「シミを本気で消したいけど、市販の医薬品って効果あるの?」と気になりますよね。
この記事では、カスタムライフ編集部による徹底的な調査をもとに、
といった、シミを消す医薬品についての疑問をしっかり解消していきます。
また、この記事ではシミ・美白ケアの知識豊富な医師に監修をしていただいています。
※医薬品及び化粧品・オンラインクリニックの紹介には関与していません。
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※本記事の「医薬品」に関する内容は一般的な知識であり、効果・安全性を保証するものではありません。医薬品を服用する際は医師・薬剤師へご相談ください。 ※価格はすべて税込みです。 |
1.シミは市販の医薬品で消せる?
シミはセルフケアで完璧に消すことは難しいと言われています。しかし、市販の医薬品を正しく選べば、効果的に薄くすることができますよ。
とくに次のようなタイプのシミには、医薬品が有効です。
◆医薬品が有効なシミ
シミを消す医薬品は、こうしたシミの原因となる「メラニン」に肌の内側からはたらきかけてくれますよ。
◆シミができてしまうメカニズム
シミの元であるメラニンは、紫外線などのダメージによって肌内部に生成されます。
正常なお肌は作られたメラニンを自然に排出できるため、シミになりません。
ところが、加齢・乾燥などでターンオーバーが乱れたお肌はメラニンをうまく排出できないため、肌内部にとどまってシミになってしまうんです。
◆シミができるメカニズム
こうした状態のお肌に対し、シミ用の医薬品は
- メラニンの排出をうながす
- メラニンの生成をブロックする
といったサポートをしてくれますよ。
具体的にどんな医薬品を選べばシミを消すことができるのか、次から詳しく見ていきましょう。
2.シミを消す医薬品の選び方
シミに効果的な医薬品は、次の2つのポイントをチェックして選びましょう。
次から、ひとつずつ解説していきますよ。
①美白有効成分を複数配合したものを選ぶ
シミ用の医薬品には、以下のような「シミに効く美白有効成分」が配合されています。これらは、どれか1つだけでなく複数配合されたものがより効果的です。
◆シミに効く美白有効成分と効果
成分名 | 期待できる効果 |
---|---|
L-システイン |
メラニンの排出をうながす |
ビタミンC |
・メラニンを無色化 ・メラニンの産生抑制 |
トラネキサム酸 |
メラニンの産生をブロック ※ とくに肝斑(かんぱん)に効果的 |
また上記の美白有効成分のはたらきをサポートする成分として、
・ビタミンB2・B6(パントテン酸)
・ビタミンE(トコフェロール)
・ビタミンB3(ニコチン酸アミド)
なども一緒に配合された医薬品を選びましょう。
ちなみに、 薬に含まれる主な成分は同じでも、配合量が
- A社…ビタミンCを500mg配合
- B社…ビタミンCを600mg配合
のように異なる場合も。
配合量は多ければ良いとは限りませんが、他の製品と比べて極端に少ない場合は効き目を十分に発揮できない場合があるため、目安として意識してみてくださいね。
②「医薬品」の表示があるものを選ぶ
シミへの効果が高いものを確実に選びたい場合、パッケージに「医薬品」の表示があるかをチェックしましょう。
こうした表示のないアイテムは正確には「薬」ではなく、サプリや健康食品と呼ばれる商品です。
さらに医薬品には、
- 第2類医薬品
- 第3類医薬品
などの記載があり、これらはシミを「改善」する効能・効果が国に認められているという証明です。
店舗や通販で買える塗り薬の多くは、正確には薬ではなく「医薬部外品」と呼ばれるもの。
医薬品と医薬部外品は、次のように効果が異なりますよ。
- 医薬品…シミを「改善」する
- 医薬部外品…シミを「予防」する
予防と聞くと効果が弱いように感じてしまうかもしれませんが、シミは消すよりも「できないようにする」方がずっと簡単なんです。
シミのない美肌を叶えるには、今あるシミの改善だけでなく徹底した予防も重要なんです。
▷医薬部外品よりも効果的な塗り薬を知りたい方は、記事下部「4.皮膚科で処方されるシミを消す薬とは」をチェック!
3.シミに効く市販薬おすすめ3選
ここでは、シミに効くおすすめの市販薬を3つ、厳選してご紹介。
おすすめアイテムの選定基準 | |
---|---|
①美白有効成分 | 医薬品で、 ・L-システイン ・ビタミンC ・トラネキサム酸 などシミへの効果が認められている成分を複数配合しているもの |
②続けやすさ | ・ドラッグストアで購入できる ・1日に飲む量が少ない など、気軽に続けやすいもの |
③コスパ | ・5,000円/30日以下 ・60錠、120錠…とボトルサイズが選べる など、コスパが良いもの |
各アイテムについて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
◆シミに効く市販薬おすすめ3選
(クリックで各商品詳細をご覧になれます)
※本記事内の口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
※掲載する商品は、編集部独自の調査で選定したものです。カスタムライフにおけるランキングの付け方に関してはこちらをご覧ください。
どれもドラッグストア・通販などで手軽に購入できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※医薬品及びオンラインクリニックの選定に医師は関わっておりません。
※掲載商品は全て編集部が選定したものです。
・DMMオンラインクリニック オンライン治療[PR]
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*シナール90錠・ビタノイリン90錠・ハイチオール錠90錠+配送料550円(税込)
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「DMMオンラインクリニック」では、自宅にいながら医師の診察&内服薬の処方が可能なオンライン診断を実施しています。
コスパの優れた医薬品
トランシーノ ホワイトCクリア(第一三共ヘルスケア)
◆価格:2,860円/120錠(30日分)
美白有効成分・配合量 |
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第一三共ヘルスケアの「トランシーノ ホワイトCクリア」は、市販薬の中でもとくにシミに効く成分の配合量が多いアイテムです。
たっぷり配合された有効成分が体の内側からメラニンを無色化し、シミを薄くしていきます。
美白有効成分の配合量が多いだけでなく、1日4粒という手軽さも魅力。容量は3タイプ用意されているので、短期間試してみたい方から長期間続けたい方まで幅広く対応できるのが嬉しいですね。
ニキビ跡がシミになりやすいのですが、こちらを服用している間は新しくできてしまったニキビが跡にならず、シミもできませんでした。粒自体はそれほど大きくもなく、飲み込みやすかったです。
頬のシミに悩んだ末、たどり着きました。まだ1本使い切っていませんが、シミが薄くなってきているのを感じます。かなり期待できそうなので、スキンケアと合わせて気長に続けたいです。
他の製品と比べてビタミンCの含有量が多い点に惹かれて選びました。肌の代謝をサポートしてくれるからか、お肌の調子が整います。これからシミにも効いてくれることを期待しています。
【メーカー】第一三共ヘルスケア
【価格・内容量】
・1,760円/60錠
・2,860円/120錠
・4,620円/240錠
【買える場所】Amazon、楽天、ドラッグストア(店舗一覧)など
【成分】
アスコルビン酸(ビタミンC)、L-システイン、コハク酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ニコチン酸アミド(ビタミンB3)
【添加物】
トウモロコシデンプン、乳糖、セルロース、カルメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、マクロゴール、カルナウバロウ
粒が小さく飲みやすい
チョコラBBルーセントC(エーザイ)
◆価格:4,378円/180錠(30日分)
美白有効成分・配合量 |
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エーザイの「チョコラBBルーセントC」は、長年愛されるチョコラBBシリーズの中でもシミの治療に特化した医薬品。
肌の内側からメラニンにはたらきかけ、シミのない透明感あふれる肌作りをサポートしますよ。
1日の服用量は6粒と多めではありますが、粒が小さめなので錠剤が苦手な方でも比較的飲みやすいと思います。ボトルが軽いので、職場や旅先にそのまま持ち運びやすいのも魅力的です。
継続して飲んでいますが、以前に比べると目じりのシミが薄くなっているのを実感できました。完全になくなってはいませんが、今後も継続して使用していく予定です。
1週間目くらいで顔の印象が明るくなった気がして、これは!と期待。頬のシミはまだ分かりませんが、額のうっすらしたシミは薄くなってきてるので、この先の変化が楽しみです。
1日3回飲むのが少し面倒ですが、継続して使用していると気になっていたニキビ跡のシミが少し薄くなってきた気がします。また、疲れた時の栄養補給としても使っています。
【メーカー】エーザイ
【価格・内容量】
・3,278円/120錠
・4,378円/180錠
【買える場所】Amazon、楽天、ドラッグストアなど
【成分】
アスコルビン酸(ビタミンC)、L-システイン、リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2リン酸エステル)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ニコチン酸アミド、コハク酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)
【添加物】
タルク、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、ステアリン酸Mg、セルロース、ヒプロメロース、マクロゴール
豊富なビタミンでシミをケア
ホワイピュアEX(くすりの健康日本堂)
◆価格:2,090円*/120錠(30日分) *定期初回のみ
美白有効成分・配合量 |
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くすりの健康日本堂の「ホワイピュアEX」は、シミ・そばかすにはたらきかける7種の有効成分を配合した医薬品。
メラニン生成抑制やターンオーバーの促進といったはたらきが、紫外線に負けない健康的な肌のキープに役立ちますよ。
パウチタイプで鞄に入れやすく持ち運びに便利。つるりとして喉に引っ掛かりにくい形状の粒や、継続して服用したい方向けに定期購入が用意されているのも嬉しいですね。
【メーカー】くすりの健康日本堂
【価格・内容量】
・定期初回:2,090円*/120錠
・通常価格:6,380円/120錠
*2回目以降:5,423円
*定期購入に回数縛りはありません。いつでも休止・解約が可能です。
【買える場所】公式通販、楽天など
【成分】
アスコルビン酸(ビタミンC)、L-システイン、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、トコフェロールコハク酸エステルカルシウム(ビタミンEコハク酸エステルカルシウム)、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム
【添加物】
乳酸Ca、トウモロコシデンプン、セルロース、クロスポビドン、ヒドロキシプロピルセルロース、アルファー化デンプン、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク
シミは改善するためのケアだけでなく、これ以上シミを増やさないための予防ケアも大切。
そこで肌に塗ってシミを予防する、おすすめの医薬部外品も1つご紹介します。
◆番外編:シミを予防する医薬部外品
・薬用 ホワイトニングクリーム(キソ)
※パッケージはリニューアル前の物です。
◆価格:1,680円/150g
KISO(キソ)の「薬用 ホワイトニングクリーム」は、肌なじみの良い医薬部外品のクリームです。
トラネキサム酸やグリチルリチン酸などシミ予防に効果的な成分がシミ知らずの美肌へと導きます。
伸びが良く、気になる部位はもちろん顔全体のケアに使用できます。ベタつきにくくメイクの邪魔をしないのも魅力的。毎日のスキンケアでシミ対策が叶います。
肌荒れもとくになく使い心地は◎。そのまま化粧をしたりでかけたりもできるので、スキンケアをしていると言うより日常的なメイクやケアをしている手軽な感覚。美白の効果も期待できるのが良いです。
値段が安いのでケチらず使えて良いです。これを使い始めてから新たなシミはできていません。半年ほど使用していたら、頬にシミの目立っていたお肌がキレイになってきました。
しっとりしていて、肌になじみます。まだ1本目ですので明らかな効果は分かりませんが、全体的に肌のトーンに自信がもてるように。肌が良くなると自然と表情も明るくなり、周りから「顔色が良くなった」と言われるようになりました。
【メーカー】KISO(キソ)
【価格・内容量】1,680円/150g
【買える場所】公式通販、Amazon、楽天
有効成分:トラネキサム酸、グリチルレチン酸ステアリル
その他の成分:BG、濃グリセリン、カルボキシビニルポリマ ー、1,2-ペンタンジオール、アルギニン、スクレロチウムガム、 スクワラン、メドウフォーム油、トリエチルヘキサン酸グリセリ ル、セテアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、 ジメチコン、セスキオレイン酸ソルビタン、SEステアリン酸グリセリル、ステアリン酸POE(20)ソルビタン、水添大豆リン脂質、党参抽出物加水分解液、アルピニアカツマダイ種子エキス、油溶性甘草エキス(2)、ウメ果実エキス、ジラ ウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、ステアロイルフィト スフィンゴシン、天然ビタミンE、フェノキシエタノール
シミにおすすめの美白クリームをもっと知りたい方は、別記事も参考にしてみてくださいね。
【皮膚科医監修】ドラッグストアの市販品でシミは消える?
ここまで店舗や通販で買える市販のアイテムを紹介してきましたが、「もっと本格的な、自分にぴったりのシミ対策をしたい」という方も多いはず。
そこで次の章では、セルフケアよりも効果的な皮膚科で処方される塗り薬について解説します。
4.皮膚科で処方されるシミを消す薬とは
皮膚科では、一人ひとりのシミに最も適した薬を処方してもらえるというメリットがあります。とくに、
- 市販の飲み薬では効果が出なかった
- 確実にシミを薄くしたい
という方には、皮膚科での治療がおすすめです。
皮膚科の塗り薬によるシミ治療には、主に次の2種類の薬が用いられます。
◆皮膚科で処方されるシミを消す塗り薬
薬の名前 | 期待できる効果 |
---|---|
トレチノイン |
メラニンの排出をうながす |
ハイドロキノン |
メラニンの生成を予防する |
皮膚科の処方薬はセルフケアよりも効果的な治療方法と言えますが、完璧にシミを消すことができない場合も。
処方薬で満足のいく効果が出なかった場合は、シミ消しレーザーなど別の治療を検討してみるのも良いかもしれません。
カウンセリングが無料で受けられる皮膚科も多くあるので、まずは医師に相談してみてくださいね。
また、シミを消すための方法については別の記事でも紹介していますよ。
皮膚科治療法&家で出来るセルフケア徹底解説
▷皮膚科のシミを消す薬を先にチェックしに来た方は、こちらから記事上部へ戻ることができます。
5.シミを効果的に消すための3つの豆知識
ここでは、シミに効く医薬品を使うときに役立つ3つの豆知識を医師が解説します。
Q1.医薬品はどのくらい続ければシミに効果が出る?
Q2.医薬品の効果を高めるコツは?
Q3.シミができるのは何かの病気のサイン?
ぜひ参考にして、シミのない自慢のお肌を叶えてくださいね。
医師によるオンライン診療で自分に合った内服薬を処方して貰えるのがポイント。内服薬は最短当日発送というスピーディーな対応も特徴です。