リネンって、なんとなく知ってるし今持っている服にも何枚かあったりする...。

そんな生活に身近な素材ですが、毛羽立ってチクチクする!洗濯すると縮んでしまうなど、お手入の仕方が何かと悩ましい素材ですよね。

今回は、リネンの特徴をきちんと理解した洗濯、お手入れの方法についてご説明します。

リネンのお手入れで悩んでいる方は特に参考にしてみてください。

1. 洗濯する前に知っておきたいリネンの特徴

リネンは天然素材の中でも特に実用性に優れている素材です。

吸水性・発散性は綿の4倍以上と言われています。

また、丈夫であり、水に濡れるとさらに強度が約60%ほど高くなるため、洗濯機で強めに洗っても強度は保障されます。

非常に実用性に富んでいるリネンですが、お手入れの際には幾つか気をつけるべき特徴がありますので、ここでご説明します。

1-1. シワになりやすい

植物素材を元に作られたリネンは特に変形からの回復が弱く、シワが自然回復しづらいです。

洗濯の際にもまれたり折り曲げられたりと変形し、変形した状態で時間を置いてしまうとシワになってしまいます。

1-2. 材質的に5%〜10%縮む

リネンは繊維の目が粗いためその分洗うと縮むことがあり、リネン100%であると5%〜10%縮むと言われています。

現在流通されているリネンは縮み防止の処理もされていますし、縮むことを想定して大きく作られていることも多いです。

購入する際は、店員さんにきちんと確認してみましょう。

1-3. 摩擦に弱く毛羽立ちや白けがきになる

リネンは繊維自体が丈夫という利点があるのですが、そのために繊維同士の隙間が大きくなり摩擦や折りまげることでシワができたり、毛羽立ちやすいという欠点があります。

1-4. 黄ばみや色移りが目立つ

白い布が黄ばむのは、落としきれなかった皮脂などの汚れが、空気によって酸化してしまうためです。

特に麻は織り目が粗いものが多いためその間に汚れや洗剤の残りかすが入り込み、酸化して黄ばむのです。

また、繊維が大きいため色物や柄物の色移りもありますので洗濯の際は、色物は分けて洗濯しましょう。

2. リネンを洗濯する時の手順

ここからは、リネンの特徴を活かし、長持ちさせる洗濯の仕方についてご説明します。

2-1. 中性洗剤で洗濯する

リネンの洗濯には、中性洗剤がおすすめです。

中性洗剤は、アルカリ性に比べ洗浄時、素材に影響が少なく色落ちや風合いを保ってくれるためです。

市販で売っているおしゃれ着洗いは中性洗剤でありおすすめです。

2-2. 水もしくは、ぬるま湯で洗濯する

温度の高い水で洗濯してしまうと繊維の縮みを誘発してしまうので、水かぬるま湯で洗いましょう。

30度以下の温度が好ましいです。

2-3. 脱水はしない / 軽く絞る

シワがつく一番の原因は脱水です。

水に浸けて、せっかくゆるくなった繊維を脱水によって「絞りジワ」をつけてしまうのです。

リネンは、速乾性が高いので脱水せずともしっかり乾かせますし、むしろ水の重さでシワを伸ばす「ぬれ干し」の方が効果的です。

2-4. 日陰で干す

リネンには、太陽に弱く生地が焼けやすい性質があるので、干すときは日陰か部屋干しにしましょう。

太陽に当てないと乾いた気がしないという方もいると思いますが、リネンは速乾性が優れていますので日陰で風に当てるだけでも十分乾かせます。

完全に乾くまで干しておくと、自然なリネンらしい、くたっとした風合いが出ますし、生乾きの状態の時にアイロンがけをすると、シャキッとしたシャツになります。

2-5. 霧吹きで濡らしながらアイロンがけをする

シワの部分に多めに霧吹きで水をかけアイロンをかけることでシワが伸びます。

お水をお湯に変えることで蒸気も加わり、さらにシワが伸びやすくなります。

ブラシがある場合は生地を傷めないようにしながら、水を生地に染み込ませるイメージでブラッシングします。

3. リネンが黄ばんでしまった時の対処法

リネンが黄ばんでしまった時は漂白剤を使いましょう。

・太陽などで焼けて全体的に黄ばみが広がっている場合は、液体漂白剤に浸け置きする
・汗ジミなどの部分的な黄ばみには、強力な粉末酸素系漂白剤で洗う

この2つの方法をおすすめします。

ただし、頻繁に漂白剤を使用することは生地を傷める原因になるので控えましょう。

4. まとめ

いかがでしたか。

リネンはお手入れが大変なように思えますが、ポイントさえ押さえてしまえば長く快適に着用することができます。

ぜひ、これからはリネン素材を積極的に取り入れてみてくださいね。 

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