「電車の走行音がうるさくて曲が聴こえない…」
「騒がしい場所でも音楽を楽しみたい!」
そんな悩みを解決してくれる「ノイズキャンセリングイヤホン」ですが、種類が多くどれを選べばいいか悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、家電ジャーナリストの安蔵さんが厳選したノイズキャンセリングイヤホン12選をご紹介。
- イヤホン専門店や家電量販店への聞き取り調査
- カスタムライフライターによる実機レビュー
をもとに、ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶポイントも解説しているので、初めて購入する方でも自分にぴったりの1台を見つけることができますよ。
◆この記事は専門家が全面的に監修しています
Outline
(この記事は2024年11月時点での情報を参考にしています。)
1. ノイズキャンセリングイヤホンとは?
ノイズキャンセリングイヤホンについて、何となく「騒音を抑えてくれるもの」だと知っていても、具体的にどんなものか分からない方も多いはず。
まずはこの章で、
の2つの疑問に沿って、ノイズキャンセリングイヤホンとはどんなものかをご紹介していきます。
1-1. ノイズキャンセリングってどんな機能?
ノイズキャンセリングとは、周囲の騒音を低減することで、より集中して音楽を聴けるようにする機能のこと。
電車の走行音や車のエンジン音、空調の音といった環境音を中心にノイズを抑えてくれます。
ノイズキャンセリングは、アクティブノイズキャンセリングとパッシブノイズキャンセリングの2つの機能から成り立っています。
- アクティブノイズキャンセリング
…内蔵マイクで周りの騒音を集音・解析し、その騒音を打ち消すための音を発生させてノイズを除去 - パッシブノイズキャンセリング
…イヤホン本体やイヤーピースの形状により遮音性を高めて物理的にノイズを低減
この2種類のノイズキャンセリングを組み合わせることで、ノイズを低減します。
1-2. ノイズって実際どれぐらい抑えられるの?
「騒音を低減してくれる」とはいっても、実際にどれぐらいノイズをカットしてくれるのか気になりますよね。
そこで編集部では、車道付近・電車内・駅構内でノイズキャンセリングイヤホンを使用し、その性能を検証してみました。
◆検証した商品
- ヤマハ TW-E3A
…ノイズキャンセリング機能なし - SONY WF-SP700N
…ノイズキャンセリング機能あり - SONY WF-1000XM3
…ノイズキャンセリング機能あり
◆検証場所
・車道付近、電車内、駅構内(全て東京都千代田区内)
◆視聴曲
- Official髭男dism「ノーダウト」
- ヤなことそっとミュート「レイライン」
◆実際の検証シーン
※検証コメントは全てライターの個人的な感想であり、ノイズキャンセリング機能の性能を保証するものではありません。
①ヤマハ TW-E3A(ノイズキャンセリングなし)
音質自体はとても良いのですが、音楽再生中にたびたび車のエンジン音や電車の走行音が入ってしまいました。
耳の奥までしっかり装着するとだいぶノイズを抑えられましたが、ノイキャン付きには及ばずです。
②SONY WF-SP700N(ノイズキャンセリングあり)
耳にしっかりフィットするため、装着するだけでもある程度ノイズをカットしてくれます。
ノイキャンモード時に「サー」というノイズがやや入るものの、車のエンジン音を中心に騒音が抑えられ、迫力あるサウンドを楽しめました。
③SONY WF-1000XM3(ノイズキャンセリングあり)
装着時の遮音性も高いですが、とにかくノイキャンが優秀!ノイキャンモードにした瞬間、電車の走行音や車のエンジン音が一気に低減されました。
WF-SP700Nよりも自然で強力にノイズがカットされており、クリアなサウンドを楽しめました。
◆ノイズキャンセリング機能の検証結果|まとめ
以上、3つのイヤホンを聴き比べたところ、
ノイズキャンセリングイヤホンなら野外でもノイズに邪魔されず音楽を楽しめる
ノイズキャンセリング機能の性能は価格と比例して上がる傾向がみられる
車のエンジン音や電車の走行音などに効果あり
といった結果になりました。
検証結果から、騒音のある場所でも集中して音楽を聴きたい方にはノイズキャンセリングは必須の機能といえます。
2. ノイズキャンセリングイヤホンの選び方
この章からは、ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際の2つのポイントをご紹介します。
ノイズキャンセリングイヤホンは、
・イヤホンのタイプで選ぶ
・フィット感を調節できるものを選ぶ
の2点から選ぶことが重要です。
それでは、順番にチェックしていきましょう。
◆イヤホンのタイプで選ぶ
ノイズキャンセリングイヤホンには「ワイヤレス」と「有線」がありますが、おすすめは快適に使用できるワイヤレスタイプ。
ワイヤレスタイプは、上の画像の通り大きく2つの形状に分かれています。
形状ごとにメリットが異なるため、
- 快適さを最優先して使いたい⇒完全ワイヤレス
- なるべく長時間使えるものがほしい⇒左右一体型
という基準で選んでみましょう。
ワイヤレスの音質は、音声データの圧縮方式である「コーデック」をチェックしましょう。
コーデックにはいくつかの種類がありますが、
- iPhoneユーザーならAAC
- AndroidユーザーならaptX※
※aptX HD・aptX Adaptive・LDACであればさらに高音質になります
に対応したイヤホンなら、高音質なうえに音切れや遅延も低減されます。
コーデックは、公式サイトや専門店サイトのスペック表・店頭のPOPなどで確認できます。
また、商品を直接見ることができる場合には、下の画像のようにパッケージのスペック表記を確認しましょう。
「有線なのに充電が必要で面倒」「そもそも商品数が少ない」という理由から、ノイズキャンセリングイヤホンに関しては圧倒的にワイヤレスタイプが人気です。
しかし、有線タイプには「Bluetoothとの接続が不要」「音飛びなし」といったメリットもあるため、手軽さや安定性を重視したい方は検討の価値ありですよ。
◆フィット感を調節できるものを選ぶ
ノイズキャンセリングイヤホンであれば、もともと遮音性に優れているもの(=パッシブノイズキャンセリング)がほとんどです。
しかし、フィット感を調節できるモデルを選ぶことで、より遮音性を高めることができます。
- イヤホンの形がカナル型のもの
- サイズ違いのイヤーピースが付属しているもの
に注目して選べば、自分好みのフィット感にこだわって遮音性を高めることができますよ。
万が一どのサイズの付属イヤーピースも合わなかった場合は、別売りのウレタン素材の低反発イヤーピースに変えるとより耳にフィットしますよ。
3. タイプ別|ノイズキャンセリングイヤホンの人気モデル12選
この章では、家電ジャーナリスト・安蔵さん厳選のノイズキャンセリングイヤホンをタイプ別にご紹介します。
ぜひ好みに合うタイプのものからチェックしてみてくださいね。
ワイヤレスタイプでは
・1万円以下~1万円台の高コスパモデル
・2万円台の定番人気モデル
・3万円台の高性能モデル
を満遍なくご紹介しています。
ぜひ予算を考慮しながら検討してみてください。
※価格を含む商品詳細は公式サイト・及び「価格com」を参照しています。(税込)
3-1. 快適に使用できる完全ワイヤレスタイプ5選
まずは、快適さ抜群の完全ワイヤレスタイプからご紹介します。
完全ワイヤレス|高コスパモデル
X3 ANC / MPOW
完全ワイヤレスの高コスパモデルはMPOWの「X3 ANC」。
- 圧迫感の少ないノイズキャンセリング機能
- 全音域で聴き疲れしにくいサウンド
など、騒音を気にせず柔らかなサウンドを楽しめる1台です。
充実の機能性でコスパ抜群
外部マイクで拾った音を打ち消す「フィードフォワード方式」のノイキャンイヤホン。
ノイキャンの効きは控えめですが、IPX4の防水性能や連続6時間再生の優れた充電持ちなど機能性は充実しており、非常にコスパの高いモデルといえます。
【メーカー】MPOW
【モデル】X3 ANC
【価格】7,980円(税込)~
【対応コーデック】SBC 、AAC
【連続再生時間】6時間 (ノイキャンON)
7時間 (ノイキャンOFF)
【主な機能】防水機能(IPX4)、ノイズキャンセリング機能
【カラー】ブラック
こちらの製品は公式販売終了製品です。
完全ワイヤレス|定番人気モデル①
ATH-ANC300TW / audio-technica
完全ワイヤレスの定番人気モデル1台目はaudio-technicaの「ATH-ANC300TW」。
- 高域の音質を向上させる専用設計ドライバー採用
- シーン別に選べる3つのノイキャンモード
など、どんな場所でも美しい高音を味わえる1台です。
高精度ノイキャンをアプリで切替
精度の高いノイキャン性能とアプリによるモード切替が魅力の1台。
「飛行機内用モード」「外出先用モード」「オフィスや図書館などの室内用モード」の3つのモードで、シーン別にノイズを低減できます。
【メーカー】audio-technica
【モデル】ATH-ANC300TW
【価格】 9,890円(税込)~
【公式サイト】https://www.audio-technica.co.jp
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX
【連続再生時間】4.5時間
【主な機能】防水機能(IPX2)、ノイズキャンセリング機能
【カラー】ブラック
こちらの製品は公式販売終了製品です。
類似商品はこちらからご覧いただけます。→類似商品の情報を見る
完全ワイヤレス|定番人気モデル②
WF-1000XM3 / SONY
完全ワイヤレスの定番人気モデル2台目はSONYの「WF-1000XM3」。
- 業界最高クラスのノイズキャンセリング性能
- CD音源やMP3でもハイレゾ※級の音質に補完
※CD音源を大きく超える情報量を持つ音声データ
など、きわめて優れたノイキャン機能と解像度の高いサウンドが魅力の1台です。
高次元のノイキャン性能を実現
ノイズ集音用の2つのマイクに加え、独自開発されたプロセッサーを内蔵することで、きわめて高性能なノイキャン性能を実現した1台。
また、力強い低音とクリアな高音のメリハリのきいたサウンドも魅力です。
【メーカー】SONY
【モデル】WF-1000XM3
【価格】19,000円(税込)~
【公式サイト】https://www.sony.jp
【対応コーデック】SBC、AAC
【連続再生時間】6時間(ノイキャンON)
8時間(ノイキャンOFF)
【主な機能】ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能、DSEE HX(音質向上機能)
【カラー】 ブラック、プラチナシルバー
完全ワイヤレス|定番人気モデル③
AirPods Pro / Apple
完全ワイヤレスの定番人気モデル3台目はAppleの「AirPods Pro」。
- 2つの集音マイクでノイズを解析・除去
- ユーザーの耳に合わせて最適な音質に自動調整
など、人気モデルならではの優れた性能で人気を集める1台です。
高性能ノイキャンで上質な音楽を
優れたノイズキャンセリング機能に加えて、周囲の音を自然に聴きとれる外音取り込みモードも搭載。
また音質も良く、高解像度でなめらかな抑揚表現を楽しめます。
iPhoneユーザーはセットアップがとても簡単なので特におすすめですよ。
【メーカー】Apple
【モデル】AirPods Pro
【価格】27,700円(税込)~
【公式サイト】https://www.apple.com
【対応コーデック】SBC、AAC
【連続再生時間】4.5時間(ノイキャンON)
5時間(ノイキャンOFF)
【主な機能】防水機能(IPX4)、ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能、ワイヤレス充電対応
【カラー】 ホワイト
完全ワイヤレス|高性能モデル
EAH-AZ70W / Technics
完全ワイヤレスの高性能モデルはTechnicsの「EAH-AZ70W」。
- 広がりのある豊かな低音と艶のある高音
- 超高精度な「デュアルハイブリッド」ノイキャン
など、こだわり抜いた上質な音に没頭できる1台です。
高解像度の伸びやかな音を楽しめる
ノイズ処理のための制御をデジタル・アナログ両方で行うことで、高精度なノイズキャンセリングを実現。ノイキャンはアプリで細かく効き具合を調整できます。
また、高解像度でバランスが良く、伸びやかな音も特徴です。
【メーカー】Technics
【モデル】EAH-AZ70W
【価格】14,980円(税込)~
【公式サイト】https://jp.technics.com
【対応コーデック】SBC、AAC
【連続再生時間】6.5時間(ノイキャンON)
7.5時間 (ノイキャンOFF)
【主な機能】防水機能(IPX4)、ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能
【カラー】シルバー、ブラック
こちらの製品は公式販売終了製品です。
類似商品はこちらからご覧いただけます。→類似商品の情報を見る
3-2. 長時間再生が魅力の左右一体型5選
次に、充電持ちの良さが魅力の左右一体型をご紹介。
左右一体型|高コスパモデル①
Soundcore Life NC / Anker
左右一体型ワイヤレスの高コスパモデル1台目はAnkerの「Soundcore Life NC」。
- ハイレゾ対応で臨場感のあるサウンド
- ノイキャンONで連続10時間再生
など、ノイキャン性能だけでなく音質や充電持ちも充実している1台です。
優れたカスタマイズ性でコスパ◎
アクティブノイズキャンセリング機能のほか、外音取り込み機能も搭載するモデルです。専用アプリを使って、イコライザーの調整やボタン機能のカスタマイズも可能。
ノイズキャンセリングの効きは抑えめですが、コスパの良さが光ります。
【メーカー】Anker
【モデル】Soundcore Life NC
【価格】8,999円(税込)~
【公式サイト】https://www.ankerjapan.com
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX
【連続再生時間】10時間
【主な機能】防水機能(IPX5)、ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能
【カラー】ブラック
左右一体型|高コスパモデル②
ATH-ANC400BT / audio-technica
左右一体型ワイヤレスの高コスパモデル2台目はaudio-technicaの「ATH-ANC400BT」。
- 鮮明な中高音と厚みのある重低音
- 最大約20時間の圧倒的なロングバッテリー
など、周囲の騒音を抑えながら迫力満点のサウンドを長時間楽しめる1台です。
力強い低音と伸びやかな中高音が魅力
「ATH-ANC300TW」と同様に、高精度なノイキャン性能とシーン別に選べる3つのノイキャンモードを搭載。
また、ハイレゾ対応の12mmのダイナミックドライバー(=音を鳴らすための内部機構)採用で、力強い低音と伸びやかな中高音を実現しています。
【メーカー】audio-technica
【モデル】ATH-ANC400BT
【価格】29,480円(税込)~
【公式サイト】https://www.audio-technica.co.jp
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX、aptX HD
【連続再生時間】20時間(ノイキャンON)
【主な機能】防水機能(IPX2)、ノイズキャンセリング機能
【カラー】ブラック
こちらの製品は公式販売終了製品です。
類似商品はこちらからご覧いただけます。→類似商品の情報を見る
左右一体型|定番人気モデル①
EHD9001BA / 1MORE
左右一体型ワイヤレスの定番人気モデル1台目は1MOREの「EHD9001BA」。
- 高解像度の高音と重厚感のある低音
- ノイキャン機能は好みでレベル調整可能
など、聴き応えのあるサウンドをシーンに合わせて味わえる1台です。
高性能ノイキャン+充実の音質・機能
高性能なノイキャン機能に加え、風切り音抑制モードやIPX5の防水性能など機能性も充実。
また、2つのドライバーを組み合わせたデュアル構成による、パワフルな低音とシャープでスピード感のある高音も魅力ですよ。
【メーカー】1MORE
【モデル】EHD9001BA
【価格】56,679円(税込)~
【公式サイト】https://free-way.co.jp
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX
【連続再生時間】15 時間(ノイキャンON)
20時間(ノイキャンOFF)
【主な機能】防水機能(IPX5)、ノイズキャンセリング機能
【カラー】ブラック
左右一体型|定番人気モデル②
WI-1000XM2 / SONY
左右一体型ワイヤレスの定番人気モデル2台目はSONYの「WI-1000XM2」。
- WF-1000MX3と同様の高性能ノイキャン
- 音質向上技術「DSEE HX」でハイレゾ並の音質
など、深い静寂の中で音楽に集中できる1台です。
行動に応じてノイキャンを自動調整
高音質コーデック「LDAC」対応で、パワフルな低音とクリアでスピード感のある高音を実現しています。
また、「アダプティブサウンドコントロール」機能では、ユーザーの行動に合わせてノイキャンと外音取り込みのレベルを自動で調整してくれますよ。
【メーカー】SONY
【モデル】WI-1000XM2
【価格】43,004円(税込)~
【公式サイト】https://www.sony.jp
【対応コーデック】SBC、 AAC、 LDAC
【連続再生時間】10 時間(ノイキャンON)
15 時間(ノイキャンOFF)
【主な機能】ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能、DSEE HX(音質向上機能)
【カラー】ブラック、プラチナシルバー
左右一体型|高性能モデル
PI4 / Bowers&Wilkins
左右一体型ワイヤレスの高性能モデルはBowers&Wilkinsの「PI4」。
- ノイキャンモードでも12時間の再生が可能
- 最高級スピーカーのノウハウを生かしたサウンド
など、プロも認める上質な音に1日中浸れる1台です。
クリアで切れ良く力強いサウンド
大口径の14mmダイナミックドライバーを搭載した高性能モデル。aptX HDやaptX Adaptiveなどの高音質コーデックにも対応しているため、クリアで切れが良く、力強い音を楽しめます。
また、フィット感を高めるこだわりのイヤーチップにも注目です。
【メーカー】Bowers&Wilkins
【モデル】PI4
【価格】50,821円(税込)~
【公式サイト】https://www.bowerswilkins.com
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX Adaptive
【連続再生時間】12時間(ノイキャンON)
【主な機能】ノイズキャンセリング機能
【カラー】ブラック、ゴールド、シルバー
3-3. 番外編|接続の手間なし有線タイプ2選
最後は、有線タイプをご紹介します。
Hammerhead USB-C ANC / Razer
有線タイプ1台目はRazerの「Hammerhead USB-C ANC」。
- 接続する本体からの電力供給により充電が不要
- 低反発イヤーピースによる高い装着感と遮音性
など、充電の煩わしさがなく快適な使用感が魅力の1台です。
充電不要で使い勝手の良い1台
デジタル音源をアナログ信号へ変換する回路を内蔵しており、対応機器であればハイレゾサウンドを楽しめます。
また、接続部分がUSB Type-C端子のため、AndroidやNintendo Switch、Macなどで使用が可能。
ご紹介した中で唯一充電が不要なモデルのため、使い勝手の良い1台です。
【メーカー】Razer
【モデル】Hammerhead USB-C ANC
【価格】41,500円(税込)~
【公式サイト】https://www2.razer.com
【連続再生時間】ー(給電式のため)
【主な機能】ノイズキャンセリング機能
【カラー】ブラック
QuietComfort 20 / Bose
有線タイプ2台目はBoseの「QuietComfort 20」。
- ノイズキャンセリングの圧倒的な消音性能
- 最大16時間の長時間再生が可能
など、静かな環境で長い時間音楽を聴き込みたい方におすすめの1台です。
パワフルな有線ノイキャンイヤホン
イヤホンケーブルに繋がった充電バッテリーで駆動する、パワフルなノイキャン性能が魅力のモデルです。
サウンドは、低音の力強さと豊かな中音・クリアな高音が特徴。
さらに、Bose独自のイヤーチップで高いフィット感を実現し、快適に長時間利用することができますよ。
【メーカー】Bose
【モデル】QuietComfort 20
【価格】48,000円(税込)~
【公式サイト】https://www.bose.co.jp
【連続再生時間】16時間
【主な機能】ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能
【カラー】ブラック、ホワイト
※iPhone対応(Apple社製品対応)とAndroid対応のものに分かれます。対応モデルでないとリモコンが作動しないため、ご購入の際はご注意ください。
4. ノイズキャンセリングイヤホンに関するQ&A
最後に、ノイズキャンセリングイヤホンについての気になる質問にお答えしていきます。
どれも、ノイズキャンセリングイヤホンを初購入する方に役立つ情報ばかりなので、ぜひチェックしてくださいね。
Q1. ノイズキャンセリング機能を使うとバッテリーの減りは早くなる?
ノイズキャンセリング機能OFFの時と比べると充電の消耗が早いため、なるべく再生時間に余裕のあるイヤホンを選ぶのがおすすめです。
ノイズキャンセリング機能は、通常の使用よりも速いペースでバッテリーを消費します。
そのため、ノイズキャンセリング機能OFFの時と比べ、平均的に2~3時間ほど再生時間が短くなってしまいます※。
※バッテリーの消耗スピードは商品によって異なります。
ノイズキャンセリング機能によるバッテリーの消耗を考慮して長時間再生できるものを選ぶと、充電切れの心配を減らせますよ。
Q2. ノイズキャンセリング機能で耳が悪くなったりしない?
聴力への影響に関していえば、特に害があるとは言われていません。
むしろ、難聴を予防するアイテムとして推奨されることもありますよ。
イヤホン難聴の原因は、大音量で音楽を長時間聴き続けることだと言われています。
しかし、周囲の騒音を低減できるノイズキャンセリングイヤホンなら、音量を絞っても曲が聴き取りやすくなります。
そのため、ノイズキャンセリングイヤホンの使用は、イヤホン難聴の予防に効果的とされています。
※参照:厚生労働省 「e-ヘルスネット」
Q3. ノイズキャンセリングイヤホンって耳栓の代わりになるの?
ノイズキャンセリング機能の性能に左右されますが、おおむね耳栓の代わりとして使用できます。
音楽は流さず、ノイズキャンセリング機能のみONにすることで、耳栓をした時に近い静寂を作れます。
ただし、静かな空間をどの程度まで作れるかは、ノイズキャンセリング機能の性能に左右されてしまいます。
また、音楽を鳴らしていないと、ノイズキャンセリングモード時に出る「サー」や「ザー」といったノイズが目立ってしまうことも。
耳栓とまったく同じ使用具合にはならない場合もあるので、注意してください。
Q4. ノイズキャンセリングモードにすると音質って悪くなる?
ノイズキャンセリングモードでも、音質はほとんど変わりません。
ノイズキャンセリングモードにしても、音質への影響はほとんどありません。
むしろ、イヤーピースを変更するなど物理的に遮音性を高めた場合のほうが、音質への影響は大きくなります。
遮音性が高まると、低音の鳴りが強くなる傾向があるので、調節する場合は音の聴こえ方に配慮しましょう。
5. まとめ
この記事では、専門家・安蔵さんおすすめのイヤホン12選をご紹介してきました。
気になる1台は見つかりましたか?
最後に、ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際の2つのポイントを振り返ってみましょう。
- イヤホンのタイプで選ぶ
⇒完全ワイヤレスか左右一体型か(もしくは有線) - フィット感を調節できるものを選ぶ
⇒カナル型+サイズ違いのイヤーピース付き
ぜひ自分にぴったりの1台を手に入れて、どんな場所でも騒音を気にせずに音楽を楽しんでくださいね。
▶もう一度おすすめのイヤホンを見たい方は、「3. タイプ別|ノイズキャンセリングイヤホンの人気モデル12選」からご覧ください。