移動中や自宅での音楽・動画鑑賞をはじめ、今や生活を彩るアイテムとして欠かせない「イヤホン」。
毎日使うものだからこそ、“音質”にこだわって選びたいものですよね。
この記事では、家電ジャーナリスト・安蔵 靖志さんが厳選したおすすめの高音質イヤホンをご紹介。
- イヤホン専門店への聞き取り
- 家電量販店への聞き取り
などをもとにイヤホンの選び方も解説しているので、お気に入りの曲を良い音で聴ける1台が手に入りますよ。
◆ この記事は専門家の全面的な監修を受けています
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※この記事は2024年11月時点での情報を参考にしています。
1. 高音質なイヤホンの選び方
一口に「音の良いイヤホン」といっても、1人ひとりの好みによって最適な1台はさまざまです。
自分に合う高音質イヤホンは、
① まずはワイヤレスか有線かを決める
② 次に自分好みの音の傾向から選ぶ
③ 最後に機能をチェックする
の3つの順番で選びましょう。
1-1. まずはワイヤレスか有線かを決める
最初に、購入する“タイプ”を絞りましょう。
以下で、それぞれのメリットをご紹介します。
ワイヤレスイヤホン
現在主流になりつつあるイヤホンで、Bluetoothでプレーヤーと接続して使用するタイプ。
イヤホンとプレーヤーをつなぐケーブルがなく、
- ケーブルの抜けや絡まり・引っ掛かりなし
- タッチノイズ(ケーブルが擦れて起こる雑音)なし
など、ワイヤレスならではの非常に快適な使用感が魅力です。
上記に加え、断線やプレーヤー側のイヤホンジャックの故障を心配しなくて良いこともワイヤレスの魅力です。
ワイヤレスイヤホンはその構造により、
- 完全ワイヤレス…左右独立型で装着時の自由度が高い
- 左右一体型…充電持ちが良く連続再生時間が長い
の2種類に分けられます。
快適さ最優先なら完全ワイヤレス・長時間使いたいなら左右一体型と、自分の使い方に合う形状を好みで選びましょう。
安定した音を手間なく聴ける「有線」
従来型のイヤホンで、プレーヤーにつなぐためのケーブルとプラグがついたタイプです。
プレーヤーにプラグを挿すだけで使用できるため、
- 充電や接続といった手順が不要
- Bluetoothの接続不良による音切れや遅延なし
など、使用時に一切の手間がなく常に安定した音を楽しめます。
有線はワイヤレスと違い、音声データを圧縮する必要がないので、音質の劣化がありません。
もちろん商品によりますし、ワイヤレスにも高音質モデルは増えていますが、同価格帯なら有線の方が高音質な場合が一般的といえます。
1-2. 次に自分好みの音の傾向から選ぶ
タイプの次は、「お気に入りの曲を気持ち良く聴けるか」という点に注目して選んでいきましょう。
そのためには、自分の好みに合う“音の傾向”にこだわって選ぶことが大切です。
◆ イヤホンの代表的な音の傾向|3種類
以下を参考に、普段からよく聴く音楽のジャンルに応じて選びましょう。
低域と高域が際立つ「ドンシャリ」
※低音を表す「ドン」+高音を表す「シャリ」
ベースやバスドラム・シンバルなどの楽器演奏がよく聴こえるため、エッジの効いた迫力あるサウンドを求める方にぴったりです。
バンド曲をはじめとするロックミュージックなどに最適な傾向といえます。
同じドンシャリでも、高音と低音のどちら寄りなのかは商品により異なるので要注意。「ベースが強い曲を聞きたいから低音寄りにしよう」など、聴きたい音楽に合わせて選びましょう。
中域が強調される「かまぼこ」
※下の図のように音の波形かまぼこ型に見えることから
人の声やギター・ピアノなどがしっかり聴こえることが特徴で、輪郭のくっきりとしたクリアなサウンドを楽しめます。
ボーカルが前面に出るシンガー系の楽曲やオーケストラなどと好相性です。
全音域が均一な「フラット」
全音域が平坦なバランスで聴こえるため、原音に近い音で曲を聴くことができます。
楽曲の演奏やボーカルを楽しむというよりは、「生の音をそのまま味わいたい」という方向けです。
ドライバーユニットとは、イヤホンの音を鳴らすための内部機構のこと。
代表的なものに、ダイナミック型(=音楽の信号を直接振動板に伝える方式)とバランスドアーマチュア型(=内部で電流を流すことで振動板に信号を伝える方式)があります。
商品によるので一概には言えませんが、
ダイナミック(D)型 = ドンシャリ
バランスドアーマチュア(BA)型 = かまぼこ
である場合は多いので、目安の1つとして確認するのもおすすめです。
後にご紹介するイヤホンは全て、上記3つの音の傾向ごとに厳選しています。
1-3. 最後に機能をチェックする
タイプと音の傾向さえ絞れれば、お気に入りとして長く愛用できるイヤホンが手に入ります。
これに加えて、自分のライフスタイルに合う“機能”を備えていれば、さらに便利に使用できますよ。
◆ ノイズキャンセリング機能
…周囲の騒音を抑えることで音楽に集中できる
◆ 防水機能
…スポーツ中や突然の雨でも故障の心配なく使える
◆ マイク機能
…ハンズフリーでの電話応対が可能
◆ ロングバッテリー(ワイヤレスの場合)
…最低4~5時間以上充電が持つものなら移動中も安心
防水性能は、スペック表に記載している「IP規格」で判断できます。
「IPX〇」( = 〇は1~8までの数字)の形で表記されており、数字が大きいほど防水性能は高くなります。
「IPX6」以上であれば激しく汗をかくランニングなどにも使えるので特におすすめです。
このほか、心地良いフィット感を実現するイヤーフックやサイズ違いのイヤーピースが付属したモデルもおすすめ。
ぜひ、あなたに合う機能を持った1台を選んでみてくださいね。
◆ 高音質なイヤホンの選び方|まとめ
章の最後に、高音質なイヤホン選びのポイントを振り返ってみましょう。
- 快適さ重視の方⇒ワイヤレス
…完全ワイヤレスと左右一体型の2種類あり - 使用の手軽さと安定性重視の方⇒有線
- 低音と高音が際立つ迫力の音質⇒ドンシャリ
- ボーカルなど中音が効いた音質⇒かまぼこ
- 全音域が均一で原音に近い音質⇒フラット
- 騒音を抑えたい方⇒ノイズキャンセリング
- 屋外で安心して使いたい方⇒防水 など
次の章からは、専門家・安蔵さんおすすめの高音質イヤホンをご紹介します。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
2. タイプ別|専門家おすすめの高音質イヤホン15選
この章では、専門家・安蔵さんが厳選したおすすめの高音質イヤホン15選を、
の3つのタイプに分けてご紹介していきます。
今回は「楽曲を楽しむ」という点を重視し、ドンシャリ傾向とかまぼこ傾向のイヤホンを特に多くピックアップしました。
音質についてのレビューもしているので、ぜひご参照ください。
それでは、安蔵さんのおすすめモデルをチェックしていきましょう。
※商品詳細は公式サイト・各種通販サイトを参照しています。
※商品価格は「価格com」を参考にした税込み価格です。
2-1. 完全ワイヤレスイヤホンおすすめ5選
まずは、装着時の圧倒的な快適さが魅力的な完全ワイヤレスイヤホンのおすすめをご紹介します。
ドンシャリ|充実のカスタマイズ性が魅力
Soundcore Liberty Air 2 / ANKER
完全ワイヤレスのドンシャリイヤホン・1台目は、ANKERの「Soundcore Liberty Air 2」。
- 好みで選べる22種類のプリセット※
- ユーザー好みの音質に自動設定するHearID機能
※ダンスやジャズなどジャンルに合わせて調整された音質モード
など、もともとの音の良さに加えて自分の耳に合わせたカスタマイズも楽しめます。
自分の耳に合う音を選べる1台!
パワフルな低域と躍動感のある中高域が特徴のモデル。アプリによってユーザーの音の聞き取りやすさを測定し、その人に合った音質に設定する「HearID」機能も便利です。
ノイズが入りにくく、細かな音もクリアに聴こえる高性能なモデルです。音声がきれいで耳へのフィット感も良いので、音楽だけでなく通話にも便利だと思います。
8,000円前後でこの性能、ちょっと信じられないくらい良いですね。音漏れもほとんどなく、外音遮断性も抜群。
音質に関しては、スマホアプリのイコライザーで好みの音に変えられる点がうれしいですね。
ANKERは充電器のイメージだったので、イヤホンも充電の持ちや充電速度が良いことを期待して購入しましたが、期待通り充電が長持ちします。接続時にバッテリー残量を教えてくれるのも便利です。
【モデル】Soundcore Liberty Air 2
【メーカー】ANKER
【価格】7,999円(税込)
【公式HP】www.ankerjapan.com
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX
【ドライバー】ダイナミック
【連続再生時間】7時間
【主な機能】防水機能(IPX5)、ノイズキャンセリング機能(通話時のみ)、マイク機能、モノラルモード(片耳で使用可能)、ワイヤレス充電対応 など
【カラー】ブラック、ホワイト
ドンシャリ|圧倒的な重低音と機能性
WF-SP800N / SONY
完全ワイヤレスのドンシャリイヤホン・2台目は、SONYの「WF-SP800N」。
- ボリューム感あふれる圧倒的な重低音
- 防水性やノイズキャンセリングなど機能充実
など、インパクトのある音質とイヤホンとしての優れた性能を両立した1台です。
低音だけでなく高音のキレも抜群
力強い低音だけでなくキレのある高音も非常に魅力的なイヤホン。
音が良いのはもちろん、自由度の高い音質調整や長時間の連続再生といった見どころも多い1台です。
本体が軽く、耳に引っ掛けるパーツが付いているので、装着したまま運動しても気になりません。低音がよく出るので、バスドラムが効いたロックやEDMを聴きながら走ると気持ちいいですよ。
スマホアプリとの連携性が良く、多機能な割にすごく使いやすい。
ノイキャンの性能も良いですね。他の機種との比較はできませんが、電車の音はほとんどかき消してくれます。
初めてのワイヤレスだったので、以前から好きなメーカーであるSONYを選びました。充電持ちがかなり良く、短時間の使用なら数日は余裕です。見た目もかっこよく、これからも大切に愛用したいと思ってます。
【モデル】WF-SP800N
【メーカー】SONY
【価格】16,800円(税込)
【公式サイト】https://www.sony.jp
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC,AAC
【連続再生時間】13時間
【ドライバー】ダイナミック
【主な機能】防塵・防水機能(IP55)、ノイズキャンセリング機能、マイク機能、装着性を高めるアークサポーター など
【カラー】ブラック、ホワイト、ブルー、オレンジ
かまぼこ|ポップなデザインに確かな音質
AG-TWS03R / ag
完全ワイヤレスのかまぼこイヤホン・1台目は、agの「AG-TWS03R」。
- 有名ブランド・final監修の高音質仕様
- ポップなデザインと豊富なカラーリング
など、可愛らしい見た目に確かな実力を秘めた人気モデルです。
伸び良く艶のある中域が特徴
比較的リーズナブルなイヤホンではありますが、解像感の高さはなかなかのもの。
特に、艶があって伸びやかな中域が持ち味のモデルです。
もともと好きなメーカーなので、こちらのモデルも購入してみました。
とにかくクリアな音質が印象的です。さすがにfinal監修というだけあるなという感じです。
基本性能が高いだけあって、満足いく音が楽しめると感じます。遅延や音切れがないのも快適です。
それと、防水機能!多少の雨でも大丈夫なのはうれしいですね。
使用感はとても良好です。フィット感が良いので、このモデル特有の鮮明な音をしっかり楽しめます。
また、防水性能が高いので、お風呂で使用してみるのも良さそうです。
【モデル】AG-TWS03R
【メーカー】ag
【価格】9,800円(税込)
【公式サイト】https://final-inc.com
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC, AAC
【連続再生時間】5時間
【ドライバー】ダイナミック
【主な機能】防水機能(IPX7)、マイク機能、SSサイズのイヤーピース同梱、皮脂が目立たないマット仕上げ など
【カラー】ブラック、ブルー、グリーン、レッド、クリーム、もも
こちらの製品は公式販売終了製品です。
類似商品はこちらからご覧いただけます。→類似商品の情報を見る
かまぼこ|力強さと繊細さを併せ持った音
N6 / NUARL
完全ワイヤレスのかまぼこイヤホン・2つ目は、NUARLの「N6」。
- 高性能な振動板により音のキレと深み◎
- 独特構造により有線イヤホンのような繊細な音質
など、力強さと細やかさを併せ持つ高音質イヤホンといえます。
生き生きと感じられるボーカル!
中域がしっかりと押し出されるようなメリハリのあるサウンドが特徴で、生き生きとしたボーカルの歌声を感じられる1台。
コーデックも、AACやaptXといった高音質なものに対応しています。
音質が最高!重低音の曲をよく聞くのですが、低音がとてもきれいに鳴ってくれます。かといって高音も耳がキンキンせず、澄んだように響きます。見た目もかっこよくてフィット感も違和感なし。言うことないですね(笑)。
わりと手頃なお値段ですが、音質にも接続の安定性にも非常に満足しています。
充電持ちも素晴らしい。私は1回に1時間~1時間半くらいの使用ですが、充電は週に1回程度で問題ありません。
レコーディングされた本来の音をよく再現してくれるイヤホンだと思います。個人的には高域がもっと効いているとさらに好みですが、ベースは非常にしっかりしている印象です。さまざまなジャンルの音楽を楽しめる1台ですね。
【モデル】N6
【メーカー】NUARL
【価格】15,950円(税込)
【公式サイト】https://nuarl.com
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX
【ドライバー】ダイナミック
【連続再生時間】11時間
【主な機能】防水機能(IPX4)、マイク機能 など
【カラー】グロスブラック、シルバー
フラット|抜群の安定感で楽しむ美しい音
FALCON / Noble Audio
完全ワイヤレスのフラットイヤホンは、Noble Audioの「FALCON」。
- 独自チューニングによる美しい中高域表現
- 電波干渉の多い場所でも音切れしにくい設計
など、伸びやかな高音質を抜群の安定性で楽しめるモデルです。
すっきり澄み渡る高解像度の音
解像感が高く、シャープで澄み切った音が魅力の1台。
高音質コーデックへの対応やIPX7の防水設計も非常に大きなメリットですね。
15,000円とまずまずのお値段だけあって、低音も高音も細部までくっきりとした輪郭で聴かせてくれるイヤホンです。装着感がかなりしっかりしていますし、充電持ちも◎!高評価の口コミを見て買いましたが、正解でしたね。
フィット感がすごく良いので、装着したときに周囲のノイズが気になりません。音楽に没頭できるイヤホンです。
音切れがなく、安心して曲を聴けることもうれしいですね。
スタイリッシュで高級感のあるデザインがお気に入りです!
長い時間装着していても耳が疲れませんし、充電持ちも抜群。何より音がきれいなので、買って良かったなと思います。
【モデル】FALCON
【メーカー】Noble Audio
【価格】15,000円(税込)
【公式HP】https://nobleaudio.jp
【Bluetooth】5.2
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive
【ドライバー】ダイナミック
【連続再生時間】10時間
【主な機能】防水機能(IPX7)、マイク機能 など
【カラー】ブラック、ホワイト
こちらの製品はすでに販売終了製品です。
後継機種はこちらからご覧いただけます。→後継機種の情報を見る
家電ジャーナリスト・安蔵さん厳選の完全ワイヤレスイヤホン14選をご紹介しています。
2-2. 左右一体型ワイヤレスイヤホンおすすめ5選
次に、充電持ちが良く長時間使用できる左右一体型ワイヤレスイヤホンのおすすめをご紹介します。
ドンシャリ|圧倒的な充電持ちの低音モデル
ATH-CKS660XBT / audio-technica
左右一体型ワイヤレスのドンシャリイヤホン・1台目は、audio-technicaの「ATH-CKS660XBT」。
- 最大20時間の圧倒的なロングバッテリー
- 共振を低減するメタルボディで強靭な重低音
など、迫力のあるサウンドを充電切れのストレスなく楽しみ続けられます。
力強い中低音と低遅延モードが特徴
高域は若干マイルドなものの、重厚感のある低音と、くっきりとした中域の押し出しを楽しめる1台。
また、音と映像のずれを抑える低遅延モードを搭載しており、動画鑑賞にもぴったりです。
邦ロックが好きでよく聴いていますが、ベースやドラムの音が半端なく良い!重低音をしっかりキャッチしてくれるのは本当にうれしいですね。本体は少し重いものの、充電持ちも操作性もいい感じです。
コードが絡まず快適に使えますし、メタル素材の高級感ある見た目も素敵です。
動画鑑賞やゲームプレイにもよく使いますが、遅延を感じることはほとんどありませんよ。
安いイヤホンだと高音が飛んでしまうことがありますが、このモデルはそういったことが一切ありません。良い音です。
接続も安定していて、音の途切れに悩まされることもないですね。
【モデル】ATH-CKS660XBT
【メーカー】audio-technica
【価格】6,732円(税込)
【公式サイト】https://www.audio-technica.co.jp
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC、AAC
【ドライバー】ダイナミック
【連続再生時間】20時間
【主な機能】防水機能(IPX2)、マイク機能、低遅延モード など
【カラー】カッパーゴールド、ガンメタリック
ドンシャリ|音質・デザインともにハイレベル
SOL REPUBLIC / SOL SHADOW FUSION
左右一体型ワイヤレスのドンシャリイヤホン・2台目は、SOL REPUBLICの「SOL SHADOW FUSION」。
- デザイン性の高い独自のファブリック素材を採用
- 優れた防水性や長時間再生など使い勝手の良さ
など、音質だけでなくファッション性や機能性もハイレベルな1台です。
高低音が際立つスタイリッシュモデル
ファブリック素材のネックバンドがスタイリッシュで、アクセサリーとしても魅力的ですね。
もちろん音質も優れており、量感のある低音とダイナミックな高域は必見です。
低域から高域まで、音が鮮明でくっきり!しかも遮音性もばっちりです。
ネックバンドの素材はすごく柔らかくて、長時間つけていても快適ですよ。
個性的な見た目ですが、個人的にはスタイリッシュで非常に気に入っています。操作が簡単で充電持ちが良いのも助かりますね。
購入してよかったと思えるイヤホンでした。
耳へのフィット感がすごくいい!着けていて違和感が全くないので、本当に快適に使えます。接続が安定していて音質も良いので、外出しているときも安心して楽しめますよ。
【メーカー】SOL REPUBLIC
【モデル】SOL SHADOW FUSION
【価格】7,874円(税込)
【公式サイト】https://kanjitsu.com
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX、aptX LL
【連続再生時間】10時間
【主な機能】防水機能(IPX5)、マイク機能 など
【カラー】 グレー、ブラック、ブルー
こちらの製品はすでに生産終了製品です。
かまぼこ|クリアな高音をストレスフリーで
WI-C310 / SONY
左右一体型ワイヤレスのかまぼこイヤホン・1台目は、SONYの「WI-C310」。
- 耳と首にしっかりフィットする独自形状
- 1日中音楽を楽しめる15時間のスタミナ再生
など、すっきりとした高音質をストレスなく聴き続けられる1台です。
全体的にバランスの取れた音質
解像感はなかなか高く、高域をほどよくクリアに鳴らしてくれます。低域はそれほど強くはないものの、全体的にバランスの良い音といえますね。
音質はさすがのSONY、個人的には満足です。しかし音質調整などの機能は一切付いてないので、安いイヤホンにそれなりの音質を求めたい人には最適だと思います。
それから、充電持ちはものすごく良いですね。
ワイヤレスイヤホン初購入なので他のものはよく知りませんが、個人的には思わず踊りだしたくなるくらい良い音だと思います(笑)。
テレビを観ているときに音がずれないのもありがたいポイントです。
完全ワイヤレスはすぐに失くしそうなので、シンプルなデザインに惹かれてこちらを購入。
実際に使ってみると、スマホや音楽プレーヤー・PCとどんなデバイスでも安定して使えるため、非常に満足しています。
【メーカー】SONY
【モデル】WI-C310
【価格】4,899円(税込)
【公式サイト】https://www.sony.jp
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC、AAC
【ドライバー】ダイナミック
【連続再生時間】15時間
【主な機能】マイク機能 など
【カラー】 ブラック、ブルー、ホワイト、ゴールド
かまぼこ|伸びやかなボーカルに酔いしれる
EHD9001BA / 1MORE
左右一体型ワイヤレスのかまぼこイヤホン・2台目は、1MOREの「EHD9001BA」。
- D型 × BA型のハイブリッド構造で端正な音質
- 多くの雑音を抑えるノイズキャンセリング機能
など、ノイズを気にせずボーカルを楽しみたい方にはぴったりのモデルです。
伸びのある中域でボーカルくっきり!
なんといっても「ハイブリッドデュアルドライバー」構成が特徴の1台。
低域も十分に力強く鳴ってくれますが、非常に伸びやかな中域と輪郭がはっきりした高域は特に魅力的。ボーカルを楽しみたい方にはぴったりです。
低音・高音にメリハリが効いており、気持ちよく音楽を聞けるイヤホンだと思います。
ジョギング中に使ってもずれないフィット感や充電持ちの良さなど、使い勝手もものすごく良好ですね。
スリムな見た目で、身につけたときによく馴染んでくれるイヤホン。
音質も、お値段以上に良いと思いますよ。特に低音が効いているので聴いていて気分が上がりますね。
すっきりしたデザインがおしゃれですし、片手で手軽に操作できるのもお気に入りです。
高域と低域の両方がよく出ていて、そのへんのプレーヤーでCDを書けるよりもはるかに迫力があってクリアな音が楽しめます。
商品詳細
【モデル】EHD9001BA
【メーカー】1MORE
【価格】56,679円(税込)
【公式サイト】https://free-way.co.jp
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC、AAC、aptX
【ドライバー】ハイブリッド(ダイナミックとバランスドアーマチュアの混成型)
【連続再生時間】20時間
【主な機能】防水機能(IPX5)、マイク機能、ノイズキャンセリング機能 など
【カラー】ブラック
こちらの製品は公式販売終了製品です。
フラット|全音域をクリアに美しく
WI-1000XM2 / SONY
左右一体型ワイヤレスのフラット傾向は、SONYの「WI-1000XM2」。
- 業界最高クラスのノイズキャンセリング性能
- CD音源やMP3でもハイレゾ※級の音質に補完
※CD音源を大きく超える情報量を持つ音声データ
など、静寂の中で高音質を堪能したい方には最適な1台といえます。
圧縮音源をハイレゾ相当のレベルに!
透き通るような音質で、低域から高域までバランス良く鳴らしてくれます。圧縮音源をハイレゾ相当にまでアップコンバートする「DSEE HX」も搭載しており、とにかく高音質。ノイキャン性能も非常に優れています。
見た目はごく普通ですが、実際に使ってみるとノイキャンが想像以上でびっくり。音楽の世界にどっぷりと浸る、という感じで本当に感動しました。操作性も良く、買ってよかったイヤホンです。
ノイキャン性能は最強。私の使用感では、今まで使ってきたイヤホンでこれが一番です。音も良く、特に高音は申し分ありません。今までのイヤホンにはもう戻れませんね。
SONYらしいクリアでダイナミックな音を楽しめるイヤホンです。充電持ちもフィット感もすごく良いですし、接続も簡単なので誰でも使いやすいだろうなと思います。
【メーカー】SONY
【モデル】WI-1000XM2
【価格】43,004円(税込)
【公式サイト】https://www.sony.jp
【Bluetooth】5.0
【対応コーデック】SBC、 AAC、 LDAC
【ドライバー】ハイブリッド(ダイナミックとバランスドアーマチュアの混成型)
【連続再生時間】15時間
【主な機能】ノイズキャンセリング機能、マイク機能、CD音源やMP3などの圧縮音源をハイレゾ級にアップコンバートする「DSEE HX」機能 など
【カラー】 ブラック、プラチナシルバー
家電ジャーナリスト・安蔵さん厳選のおすすめBluetoothイヤホン15選をご紹介しています。
2-3. 有線イヤホンおすすめ5選
最後に、使用時の手軽さと安定した高音質がうれしい有線イヤホンのおすすめをご紹介します。
ドンシャリ|得意の重低音+高音もしっかり
HA-FX99X / JVC
有線のドンシャリイヤホン・1台目は、JVCの「HA-FX99X」。
- シリーズ初のハイレゾ対応モデル
- 独自のイヤーピースでサウンドの透明度アップ
など、得意の重低音だけでなく美しい高音の再生も得意な1台です。
重低音の抜けと高音のすっきり感
新開発の「高磁力ネオジウムドライバーユニット」搭載で、抜けの良い重低音に加え澄んだ高域を実現。
このほか、ハイレゾ対応もうれしいポイントです。
重低音の迫力が魅力的!とにかく音をしっかりと感じることができるように思います。
今まで使っていたイヤホンよりもフィット感が良く、耳から落ちにくいのもうれしいポイントです。
黒のベースにシルバーのロゴがおしゃれで気に入っています。重低音重視だと思っていましたが、高音もしっかり出ていてすごく良いですよ。ケーブルが絡まりやすいのが欠点ですが、迫力あるサウンドはやっぱり魅力的ですね。
割といかついながらもシンプルな見た目が大好きです(笑)。音質も非常に良く、個人的にはすごく聴きやすいサウンドかなと感じます。装着感も自分に合っているので、今では手放せない1台になっています。
【モデル】HA-FX99X
【メーカー】JVC
【価格】9,288円(税込)
【公式サイト】https://www3.jvckenwood.com
【ドライバー】ダイナミック
【主な機能】ハイレゾ対応、特殊構造の「スパイラルドットイヤーピース」搭載 など
【カラー】ブラック
ドンシャリ|ハイレゾ対応の最上位モデル
ATH-CKS1100X / audio-technica
有線のドンシャリイヤホン・2台目は、audio-technicaの「ATH-CKS1100X」。
- 曇りない低音を実現する直径11mmのドライバー
- 高解像度の再生力でハイレゾ音源鑑賞にも◎
など、最上位機種ならではのクオリティの高い作りとハイレゾ対応で満足度の高い1台です。
大口径ドライバーで迫力の高音質
直径11mmのドライバーが力強い重低音を鳴らしてくれるだけでなく、高域もくっきり伸びやかです。
こちらもハイレゾ対応なので、音源からこだわって楽器演奏を楽しみたい方にはぴったりの1台ですね。
他のイヤホンだとこもって聴こえることの多い重低音が、すごくクリアに聴こえるのが驚きでした!自分の世界に浸って曲を聞けるイヤホンですね。友達からの薦めで購入しましたが、良い買い物だったと思います。
モノの良さの割には手の届きやすい値段で買えるイヤホンだと思います。広い音域を聴き取りやすいので、室内でも野外でも場所を選ばず楽しめるのが良いですね。
伸びのある高音と重量感あふれる低音は見事の一言です。イコライザーで音質を調整できるのもうれしい。曲に合わせて調整することで、劇的な変化を感じられます。
【モデル】ATH-CKS1100X
【メーカー】audio-technica
【価格】14,049円(税込)
【公式サイト】https://www.audio-technica.co.jp
【ドライバー】ダイナミック
【主な機能】ハイレゾ対応、リケーブル(ケーブルのみの取替)対応 など
【カラー】ブラック
かまぼこ|真鍮パーツが際立つこだわりの1台
XBA-100 / SONY
有線のかまぼこイヤホン・1台目は、SONYの「XBA-100」。
- 新開発のドライバーシステムでクリアな中低音
- 不要な振動を抑制する真鍮パーツ採用で音質向上
など、構造にも部品にもSONYのこだわりが色濃く反映された高音質イヤホンです。
女性ボーカルを存分に楽しめる1台
低域はそれほど強くはないものの、中域から高域にかけての鮮烈な音が特徴です。
つややかな女性ボーカルを存分に楽しめる1台といえます。
高音の伸びが良くボーカルの声がはっきりと聴こえます。全体的な音質のバランスも良好です。真鍮製なのでそれなりのメンテナンスは必要ですが、コスパは非常に高いイヤホンだと思います。
何となく高級感を感じるデザインに惹かれ、見た目重視で購入。いざ使用してみると音質も非常に良く、やはり大手メーカーは違うなと感じました。耳へのフィット感も良好です。
ワイヤレスが流行っていますが、やはり音切れがなくノイズも少ない有線は使い勝手が良いと思います。
中高音が聴き取りやすいので、特にJ-POPを聴くときには良い1台だと思います。
【モデル】XBA-100
【メーカー】SONY
【価格】23,800円(税込)
【公式サイト】https://www.sony.jp
【ドライバー】バランスドアーマチュア
【主な機能】絡みにくい特殊ケーブル など
【カラー】ゴールド
こちらの製品は公式販売終了製品です。
かまぼこ|細やかに再現される豊かな音質
AONIC 3 / SHURE
有線のかまぼこイヤホン・2台目は、SHUREの「AONIC 3」。
- 音本来のディテールを引き出すBAドライバー
- 周囲の騒音を低減する高遮音性テクノロジー採用
など、細部まで表情豊かな音質とストレスを軽減する遮音性が特徴の1台です。
量感豊かな中域を安定して楽しめます
低域や高域よりも中域の量感がしっかりとしており、透明感のあるボーカルを楽しめるモデル。コンパクトで装着しやすく、安定したリスニングができるのも大きな魅力です。
厚みのある音が魅力的ですね。ボーカルはメリハリが効いていて迫力を感じますし、低音もシャープで力強いのが素晴らしい。
ストレスなく装着できるサイズ感も気に入っています。
今までコンビニなどで購入したイヤホンしか使ったことのなかった私にとって、衝撃の音質でした。ドラムやギター・ボーカルなど、クリアに細やかに耳に入ってきます。素人の感想ですが、響きと余韻が残るイヤホンだと思います。
小さくて軽いサイズ感で、耳への負担が少ないのが良いですね。
また、今までのイヤホンでは感じられなかったような音までクリアに聴こえます。それでいて聴き疲れもしないのがうれしいところです。
【モデル】AONIC 3
【メーカー】SHURE
【価格】24,050円(税込)
【公式サイト】https://www.shure.com
【ドライバー】バランスドアーマチュア
【主な機能】マイク機能、リケーブル対応、独自の高耐久設計 など
【カラー】ブラック
フラット|プロも認める歪みのない音
IE 40 PRO / Sennheiser
有線のフラットイヤホンは、Sennheiserの「IE 40 PRO」。
- 均一なサウンドを実現するドライバーシステム
- 長時間着けていても疲れにくいスリム構造
など、ミュージシャンやDJにも好まれる抜群の完成度が魅力です。
高解像度で動的な音が魅力的
解像感が高く、スピード感あふれる音を楽しめるモデルです。
空気孔を搭載しているため遮音性はそれほど高くないものの、低域のキレの良さを実現している点も素晴らしいと思います。
ナチュラルで落ち着いた音が素晴らしい。じっくりと鳴らしていけば、もっとクセのない自然な音になってくれそうでワクワクしています。
素直さよりも臨場感重視のイヤホンが多い中、さすが老舗は違うと感じられる1台でした。
こもった感じが全くせず、細かい音も非常に鮮明。雑味のないクリアな音を楽しめます。特にきれいな高音とパワフルな低音がたまりませんね。長時間でも聴き疲れしませんし、この価格帯としては最高峰の1台かと思います。
今までのイヤホンが安物だったせいもありますが、音の良さに驚いています。上質なヘッドホン並のレベルにあるのではないかと思うくらいです。値段以上の価値は確実にありますね。
【モデル】IE 40 PRO
【メーカー】Sennheiser
【価格】38,327円(税込)
【公式HP】https://ja-jp.sennheiser.com
【ドライバー】ダイナミック
【主な機能】リケーブル対応、フィット感を高めるスリム構造 など
【カラー】ブラック、クリア
こちらの製品はすでに生産終了製品です。
3. イヤホンに関する疑問解決Q&A
最後に、イヤホンについてのよくある疑問にお答えしていきます。
ここからは、
・イヤホンの寿命ってどれくらい?
・ワイヤレスイヤホンの接続って難しい?
・フィット感を良くするにはどうすればいいの?
の4つの疑問にお答えしていきます。
ぜひ、気になる質問からチェックしてくださいね。
Q1. イヤホンの寿命ってどれくらい?
ワイヤレス・有線いずれも2~3年程度が目安ですが、イヤホンへのダメージを抑える使い方を心がければ、さらに長持ちさせることは可能です。
商品や使用頻度によりますが、ワイヤレスでも有線でも2~3年で買い換えるケースが一般的。
主な劣化の原因は、「ワイヤレス = 内蔵電池の劣化」「有線 = ケーブルやプラグの劣化」です。
- ワイヤレス⇒充電ゼロの状態で放置しない
…充電不能な状態を引き起こす「過放電」を避ける - 有線⇒プレーヤーに挿しっぱなしにしない
…引っ掛かりなどを避けてケーブルへのダメージを低減
といった点に気をつけて使用すれば、より長い期間お気に入りの1台を愛用できますよ。
私が以前有線イヤホンを使っていたときは、かなりの数を半年くらいで断線させてしまっていました。しかし、ワイヤレスにしてからは1年半以上は余裕で使えています。
個人的には、「よくイヤホンが断線する」という方はワイヤレスが良いかなと思います。
Q2. ワイヤレスイヤホンの接続って難しい?
難しい操作は特に必要ありません。
「ペアリング」さえしていれば、イヤホンをケースから出すだけで接続できるモデルが一般的です。
ワイヤレスイヤホンとスマホとの接続は、初めての方にとっては不安もありますよね。
しかし、イヤホンをスマホとを接続する「ペアリング」という操作さえしておけば、2回目以降は「スマホのBluetoothが起動した状態でイヤホンの電源を入れる」だけで使用できることが一般的です。
1. スマホのBluetoothを起動させる
2. イヤホンをペアリングモードにする
(電源オフの状態でボタン長押しが一般的)
3. スマホ側に表示されたイヤホンを有効にする
4. ペアリング完了!
ペアリングした機器以外がつながることはないので、混線の心配もありません。
Q3. フィット感を良くするにはどうすればいいの?
イヤーピースを変えるだけで、フィット感はかなり改善されます。
イヤホンは長い時間つけ続けることも多いアイテムなので、フィット感は大切なポイントです。
もしイヤホンが耳に合わないと感じたら、多くのモデルに付属しているサイズ違いのイヤーピースに変えてみましょう。
また、100円均一などでも購入できる「低反発」のイヤーピースに変えても、フィット感はかなり大きく改善されます。
耳にしっかりとフィットすることでストレスがなくなり、イヤホン本来の音の良さも引き出せるので、チェックしてみてくださいね。
現在主流となっているのは、耳栓の要領で耳の奥までイヤホンを入れる「カナル型」。
これに対し、耳に引っ掛けるようにして使用する「インナーイヤー型」の商品もあります。
流通している商品数は多くありませんが、どうしても圧迫感が気になるという方はこちらもチェックてみましょう。
4. まとめ
この記事では、専門家・安蔵さんおすすめのイヤホン15選をご紹介してきましたが、気になるモデルは見つかりましたか?
最後に、高音質なイヤホンを選ぶための3つのポイントを振り返ってみましょう。
ぜひお気に入りの1台を手に入れて、大好きな曲を素敵な音で楽しんでくださいね。
▶もう一度おすすめのイヤホンを見たい方は、「2. タイプ別|専門家おすすめの高音質イヤホン15選」からご覧ください。
ワイヤレスの音質は、データの圧縮方式である「コーデック」をチェックしましょう。
コーデックにはいくつかの種類がありますが、
※さらに高音質なaptX HD、LDACなどもあり
に対応したイヤホンなら、高音質なうえに音切れや遅延も低減されます。
コーデックは、公式サイトや専門店サイトのスペック表・店頭のPOPなどで確認できます。
商品を直接見ることができる場合には、下の画像のようにパッケージのスペック表記を確認しましょう。