肌寒くなり、アウターを羽織り始める秋冬の季節。
「秋冬に合うコートはどういうものがあるのだろう?」と悩みをお持ちではありませんか。
今回は、そんなコートについてお悩みの方のために、秋冬に合うコートをテーマに紹介をしていきたいと思います。
ビジネススーツに合う定番のコートから、カジュアルなスタイルにも合うコートを紹介していきますので、参考にしてくださいね。
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※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しています。 ※記事内の価格は記載がない限り全て税込み価格です。 ※本記事で紹介しているブランド/商品はPR商品を含みます。 |
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1. 秋冬向けのコートの種類と特徴一覧
「秋冬に合うコートはどのようなものがあるのだろう?」
「どのようなコートが自分の仕事場に適しているのだろう?」
と、男性であれば一度は悩んだことがあるのでないでしょうか。
このチャプターでは、そんな方のためにスーツの種類や特徴についてそれぞれ紹介していきます。
1-1. ステンカラーコート
ベージュや紺をメインにビジネスマンの必携アイテムとされるビジネスコート。
ステンカラーと呼ばれる後ろが立ち上がり、コンパクトで前にかけて落ちた襟、膝上までの長い丈、スタイリッシュに決まるシルエットが特徴のアイテムです。
また裏地がボタン式のものは、裏地を外すことで少し肌寒い春先に羽織れる「軽アウター」として活躍してくれる万能な存在です。
【季節】
秋・冬・春
【定番カラー】黒・紺・ベージュ
【用途】ビジネス・カジュアル
【ビジネスカラー】黒・紺・濃紺
1-2. チェスターフィールドコート
19世紀のイギリスが発祥とされ、正装用のコートのはじまりと言われる格式高く、フォーマルな場で重用されてきた歴史を持つチェスターコート。
すらっとしたシルエットに背広襟があり、襟はノッチドラペル、ボタンはフライフロント(比翼仕立て)と呼ばれる隠しボタン仕様、そしてやや長めの丈が特徴のアイテムです。
最近はカジュアルファッションでも人気が高いアイテムですが、ビジネスとカジュアルの兼用を希望であれば、クラシックなデザインを選ぶようにしましょう。
【季節】秋・冬
【定番カラー】黒・紺(濃紺)・チャコールグレー
【用途】ビジネス・カジュアル
【ビジネスカラー】黒・紺・濃紺・チャコールグレー
1-3. トレンチコート
もともと第一次世界大戦時にイギリス軍が雨風をしのぐために開発した軍用コートが起源のトレンチコート。
防水加工がされた生地で作られることが多いため雨風に強く、腰を紐で縛れるウエストベルトが特徴的で、通称「キング・オブ・コート」として知られる最も代表的なビジネスコートです。
シルエットはゆったりとした丈長のものが多く、スーツの上かサラリと羽織るだけでも十分に季節感を演出できるアイテムです。
【季節】秋・冬
【定番カラー】ベージュ・黒・紺
【用途】ビジネス・カジュアル
【ビジネスカラー】黒・紺
1-4. ダッフルコート
もともと漁師たちの防寒着として考案されたダッフルコート。
大きめのフード、オーバーシルエット、厚手のメルトンウール生地、魚釣りに使われる木製の浮きをモチーフにしたトグルボタンが特徴的なアイテムです。
【季節】冬
【定番カラー】黒・紺・キャメル
【用途】カジュアル
【ビジネスカラー】黒・紺(カジュアルな服装の職場の場合)
1-5. キルティングコート
防寒性、軽量性などの機能性とスタイリッシュさが合わさったアイテムとして人気のキルティングジャケット。
落ち着きがあり、爽やかな印象を与える人気アイテムとして、近年、ビジネスでもカジュアルでも着用する人が増えています。
注意点としては、着用時に重い印象を与えないためにもやや肉薄なものを選び、軽やかな印象のものを選ぶのがベターです。
【季節】秋・冬
【定番カラー】黒・紺・グレー
【用途】ビジネス・カジュアル
【ビジネスカラー】黒・紺・濃紺・グレー
1-6. Pコート
厚手のメルトンウール生地、腰までのやや短めの丈、がっしりとしたシルエットが特徴のPコート。
ボタンがシングルのものはカジュアルな印象を演出し、ボタンがダブルのものはかっちりとしたフォーマルな印象を与えます。
カジュアル用のアウターとしては定番の存在ですが、ビジネス向きではないため、仕事場への着用は控えておくのがベターです。
【季節】秋・冬
【定番カラー】黒・紺・チャコールグレー
【用途】カジュアル
【ビジネスカラー】黒(カジュアルな服装の職場の場合)
1-7. ダウンコート
軽くて暖かい、真冬に必須の防寒アウターとして人気のダウンコート。
通常のダウンジャケットとの違いは、丈の長さ。丈の長いものは総じて、ダウンコートと呼ばれています。フード付きのアイテムが多いため、真冬の時期に活躍する防寒アイテムです。
また近年では、UNIQLOに代表されるウルトラライトダウンやダウンベストなど、ダウン関連のアウターについては軽さ、暖かさ、動きやすさを求める需要が高まっている傾向が見られます。
【季節】冬
【定番カラー】黒・紺・茶・カーキ
【用途】カジュアル
【ビジネスカラー】黒(カジュアルな服装の職場の場合)
1-8. モッズコート
もともと、アメリカ陸軍が着用していたパーカー付きのコートをモチーフとして開発されたモッズコート。
名称自体は、1960年代のロンドンの若者「モッズ」たちのユニフォーム的なファッションとされたところから正式に「モッズコート」として知られるようになったアイテムで、ロング丈、襟に縫い付けられた大きめのフード、やや野暮ったくみえるシルエットが特徴です。
【季節】冬
【定番カラー】黒・紺・カーキ
【用途】ビジネス・カジュアル
【ビジネスカラー】黒・紺
2. ビジネスマンにおすすめの国産スーツブランド3選
ここでは、秋冬のスーツスタイルを楽しみたい方のために、コートと合わせておすすめのスーツブランドをご紹介します。
- 中間流通を極力省き、高品質でコスパの高い製品を提供している
- 機能性に優れた生地や高級生地を豊富に取り扱っている
- 店舗が多い、またはネットで便利に注文ができる
という基準より、オーダー専門店中心にピックアップしましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
◆ Quality Order SHITATE[PR]
“すべての人に、オーダーメイドスーツを。”をコンセプトに青山商事が展開する「Quality Order SHITATE(クオリティオーダー シタテ)」。
1着31,900円~とお手頃な価格ながら、
- 選べる生地は200種類以上
⇒ベーシックなものから個性的なものまで高品質な生地をご用意 - 56種類2スタイルの豊富なサイズ展開
⇒専任スタイリストによる採寸を行い、56種類2スタイルから最適なものをご提案 - 納期最短2週間
⇒納期は最短14日~16日 ※ご注文時期、店舗によって異なります
など、高いクオリティを備えた、自分だけの魅力的なスーツを仕立てることができます。
※オーダーコートの取り扱いはございません。
Quality Order SHITATEのスーツオーダーは、
洋服の青山のうち、サービスに対応した店舗で利用できます。
誰もが一度は訪れたことのあるスーツ店ならではの気さくな雰囲気の中でオーダーできるので、初心者の方でも安心です。
Quality Order SHITATEのスーツづくりは、クオリティだけでなくスピード感も魅力です。
初めての方でも、
- 生地を選ぶ
- 専任スタイリストによる採寸
- ゲージ(完成品の基本となるサンプルスーツ)試着
- カスタマイズ(ボタンや裏地などオプションの選択)
の4ステップがわずか40分で完了。
また、一度採寸したデータはカルテのように保管されるため、2回目以降であれば採寸の手間を省き、ネットから手軽に注文できる「スマートオーダー」を利用できるようになります。
すぐに2着目がほしい方や忙しくて採寸の時間が取れない方は要チェックのサービスです。
▶おしゃれで機能性に優れたオーダースーツ店3選
ここではおしゃれで機能性に優れた特徴を持つオーダースーツ店をご紹介します。
「人とは一味違うスーツがほしい」という方におすすめです。
FABRIC TOKYO
ネットでオーダースーツ・シャツを1着から作れるビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」。
機能性生地を多く取り扱っており、「防シワ加工」「ウォッシャブル」などのケアの手間が少ないスーツは、忙しい毎日を支えてくれるおすすめの商品です。
また、ITを駆使したスマートオーダーシステムにより、一度店舗で採寸すれば、あとはオンラインだけで自分にぴったりの1着を注文することができます。
冬はステンカラーコートやチェスターコートなど、豊富なデザインのビジネスコートが購入できます。
【ブランド名】FABRIC TOKYO
【価格】39,800円(税込)~
【タイプ】イージーオーダー
【納期】約4週間~
【総店舗数】18店舗
【関東エリア】
東京、神奈川、埼玉、千葉
【中部エリア】
愛知
【近畿エリア】
大阪、京都、兵庫
【アフターサービス】
・無料版サポートサービス
…納品から50日間は無料でサイズお直し可能。作り直しは1回まで可能。
こちらの記事では、FABRIC TOKYOのオーダースーツについて詳しく解説しています。
こちらの記事では、FABRIC TOKYOのセットアップについて詳しく解説しています。
麻布テーラー
全国各地に数多くの店舗を展開している人気店「麻布テーラー」。
生地・オプションともにバリエーションが豊富なため、初心者から上級者まで好みに合った1着が手に入ります。
また、シルエットやデザインの異なる3つのパターンを用意しているため、自分の体型や着用シーンに応じたものを選べることも魅力です。
【ブランド名】麻布テーラー
【価格】44,000円(税込)~
【タイプ】パターンオーダー
※Azabu Tailor Crestのみフルオーダー可能
【納期】約4週間~
【店舗一覧】はこちら
HANABISHI
国内各地に自社工場を持ち、熟練の職人たちによる「国産」にこだわりを持つ「HANABISHI」。
フィッターによるきめ細かいヒアリングをもとに、オーダー初心者でも自分の体型に合うスーツを安心して作れるお店です。
完成後もサイズのチェックをしっかり行うので、「この部分をさらに絞りたい」といった細かい部分も納得いくまで調整できますよ。
【ブランド名】HANABISHI
【価格】42,900円(税込)~
【タイプ】イージーオーダー
【納期】約3週間~
【店舗一覧】はこちら
こちらの記事では、編集部おすすめのオーダースーツ店で実際にスーツを作り、本音の評価をしています。ぜひご覧くださいね。
3. スーツに合わせるコート・購入前に確認すべき点
スーツに合うコートの紹介の次は、実際にコートを買う前に確認すべき点について解説をしていきます。
スーツを選ぶ時のようにコートを選ぶ時には確認すべきポイントがありますので、それぞれ押さえていきましょう。
3-1. コートを選ぶ時はスーツの上から試着を
秋冬のコートを選ぶ時に忘れてはいけないのが、試着時の服装です。
あくまでもコートはスーツの上に羽織るものですので、コートを選ぶ時はスーツの上から試着をすること、理想で言えば、
・自分が普段着ているスーツを着用し、店舗で試着をすること
ができればばっちりです。
もちろん、コートの試着時には店舗スタッフの方がサンプルのスーツを取り出してくださると思いますが、いつもご自身が着用されているサイズ感のスーツと全く同じものとは断定できないため、
普段のスーツ姿に合うサイズを見つけるためにも、できる限り普段着用のスーツの上からの試着をおすすめします。
3-2. スーツの肩を覆うサイズのものを選ぶ
(写真のものはOK)
スーツを選ぶ時と同じようにコートでも「ご自身の肩に合うサイズのコート選び」が必要です。
「スーツの上に着るので、少しサイズが大きくてもいいかな...」と思いがちですが、スーツと同様に「オーバーサイズ = ビシッと決まらないだらしない印象」を与えてしまう可能性がありますので、
試着の際にはスーツの肩に合い、スーツの肩を綺麗に覆うサイズのものを選ぶようにしてください。
3-3. 袖丈はスーツの袖丈が隠れるものを選ぶ
(写真のものはOK)
コートの試着時には必ず「袖丈がスーツの袖丈よりも長いか」を確認するようにしましょう。
袖丈がスーツの袖丈よりも長いとだらしない印象となり、短すぎるとみっともない印象となりますので、ご自身の袖の長さに合い、大きすぎず、短すぎないジャストサイズを選ぶようにしましょう。
3-4. スーツよりも長い着丈を選ぶ
(写真のものはOK)
袖丈の長さの次に確認したいのが「中に着ているスーツよりも長い着丈のコート」をきちんと選べているかどうか。
スーツを羽織り、コートを試着した後は必ず全身鏡で「コートの丈がスーツの丈よりも長いかどうか」を見るようにしてください。
スーツの丈よりも短いサイズのコートを選んでしまうと不恰好なスタイルになりますので、絶対に避けるように注意しましょう。
3-5. 職場に合うコートを選ぶ
そもそもですが、職場の服装によって適切なコートの種類は変わってきます。
そのため、「1. スーツに合うコートの種類と特徴一覧」でご紹介をした内容と踏まえ、「自分の職場ではどのアウターが適切なのだろう?」を見極めた上で、コートを購入するようにしましょう。
4. シーン別・おすすめコートについて
10月を過ぎると、いよいよ寒くなりコートが必要になる季節。
就職活動、ビジネス、プライベートに分けて、シーンごとに適切なコートを紹介していきます。
シーンに合うコートを選び、失礼のない装いを心掛けることも社会人のマナーのひとつですので、それぞれ押さていきましょう。
4-1. 就職活動
就職活動時に気をつけたいコート選び。
色は黒や紺、グレーなど落ち着いた色を選ぶようにしましょう。
「1. 秋冬向けのコートの種類と特徴一覧」で紹介をしたステンカラーコートを選び、面接・試験会場へ向かうのが無難です。
面接時などではコートを脱いでいると思いますが、あくまでも「社会人となる人として相応しい服装」を心掛けるようにしましょう。
4-2. 仕事
出勤時や取引先との外出時に気をつけたい職場でのコート選び。
業界や職場によって服装のルールが異なりますが、会社員の方であれば「1. 秋冬向けのコートの種類と特徴一覧」で紹介をしたステンカラーコート、トレンチコート、キルティングコートを選んでおけば問題ないでしょう。
職場の服装へのルールは会社や部署によって変わりますので、「服装のボーダーライン」の確認をお忘れなく。
4-3. プライベート
プライベートでは、「1. 秋冬向けのコートの種類と特徴一覧」で紹介をしたコートであればどのコートを選んでも問題ないでしょう。
最近のトレンドでは、プライベートでも仕事でも着用ができるとのことで「モッズコート」、クラシックなスタイルを楽しむ人が増えたことで「チェスターフィールドコート」が人気のようです。
5. まとめ
以上、スーツに合わせるコートへの悩みは解消しましたでしょうか。
一言にコートと言っても、素材や色の違いで与える印象も変わってきますので、コートを初めて買う方はまずは定番のコートを、
すでに何着かコートを持っている方は今まで持っていないコートを、という具合に選ぶようにすれば冬のスーツスタイルも楽しくなるでしょう。
「秋冬のビジネススーツスタイルは、羽織るコートで決まる」と言われるほど、スーツに合わせるコートは重要なアイテムですので、コートの種類を押さえ、ご自身に合う1着選びを楽しんでくださいね。
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