1つあるだけで、目立ってしまう顔のシミ。

「なんとかしてシミを消したい!」と思っても、どんな方法が効果的か分からず悩んでしまいますよね。

そこでこの記事では、カスタムライフ編集部が

について徹底的にリサーチ&分かりやすく解説。

正しい知識でしっかりシミを対策して、いつまでも若々しい印象のお肌をキープしてくださいね。

なおこの記事では、医学的知識に関して専門家に監修をしていただいています。
※化粧品などの商品掲載箇所は除く

この記事の監修医師
YAG BEAUTY CLINIC 梅田
Dual Clinic 心斎橋
米原 佑香
日本医師会認定産業医
埼玉医科大学医学部卒業。松下記念病院、大学附属病院で皮膚科の経験を積んだのち、 現在はYAG BEAUTY CLINIC 梅田、Dual Clinic 心斎橋で美容医療に従事。医療記事の監修も多数、行う。
他の監修記事はこちら

※価格はすべて税込みです。
※本記事の「美白」とは日焼けによるシミ・そばかすを防ぐこと、メーキャップ効果で肌を明るく見せることを指します。「透明感」とは、保湿により肌が潤うことを指します。

1.自分で消せるシミの種類とは?

そもそもシミにはいくつかの種類があり、

に、分けることができます。

まずは、以下を参考に自分のシミの種類がどれかをチェックしましょう。

セルフケアが有効なシミ

  • セルフケアが有効なシミ

上記の老人性色素斑、炎症性色素沈着、肝斑の3種類のシミは、セルフケアで改善が見込めます。

医師の詳しい解説を見る
それぞれのシミの特徴は?
米原医師のコメント

【老人性色素沈着】
もっとも一般的に見られる代表的なシミ。
紫外線による皮膚のダメージが主な原因で、長年日光に暴露されてきた顔面や腕、手の甲などにできます。
「老人性」と言っても高齢者のみに見られるわけではなく、早い人では20代で症状が現われることも


【脂漏性角化症】
老人性疣贅 ( ろうじんせいゆうぜい ) とも。
シミが少し盛り上がったように見えるものですが、わずかに厚みが増した程度~イボのように大きく 出っ張ったものまであります。
また、色も黒いもの、褐色のもの、少し赤くなったもの、肌色のものなど種々。
中でも色が黒く隆起の少ないものがシミの範疇に入ります。


【肝斑】
女性に多い、両頬に左右対称性に広がるシミ。
妊娠・出産をきっかけに現われることがあり、また、日光に当たると悪化するため夏になると色が濃くなる傾向に。
過労やストレス、ある種の薬剤(経口避妊薬、抗てんかん薬などの一部)も症状を悪くする要因です。

スキンケアや化粧品など、この記事でご紹介する簡単セルフケアをぜひ試してみてくださいね。
▷記事下部「自分でシミを消す方法3選」を見る

セルフケアでは消せないシミ

  • セルフケアでは消せないシミ

上記のそばかす、脂漏性角化症、花弁状色素斑の3つは、セルフケアでの改善が難しいシミ。

これらを綺麗に消すためには、美容医療によるアプローチが必要です。

米原医師のコメント

セルフケアでの改善が難しいシミは、美容皮膚科・美容形成外科などの医療機関で治療を受けられますよ。
▷詳しくは記事下部「美容医療でシミを消す方法」で解説しています。

このように、シミを確実に消すためにはシミの種類に応じた適切なケアが重要なんです

次の章からは、まずは自分でシミを消す方法をご紹介していきますよ。

2.自分でシミを消す方法3選

ここからは、

といった順番に、自分でシミを消す方法を3つご紹介していきます。

自宅で簡単に実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてシミをしっかり対策してくださいね。

2-1.正しいスキンケアでシミを消す

  • シミを改善するスキンケアのポイントは3つ

正しいスキンケアでお肌のターンオーバーを整えると、肌内部に溜まったシミの元「メラニン」の排出を促すことができます。

そこでまずは、毎日のスキンケア方法を見直してみましょう

シミを消すための正しいスキンケア

①丁寧な洗顔
たっぷりの泡で、優しく汚れを落とす。ゴシゴシ洗いは肌を傷つけ、ターンオーバーの乱れにつながるためNG!


②十分な保湿ケア
化粧水→美容液→乳液orクリームの順番でしっかり保湿する。お肌の乾燥も、ターンオーバーが乱れる原因になるので注意。


③1~2週に1度のピーリング
古い角質を落として、メラニンの排出をサポートする効果がある。ピーリング剤は塗って洗い流すタイプのものがおすすめ。

また、強い美白作用をもつ「ハイドロキノン」配合の化粧品もピンポイントのシミ対策として人気です。

米原医師のコメント

ただしハイドロキノンは人によっては刺激が強すぎる場合があるため、使用前は試供品などでパッチテストを行ってくださいね。

簡易パッチテストのやり方を見る

①二の腕の内側の数か所に化粧品を塗布する
②2~4日間ほど放置して様子を見る※
③結果を診断する
 ×赤みやかぶれがある
 ⇒肌に合わない成分が含まれている
 〇特に変化がない
 ⇒肌に合わない成分は含まれていない

※洗い流して使用する洗顔料などのアイテムは、塗布度1~2分で洗い流します。

編集部おすすめのハイドロキノン化粧品
※商品は、編集部独自の調査で選定したものです
QuSomeホワイト2.0(ビーグレン)

  • QuSomeホワイトクリーム2.0(ビーグレン)

◇価格:6,600円/15g

ハイドロキノン・ビタミンC誘導体配合のナイトクリーム。シミにピンポイントで密着し、しっかりケアします。

シミ消しにおすすめのクリームは、別記事でも紹介していますよ。

次に、内側からシミを消すケアができる食べ物や栄養素について見ていきましょう。

2-2.美白に効果的な食べ物でシミを対策

  • シミ,消す,方法

できてしまったシミを消すには、シミや美白にいい食べ物を意識して摂るのも効果的です。

米原医師のコメント

とくにビタミンA・C・Eが豊富に含まれる食べ物は、肌のターンオーバーを促してメラニンの排出をサポートしてくれますよ。

シミ対策に効果的な栄養素と食べ物

栄養素 豊富な食べ物
ビタミンA ・ニンジン
・小松菜
・ブロッコリー
など
ビタミンC ・レモン
・アセロラ
・パプリカ
・トマト
など
ビタミンE ・アーモンド
・ピーナッツ
・かぼちゃ
など

上記の食材を積極的に摂りながら、バランスの良い食生活を心がけましょう。

次からは、食生活とあわせてチェックしておきたい生活習慣についてご紹介していきます。

2-3.生活習慣を見直してシミを消す

  • シミ,消す,方法

できてしまったシミを消すためには、間違った生活習慣を改善することも大切です。

米原医師のコメント

とくに、
× 過度のストレス
× 慢性的な睡眠不足

はシミの原因になりやすいため、注意しましょう。

以下を参考に健康的な生活習慣を意識してみてくださいね。

シミ改善に効果的な生活習慣

◆おすすめのストレス解消法
・適度に運動をする
・好きな音楽を聴く
・ゆっくり湯船につかる


◆睡眠不足を解消する正しい習慣
・寝る前にスマホを見すぎない
・夜12時半までには寝る
・1日最低でも6時間は睡眠をとる

シミ対策については別記事も参考にしてみてくださいね。

また「もっと早く・綺麗にシミを消したい!」という方は、医薬品や皮膚科での治療を検討してみてもいいかもしれません。

次からは、医薬品や美容医療でシミを消す方法をご紹介していきますよ。

3.医薬品&美容医療でシミを消す方法

ここでは、自宅でのセルフケアとあわせて検討したい

といった、より効果の高いシミ対策をご紹介します。

セルフケアで改善しきれないシミを消したい時や、なるべく早くシミを消したい、という時に役立ててくださいね。

3-1.医薬品でシミを内側からケア

  • シミ,消す,方法

シミをより早く消したい場合は、美白成分配合の医薬品を取り入れるも効果的。

シミを治療する医薬品の有効成分は、以下の通りです。

◆医薬品の主な有効成分

塗り薬
・ハイドロキノン
・レチノイン酸
・ビタミンC誘導体
など

 
飲み薬
・L-システイン
・ビタミンC
・トラネキサム酸
など

 

これらの成分を配合した医薬品を手に入れる方法は、

  • 医療機関で処方してもらう
  • 薬局などで市販のものを購入する

の2通りがありますよ。

自分で購入する場合のおすすめ市販薬は、以下の通り。

編集部おすすめの市販のシミ対策医薬品
※商品は、編集部独自の調査で選定したものです
トランシーノ ホワイトCクリア(第一三共ヘルスケア)

  • トランシーノ ホワイトCクリア(第一三共ヘルスケア)

◇価格:1,760円/60錠

有効成分としてLシステインやビタミンCを配合。内側からのシミ対策に効果的です。(第3類医薬品) 

次に、美容医療でのシミ治療についてご紹介していきます。

3-2.美容医療でシミを消す方法

  • シミ,消す,方法

美容皮膚科や美容形成外科などの医療機関では、セルフケアで消せないシミもしっかり治療してもらえますよ。

また、なるべく早くシミを消したいという方にもおすすめ。

美容医療でのシミの治療方法には、以下のようなものがあります。

美容医療でのシミの治療方法

レーザー
シミ治療に特化したレーザーを当て、肌の治癒力で治す。
そばかすや肝斑なども治療できる。

費用:1回あたり約20,000円~(保険適用外)
 
ケミカル
ピーリング

肌表面の古い角質を除去する方法。
1回約30分で、早いと当日からメイク可能

費用:1回あたり約15,000円~(保険適用外)
 
イオン
導入

ビタミンCなどを肌に浸透させ、シミの改善を促す。
痛みやダウンタイムが少ないのも特徴。

費用:1回あたり約5,000円~(保険適用外)
 
注射・
点滴

注射や点滴でビタミンCを体内に取り込む。
くすみやニキビなどにも有効

費用:1回あたり約20,000円~(保険適用外)
 
※治療法・費用はカスタムライフ編集部調べです。病院によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
米原医師のコメント

シミの症状ごとの主な治療方法としては、
【老人性色素沈着】
・ルビーレーザー
・塗り薬に
【脂漏性角化症】
・液体窒素による冷凍凝固処置
・炭酸ガスレーザー

(ルビーレーザー治療や塗り薬による治療を行う場合も)
【肝斑】
・飲み薬や塗り薬

などが挙げられます。

この他にも、シミの種類によってさまざまな治療法がありますよ。

カウンセリングが無料でできる医療機関も多くあるので、気になることは事前に医師に相談してみてくださいね。

次からは、これ以上シミを増やさないための効果的なシミ予防&対策を見ていきましょう。

4.効果的なUVケアでシミを予防

せっかく消したシミも、UV(紫外線)ケアを怠ると復活してしまうことも。シミ予防のなかでも、UVケアは最も重要ですよ。

とくにUVケアの基本である日焼け止めは、うっかり日焼けを防ぐためにも以下の手順で丁寧に塗りましょう。

日焼け止めの正しい塗り方

  • 顔の隅々まで丁寧になじませ、フェイスラインや首回りも忘れずに塗りましょう。

また、日焼け止めは容器をよく振り十分な量を塗ってくださいね。 

米原医師のコメント

紫外線は季節や天候に関係なく降り注いでいるもの。
冬や曇りの日も日焼け止めを塗る
・日中は2~3時間おきに塗りなおす

※ 塗り直しには「スプレータイプの日焼け止め」がおすすめ
日傘・ストールも併用する
などを意識してみてくださいね。

 うっかり日焼けしてしまった場合の対策は別記事もチェックしてみてくださいね!

最後に、シミ消しに関する疑問をQ&A形式で解決していきます。

5.シミ消しの気になる疑問解消Q&A

ここからは、シミを消す方法についての気になる疑問をQ&A形式で解説していきます。

ぜひ参考にして、正しい知識でシミ対策を行ってくださいね。

Q1.はちみつや緑茶を塗るとシミが消えるって本当?

  • シミ,消す,方法

A.効果が実証されていないため、あまりおすすめできません。

自宅にあるアイテムで手軽にシミを消す方法として、

  • はちみつ洗顔
  • 緑茶パック
  • レモン汁を塗る
  • 米のとぎ汁でピーリング

といった情報を見たことがあるかもしれません。

米原医師のコメント

上記のような食材には、美白有効成分であるビタミンCなどが含まれているものの、お肌への安全性・効果は実証されていません

肌荒れを起こしてしまっては元も子もないため、こうした方法はなるべく避けるのがベターですよ。

Q2.メイクで綺麗にシミを隠す方法は?

A.以下を参考にベースメイクを行ってみてくださいね。

「メイクでシミがうまく隠せない!」という時は、以下のベースメイクを試してみてくださいね。

シミを隠すベースメイクの手順

細い筆を使ってコンシーラーをシミにのせる


スポンジでコンシーラーの輪郭をなじませる
  ※ 全体をぼかすとコンシーラーが消えるため注意!


チップを使ってフェイスパウダーをピンポイントに重ねる

また、使用するコンシーラー

  • UVカット効果がある
  • 美白成分を配合している

といった特徴のものなら、シミ対策&シミカバーを同時に叶えてくれますよ。

編集部おすすめのコンシーラー
※商品は、編集部独自の調査で選定したものです
オンメーキャップ スポッツコレクティング セラム(資生堂)

  • オンメーキャップ スポッツコレクティング セラム(資生堂)

◇価格:4,620円/4g

美白有効成分4MSKを配合したコンシーラー。美容液のような贅沢な処方で、しっかりシミをカバー&ケアできますよ。(医薬部外品)

ご紹介したメイク方法やアイテムも参考にして、理想の美肌を手に入れてくださいね。

6.まとめ

シミを消す方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

最後に、今回ご紹介した「効果的にシミを消す方法」をもう一度以下にまとめます。

◆自分でシミを消す方法
  • 正しいスキンケアでシミを消す
  • 美白に効果的な食べ物でシミを対策
  • 生活習慣を見直してシミを消す

もう一度詳しく見る


医薬品&美容医療でシミを消す方法

  • Lシステイン、ビタミンCなど有効成分配合の医薬品
  • 美容医療でのレーザー治療、ケミカルピーリングなど

もう一度詳しく見る

正しい方法でシミ対策を行って、透明感あふれる美肌を目指しましょう。

参考文献:
公益社団法人日本皮膚科学会
日本化粧品技術者会『日本化粧品技術者会(SCCJ)
日本化粧品技術者会/化粧品用語集
友利新監修『最新版 肌美人になるスキンケアの基本 悩み解消パーフェクトBOOK 素肌美人になる!』(学研パブリッシング)
吉木伸子『正しいエイジングケア事典』(高橋書店)
鈴木一成監修『化粧品成分用語事典2012』(中央書院)

※この記事は2021年9月の情報を基に作成しています。

他のシミの記事を見る