大きくズームしながら高画質に録画できるのが魅力の「ビデオカメラ」。
スマホで撮るのが難しい家族や子どものイベントなどで「もっとキレイに撮りたいなあ」と感じ、ビデオカメラを検討している方も多いのでは?
そこで、編集部が厳選した快適に撮影ができるビデオカメラをご紹介。合わせて選び方も解説します。
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※この記事は2024年11月時点の情報を参考にしています。
イベント時に大活躍のビデオカメラ
大事なイベントや日常の思い出を高画質に残せるのがビデオカメラの魅力ですね。
両手がふさがってしまうスマホやデジカメと違い、動画撮影に特化したビデオカメラは、
- 片手で簡単に操作がしやすい
- 本体が持ちやすく長時間の撮影でも疲れにくい
- 20倍以上のズームができる
など、快適に撮影できる機能が揃っています。
そのため、子どものイベントなどで「長時間撮影してベストショットを捉えたい」「顔をアップにして表情も写したい」という方にもぴったりです。
近年、レジャー撮影で人気のビデオカメラが、防水&コンパクトなアクションカメラです。
通常のビデオカメラよりもズームができませんが、防水・耐久性の高さと手のひらサイズのボディが魅力。
そのため、マリンレジャーなどで激しく動きまわっても快適に撮影できるのがメリットです。
1. ビデオカメラ選び3つのポイント
子どもや大事なイベントをキレイに撮影できるモデルを見つけたいなら、下記の3つのポイントをチェックしましょう。
1-1. 解像度で選ぶ
ビデオカメラ選びでもっとも重要なのが、キレイさと本体サイズに大きく関係する「解像度」選び。
解像度は大きく分けて「フルHD」と「4K」の2種類があり、それぞれ下記のような特徴があります。
フルHDモデル
(価格:約2.5万円~/重量:約215g~)
地上波のTV番組と同等の解像度。
価格がリーズナブル
本体が小型・軽量
大画面テレビで観ると粗さを感じることがある
コスパと使い勝手を重視する人におすすめ
4Kモデル
(価格:約5.8万円~/重量:約398g~)
フルHDよりも4倍キレイな新時代の解像度。
4Kの大画面テレビで観たときにキレイ!
高性能なハイスペック機が多い
フルHDモデルより大きく、価格も高くなる
思い出を高画質に残したい人におすすめ
上記のように、とにかく小型でコスパの良いビデオカメラを探すなら「フルHDモデル」、予算があり画質にこだわる方は「4Kモデル」をおすすめします。
1-2. レンズ性能で選ぶ
解像度が高くても、「人物の表情が分からない!」など、思い通りの構図で撮れないのは困りますね。
そのため、下記の「レンズ性能」をチェックすると、あちこち動き回らなくても構図がラクに決まるビデオカメラが見つかります。
ワイドに撮りたいなら「30mm以下」
レンズ(ワイド側)の数値が「30mm以下」のモデルを選ぶと、演劇などで全景を広々写せる。
アップするなら「光学ズーム」をチェック
光学ズームの最大値(◯倍)が大きいモデルを選択すると、キレイに被写体をアップできる。
上記のほか、デジタルズームというズーム方式もありますが、仕組み上画質が劣化してしまいます。
そのため、キレイにズームしたいなら光学ズームの最大倍率に注目しましょう。
手持ちによる映像のブレを抑える「手ブレ補正機能」は、大きく分けて「電子式」と「光学式」の2種類に分かれています。
「電子式」は画質が落ちてしまう補正方式のため、高画質なまま手ブレを抑えたいなら「光学式の手ブレ補正」を選ぶのがおすすめです。
1-3. 本体の重さをチェック
快適な動画撮影をするために大切な要素となるのが、取り回しの良さを決める「本体の重さ」。
フルHDモデルなら「300g前後」まで、4Kモデルなら「400g以下」を選ぶと、子どもなど良く動く被写体でも手首に負担がかかりにくくなります。
さらに、映像のクオリティや撮影の快適さにこだわりたいなら下記の機能もチェック!
- ワイプ機能
…テレビのワイプのように撮影しながら自分の顔も録画できる - 顔認識機能
…顔を自動検知してピント合わせ・肌を明るく調整してくれる - 5.1chサラウンドマイク
…様々な方向の音を拾え、映像の音が立体的に録音できる
※5.1ch音響の再生には専用機が必要となります
2. 主要メーカーの特徴をご紹介
現在、ビデオカメラをリリースしている主要メーカーは3社あり、それぞれに特徴があります。
ぜひ、各メーカーの特徴を知って、自分に合ったビデオカメラ選びの参考にしてくださいね。
◆手ブレ補正が強力な「ソニー」
ビデオカメラ市場においてトップクラスのシェアを誇る人気メーカー「ソニー」は、
- 独自開発の強力手ブレ補正
- 4K専用の高画質映像センサー
など、手ブレをおさえて高画質な映像を撮影できるのが特徴です。
◆ワイプ撮りが可能な「パナソニック」
子どものイベント撮影などで、便利に撮れるモデルをリリースしている「パナソニック」は、
- 撮影者も一緒に写せる「ワイプ撮り」
- 400g以下の小型軽量4Kモデル
など、映像表現の幅が広がる機能と小型軽量のボディが特徴です。
◆アウトドアに強い「JVC」
他メーカーにはない個性的なビデオカメラをリリースする「JVC」は、
- 防水/耐衝撃設計のボディ
- 長時間の大容量バッテリーが付属
など、アウトドアや突然の雨などでもタフに使用できるモデルが特徴です。
3. 編集部が厳選!おすすめのビデオカメラ8選
ここからは、「ビデオカメラ選び3つのポイント」をもとに、編集部が選んだ人気のビデオカメラをご紹介します。
自分に合った最適な1台を見つけてくださいね。
※商品価格は「価格.com」を参考にしています。
コスパの良さが魅力の
「フルHDモデル」4選
はじめに、持ち運びしやすくて価格も手頃な「フルHDモデル」のおすすめ商品をご紹介します。
ソニー|HDR-CX470
長時間持っても手首に負担がかかりにくいコンパクトボディが魅力の「HDR-CX470」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、暗いシーンも鮮明に撮れる独自開発の映像センサーを搭載。ノイズを抑えたまま、高画質に撮影できます。
JVC|GZ-F270
アウトドアなどの環境でも安心して使用できるのが「GZ-F270」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、手袋でも操作がしやすい大きめの画面表示に光学40倍ズームなど、使いやすさと高性能さを両立させたモデルです。
パナソニック|HC-W590M
コンパクトでも大きくズームできるのが魅力の「HC-W590M」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、大画面テレビで見たときに気づきやすい映像の傾きを自動で補正。カメラまかせで最適な構図で撮影できます。
【メーカー】パナソニック
【公式サイト】https://panasonic.jp
【価格(税込)】69,800円
こちらの製品は公式販売終了製品です。
商品お求めの際は、各種通販サイトをご利用ください。
また、類似機種はこちらからご覧いただけます。→類似機種の情報を見る
JVC|GZ-RX690
屋外撮影で起こるトラブルから本体を守ってくれるのが「GZ-RX690」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、本体の液晶画面で撮影映像の不要部分をカット・ダビングができるなど、パソコンいらずで編集できるのも特徴です。
高画質に思い出を残せる
「4Kモデル」4選
ここでは、高画質・高機能な「4Kモデル」のおすすめ商品をご紹介します。
JVC|GZ-RY980
アウトドアでも高画質に撮影したい方におすすめの「GZ-RY980」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、名門レコーディングスタジオと共同開発した高音質技術を搭載するなど、音にこだわる方にもぴったりのモデルです。
パナソニック|HC-VX992M
高画質な映像を気軽に撮りたい人におすすめの「HC-VX992M」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、強力な手ブレ補正機能や、画質の劣化を防ぎながら最大で25倍ズームできる「iAズーム」を搭載するなど、小型でもハイスペックなモデルです。
【メーカー】パナソニック
【公式サイト】https://panasonic.jp
【価格(税込)】96,000円
こちらの製品は公式販売終了製品です。
商品お求めの際は、各種通販サイトをご利用ください。
また、後継機種はこちらからご覧いただけます。→後継機種の情報を見る
ソニー|FDR-AX45
カメラまかせでクオリティの高い4K映像を簡単に録画できる「FDR-AX45」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、カメラ内のレンズと映像センサーをまるごと動かす「空間光学手ブレ補正」により、動きながらの撮影でも強力に手ブレを抑えてくれます。
パナソニック|HC-WX2M
家族の日常風景やイベントの撮影に便利な機能が揃っているのが「HC-WX2M」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、明るく撮影ができる大型の4K映像センサーを搭載することで、薄暗い室内でも鮮明な映像で記録できます。
番外編|アクションカメラのおすすめ2選
最後に、番外編としてレジャーやアウトドアに最適なおすすめのアクションカメラを2点ご紹介します。
Insta360|Insta360 GO 2
通常のアクションカメラでは難しい個性的な映像が撮影できる「Insta360 GO 2」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、ハンズフリーで撮影ができるため、身につけたまま水中に潜る、散歩中の風景を自然に撮影できるなど、様々なシーンで活躍します。
GoPro|HERO9
高画質・高機能なアクションカメラとして、世界中で人気のモデルが「HERO9」。
このモデルの特徴は? | |
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さらに、10mまで耐える防水機能や4Kを超える解像度の動画撮影など、アクションカメラの中ではトップクラスの高性能モデルです。
安心して撮影したいならアクセサリーも一緒に揃えると便利!
長時間撮影することが多いビデオカメラで、一番怖いトラブルが電池切れによる録画の失敗。
特に、電池容量が少ないモデルであれば1.5時間ほどでバッテリーが切れてしまうため、予備のバッテリーも一緒に購入しておくと安心です。
◆予備バッテリー商品の見本(ソニー)
・NP-FV50A (スペアタイプ) 価格(税込):7,220円 |
・NP-FV70A (高容量タイプ) 価格(税込):11,880円 |
さらに、「手ブレ補正機能付きのビデオカメラでも映像がブレてしまう」という人は、「一脚」を使用すると大幅に映像のブレを激減できます。
◆おすすめの一脚をご紹介
ベルボン スタンド型一脚 Pole Pod EX
省スペースな一脚として、また安定性の高い三脚としても使用できる2Way一脚です。 価格:5,609円(税込) |
4. まとめ
この記事では、おすすめのビデオカメラをご紹介しましたが、気になる1台はありましたか?
最後に、おすすめのモデルと商品選びのポイントを振り返ってみましょう。
解像度 | フルHD | フルHD | フルHD | フルHD | 4K | 4K | 4K | 4K |
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商品画像 | ||||||||
メーカー | ソニー | JVC | パナソニック | JVC | JVC | パナソニック | ソニー | パナソニック |
商品名 | HDR-CX470 | GZ-F270 | HC-W590M | GZ-RX690 | GZ-RY980 | HC-VX992M | FDR-AX45 | HC-WX2M |
価格(税込) | 35,800円 | 65,000円 | 63,980円 | 84,800円 | 73,800円 | 85,000円 | 92,380円 | 149,800円 |
特徴 | 約215gの 超軽量ボディ |
落下しても安心の 耐衝撃ボディ |
光学50倍で 大きくズームできる |
丸洗いもできる 防水対応モデル |
アウトドアに ぴったりの4Kモデル |
撮影後でも簡単に 映像を補正できる |
動きの激しいシーンもキレイに撮影 | ワイプ映像が撮れる サブカメラが便利 |
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ぜひ、使いやすいビデオカメラを選んで、何気ない日常や一大イベントを高画質に残してくださいね。
▶もう一度おすすめモデルをチェックしたい方は、「おすすめのビデオカメラ8選」をご覧ください。