紙巻タバコに比べて、健康への悪影響が少ないと考える方も多い「電子タバコ」。
タバコからの乗り換えなどで、これから電子タバコを始めようとしている方にとっては、
「電子タバコでニコチンは吸えるの?」
「本当にタバコより健康的なのかなあ…」
など、しっかりと確認しておきたいことも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、電子タバコ専門家・Ms. Miyuki Wakaharaによる全面監修のもと、ニコチンリキッドの詳細や電子タバコの安全性などについて詳しくご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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(※この記事は、2022年1月時点での情報を参考にしています。)
電子タバコ(通称・VAPE)とは、専用の液体「リキッド」を電気熱で気化させてさまざまなフレーバー(=味や香り)の蒸気を楽しむデバイスのこと。
タバコ葉を加熱して使用する加熱式タバコ※とは異なり、電子タバコはタバコ葉を一切使用しないことが特徴です。
※IQOS・glo・Ploom TECH・PULSEといったデバイスの総称
加熱式タバコがニコチンやタバコ葉本来の風味を味わうためのデバイスであるのに対し、電子タバコは純粋にフレーバーを楽しむための嗜好品として親しまれることが多いデバイスです。
参照:JT公式サイト「加熱式たばこ」「電子たばこ」
1. 電子タバコの安全性
まずはこの章で、気になる電子タバコの安全性について、電子タバコ専門家・Ms. Miyuki Wakaharaの解説を交えてご紹介していきます。
この章では、
・電子タバコでニコチンは吸えるの?
・電子タバコは身体に悪くないの?
の2点について解説していきます。
それでは、1つずつ確認していきましょう。
1-1. 電子タバコでニコチンは吸えるの?
ニコチンリキッド( = ニコチンが含まれたリキッド)を使用すれば可能です。
ただし、日本では法律でニコチンリキッドの販売が禁じられているため、入手・使用には海外からの個人輸入が必要になります。
日本国内でのニコチンリキッドの販売や譲渡は、薬機法という法律で禁止されています。
そのため日本においては、原則として「電子タバコ = ニコチンもタールも含まないデバイス」と認識しておくようにしましょう。
しかし、ニコチンリキッドの所持や使用そのものが禁じられているわけではないため、
- 個人輸入に関するルールを遵守する
- ニコチンによる健康への影響を自覚する
といった点に十分に注意を払ったうえで、海外から個人輸入したニコチンリキッドを使用することは可能です。
なお、ノンニコチンのリキッドや電子タバコ本体※は、個人輸入ではなく国内の一般的なお店や通販サイトで購入できます。
※基本的に、電子タバコ本体はリキッドがニコチン入りでもノンニコチンでも共通で使用できます。
ニコチンとは、「毒物及び劇物取締法」で毒物に指定されている化学物質です。
喫煙によって体内に取り込まれることで、脳内物質「ドーパミン」を強制的に放出させて強い快感をもたらすことが知られており、きわめて強い依存性があります。
また、強い血管収縮作用により毛細血管を収縮・血圧を上昇させるため、将来的な動脈硬化のリスクも高まります。
特に、電子タバコで吸引する場合はニコチンの濃度を比較的自由に選べるため、過剰に摂取しないよう十分な注意が必要です。
ニコチンリキッドの詳細は、「2. 電子タバコ用ニコチンリキッドとは?」をご覧ください。
1-2. 電子タバコは身体に悪くないの?
電子タバコの人体への影響については長期的なデータが揃っておらず、健康面でどのようなリスクがあるのかは未知数です。
しかし、タールと一酸化炭素が発生しないという点においては電子タバコの危険性は低いといえます。
電子タバコはまだ歴史が浅いデバイスであるため、長期的に使用した場合、人体に悪影響があるかどうかはまだ分からないのが現状。
しかし、電子タバコはタバコ葉を使用しないため、使用するリキッドに関わらず、紙巻タバコや加熱式タバコの代表的な有害物質である「タール」と「一酸化炭素」が発生しないことは大きな魅力です。
タールと一酸化炭素はいずれも、タバコ葉を燃焼させることによって生じる有害物質です。
・タール(ヤニ)
…発がん性物質を含み、身体の各部位でのがん発症を促すほか、独特のヤニ臭さや歯の汚れの原因にもなる
・一酸化炭素
…慢性的な酸素欠乏状態を引き起こし、運動能力を著しく低下させるほか、動脈硬化のリスクを高める
たとえニコチンリキッドを使用した場合でも、上記2つの有害物質を摂取しなくて済むという点においては電子タバコの危険性は低いといえます。
ただし、ニコチンリキッドを使う際は「ニコチンによる人体への影響」には十分に注意しましょう。
◆ 電子タバコリキッドの原料
電子タバコリキッドは、食品や化粧品などにも頻繁に配合されている成分を原料としています。
電子タバコリキッドの主な原料は、以下の3つです。
- PG(プロピレングリコール)
⇒食品添加物などとして頻繁に使用される - VG(植物性グリセリン)
⇒化粧水の原料などとして頻繁に使用される - 香料
⇒人工甘味料などとして頻繁に使用される
※ノンニコチンリキッドの場合の成分(ニコチンリキッドの場合は上記の3つ+ニコチン)
このように、リキッドの原料はいずれも食品や化粧品に頻繁に使用されており、人体への影響は低いとされているものばかりです。
また、第三者機関による成分分析を行うなど、メーカーごとに独自の安全基準を設定する試みも見られるようになりました。
こうした背景から、現在では多くの方が電子タバコに移行しています。
2. 電子タバコ用ニコチンリキッドとは?
ここからは、電子タバコ用のニコチンリキッドの詳細を、Ms. Miyuki Wakaharaの解説を交えてご紹介していきます。
ここでは、
・ニコチンリキッドの入手方法
・ニコチンリキッドの選び方
・ニコチンリキッドの濃度
の3点について解説していきます。
それでは、順番に見ていきましょう。
2-1. ニコチンリキッドの入手方法
前章でお伝えした通り、国内でのニコチンリキッド販売は法律で禁じられているため、入手するためには海外から個人輸入する必要があります。
しかし、「個人輸入なんて言われても分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの章では、ニコチンリキッドの入手方法について詳しくご紹介していきます。
個人輸入っていっても、具体的にはどうすればニコチンリキッドが手に入るの?
日本においては、電子タバコ専門の「個人輸入サイト」を利用するのが現実的な手段です。
個人輸入には、「海外で直接購入し、税関に申告して日本に持ち込む」という方法もあるものの、それではさすがに手間がかかりすぎますよね。
そのため、ニコチンリキッドの入手にあたっては、電子タバコ専門の「個人輸入サイト」を利用するのが現実的な手段といえます。
◆ 個人輸入サイトって?
個人輸入サイトとは、ニコチンリキッドを販売している海外の電子タバコ専門サイトのことです。
安心して購入できるよう、なるべく分かりやすく使いやすいサイトを選ぶことが大切になります。
個人輸入サイトは、
- 海外の電子タバコブランド公式サイト
- 海外の電子タバコ専門ショップ公式サイト
の2つを指すことが一般的ですが、いずれも使い方は国内の一般的なショッピングサイトとほぼ同じです。
しかし、やはり海外のサイトであるため、「どのサイトなら安心して買えるのかな」と迷ってしまう方も多いと思います。
以下を参考に、なるべく分かりやすく使いやすいサイトを選ぶようにしましょう。
- 日本語で情報が分かりやすく記載されている
…商品詳細や価格、支払いや配送などの情報を明確に知ることができる - 問合せフォームや質問ページが充実している
…商品の購入前に気になる情報を自分で手軽に調べることができる - 外貨ではなく日本円で決済できる
…国内の一般的なサイトと同じ感覚で購入できる
なお、個人輸入サイトでの購入自体は比較的お手軽ですが、届いた商品が違うなどのトラブルは自力で解決する必要があります。
そのため、
- 注文完了後の確認メールの有無をチェックする
- 支払い画面のスクリーンショットを保存する
- 使用前のリキッドの写真を撮る
など、万一のトラブルに備えておくようにしましょう。
ニコチンリキッドの個人輸入に関して、気をつけたいのはサイト選びだけではありません。
特に、以下の2つは非常に重要です。
- 個人輸入できる量はニコチン濃度にかかわらず1ヶ月に最大120mlまで
⇒例:60mlボトルは1ヶ月に2本まで - 手元に届いたニコチンリキッドの販売や譲渡をしてはならない
⇒他人に購入を頼んだり他人の代理で購入したりすることも厳禁
合法で健全にニコチンリキッドを楽しむために、必ず守ってください。
このほか、海外からの輸入となるので、手元に届くまで比較的長い時間がかかることや送料が高額になることにも留意しておきましょう。
2-2. ニコチンリキッドの選び方
個人輸入サイトでは多くの種類のニコチンリキッドが販売されているため、初めての方は「どうやって選べばいいの?」と困ってしまうかと思います。
ここでは、ニコチンリキッド選びの参考として、
の2つのステップをご紹介します。
①ニコチンリキッドの種類を選ぶ
とりあえず最初はどこを見て選べばいいのかな?
一般的に「ニコチンリキッド」として販売されている商品には、
・通常のニコチンリキッド
・ニコチンソルト
の2つの種類があります。
まずは、この2種類のうちどちらにするかを決めましょう。
それぞれに異なる特徴があるので、自分の好みや電子タバコ本体との相性に合わせて選ぶことが大切です。
通常のニコチンリキッドとニコチンソルトは見た目も使い方も同じですが、実際に吸った時の感覚に大きな違いが出ます。
また、電子タバコ本体との相性の良し悪しがそれぞれ異なることにも注意が必要です。
以下を参考に、2種類のうち自分に合う方を選びましょう。
通常のニコチンリキッド
…一般的なニコチン入りのリキッド
ニコチン特有の満足感( = 脳内のドーパミン放出)を得るために紙巻タバコより長い時間の吸引が必要です。しかしその分、蒸気やフレーバーをしっかり味わいながらニコチンを摂取できます。
こんな方におすすめ
⇒電子タバコ独自の爆煙( = 豊富な量の蒸気)や風味を重視しつつニコチンも感じたい方
⇒キック感( = 喉への刺激感)がほしい方
相性の良い電子タバコ⇒蒸気の量が豊富な機種
ニコチンソルト
…人気が高まっている新型ニコチンリキッド
身体へのニコチン吸収率が高いため、通常のニコチンリキッドよりも短時間でニコチン特有の満足感を得ることができます。
また、喉越しがなめらかなことも特徴です。
こんな方におすすめ
⇒紙巻タバコのようにスピーディーでガツンとくるニコチンの満足感を味わいたい方
⇒喉への負担を抑えて吸引したい方
相性の良い電子タバコ⇒味が出やすい機種
相性の良い電子タバコについては、どうやって判断するのか分からない方も多いと思います。
この点は、電子タバコのタンクに内蔵されているコイル(リキッドを加熱するためパーツ)の「抵抗値」という数値で判断するのが適切です。
蒸気の量が豊富な機種
…コイルの抵抗値が「1オーム未満」の機種
⇒「爆煙タイプ」と呼ばれるモデルに多い
味が出やすい機種
…コイルの抵抗値が「1オーム以上」の機種
⇒「POD型※」に多い
※タンクとコイルが一体化した交換型タンク「POD」にリキッドを補充するタイプのデバイス
この例では、コイルの抵抗値がすべて1オーム未満なので「通常のニコチンリキッドと相性が良い」と判断できます。
上記を参考に、購入予定のニコチンリキッドと電子タバコ本体との相性をチェックしてください。
特に、抵抗値1オーム未満の電子タバコでニコチンソルトを使用するとむせてしまって吸えないため、注意してくださいね。
ただ、やはり初めての方には少し分かりにくいポイントであるため、不安な点は購入前に専門店スタッフや専門サイトの問合せフォームなどで確認することをおすすめします。
②フレーバーの有無を選ぶ
通常のニコチンリキッドかニコチンソルトかを選んだら、次はどうすればいいの?
リキッド・ソルトのどちらかに決めた後は、
・ノンフレーバー(無味無臭)
・フレーバー付き(味・香り付き)
のうちいずれかを選びましょう。
初心者の方であれば、リキッド・ソルトともにお手軽に吸えるフレーバー付きがおすすめです。
ノンフレーバーとフレーバー付きの特徴は、それぞれ以下の通りです。
ノンフレーバー
無味無臭で、ニコチン濃度が高い商品。
市販のノンニコチンリキッドに混ぜてニコチンリキッドを自作するために使用します。
フレーバー付き
味や香りが付いており、あらかじめ適度なニコチン濃度に調整されている商品。
購入してすぐに、そのまま電子タバコに補充して使用することができます。
ノンフレーバーを使えば好みの濃度でニコチンリキッドを作れますが、配合率などリキッドの自作に関する一定量の知識が必要になります。
そのため、初めての方はリキッド・ソルトを問わずそのまま楽しめるフレーバー付きから試してみましょう。
電子タバコリキッドのフレーバーには、タバコ系・メンソール系・ドリンク系・フルーツ系・スイーツ系の5つのタイプがあります。
タバコ系以外の4つは爽快感・刺激感と甘さ・濃厚さのバランスが異なるので、自分好みのフレーバータイプから選んでくださいね。
2-3. ニコチンリキッドの濃度
この章の最後に、ニコチンリキッドの「濃度」についてご紹介していきます。
初めて試す際にどの程度のニコチン濃度が良いか、参考にしてみてくださいね。
どれくらいのニコチン濃度から吸ってみるのがいいかな?
ニコチンの感じ方は人により異なりますが、初めのうちはニコチン濃度の低いリキッドから試すことを心がけましょう。
ニコチンリキッドの濃度は、「0.6%」「1.2%」など「そのリキッドの中にニコチンが何%含まれるか」で表されます。
下の画像の通り、通常のニコチンリキッドでもニコチンソルトでも、フレーバー付きであれば好みのニコチン濃度を選んで購入できることが一般的です。
最適な濃度がどの程度なのかは個人の好みや電子タバコ本体の性能により異なりますが、ニコチン濃度が高すぎるとむせたり、ひどい時は急性ニコチン中毒※を引き起こしたりすることもあります。
※めまいや腹痛・嘔吐などの症状が発生する
そのため、初心者の方は特に、なるべくニコチン濃度の低いリキッドから試すようにしてください。
あくまで参考ですが、
- ニコチンリキッド = 0.3%~0.6%程度
- ニコチンソルト = 5%程度
を目安として始めてみるのがおすすめです。
また、フレーバー付きのニコチンリキッドだけでなく、ノンフレーバーのニコチンリキッド・ソルトで自作する場合も上記と同程度のニコチン濃度から試すようにしましょう。
※参照:vape.SHOP公式サイト
ニコチンの人体への影響は前章でお伝えした通りですが、液体としてのニコチンリキッド自体の扱いにも十分に注意する必要があります。
ニコチンは肌からも吸収されてしまうので、ニコチンリキッドが肌に触れてしまった場合にはすぐに水で洗い流すようにしましょう。
また、誤ってニコチンリキッドが口に入ってしまった場合も早急に水ですすぐようにしてください。
もし、ニコチンリキッドが肌に触れたり口に入ったりして、めまいや腹痛・嘔吐などが発生した場合は急性ニコチン中毒の可能性があるので、すぐ病院に相談してくださいね。
3. ニコチンリキッドを購入できる個人輸入サイト3選
この章では、電子タバコ専門家・Ms. Miyuki Wakaharaが選定した、ニコチンリキッドを購入できる3つのサイトをご紹介します。
ご紹介するサイトは全て、
・表記が日本語、決済も日本円
・丁寧な問い合わせ対応
・取り扱っている商品が多く質も高い
の3つの基準から私が選定しています。
ニコチンリキッドの購入を検討している方は、参考にしてみてくだいね。
◆ DR.VAPE Model 2(ドクターベイプ モデル2)[PR]
超人気の電子タバコ・DR.VAPE(ドクターベイプ)の最新モデル「DR.VAPE MODEL 2」。
- 上品で高級感のあるシンプルデザイン
…レディ・ガガの元専属スタイリストがデザイン - 初心者でも買ってすぐに楽しめる使いやすさ
…専用PODを差し込んで吸えば自動で電源ON - 使い切りPOD機種としてトップクラスの味わい
…6種の濃厚なフレーバーと満足感のあるミスト量
など、従来モデルから実力が大きく向上しており、お手軽タイプの電子タバコとしては最上級の1台といえます。
◆ VAPE.SHOP(ベイプドットショップ)
まずご紹介するのは、「VAPE.SHOP」。
日本製のニコチンリキッドが手に入るサイトです
アメリカ西海岸を拠点とする電子タバコ専門の有名ショップ。
北米(アメリカ・カナダ)製の高品質なリキッドのほか、日本のリキッドブランド「BI-SO」のニコチンリキッドが買えるサイトです。
上記の通り、国産のニコチンリキッドを購入できる点が評価の理由となりました。
◆ユーザーの口コミ
デザインが良く見やすいことと、好きなブランドが揃っていることが利用した決め手です。商品説明が詳しく載っているので、好みのリキッドをスムーズに選べました。レビューも参考になりますね。
実際に届いた商品もとても良いものでした。
友人に勧められて利用してみましたが、商品の種類が豊富で1つひとつのクオリティも高いですね。ニコチンリキッドを購入するにはとても良いサイトだと思います。
また、問合せの対応も良いので、毎回安心して購入できています。
とにかくサイトの見やすさが素晴らしいと思います。トップページの配色や配置・デザインまでよく考えられていて、使いやすいですよ。
また、ニコチンリキッドが150種類以上※もあり、自分の好きなリキッドを探すことができるのもうれしいですね。
※2021年1月現在
【サイト名】VAPE.SHOP
【タイプ】電子タバコ専門ショップ公式サイト
【本社所在地】アメリカ
【支払い方法】PayPal(VISA、MASTER CARD、AMERICAN EXPRESS等のクレジットカードまたは口座振替等)
【配送方法】佐川急便(国際便)
◆ Liberty Flights(リバティフライツ)
次にご紹介するのは、「Liberty Flights」。
VAPE先進国であるイギリスの人気ブランド公式サイトです
VAPE先進国・イギリスのブランド「Liberty Flights」の公式サイトです。同ブランドのリキッドはどれも好評ですが、手軽にニコチンリキッドを楽しめるPOD式電子タバコ「DOT」は非常に人気が高い商品で、多くのリピーターを増やしています。
上記の通り、手軽なPOD式をはじめ人気ブランドのハイクオリティなニコチンリキッドが手に入る点が評価の理由となりました。
◆ユーザーの口コミ
タバコからの乗り換えを目的として、こちらのサイトでニコチンリキッドを購入しました。
商品が豊富なので、今まで味わったこともないようなフレーバーを試すことができます。また、送料込でも比較的お手頃な価格で購入できる点が個人的には一番良かったですね。
前々からほしいと思っていたリキッドの扱いがあったので利用しました。商品の説明などが分かりやすく、きれいな写真付きで選びやすいのがうれしかったですね。
届いた商品も美味しく、かなりクセになっています(笑)。
評判が良かったので興味を持って利用してみましたが、価格が比較的お手頃でサポートも良いので安心して購入できました。
取り扱っている商品が多く、実際に届いたものを使ってみると質も非常に高いので、今後もリピート確定ですね。
【サイト名】Liberty Flights
【タイプ】電子タバコメーカー公式サイト
【本社所在地】イギリス
【支払い方法】PayPal(VISA、MASTER CARD、AMERICAN EXPRESS等のクレジットカードまたは口座振替等)
【配送方法】Royal Mail(イギリスの郵便事業)とDHL(世界200ヶ国以上の国と地域を結ぶ国際輸送物流会社)のいずれかを選択
◆ Tropical Vape Shop(トロピカルベイプショップ)
最後にご紹介するのは、「Tropical Vape」。
マレーシアブランドのリキッドを取り揃えた最新サイトです
2019年11月にオープンした、最新のニコチンリキッド個人輸入サイト。
濃厚な味と香りで日本でも多くの人気を集めるマレーシアブランドのリキッドを数多く扱っています。新興のサイトではありますが、人気上昇中の要注目サイトです。
上記の通り、味の良さから人気のマレーシアのニコチンリキッドを豊富に取り扱っている点が評価の理由となりました。
◆ユーザーの口コミ
購入時にポイントが高くつくのでこちらでニコチンリキッドを購入しました。値段が安いのもうれしいですね。
ほかのサイトではあまり見かけないマンゴーフレーバーを購入しましたが、とても美味しかったですよ。
日本語で利用できることがこのサイトを選んだ決め手です。
先日購入したのはbanditoのノンフレーバーリキッドですが、非常に質が高いですね。しっかりとしたキック感がある一方で喉に対してのイガイガ感は少なく、とても吸いやすいと感じました。
完全日本語対応となっているので、ニコチンリキッド初心者ならこのサイトで購入するのが良いのではないでしょうか。
また、購入できるニコチンリキッドの味が良いのも魅力的。私はコーヒークリームフレーバーのリキッドを買いましたが、ほかのショップと比べて美味しいと感じます。
【サイト名】Tropical Vape
【タイプ】電子タバコ専門ショップ公式サイト
【本社所在地】香港
【支払い方法】PayPal(VISA、MASTER CARD、AMERICAN EXPRESS等のクレジットカードまたは口座振替等)
【配送方法】佐川急便(国際便)
なお、「やっぱり最初はノンニコチンのリキッドから試してみたい!」という方は、下記の関連記事をご覧ください。
電子タバコ専門家・YUUが厳選した初心者でも美味しく吸えるノンニコチンリキッド15選を、タイプ別にランキング形式でご紹介します。
電子タバコ専門家・阿久津 光 氏が味にこだわって厳選したノンニコチンリキッド15選を、タイプ別にランキング形式でご紹介します。
4. ニコチンリキッド個人輸入体験記
ここからは、カスタムライフのライター・Uが個人輸入サイトで実際にニコチンリキッドを購入した様子をご紹介していきます。
電子タバコ初心者なので、当然ニコチンリキッドの個人輸入も初めてです。
さて、どんな感じで購入するものなんでしょうか。
◆カスタムライフ編集部・Uのプロフィール
本記事のライター。喫煙者。愛用のタバコはマールボロ メンソール 4 ボックス。電子タバコ初心者だが、最近ではタバコの量を減らす目的で電子タバコを併用する機会も多い(リキッドはノンニコチン)。
ご紹介する内容は以下の通りです。
それでは、順番に見ていきましょう。
会員登録~ログイン
個人輸入サイトは、会員登録をしないと商品を購入できないことが一般的なので、サイトを決めたらまずは会員登録をする必要があります。
登録が済んだら、入力したアドレス・パスワードを使ってログインしましょう。
会員といっても基本的には無料で、登録情報も国内のショッピングサイトとほぼ同じなので、それほど構えなくても良いかもしれません。
1つだけ注意したいのは、住所・氏名を英語で併記する必要があること。
特に、住所は商品を正しく届けてもらうために必須の情報になるので、英語での住所入力はミスがないよう気をつけたいですね。
リキッド選び
ログイン後は、商品を購入できる状態になっています。
商品詳細や価格をしっかりと確認して、自分に合ったニコチンリキッドを選びましょう。
今回僕が選んだのは、
・チェリー風味のニコチンリキッド
(一般的なニコチンリキッド:0.6%)
・ノンフレーバーのニコチンリキッド
(一般的なニコチンリキッド:2%)
・POD式電子タバコ「DOT」+メンソールPOD2個のスターターキット
(ニコチンソルト:2%)
の3商品です。
ニコチンリキッド選びでは、月間の限度量である120mlを守ることを徹底しなければなりませんね。
購入手続き
次に、購入の手続きを行っていきます。
自分の入力した情報(配送先住所や配送方法など)を確認し、問題なければ注文を確定させましょう。
こちらも会員登録同様、基本的には国内のショッピングサイトと大きな違いはないですね。
ただし、配送先の住所を追加する場合にはやはり英語での併記が必要なので要注意。
また、個人輸入サイトでは支払い方法が「PayPal※」になることが多い印象です。
僕はPayPalのアカウントを持っていなかったので新規作成しましたが、アカウント作成~支払いまで5分程度で完了しました。
※クレジットカードや銀行口座を利用するオンラインの決済サービス。詳しくは公式サイトをご参照ください。
商品到着~実際に吸ってみた
商品が届いたら、まずは万一のトラブルに備えて商品の写真を撮影しておくのがおすすめです。
商品を取り終わったら、ニコチンリキッドを試していきます。
ついに届きました!
以下で、今回購入した3種類のリキッドのレビューをご紹介していきますのでご参照ください。
・チェリーフレーバーのニコチンリキッド
(一般的なニコチンリキッド:0.6%)
チェリーのフレーバーが濃厚なリキッドです。
蒸気の量が豊富で、今回の3種類の中では一番強い吸いごたえを感じられますね。
味も非常に濃いリキッドですが、ニコチンらしさがフレーバーに紛れてしまうことはありません。肺に入れるようにして深く吸い込むことでほど良いニコチン感を得られます。
・ノンフレーバーのニコチンリキッド
(一般的なニコチンリキッド:2%)
今回は、カクテルのモヒートを再現したノンニコチンリキッドに混ぜて使いました。
ごく低い濃度で作ったため、今回試した中ではニコチン感も吸いごたえも最も軽い感じでした。
今回のように低濃度でリキッドを作れば、リキッド本来の風味を損なわずにほのかなニコチン感を楽しめるのが良いですね。
・POD式電子タバコ「DOT」:メンソール風味
(ニコチンソルト:2%)
今回試したリキッドの中で唯一のニコチンソルトです。
紙巻のメンソールタバコからヤニ臭さを抜いたような爽やかな味わいです。
使用感も紙巻タバコに近く、今回の3種類の中で一番強いニコチン感を得ることができました。
その一方でキック感は控えめで、吸いごたえとしてはマイルドな感じです。
◆ 個人輸入をしてみた感想
以上、この章ではライターUによるニコチンリキッドの個人輸入体験記をお届けしてきました。
会員登録から商品購入まで30分程度で完了したことから、「ニコチンリキッドの個人輸入は比較的お手軽にできる」というのが率直な感想です。
しかし、お手軽であるからこそ、
・個人輸入のルール遵守
・ニコチンリキッドの使用と保管
には十分な注意を払わなければならないとあらためて感じています。
5. 電子タバコとニコチンリキッドに関する疑問解消Q&A
この章では、電子タバコとニコチンリキッドに関する疑問に、専門家が詳しくお答えしていきます。
ここでは、
Q1. ランニングコストはどれくらいかかるの?
Q2. 電子タバコはどうやって使うの?
Q3. ニコチンリキッドに消費期限はあるの?
Q4. 未成年でも電子タバコを吸っていいの?
Q5. 電子タバコを吸える場所はどこ?
という5つの疑問にお答えしていきます!
気になる質問からチェックしてみてくださいね。
Q1. ランニングコストはどれくらいかかるの?
タバコよりは安くなるのかなあ。
商品により多少の差はありますが、ニコチンリキッドなら1ヶ月で5,500円程度がおおよその目安です。
タバコよりも安くなりますよ。
電子タバコの消耗品として必要になるのが「リキッド」と「コイル」。
人により多少の差はあるものの、この2つを足したランニングコストは1ヶ月に5,500円程度です。
・リキッド = 配送料含め1ヶ月に4,500円程度
60mlあたり3,500円程度の商品が一般的。
60mlは、毎日紙巻タバコ1箱(20本入)を吸うペースで吸い続けてちょうど1ヶ月で使い切れる程度の容量。そのため、よほど使用頻度が高くなければリキッド単体のランニングコストは月間3,500円以内で収まります。
ただし、ニコチンリキッドは海外からの個人輸入となるので、1ヶ月換算で1,000円程度の配送料を想定しておくのが適切。そのため、リキッドにかかるランニングコストの合計は商品代+配送料で月間4,500円程度になります。
・コイル = 1ヶ月に1,000円程度
1個あたり500円程度の商品が一般的。
2週間に1回ほどのスパンでの交換が必要です。1ヶ月で2個・価格にして1,000円程度になります。
タバコや加熱式タバコを1日1箱(20本)のペースで吸った際の1ヶ月のコストが15,000円程度※と考えると、電子タバコのランニングコストは非常に安いといえます。
※1箱(20本入)を500円程度とした場合
関連記事:「電子タバコVAPEやアイコスの値段|タイプ別のおすすめモデル9選」
Q2. 電子タバコってどうやって使うの?
あんまり難しくないといいんだけど…
リキッドの補充とタンク洗浄・コイル交換が主なメンテナンスです。初心者でも比較的簡単に使えます!
機種により多少の差はあるものの、基本的にはリキッドを補充して電源を入れ、ボタンを押すだけで使用できる電子タバコがほとんどです。
ただし、安全に使い続けていくためには、2点の定期的なメンテナンスが必要になります。
◆ タンク洗浄(1週間に1回程度)
タンクを洗わず使い続けると、リキッド同士の味が混じったり、ノンニコチンリキッドにニコチンがわずかに混じってしまったりするため、週に1度を目安に洗浄してください。
バッテリーからタンクを取り外し、内蔵されているコイルを取り外したうえで、水やぬるま湯で洗浄しましょう。
※水分が残ったままだとバッテリーがショートする原因にもなるため、よく乾燥させてから使用してください。
◆ コイル交換(2週間に1回程度)
「味が薄い・苦い」「蒸気が少ない」と感じたら、コイル交換時期の目安です。
タンクの中にネジの要領ではめ込まれている場合が多いので、古いコイルを回して外し、新しいものに交換しましょう。
タンクによってはコイル本体がOリングで固定されているものもありますが、この場合は引き抜いて新しいコイルを入れ替えればOKです。
※リキッドがコイルに浸み込んでいない状態で使用すると故障の原因になるので、コイル交換後に使用する際はリキッド補充の後15分ほど待ってから使用してください。
もちろん、機種によってタンクの取り外し方やコイルの交換方法は異なる場合があります。
上記を参考に、お手持ちの電子タバコに応じた適切なメンテナンスを心がけてくださいね。
現在人気が高まっているPOD式の電子タバコなら、タンク洗浄・コイル交換ともに不要で使用できます。
PODとはタンクとコイルが一体化したパーツで、内蔵されたコイルが劣化したり※1中に入っているリキッドが切れたり※2した段階でPODごと交換するだけなので、非常にお手軽です。
※画像1・2枚目は本体の全体像、3枚目はPODにリキッドを補充している様子です。
なるべく手間を掛けずに電子タバコを楽しみたい方はチェックしてみてくださいね。
※1. リキッドを補充できるタイプのPODの場合。コイル劣化による交換時期の目安は2週間に1回程度です。
※2. リキッドを補充できないタイプのPODの場合
Q3. ニコチンリキッドに消費期限はあるの?
いつまでに使い切ればいいの?
明確な消費期限はありませんが、開封前は製造年月日から1~2年・開封後は3~6ヶ月が目安です!
ニコチンリキッド・ノンニコチンリキッドともに、明確な消費期限は決まっていないことが一般的。
独自的に消費期限をパッケージに記載してある場合もありますが、これはあくまでも目安。未開封なら製造年月日から1~2年は問題なく使用可能です。
ただし、開封から時間が経つと風味が落ちてしまうこともあるので、開封後は製造年月日から3~6ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。
なお、リキッドは「直射日光」と「熱」に弱いので、直射日光の当たらない涼しい場所で保管することで風味も長持ちします。
Q4. 未成年でも電子タバコを吸っていいの?
タバコとは違う商品だから大丈夫なのかな?
ニコチンの有無に関わらず、未成年者の電子タバコ使用は認められていないと認識しておきましょう。
現在、日本国内では未成年者の電子タバコ使用を規制する明確な法律は定まっていません。
しかし、これは電子タバコがまだ新しいデバイスであることから法整備が完了していないだけで、実際に多くの電子タバコメーカーや販売店では、未成年者への商品の販売を自主的に禁止しています。
また、最近では海外で電子タバコの販売や使用を規制する動きも活発化してきています。
未成年者の電子タバコ使用は社会的に認められていないと考えましょう。
Q5. 電子タバコを吸える場所はどこ?
タバコを吸える場所だけなの?
はい。紙巻タバコや加熱式タバコと同じく喫煙スペースで使用しましょう。
タールと一酸化炭素が発生しない電子タバコは、本人だけでなく周囲の方にも健康上の悪影響を与える「受動喫煙」の危険性が低い商品です。
受動喫煙とは、タバコの先から立ち上る「副流煙」や喫煙者が吐き出した煙を他の人が吸い込んでしまうことです。
肺がんや脳卒中といった重篤な病気の要因となることが知られています。
参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「受動喫煙 – 他人の喫煙の影響」
しかし、ニコチンリキッドを使用した場合は吐き出した蒸気にニコチンが含まれてしまうので、紙巻タバコと同様に周囲への気遣いが必要です。
そもそも電子タバコは豊富な蒸気が発生するデバイスであるため、たとえノンニコチンリキッドを使用しても、喫煙スペース以外での使用は周りに不快感を与える可能性があります。
そのため、電子タバコを楽しむ際のマナーとして、ニコチンの有無に関わらず電子タバコは喫煙スペースで使用しましょう。
6. まとめ
この記事では、電子タバコ専門家・Ms. Miyuki Wakaharaの全面監修のもと、電子タバコの安全性やニコチンリキッドの入手方法などについてご紹介してきました。
あらためて、その内容を振り返ってみましょう。
・電子タバコでニコチンは吸える?
ニコチンリキッドを使用すれば可能ですが、ニコチンリキッドの入手・使用には海外からの個人輸入が必要です。
※個人輸入のルールを遵守し、使用・保管についても厳重な注意を払うことを徹底しましょう。
・電子タバコの安全性
長期的に電子タバコを使用した場合、人体にどのような影響があるのかは現状分かっていません。
しかし電子タバコはタバコ葉を使用しないため、ニコチンリキッドを使用してもタールや一酸化炭素を摂取しなくて済むという点においては危険性が低いといえます。
タバコからの乗り換えなどで、これから電子タバコを始めたいという方はぜひ参考にしてくださいね。
一番のお気に入りポイントはデザインです。ほかのデバイスよりもスタイリッシュなので、使うたびに気分が上がります。
味の種類が豊富なのもうれしいですね。