より快適なWi-Fi環境を実現するために、無線ルーターの買い替えを検討している方も多いと思います。

しかし、一口に「無線ルーター」と言ってもさまざまな商品があるため、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、

  • 無線ルーターメーカーへの聞き込み
  • 家電販売員への聞き込み

をもとに厳選した、編集部おすすめの無線ルーターをご紹介します。

あわせて、初心者でも失敗しない無線ルーターの選び方についても詳しく解説しているので、自分にぴったりの1台を見つけることができますよ。

先に、編集部おすすめの無線ルーターを知りたい方は、「2. 無線ルーターのおすすめ商品9選」からチェックしてみてください。

なおこの記事では、無線ルーターに関する知識について専門家に監修を頂いています。※商品掲載欄の一部を除く

この記事の監修者
Webサイトディレクター
吉本 洋海(よしもと ひろうみ)

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電気通信事業者、業界大手グループのプロバイダ代理販売会社勤務を経て、Webサイトディレクターとして独立。プロバイダ業界の健全化・透明化を目指して立ち上げたWebサイト「やさしくねっと.」は月間40万PVを超える。

1. 初心者でも失敗しない無線ルーターの選び方

  • 無線ルーター,おすすめ

無線ルーターを選ぶ際に、お店の人気商品や最新機種をチェックする方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ選ぼうと思っても、何を基準に選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこでこの章では、初心者でも失敗しない無線ルーターの選び方をご紹介していきます。

それでは、順番に確認していきましょう。

1-1. まずは通信規格が11ac対応の商品を選ぶ

  • 無線ルーター,おすすめ

無線ルーターを選ぶ際にまず重視したいのは、通信速度ですよね。

無線ルーターの通信速度は、「通信規格」によって大きく変わってきます。

そのため、高速通信を可能にする無線ルーターを手に入れるためには、通信規格「11ac」に対応した商品を選ぶことが大切です。

無線ルーターが対応している通信規格は、

  • メーカー公式HPの商品ページ
  • 商品パッケージ

などで確認できます。

◆通信規格「11ac」とは?

  • 無線ルーター,おすすめ

通信規格は「IEEE802.11~」の形で表記され、「11」に続くアルファベットで区別されます。

このうち、現在多くの機種に採用されている「11ac」規格は、従来の通信規格の10倍以上の最大通信速度(単位:Mbps)を実現しています。

そのため、これから無線ルーターを購入するなら、高速通信を可能にする「11ac」規格以上に対応している無線ルーターを選ぶようにしましょう。

「11ac」規格対応の無線ルーターを選べば、動画視聴やネットゲームなど、データ容量が大きいサービスもストレスなく楽しむことができますよ。

11ax(Wi-Fi6)対応の機種はまだ少ない?

現在Wi-Fiの最新規格は11ax(Wi-Fi6)となっています。

しかしまだまだ登場したばかりで、最新規格に対応する機器(スマホ・タブレット・パソコンなど)は少ないです。

 

「2.4GHz」や「5GHz」って何?

メーカーの公式HPなどで目にすることが多い「2.4GHz」「5GHz」という用語。

これは、無線ルーターで使用する電波の周波数帯を表しており、周波数帯は無線ルーターの通信規格によって、「2.4GHz」と「5GHz」の2種類に分かれます。

◆通信規格によって異なる周波数帯

通信規格 周波数帯
11b/11g/11n 2.4GHz
11a/11n/11ac 5GHz

上の表にある通り、「11ac」規格は「5GHz」帯を使用しますが、「11ac」規格対応の無線ルーターは「11n」や「11g」などの「11ac」以前の通信規格にも対応しています。

そのため、「11ac」規格対応の無線ルーターを選べば、「2.4GHz」と「5GHz」両方の周波数帯を使用して通信することが可能です。

 

2.4GHzは、電子レンジが放つ電磁波とほぼ同じ周波数!

ちなみに 2.4GHzは、電子レンジが放つ電磁波とほぼ同じ周波数となっています。

そのため無線ルーターの近くで電子レンジを使うと、2.4GHzの通信に不具合が起きてし まいます。

台所、キッチンが近くにある場合は、5GHzで通信をすることで電子レンジとの電波干渉を防ぐことができます。

1-2. 次に推奨環境が自分に合う商品を選ぶ

  • 無線ルーター,おすすめ

通信規格の次にチェックしたいのが、その商品の「推奨環境」です。

多くのメーカーが公式HPなどで、「間取り・利用人数・接続可能台数」など、商品ごとの推奨環境を公開しています。

そのため、推奨環境を目安にすれば、価格も性能もさまざまな商品の中から、自分の使用環境に合った無線ルーターを簡単に選ぶことが可能です。

無線ルーターの推奨環境は、

  • メーカー公式HPの商品ページ
  • 商品パッケージ

などで確認できます。

◆推奨環境をチェックする際の注意点は?

  • 無線ルーター,おすすめ

ここで注意したいのは、メーカーが公開している推奨環境は、「無線ルーターを家の中央に設置した場合の目安」であるという点です。

そのため、無線ルーターを家の中央に設置できない場合には、電波が届きにくい場所が出てくる可能性があります。

無線ルーターの設置場所によっては、3LDKの間取りには4LDK向けの商品を選ぶなど、自分の使用環境よりワンランク上のモデルを選ぶようにしましょう。

 

推奨環境が分からない場合は?

多くのメーカーが商品ごとに推奨環境を公開していますが、中には推奨環境を公開していないメーカーもあります。

そのような場合は、「アンテナの本数」と「通信速度」をチェックして、自分の使用環境に合った商品を選んでください。

◆アンテナの本数・通信速度と使用環境の目安

アンテナ

通信速度

使用環境の目安

2本

866Mbps

間取り:2階建て/3LDKまで
利用人数:4人まで

3~4本

1,300Mbps
~1,733Mbps
間取り:3階建て/4LDKまで
利用人数:6人まで

上の表にある通り、無線ルーターはアンテナの本数が増えて通信速度が速くなるほど、広い通信範囲と多くの利用人数に対応します。

推奨環境が分からない場合は、「アンテナの本数」と「通信速度」をチェックしてみてくださいね。

1-3. 最後に自分に合った機能を持つ商品を選ぶ

  • 無線ルーター,おすすめ

通信規格と推奨環境を確認したら、最後に「搭載機能」をチェックしましょう。

ここでは、さまざまな機能の中でもぜひチェックしておきたい3つの機能をピックアップしました。

チェックしておきたい無線ルーターの搭載機能

それぞれの機能がどんな方におすすめかをご紹介していくので、自分に合った機能を見つけてくださいね。

無線ルーターの搭載機能は、

  • メーカー公式HPの商品ページ
  • 商品パッケージ

などで確認できます。

◆ビームフォーミング機能

  • 無線ルーター,おすすめ

「ビームフォーミング」機能とは、子機(スマホなどの通信機器)に向かって電波を集中させる機能です。

子機がある場所を判別して電波を集中させることで、通信の安定性を向上させます。

そのため、今まで電波が届きにくかった場所でも、ストレスなくネットを利用することが可能です。

ビームフォーミング機能はこんな方におすすめ
場所を選ばずスマホやタブレットを使いたい方

◆MU-MIMO機能

  • 無線ルーター,おすすめ

「MU-MIMO」機能とは、複数子機との同時接続を可能にし、通信速度の低下を防ぐ機能です。

従来の無線ルーターは、子機との通信を接続を切り替えながら1台ずつ行っていたため、子機が増えるほど通信速度が低下していました。

しかし、MU-MIMO機能を搭載した無線ルーターは、複数のアンテナをそれぞれ別の子機に占有させることで、複数子機と同時に高速通信することができます。

MU-MIMO機能はこんな方におすすめ

家族みんなで快適にネットを楽しみたい方

◆QoS機能

  • 無線ルーター,おすすめ

「QoS」機能とは、子機ごとに通信の優先度を設定できる機能です。

任意の子機の通信を優先して行うことができるため、複数の子機を接続している場合でも、目的の子機の通信速度を安定させることが可能です。

そのため、動画視聴やネットゲームなど、データ容量が大きいサービスをスムーズに楽しむことができます。

QoS機能はこんな方におすすめ

動画視聴やゲームをストレスなく楽しみたい方

いかがでしたか。次の章では、この章で解説した選び方に沿って厳選した、編集部おすすめの無線ルーターをタイプ別にご紹介していきます。

 

子機のスペックも確認しよう!

ここまでご紹介した「通信規格」と「機能」は、無線ルーターだけでなく子機も対応していなければ利用できないことに注意してください。

例えば、子機の通信規格が無線ルーターよりも古い場合、子機側の古い通信規格が適応されます。

子機はスマホ・タブレット・ゲーム機・テレビなど、Wi-Fiに対応している機種であれば本体に内蔵されています。

それらWi-Fi対応の機器は、メーカーの公式HPなどで、対応する「通信規格」や「機能」の記載があるので確認してみましょう。

2. 無線ルーターのおすすめ商品9選

ここからは、「1. 初心者でも失敗しない無線ルーターの選び方」で解説した選び方をもとに厳選した、編集部おすすめの商品を以下のタイプ別にご紹介していきます。

ぜひ自分に合ったタイプの商品からチェックしてみてくださいね。

※価格は各種通販サイトを参照しています。

2-1. 5,000円以下のリーズナブルな商品3選

まずは、「できるだけ価格が安い商品が欲しい」という方におすすめの無線ルーター3選をご紹介します。

どれも低価格なだけでなく、少人数のご家庭なら十分に使える性能を持った、コスパの高い無線ルーターです。

ELECOM WRC-1167GHBK-S

安定したデータ通信とリーズナブルな価格で人気の「WRC-1167GHBK-S」

  • 電波の途切れにくい高感度アンテナを2本搭載
    ⇒弱い電波を受信できるため離れた子機とも通信しやすい
  • データを高速で処理する「ハードウェアNAT」搭載
    ⇒データ処理専用チップを搭載し通信速度を向上させる

など、通信の安定性と速さを両立した商品です。

また、お子様のネット利用時間を制限できる「こどもネットタイマー2」機能を搭載しています。

商品詳細

【メーカー】ELECOM
【モデル】WRC-1167GHBK-S
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】8,790円(税込)~
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
867Mbps(5GHz)300Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:2階建て(戸建)/3LDK(集合住宅)
利用人数:4人
【搭載機能】
ビームフォーミング

公式HPを見る

こちらの製品はすでに公式販売終了製品です。
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NEC PA-WG1200CR

コンパクトボディで家中どこにでも設置しやすい「PA-WG1200CR」

  • 小型化と電波強化を両立した「μSRアンテナ」搭載
    ⇒360°全方位に安定した電波を送信する
  • 本体内部の電波ノイズを抑え通信速度の低下を防ぐ
    ⇒アンテナの感度を向上させて安定した高速通信を実現する

など、安定した通信速度でストレスなくネットを利用できる商品です。

また、古い無線ルーターのネットワーク名とパスワードを引き継ぎ、買い替え後のセットアップを簡単に行える「Wi-Fi設定引っ越し」機能を搭載しています。

商品詳細

【メーカー】NEC
【モデル】PA-WG1200CR
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】3,828円(税込)~
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
867Mbps(5GHz)300Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:2階建て(戸建)/3LDK(集合住宅)
利用人数:2~3人/10台(接続台数)
【搭載機能】
ビームフォーミング

公式HPを見る

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BUFFALO WHR-1166DHP4

出荷台数4,000万台以上の人気シリーズ「AirStation」の低価格モデル「WHR-1166DHP4」。

スマホやタブレットだけで本体の初期設定ができる
 ⇒PCがなくてもネット環境を準備することができる

・本体のボタンを押すだけで子機と接続できる
 ⇒パスワードの手動入力やセキュリティ設定の手間を省く

など、初心者でも簡単に無線ルーターの初期設定が行える商品です。

また、平日の昼間や深夜など、ネットを使わない時間帯の通信をオフに設定できる「おまかせ節電」機能を搭載しています。

商品詳細

【メーカー】BUFFALO
【モデル】WHR-1166DHP4
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】9,200円(税込)~
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
866Mbps(5GHz)300Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:2階建て(戸建)/3LDK(集合住宅)
利用人数:3人
【搭載機能】
ビームフォーミング

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こちらの製品はすでに公式販売終了製品です。
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2-2. 広い間取りに対応した家族向け商品3選

次に、4人以上のご家庭にぴったりの無線ルーター3選をご紹介します。

どれも広い間取りでも十分に利用できる、ハイパワーな無線ルーターです。

I・O DATA WN-AX2033GR2

全方位に強力な電波を送信する「360コネクト」技術を採用した「WN-AX2033GR2

  • 電波の出力を向上させるパワーアンプ搭載
    ⇒3階建て/4LDKの間取りまで対応可能な広い通信範囲を実現
  • 360°ムラなく電波を送信する「PIFAアンテナ」搭載
    ⇒電波の繋がりにくい場所を減らして通信範囲を広げる

など、電波の届かない死角をなくして広い範囲で安定したデータ通信ができる商品です。

また、ビームフォーミング機能に対応していない子機にも、電波を集中させて通信を安定させる「ビームフォーミングW」機能を搭載しています。

商品詳細

【メーカー】I・O DATA
【モデル】WN-AX2033GR2
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】6,980円(税込)~
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
1,733Mbps(5GHz)300Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:3階建て(戸建)/4LDK(集合住宅)
接続台数:16台
【搭載機能】
ビームフォーミング、MU-MIMO

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ELECOM WRC-2533GST

「トレンドマイクロ」社との協業により、高性能なセキュリティ機能を搭載した「WRC-2533GST」

  • 有害サイトの閲覧を制限する
    ⇒フィッシングサイトなどへのアクセスに対して警告を表示
  • 家庭内ネットワークへの不正アクセスを防ぐ
    ⇒第三者の無断使用を防止してプライバシーを守る

など、ネットトラブルを未然に防ぐことができる商品です。

また、アンテナ業界大手の「DXアンテナ」と共同設計した、ハイパワーアンテナによる安定したデータ通信も支持されています。

商品詳細

【メーカー】ELECOM
【モデル】WRC-2533GST
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】6,688円(税込)~
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
1,733Mbps(5GHz)800Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:3階建て(戸建)/4LDK(集合住宅)
利用人数:6人/18台(接続台数)
【搭載機能】
ビームフォーミング、MU-MIMO

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NEC PA-WG2600HP3

安定した通信速度と広い通信範囲で人気商品となっている「PA-WG2600HP3」

  • 高速通信を保つ「オートチャネルセレクト」搭載
    ⇒無線通信を妨害する他の家電からの電波干渉を避ける
  • 通信の混雑を抑える「バンドステアリング」搭載
    ⇒空いている周波数帯に子機の通信を自動で振り分ける

など、通信しやすい電波状況をキープして通信速度の低下を抑えることができる商品です。

また、強力な電波を全方位に届ける「ワイドレンジアンテナ」を搭載しているため、本体から離れた場所でも安定した通信速度でネットを楽しむことができます。

商品詳細

【メーカー】NEC
【モデル】PA-WG2600HP3
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】7,480円(税込)~
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
1,733Mbps(5GHz)800Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:3階建て(戸建)/4LDK(集合住宅)
利用人数:6人/18台(接続台数)
【搭載機能】
ビームフォーミング、MU-MIMO

公式HPを見る

2-3. ハイスペックなヘビーユーザー向け商品3選

最後に、ヘビーユーザー向けのハイスペックな無線ルーター3選をご紹介します。

どれも任意の子機の通信を優先できる「QoS機能」を搭載するなど、機能性に優れた無線ルーターです。

ASUS RT-AC86U

高速で通信できる「ゲーミングルーター」として人気の「RT-AC86U

・最大通信速度2,167Mbpsの高速通信を実現
 ⇒11ac規格の通信速度を25%向上する「Nitro QAM」採用

ネットゲームのタイムラグを抑える「WTFast」搭載
 ⇒ネットゲーム専用回線を使用して通信速度を安定化

など、高速通信でストレスなくネットゲームを楽しみたい方にぴったりの商品です。

また、大量のデータを高速で処理できるデュアルコアCPUを搭載しているため、複数の子機を接続した際の通信速度の低下も防ぐことができます。

商品詳細

【メーカー】ASUS
【モデル】RT-AC86U
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】35,800円(税込)~
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
2,167Mbps(5GHz)750Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:3階建て(戸建)/4LDK(集合住宅)
接続台数:18台
【搭載機能】
ビームフォーミング、MU-MIMO、QoS

公式HPを見る

こちらの製品には後継機種があります。→後継機種の情報を見る 

BUFFALO WTR-M2133HP

リビングやダイニングにも設置しやすい洗練されたデザインが特徴的な「WTR-M2133HP

  • QoS機能搭載で4K動画もスムーズに再生できる
    ⇒動画の読み込みを素早く行うことができる
  • 5GHz帯を2つに分岐した「トライバンド」仕様
    ⇒2.4GHz帯と合わせた3つの周波数帯域で通信の混雑を防ぐ

など、スマートテレビやスマートスピーカーといったネット家電が多いご家庭にぴったりの商品です。

また、5GHz帯専用の指向性アンテナを搭載しているため、強力な電波を目的の子機に向けることで安定した高速通信を保つことができます。

商品詳細

【メーカー】BUFFALO
【モデル】WTR-M2133HP
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】17,280円(税込)~
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
866Mbps(5GHz)400Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:3階建て(戸建)/4LDK(集合住宅)
利用人数:9人
【搭載機能】
ビームフォーミング、QoS

公式HPを見る

こちらの製品はすでに公式販売終了製品です。
後継機種はこちらからご覧いただけます。→後継機種の情報を見る 

TP-LINK Deco M5

複数の本体を連携させて電波の送受信ポイントを増設できるメッシュWi-Fiシステムを採用した「Deco M5」

  • 送受信ポイントを増設して広い範囲に電波を届ける
    ⇒本体1台だけではカバーできない離れた場所でも通信できる
  • 通信速度が最速になる送受信ポイントに自動で接続
    ⇒持ち歩いて使うことが多いスマホやタブレットにぴったり

など、家中どこにいても高速通信できる商品です。

また、送受信ポイントは10台まで増設できるため、家の広さに合わせて通信範囲を拡大できます。

商品詳細

【メーカー】TP-LINK
【モデル】Deco M5
【買える場所】実店舗、通販サイト
【価格】15,200円(税込)~ ※2台セット
【WANポート最大伝送速度】
1,000Mbps
【通信規格】
11a/11b/11g/11n/11ac
【最大通信速度】
867Mbps(5GHz)400Mbps(2.4GHz)
【推奨環境】
間取り:3階建て(戸建)/4LDK(集合住宅)
接続台数:64台
※3台使用した場合の目安です
【搭載機能】
ビームフォーミング、MU-MIMO、QoS

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こちらの製品は公式販売終了製品です。
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3. 無線ルーターに関するよくある疑問解消Q&A

最後に、無線ルーターについてのよくある疑問にお答えしていきます。

どれも、これから無線ルーターを購入する方に役立つ情報ばかりなので、気になる質問からチェックしてくださいね。

Q1. メーカー表記の最大通信速度は本当に出る?

  • 無線ルーター,おすすめ
 

実際の通信速度は、表記されているものより遅くなる場合がほとんどです!

公式HPやパッケージなどに表記されている最大通信速度は、理論値という「理想的な環境が揃った時に出せる最大値」を指しています。

しかし、「契約回線の通信速度」や「無線ルーターからの距離」などさまざまな要因により、実際の通信速度は理論値の半分〜3分の1程度に低下する場合がほとんどです。

ただし、最大通信速度に比例して実際の通信速度も速くなるため、高速な無線ルーターが欲しい方はできるだけ最大通信速度が速いものを選ぶようにしましょう。

Q2. 2.4GHz帯と5GHz帯は何が違うの?

  • 無線ルーター,おすすめ
 

2.4GHz帯と5GHz帯は、「通信範囲」と「通信速度」が異なります!

1-1. まずは通信規格が11ac対応の商品を選ぶ」でご紹介したように、無線ルーターの電波は、「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の周波数帯を使用します。

それぞれの周波数帯の違いは、以下の通りです。

「2.4GHz」帯と「5GHz」帯の違い

・2.4GHz|通信規格「11b/11g/11n」が使用
通信範囲:障害物に強いため遠くまで電波が届きやすい
通信速度:使用機器が多いため混雑して低下しやすい

・5GHz|通信規格「11a/11n/11ac」が使用
通信範囲:障害物に弱いため遠くまで電波が届きにくい
通信速度:使用機器が少ないため安定している

上記の通り、「2.4GHz」帯は障害物に強いため電波が遠くまで届きやすいことがメリットですが、電子レンジやコードレス電話機などの電波干渉を受けやすいです。

「5GHz」帯は使用機器が少ないため通信速度が安定しているという特徴があります。

そのため、スマホやタブレットなど、「2.4GHz」と「5GHz」両方の周波数帯に対応した子機を使用する際は、周波数帯を使い分けることで通信範囲や通信速度が改善する場合があるので、試してみてくださいね。

Q3. 電波が届きにくい場合はどうすればいいの?

  • 無線ルーター,おすすめ
 

無線ルーターを見通しのいい場所に移動してみてください!

無線ルーターの電波は、壁や家具などの障害物を通過したり、他の電波とぶつかったりすると弱くなります。

そのため、無線ルーターの電波が届きにくいときは、無線ルーターを見通しのいい場所に移動してみてください。

無線ルーターを設置するのにおすすめな場所

・床から1~2m離れた場所
⇒周りに障害物が少ないため電波が弱くなりにくい

・電子レンジやコードレス電話から離れた場所
⇒2.4GHz帯を使用する家電から離して通信の混雑を防ぐ

上記のように、無線ルーターを障害物や他の家電から離れた場所に設置することで、電波状況が改善される場合があります。

無線ルーターの電波が届きにくいと感じたら、まずは無線ルーターの設置場所を見直してみてくださいね。

無線ルーター,おすすめ
どうしても電波が届かない場合は?

無線ルーターの設置場所を変えても電波状況が改善されない場合は、「中継器」の購入を検討してみましょう。

中継器とは、無線ルーターから受信した電波を再送信する商品であり、中継器を設置することで、無線ルーター本体の通信範囲外まで電波を届けることができます。

そのため、キッチンや寝室など、無線ルーター本体から離れた場所のWi-Fi環境を安定させたい方にもおすすめです。

4. まとめ

いかがでしたか。気になる1台は見つかりましたか。

あらためて、初心者でも失敗しない無線ルーターの選び方を確認してみましょう。

 

 

初心者でも失敗しない無線ルーターの選び方は、

・まずは通信規格が11ac対応の商品を選ぶ
・次に推奨環境が自分に合う商品を選ぶ
・最後に自分に合った機能を持つ商品を選ぶ


の3点です。
上記のポイントを押さえて、ルーターを探してみましょう!

ぜひこの記事を参考にして、自分の使用環境に合った最適な1台を見つけてくださいね。

もう1度、編集部おすすめの無線ルーターを見たい方は、「2. 無線ルーターのおすすめ商品9選」をチェックしてくださいね。

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