「テーラーになりたい」

そう決意したものの、なかなか良いテーラーの求人が見つからない・・・と悩んでいる方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、テーラーの求人を探す前に知るべき3つのポイント、そして、編集部おすすめの求人をご紹介致します。

テーラー未経験者の方にとって参考になる情報ばかりですので、ぜひ、最後までお読みくださいね。

(※この記事は、2017年10月時点での情報を参考にしています。)

1. テーラーの求人を探す前に知るべき3つのポイント

このチャプターでは、テーラーの求人を探す前に知るべきことを、

・日本では紳士服の市場規模が減少している
・テーラーになるには
・「テーラー」ではなく「フィッター」としての求人募集が多い

という、3つのポイントに分けてご紹介します。

1-1. 日本では紳士服の市場規模が減少している

近年、日本では「紳士服」への家計の年間支出金額は減少の一途です。

その理由としては、景気の低迷による個人消費の落ち込みや、クールビズの施行によるビジネススタイルのカジュアル化などが挙げられます。

そして、60年代にはビジネススーツといえば「オーダー」が主流でしたが、現在では「既製服」が市場のほとんどを占めています

そういった市場の変化のとともに、経営者(テーラーを中心にした手縫い職人)の高齢化も伴い、後継者を作らずに廃業するテーラー商店が多いのが実像です。

オーダースーツの需要は増えている!
紳士服の市場規模は減少していますが、オーダースーツの需要は増加傾向にあります。
 
というのも、従来の「敷居の高い」イメージを払拭した「お手頃な価格」で「高品質」な商品を提供する店舗が増えてきているからです。
 
そのため、オーダー未体験の若い世代から中高年層まで、幅広い世代で、オーダースーツの魅力が再認識されています

1-2. テーラーになるには

この章では、実際にテーラーになるためには、どのようなキャリアプランを進めば良いか、図を用いて解説していきます。

テーラーになるまでの一般的なキャリアプラン

テーラーになるための道筋としては、服飾系の大学や専門学校で技術を身につけた後、紳士服メーカーに採用され、テーラーとしての技術を磨いていく、というのが一般的です。

手先の器用さなどは元々の「才能」の部分もありますが、どんな困難にも立ち向かえる「忍耐強さ」が重要です。

そして、テーラーにとっては技術はもちろん、お客様に対する「コミュニケーションスキル」も欠かせないものです。

自分の好きなスタイルを押し付けるのではなく、お客さんの意見や想いを汲み取り、本当にお客様に「似合う」スタイルを提案できなければなりません。

元々は「ビスポーク・テーラー」と呼ばれていた
現在では、「仕立屋」という幅広い意味で「テーラー」という言葉が使われていますが、元々は「ビスポーク・テーラー/bespoke tailor」と呼ばれていました。
 
お客さまとの会話や要望のヒアリングを大切にしながら、服を仕立てていく」"be spoken"(話す)スタイルに由来しています。

1-3. 「テーラー」ではなく「フィッター」としての求人募集が多い

ここでは、

・フィッターの役割
・フィッターとして働く魅力

の2つのポイントに分けて、フィッターという職種についてご紹介します。

①フィッターの役割

フィッターの主な仕事
・お客様へのヒアリング
・生地選択
・採寸
・フィッティング...など

オーダースーツのお店では、純粋な「テーラー」としての仕事ではなく、「フィッター」としての役割が大きくなっています

フィッターは、テーラーと違い、パターンを作り、生地を裁断し、仮縫い、縫製するという「仕立て」の技術を要求されません

ただ、上記の業務において、お客さんとより密接なコミュニケーションが可能となり、オーダースーツの魅力をよりたくさんの方々に伝えることができます。

縫製工程に「マシンメイド」の普及率が高くなっている
オーダースーツ店において「フィッター」の役割が増えている大きな理由は、縫製工程に「マシンメイド」の普及率が高くなっているからです。
 
以前はオーダーといえば「フルオーダー」がメインでしたが、最近では「パターンオーダー」、「イージーオーダー」といったオーダー方法が増加して、より手軽にオーダーを楽しめるようになっています。
関連記事:オーダースーツについて詳しく知りたい方はこちら
高品質のオーダースーツを完璧に仕立てられるお店と全知識


②フィッターとして働く魅力

まず、フィッターとしてさまざまなお客さんと接することで、スーツの知識やスタイリングの能力を身に付けることができます。

また、お客さんが求めているものをヒアリングして、見極め、提案することが大切なので、自然とお客さん目線に立ったマーケティング力が磨かれていきます。

もちろん、接客だけではなく、生地の管理、お客さんや取引先とのメールのやり取りなどもあり、業務の内容は多岐に渡ります。

つまり、フィッターとして働くことでビジネスの基礎を身に付けることができ、自身の成長に繋げていくことができるのです。

2. LaFabric(ラファブリック)の紹介

ここからは、カスタムオーダーのショッピングサイト「LaFabric」の求人(店舗コーディネーター)をご紹介を致します。

実際に働いている社員の方へのインタビューをもとに、

LaFabricという会社がどういった会社なのか
LaFabricがどういった人材を求めているのか

などをご紹介致しますので、ぜひ求人選びの参考にしてくださいね。

2-1. LaFabricとは

LaFabricは、ネットでオーダースーツ、シャツを1着から注文できる急成長中のアパレルECです。

テクノロジーとファッションを融合させ、スマートなオーダー体験を提供するブランドとして、20代〜40代のビジネスマンから人気を集めています。


ブランドの特徴

・既存の紳士服にはない、ストレッチ性、耐久性など、機能性に優れたラインナップを豊富に取り揃えています。

・中間流通を省き、生産者からお客様へファクトリーダイレクトで製品を提供しているため、最高品質の製品を適正価格で提供することができます。

一度、店舗で採寸して頂き、体のサイズを登録すると、そのデータが保存されて、後はネットでオーダーを楽しむことができます


渋谷にある実店舗「LaFabric Real Store渋谷」を筆頭に、東京中心にアクセスの良い立地に店舗を展開中です。

一つの枠に留まらず、「オンライン」だけではなく「リアル」な場においても、スーツやシャツを通しての「新しいライフスタイル」を 日々提供しています。

求人詳細

会社名】(株)ライフスタイルデザイン
設立】2012年4月
事業内容】カスタムオーダーEC事業「LaFabric」の企画・開発・運営
公式HPhttps://lafabric.jp

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2-2. LaFabricの求める人物像と働く魅力

ここからは、実際にLaFabricの社員の方へのインタビューをもとに、LaFabricの求める人物像と働く魅力をご紹介致します。
 

Q1. どんな方が向いていますか?

A.自分から率先して動ける主体性のある方です。

LaFabricは決して大きな会社ではなく、誰でも意見を言える風通しの良い環境です。

時には意見がぶつかることもありますが、それが結果として会社のためになるならば、役職や実績に関係なく意見が通ります

そのため、「ただ仕事をこなす」だけではなく、自分から率先して動ける主体性のある方が向いています。
 

Q2. LaFabricのコーディネーターの魅力とは?

A. 従来のフィッターにはない新しい「体験」をお客さまに提供できることです。

まず、「オーダー」のアイテムを求める方は、自身の体型に悩みがあったり、既製服のサイズに不満があることが多いです。

そういった悩みや不満を解消して、お客さまの要望に沿った「スタイル」を提案できた時が仕事のやりがいです。

また、LaFabricのコーディネーターは「フィッター」の側面と、「サービス独特の顧客体験・UX(一度店舗で採寸すれば、後はお客さまの自由な時間・場所で注文が可能)」の側面があります。

そういった新しい「体験」をお客さまに提供できることが、従来のフィッターにはないLaFabricのコーディネーターならではの大きな魅力です。
 

Q3. 大変なことは何ですか?

A. お客様の要望に合わせつつ「似合うスタイル」を提案することです。

「仕事のやりがい」とリンクしますが、お客様の要望に合わせつつ、「似合うスタイル」を提案することは難しいことです。

コーディネーターには、それぞれのお客様の体型や癖を見極める「力」が必要になってきます。

また、ECをメインとしているので初回は店舗に来店したお客様も、二回目以降はオンラインサービスを使っていただく、というパターンが多数です。

そのため、初回時にコーディネートの提案をしつつ、iPadを使ってオンライン上での注文の仕方を教えたり、限られた時間内でLaFabricのサービスを知ってもらうためのコミュニケーションを取らないといけないのも大変な部分です。

ただ、その結果、お客様がリピーターになってくれた時の喜びは一塩です。
 

Q4. LaFabricとはどんな会社ですか?

A. 社員やスタッフ一人一人が「主体性」をもって事業に取り組む会社です。

自由度が高く、これからの会社です。

社員やスタッフの一人一人が「主体性」をもって事業に取り組む「意識の高さ」が会社としての強みであり、大きな魅力です。

また、商品を売って会社を大きくするということは企業として一つの目的ですが、LaFabricは社会貢献にも力を入れています

国内ビジネスウェア業界では初めて「フェアトレード認証ライセンス」を取得しました。

生産者と「win-win」の関係を築き、生産工程のすべてをオープンにした未来に継続できる「モノづくり」に挑戦しています。
 

Q5.未経験でも大丈夫ですか ?

A. 問題ありません。大切なのは、「コミュニケーション能力」の有無です。

アパレル経験の有無は問いませんが、お客様と対することが多いので、ある程度のコミュニケーション能力は問われます。

ただそれは、「話の上手さ」、「性格の明るさ」というものではなく、しっかりと自分の意見を言いつつも、相手の意見もしっかりと受け止めることのできる「協調性」が大切です。
 

Q6.どういったスキルが身に付きますか?

A. 採寸やフィッティングの技術はもちろん、自発的なコミュニケーション能力などを身に着けることができます。

当然、採寸やフィッティングの技術やスーツの知識は身に付きます。

その他、コミュニケーション能力や自発的な行動を習慣づけることもできます。

また、日々の業務の中で培った「接遇」は、長く紳士服業界で働いていこうと思っている方はもちろん、何かほかに目的や目標がある方にとっても「自己実現」を達成するための大きな「スキル」になるはずです。

「接遇」とは高いレベルでの「接客スキル」
「接遇」と「接客」はどちらもお客様への「応対」や「おもてなし」のことを指しますが、「接遇」とはより高い信頼感と安心感のある高いレベルでの「接客スキル」のことです。


Q7.どのようなキャリアを進んでいくのですか?

A. 研修後はコーディネーターとして店舗勤務をしていただきます。その後、それぞれの適性に沿ったキャリアプランを用意しています。

入社後1~3か月の研修終了後、コーディネーターとして店舗勤務に従事していただきます。

その後、店舗運営や商品企画といった、それぞれの希望や適性に沿ったキャリアプランが用意されています。

そして将来的には、LaFabricを背負うリーダーになって欲しいです。

LaFabricが求めるリーダー像とは、

・皆を同じ方向に導ける行動力と発言力
・次のステージへと会社を導ける推進力

を持っている人物です。

そして、そこには周囲の人々からの共感や尊敬を得る必要があります。

もちろん、最初からそのような崇高な人物はいません。

そういったマインドを日々の業務の中で共に育んでいきましょう。

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3. まとめ

いかがでしたか。

最後に今回のおさらいをすると、

・日本ではテーラーの数は減少している
・「テーラー」ではなく「フィッター」としての求人が増えている
・「オーダー」の需要は増加傾向にあるが、「マシンメイド」が主流となっている

となっています。

また、「2. LaFabric(ラファブリック)の紹介」では、カスタムオーダーのお店「LaFabric」の求人を紹介しておりますので、興味がある方は、ぜひご覧ください。

この記事を参考にして、ぜひ、自分の目指すべき道に進んでくださいね。