70V型)/324,500円(税込)

チューナー内蔵型
シャープ AQUOS CX1シリーズ

国内で最も積極的に8Kテレビを展開するシャープの8Kチューナー内蔵モデルが「CX1」シリーズ。

8Kテレビ

日本の8Kテレビの新スタンダード

色彩表現が豊かな「8K Pure Colorパネル」を搭載しており、鮮やかで解像度の高い映像を楽しめます。
また、パネルと光学設計の進化によって画面の端まで色変化が小さく、さまざまな方向から観るリビングに置いても快適に視聴できるのが特徴です。

さらに、8Kテレビでは最小の60V型から選べるため、今のテレビよりも少しだけサイズアップして8Kモデルに買い替えたい人にもぴったりです。

AQUOS CX1シリーズ

【メーカー】シャープ
【公式サイト】https://jp.sharp
【搭載チューナー】8K×14K×2/地デジ・BS・CS×3
【モデル/価格】
8T-C60CX1(60V型)/305,820円(税込)
8T-C70CX1(70V型)/419,700円(税込)

チューナー内蔵型
ソニー BRAVIA KJ-85Z9H

150万円超えと高価ですが、ソニーの映像技術の粋を集めた最高画質の8Kテレビが「KJ-85Z9H」。

8Kテレビ

ソニー最高峰の8K液晶テレビ

8K時代を見据えて開発された高画質プロセッサー「X1 Ultimate」と、画面の明るさと強いコントラストを生み出す「バックライトマスタードライブ」によって、リアリティある映像表現を実現しました。
斜めからでも正面視聴時と同等の高コントラストな映像を鑑賞できる「X-Wide Angle」を搭載しています。

さらに、上下4つに配置されたスピーカーと画面から直接音が出る「Acoustic Multi-Audio」で、高画質映像を迫力のサウンドで楽しめます

BRAVIA KJ-85Z9H

【メーカー】ソニー
【公式サイト】https://www.sony.jp
【搭載チューナー】8K×2/4K×2/地デジ・BS・CS×2
【モデル/価格】
KJ-85Z9H/1,790,000円(税込)

チューナー内蔵型
LG NANO99JNAシリーズ

グローバルに8Kテレビを展開するLGの8K液晶モデルが「NANO99JNA」シリーズ。

8Kテレビ

世界基準で作られた8K液晶テレビ

人工知能を利用した映像エンジン「α9 Gen3 AI Processor 8K」、色の鮮やかさを向上させる「Nano Cell Display」を採用しています。
斜めからでもキレイに映像が見えるIPS方式の液晶パネルで視聴位置も問わず、有機ELの8Kテレビと比べると手の出しやすい価格であるのが魅力

  さらに、マウスの様に自由にカーソルが動かせる「マジックリモコン」で、放送とネットを融合させたような操作ができるのも特徴です。

NANO99JNAシリーズ

【メーカー】LG
【公式サイト】https://www.lg.com
【搭載チューナー】8K×1/4K×2/地デジ・BS・CS×3
【モデル/価格】
65NANO99JNA(65V型)/380,000円(税込)
75NANO99JNA(75V型)/534,000円(税込)

チューナー内蔵型
LG XPJAシリーズ

人工知能を利用した高画質エンジン、ネット感覚の操作感が先進的な「XPJA」シリーズ。

8Kテレビ

8Kで有機ELという贅沢仕様!

映像のコントラストが高い有機ELの8Kパネルを採用した、世界で唯一の8K有機ELテレビです。
完全な漆黒を再現できる有機ELは、映像の立体感と緻密さの表現力に長けるため、美しい8K映像をより高画質に見せてくれます

77型・88型という大画面サイズのみのラインナップで、広めのリビングにふさわしいプレミアムなモデルとなっています。

XPJAシリーズ

【メーカー】LG
【公式サイト】https://www.lg.com
【搭載チューナー】8K×1/4K×2/地デジ・BS・CS×3
【モデル/価格】
OLED77ZXPJA(77V型)/1,840,000円(税込)
OLED88ZXPJA(88V型)/2,740,000円(税込)

4. 8Kテレビに関するQ&A

最後に、8Kテレビについての気になる疑問にお答えしていきます。

8Kテレビ
テレビ専門家・折原さん

ここでは
Q1. 8Kテレビの電気代は高い?
Q2. 8Kテレビの寿命はどれぐらい?
Q3. 8K放送も録画できる?

の3つの質問にお答えしています。

8Kテレビを購入する前に役立つ情報を集めたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

Q1. 8Kテレビの電気代は高い?

  • 8Kテレビ
8Kテレビ

同サイズの4Kテレビに比べて、多少消費電力は大きくなります。

 

8Kパネルは高精細な映像を充分な明るさで表示するために、消費電力が高くなる傾向にあります

◆4Kテレビ・8Kテレビの消費電力比較例
※ 同一メーカーでの比較(どちらも2020年モデル)

  • 8Kテレビ

 60V型4K液晶テレビ

年間消費電力量
168kWh

約5040円
 

  • 8Kテレビ

60V型8K液晶テレビ

年間消費電力量
334kWh

(約10020円
※1kwh=30円で計算した場合

現状、8Kテレビはまだ新しい製品ということもあり、省エネ化はそこまで進んでいません。

しかし、従来のテレビがモデルチェンジするたびに消費電力が下がってきたように、8Kテレビもこれかから省エネ化していくことが予想されます。

Q2. 8Kテレビの寿命はどれぐらい?

  • 8Kテレビ

 

8Kテレビ

通常のテレビ同様、1日8時間以上の視聴で約10~20年間使用できます。

テレビの寿命=バックライトの寿命のため、フルHD・4Kテレビと比べて、寿命に大きな差が出ることはありません。

一般的には、視聴したときに「画面の輝度が50%以下」となった状態がテレビの寿命とされています。

一日の視聴時間を8時間とした場合、液晶モデルは「約20年」有機ELモデルは「約10年」で上記の状態になると言われています。

さらに長期間使用するにつれパネル以外のパーツ故障も増えてくるため、画面の明るさが落ちてきたと感じたら買い替えを意識しましょう。

Q3. 8K放送も録画できる?

8Kテレビ

8Kテレビ

HDDを接続して録画が可能です。

従来のテレビと同じように、テレビと外付けHDDを接続することで録画が可能です。

しかし、8Kはデータ量が非常に大きいため、 録りだめをしたい方は録画可能時間をきちんと確認したうえで、 外付けHDDの容量を決めましょう。

なお、シャープ製の8Kテレビでは、8K放送の録画に純正の8K対応USBハードディスクが必須です。

HDDの容量と録画可能時間(8K放送)の目安

・4TB/約85時間
・8TB/約170時間

5. まとめ

この記事では、8Kテレビ全製品を専門家の解説とともに紹介しましたが、気になる1台はありましたか?

最後に、8Kテレビのモデル商品選びのポイントを振り返ってみましょう。

◆現在販売されている8Kテレビ全モデル(2020年現在)

ぜひ、8Kテレビを手に入れて、新世代の超画質を目の前で体験してくださいね。


 ▶もう一度おすすめの8Kテレビをチェックしたい方は、「8Kテレビ全モデル」をご覧ください。 

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