一度できてしまったシミを綺麗に消すためには、早めの対策が大切です。

とはいえ、シミ対策ってどんなことをしたら良いの?」とお悩みの方のために、この記事ではカスタムライフ編集部が

といったシミ対策について徹底的にリサーチして詳しくご紹介します。

正しいシミ対策を身につけて、いつまでも若々しい印象のお肌をキープしましょう!

なおこの記事では、医学的知識に関して専門家に監修をしていただいています。
※化粧品などの商品掲載箇所は除く

この記事の監修医師
勝どき駅前皮ふ科クリニック院長
桐生 有紀
国公立大学医学部卒業後、東京都済生会中央病院にて勤務ののち、日本医科大学付属病院形成外科・美容外科、天現寺クリニック院長を経て、2018年より勝どき駅前皮ふ科クリニック院長を務める。クリニックではアトピー性皮ふ炎など保険診療のほか、プラセンタ注射やリフトアップといった保険外の美容診療まで幅広く診療している。
◆クリニック公式サイト:https://www.kachidoki-ekimae-hihuka.com
※この記事は2024年3月時点での情報を参考にしています。
※本記事の「美白」とは、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐこと、またはメーキャップ効果で肌を白く見せることを言います。
※価格はすべて税込です。

1.シミの種類と原因

そもそもシミには大きく分けて次の4種類あり、それぞれのシミができる原因も異なります。

  • シミ,対策

上記の中でもとくに、

  • 老人性色素斑
  • 肝斑
  • 炎症後色素沈着

の3つはセルフケアでの改善が見込めるシミの種類です。

シミを改善するには、日常生活の中でしっかりと対策・予防をすることが大切ですよ。

シミ,対策
そばかすの対策は?

そばかすは体質遺伝が原因でできることが多く、セルフケアだけでは改善しきれない場合も。

そばかす予防にはセルフケアも有効ですが、今あるそばかすを薄くするには医療機関での治療がおすすめです。

▷詳しくは「医薬品&医療機関でのシミ対策で解説

次の章からは、できてしまったシミの対策方法をご紹介していきます。

2.日常生活でできるシミ対策

ここでは、

といった、日常生活の中でできるシミ対策をご紹介します。

どれも簡単にできる方法ばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

2-1.スキンケアでシミを対策

シミをしっかり対策するには、まずは正しいスキンケアで肌のターンオーバーを整えることが効果的です。

正しいスキンケアの手順は以下の通り。

①化粧水⇒②美容液⇒③乳液orクリーム

  • シミ,対策

また、使う化粧品は以下のような美白有効成分配合のアイテムを選ぶのがおすすめですよ。

◆美白有効成分の一例

シミを薄くする
・ビタミンC誘導体
〈成分表示例〉ビタミンCリン酸Mg、L-アスコルビン酸2-グルコシド など

 
シミを予防する
・アルブチン
〈成分表示例〉アルブチン

・トラネキサム酸
〈成分表示例〉トラネキサム酸、m-トラネキサム酸 など

 

成分を見ながらアイテムを選ぶのが難しい場合は、

  • 医薬部外品
  • 薬用

といった表記があるものを選んでくださいね。これらには美白有効成分がしっかり配合されていますよ。

今回は編集部おすすめのシミ対策化粧品を2つ、ご紹介します。
※掲載する商品は、編集部独自の調査で選定したものです

◆編集部おすすめのシミ対策化粧品

・ケシミンクリーム(小林製薬)

◇価格:1,980円/30g

小林製薬の医薬部外品「ケシミンクリーム」は、

  • シミを薄くする美白成分(ビタミンC誘導体)配合
  • サラッとした伸びの良いテクスチャ

などが大きな魅力。気になる部分に直接塗り込むことで、できてしまったシミをしっかりケアできますよ。

クリームタイプのシミ化粧品は「シミ対策クリームおすすめ11選!シミケアに効果的な人気アイテムをご紹介」でもご紹介しています。

・ルミナスHQブースター(アンプルール)

  • アンプルール

◇価格:9,900円/40mL

アンプルールの「ルミナスHQブースター」は、美容液成分の浸透*をサポートする独自処方が魅力の導入美容液。

  • 独自成分「高浸透*ホワイトハイドロキノン」
  • ヒト型セラミドをはじめとした高保湿成分

といった成分を配合し、、乾燥によるシミ・くすみを徹底的にケアします。
*角質層まで

こうした効果的な化粧品を毎日のスキンケアに取り入れて、シミの目立たないお肌を叶えてくださいね。

2-2.食生活でシミを対策

  • シミ,対策

シミ対策には、シミや美白に良い食べ物を意識して摂るのも効果的です。

以下のような栄養素は、肌の新陳代謝を促してシミのもととなるメラニンの排出をサポートしてくれますよ。

シミ対策に良い栄養素と食べ物

・ビタミンA
…ニンジン・小松菜・ブロッコリー など


・ビタミンC
…レモン・アセロラ・パプリカ・トマト など


・ビタミンE
…アーモンド・ピーナッツ・かぼちゃ など

上記のような食材を積極的に摂りながら、バランスの良い食生活を心がけましょう。

次は、医薬品や医療機関でのシミ対策についてご紹介していきます。

3.医薬品&医療機関でのシミ対策

ここからは、セルフケアとあわせて検討したい、

といったより本格的なシミ対策をご紹介します。

セルフケアで改善しきれないシミの対策をしたい時や、「なるべく早くシミを消したい!」という時に役立ててくださいね。

3-1.医薬品でシミ対策

  • シミ,対策

シミをさらに効果的に薄くするなら、以下のような美白成分が配合された医薬品の服用を検討するのもおすすめ。

  • L-システイン
  • トラネキサム酸
  • ビタミンC

薬局で手に入る市販の医薬品や、美容皮膚科で処方されるものなどさまざまな種類がありますよ。

◆編集部おすすめのシミ対策医薬品
※商品は、編集部独自の調査で選定したものです

・トランシーノ ホワイトCクリア(第一三共ヘルスケア)

◇価格:1,760円/60錠

第一三共ヘルスケアの第3類医薬品、「トランシーノ ホワイトCクリア」です。

  • L-システイン
    ...シミ・そばかすを防ぐ成分
  • ビタミンC
    ...できてしまったシミを薄くする成分

などを配合したアイテムで、体の内側からのシミ対策におすすめですよ。

医薬品・サプリは継続することで効果を実感できるため、まずは2~3ヵ月ほど続けてみてくださいね。
※医薬品・サプリの服用前に、一度医師・薬剤師に相談しましょう。

関連記事:美白医薬品の効果を詳しく知りたい方は別記事美白医薬品の効果とは?をチェックしてみてくださいね。

次からは、医療機関でのシミ対策についてご紹介していきます。

3-2.医療機関でのシミ対策

  • シミ,対策

美容皮膚科美容形成外科などの医療機関では、セルフケアではなかなか消えないシミ・そばかすをしっかり治療してもらえますよ。

医療機関で受けることができる、代表的なシミの治療法は、以下の通り。

医療機関でのシミ治療
  • レーザー治療
    ...シミ治療に特化したレーザーでシミを消す
  • ケミカルピーリング
    ...肌表面の角質を除去してシミを消す
  • イオン導入
    ...美白成分を肌に浸透させてシミを消す
  • 注射・点滴
    …ビタミンCなどを取り入れることでシミを薄くする

他にも、シミの種類によってさまざまな治療法があります。

カウンセリングが無料でできる美容皮膚科も多くあるので、気になることは事前に医師に相談してみてくださいね。

医薬品&医療機関でのシミ対策を先にチェックしに来た方は、こちらから記事上部に戻ることができますよ。

次からは、シミを繰り返さないための予防方法をご紹介していきます。

4.シミを繰り返さない生活習慣

ここからは、

といった、シミを繰り返さないための日常生活のポイントをご紹介していきますよ。

4-1.UVケアでシミを対策

  • シミ,対策

シミができる大きな原因は、紫外線。

そのため、シミを新しく作らせないためにはUVケアが必須です。

UVケアの基本である日焼け止めは、うっかり日焼けを防ぐためにも以下の手順で丁寧に塗りましょう。

日焼け止めの正しい塗り方

①容器をよく振り、十分な量を手に取る
②頬・額・鼻・あごに5点置きする
③顔のすみずみまで丁寧になじませる

 ★頬骨の高い位置は重ね付けして!
④フェイスラインや首周りにも塗る

また、紫外線は季節や天候に関係なく降り注いでいるため、

  • 冬や曇りの日にも日焼け止めを塗る
  • 日中は2~3時間おきに塗りなおす
  • サプリメントなど飲む日焼け止めを併用する

といったことも意識してみてくださいね。

関連記事:うっかり日焼けをしてしまった場合は別記事日焼けした肌の美白方法を参考にしてみてくださいね。

4-2.生活習慣を意識してシミ予防

ストレス・睡眠不足は肌の新陳代謝の乱れにつながるため、シミを引き起こす原因のひとつになります。

以下のような生活習慣を意識すると、シミの予防・対策につながりますよ。

シミを予防する2つの生活習慣

①ストレスを発散する
②睡眠不足を解消する

以下より、ひとつずつ詳しく解説していきます。

シミを予防する生活習慣①ストレス発散

  • シミ,対策

体がだるい・イライラする…など、ストレスを感じたとき

  • 適度な運動をする
  • 好きな音楽を聴く
  • ゆっくり湯船につかる

といったことを心がけて、ストレスを発散させましょう。

シミ,対策
過度な飲酒や喫煙もシミの原因に

過度な飲酒・喫煙により、メラニン(シミの元)の生成を活発化させる「活性酸素」が発生します。

シミ予防のためにも、お酒やタバコはできるだけ控えたいところです。

シミを予防する生活習慣②睡眠不足解消

  • シミ,対策

美肌を維持する「成長ホルモン」はほとんどが睡眠中に分泌され、特に入眠後30分から1時間後の深い眠り(徐派睡眠)のときに多く分泌されます。

そのため、

  • 睡眠の質を高め、深い眠りを意識する
  • 最低でも1日6時間の睡眠を取る

といったことを意識してみましょう。寝る前にスマホを見すぎない、熱すぎない湯舟に浸かりリラックスする、寝る直前に食事を摂らない、といったことも、質の高い睡眠のカギになりますよ。

ご紹介した方法も参考にして、シミをつくらないお肌を目指してくださいね。

最後に、シミをしっかり隠すメイク方法をご紹介していきます。

5.メイクでシミを隠すコツ

今すぐにシミを目立たなくしたい!」という時は、気になるシミをメイクで隠してしまうのがおすすめです。

シミをしっかり隠せるベースメイクの手順は、以下の通り。

  • シミ,対策
シミを隠すベースメイクの手順

①細い筆を使ってコンシーラーをシミにのせる
②スポンジでコンシーラーの輪郭をなじませる

 ★全体をぼかすとコンシーラーが消えるため注意!
③チップを使ってフェイスパウダーをピンポイントに重ねる

また、使用するコンシーラー

  • UVカット効果がある
  • ヨレにくいやや硬めのテクスチャ

といった特徴のものを選ぶのがおすすめですよ。

◆編集部おすすめのコンシーラー
※商品は、編集部独自の調査で選定したものです

・スティックコンシーラーR(UV)(カネボウ)

◇価格:990円/3.0g

カネボウ化粧品の「スティックコンシーラーR(UV)」は、

  • SPF39/PA+++のUVカット効果
  • ヨレにくく、崩れにくいテクスチャ

などが特徴のスティックコンシーラー。テクニックいらずで、誰でも簡単にシミをカバーできますよ。

ご紹介したメイク方法やアイテムも参考に、シミをしっかりカバーしていきましょう。

6.まとめ

シミ対策についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

最後に、今回ご紹介したシミ対策をもう一度以下にまとめます。

効果的なシミ対策

①日常生活でできるシミ対策
...化粧品での美白ケア・食生活の見直しなど
▷「日常生活でできるシミ対策」をもう一度見る


②医薬品&医療機関でのシミ対策
...市販の医薬品・医療機関でのシミ治療など
▷「医薬品&医療機関でのシミ対策」をもう一度見る

正しいシミ対策を身につけて、透明感あふれる素肌を目指しましょう。

また別の記事でも美肌に効果的なスキンケアをご紹介していますので、ぜひ以下よりチェックしてみてくださいね。

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