「今の仕事で出世したい」
「起業して、成功したい」
「好きな事をして稼げるようになりたい」
ビジネスの成功と言っても、人それぞれ持ってるイメージは違うと思います。
しかし、どういった成功であれ、そのイメージを現実にしている成功者たちには、何か成功する秘密があるのでしょうか?
今回は、そんな疑問に答えるために、出世して成功している人たちが20代のうちからやっている15の習慣をご紹介します。
なぜ、20代でやっておかなければならないのかも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
1. 20代の過ごし方で人生は大きく変わる
ビジネスの成功者と言われいる人たちは、「人生を左右する重要な出会いや出来事」を20代で経験しているそうです。
30代、40代と年を重ねれば、自然に「成功」が現れると、20代のうちは思ってしまいますが、むしろ逆で、人生の転換点は年と共に減っていくでしょう。
まるで人生のなかで、「点」のように感じる20代の出来事も、今後の人生を歩んでいくうちに「線」として、あなたの未来に繋がっていきます。
つまり、20代の「今」をどう生きるかが重要なのです。
しかし、厄介なことに「人生を左右する重要な出会いや出来事」は、脳にビビっとくるような刺激的なものとは限りません。
日常の何気ない1コマに潜んでいることが多いのです。
そんな重要になる日常の1コマを経験できるようには、普段からより良い行動を心掛けておく必要があります。
「2. ビジネスの成功者が20代からやっている15の習慣」を参考に、重要な20代の10年間を大切に過ごしてくださいね。
2. ビジネスの成功者が20代からやっている15の習慣
20代が重要なことが分かっても、具体的に何をして良いのか分からない方は多いと思います。
そこで、今回は、編集部が調べていくうちに分かった、多くの成功者に共通していた習慣を15個ご紹介します。
成功者から学べることは多くあると思いますので、ぜひ参考にしてください。
・勝てる土俵で戦う
成功者の多くが、20代の内から自分が成し遂げたい「目標」を明確に定めています。
ここでいう目標とは、なんとなく「お金持ちになれたらいいなぁ」といった漠然としたものではいけません。
人生が有限であることをきちんと意識して、
「いつまでに、この分野で、このように成功する」
と具体的に勝てる土俵で戦うイメージをすることが大切です。
具体的な「目標」があるからこそ、今、自分がするべきことが見えてくること彼らを知っています。
もちろん、目標に突き進んでいく過程で「目指すべきところが違った!」と気づくこともあるでしょう。
そんな時は、本当にやりたいことを見つけ直して、すぐに再出発すればいいだけです。
成功を遂げている人は、そうやって「早くスタートし、早く失敗する」を繰り返して、自分が進むべき道に突き進んでいるのです。
若いうちに、「早く目標を見つけ、早くスタートする」習慣を身につけることが大切です。
・パスタにフォークを疑う
大きな成功を収めている人たちは、「今まで無かった何か」を生み出してきました。
もしくは、今まであったものを画期的な方法で、より良いものに進化させたり、誰も思いつかなかった方法で、大きなお金を動かしています。
つまり、常識を打ち破るところから、ビジネスチャンスを生み出しているのです。
成功を手にしている人は、常識を捨てて、ほかの人とは違うことをしてみたり、みんなが当たり前にやっている行動に疑問を持つ習慣をつけています。
ビジネスチャンスは、誰も見ていない未知の世界に眠っていることを知っているからです。
・真似することをためらわない
「世に名を馳せた芸術家」や「巨万の富を築いた企業家」、彼ら成功者は真似することをためらいません。
多くの成功者達の人生を鑑みた時、それが「成功するための答え」であることを知っているからです。
もちろん、ただ「真似」をするだけではいけません。
「猿真似」という言葉がある通り、そのままでは「凡人」のレールから外れることはできないでしょう。
世界的に有名な画家パブロ・ピカソは「凡人は模倣し、天才は盗む」という言葉を残しています。
それはつまり、人の真似をしながら「自身で思考する」大切さを説いているのです。
足したり、引いたり、時には組み合わせたりして、「新しいスタイル」を築き上げていけば、それはもうあなたのオリジナルです。
「成功のためには、ゼロから想像しなければならない」
この思考を捨てる習慣を、20代からつけるようにしてください。
・目の前のことに熱中する
成功者は、自分が成功するイメージを持ちながらも、あくまで「今」を生きています。
「過去」に縛られず、「未来」を待つのでもなく、軸足は常に「今」に置いています。 それは、「今」の行動の積み重ねこそが、「未来」を作ることを知っているからです。
そのため、目の前にある課題に対して、常に全力で取り組みます。
真剣に取り組んだ結果にこそ価値があり、こうして小さな成功体験や失敗体験を繰り返して、大きな目標を達成できる力を蓄えていくのです。
自分が成し遂げたい目標という大きな絵を描きながら、現在の課題に熱中して取り組む習慣も、成功者には必須の習慣です。
・選択すべき時に選択する
人生の選択において、絶対的に正しい答えは存在しません。
どの選択肢にも良い面と、悪い面があり、どちらを選ぶのが最良なのかは難しい問題です。
しかし、選択すべき最良の瞬間というのは存在します。
難しい選択肢になればなるほど、私たちは選択をしないことで、解決した気になってしまいがちです。
しかし、20代でしなかった選択は、けっきょく先延ばしにしているだけで、30代、40代になって重くのしかかってきます。
大きな目的を達成している成功者たちは、その選択する瞬間を先延ばしにすることはありません。
選択すべき時に、たとえ間違っているとしても、どちらかを選ぶことが大切なのです。
・価値観を大切にする
成功者の多くは、価値感の「フレーム(枠組み)」を持っています。
このご時世、あらゆる場所であらゆる情報が飛び交っています。
そんな中で、自身の経験や学びによって得られる価値観の「フレーム」を作り、情報を取捨選択することが大切です。
どれが正しい情報か、自分に必要なものなのか、なんとなく聞き流してるだけでは分かりません。
自分の価値観を大切にし、日々流れてくる情報をうまく整理することで、成功に必要な情報が明確に見えてくるのです。
・友人は選ぶ
一見、冷たい言葉に聞こえますが、友人を選ぶことは大切です。
「自分の回りにいる5人の友人の平均が、自分という人間の価値観や能力」という考え方があります。
20代を「どんな友人と付き合い、どんな環境で過ごすか」によって、あなたの人生は大きく変わってくるでしょう。
向上心のある仲間と付き合えば、仲間たちに影響されて、自分も前向きな気持ちになれます。
成功している人の多くは、周りの人間も優秀なことが多いです。
飲み会で、愚痴を言い合っているのも楽しいですが、早くからお互いを高め合える仲間を見つけることも大切です。
・本をたくさん読む
成功している人ほど勉強することをやめません。
自信の好奇心に押され、絶えず新しい知識を取り入れて自分のものにしていきます。
しかし、ここでいう勉強は、学校で習うような知識を得るための勉強のことではありません。
「学ぶ」ということです。
・本をたくさん読む
・成功者の話を聞く
など、その方法は様々ですが、ただ知識を得るのではなく、しっかりと理解し勉強し続けることが大切です。
自己研鑽を欠かさず、自己投資となるような勉強をやり続けることが、未来の成功につながります。
・頼み上手になる
「一代で莫大な財を成した起業家」や「人の何倍もの成果を上げるビジネスマン」、彼らは成果を最大化するために、周囲をどんどん巻き込んでいきます。
言い換えれば「頼み事の達人」とも言えます。
当たり前すぎて、普段意識することは少ないですが、人生はまぎれもなく有限です。
1度きりの人生で、自分1人の力だけで成し遂げられることは限られているのです。
成功者は、この当たり前の事実を強く意識して生きています。
そのため、「自分がやるべきこと」と「人に任せること」をうまく線引きします。
そして、効果が最大化するよう、上手に人に頼み事をします。
なんでも自分1人で抱え込もうとせず、有限の資源から効果を最大化することを考える習慣も大切になってくるのです。
・体を鍛える
大きな成功を手にする人は、自分を律することができる人です。
体を鍛えることは、地味な作業の継続です。
自分のために、自分で決めたルールとは言え、ずっと続けることができる人は、そう多くないはずです。
しかし、成功者の多くは自分を律する術を身に着けています。
・お金を使うために働かない
「お金持ちほどケチ」
そんな格言が存在するほど、成功者はお金の流れに厳しいです。
自身の収支管理に厳しく、タクシーではなく電車通勤をして、お金を節約する人もいるほどです。
それは、なぜなのか?
成功者とは、お金を使うために、お金を稼いでいるわけではないからです。
また、お金がなければ、やりたい仕事をできないという場合もあります。
いくら使った分からないぐらい豪遊する、そんな武勇伝を聞くこともありますが、それは成功者達の本当の「生きがい」ではありません。
お金は稼ぐもの。
そのお金に対するマインドの違いが、大切なのです。
・お金は借りてでも使う
「不安」というものは、どんなことにもつきものです。
例えば、学生時代の恋愛事情を思い返してみてください。
意中の相手に告白する場面。
「成功」か「失敗」か、いずれかの「答え」が待ち受けていることは、どうしようもない事実です。
どちらに転ぶか「不安」になってしまうのは当然のことでしょう。
しかし、「成功」をつかむためには、「失敗」するリスクを負う必要があります。
人生とは「選択」というサイクルで成り立ち、そこに潜むリスクを考えること自体は、決して間違いではありません。
しかし、やりたいことや儲け話があるならば、お金を借りてでも使うリスクは必要です。
若いうちはリカバリーも簡単なので、「失敗」を恐れずに挑戦する習慣を身につけましょう。
・やるかやらないか
「失敗しない人生はない」と言う格言がありますが、人によってその受け取り方が違います。
多くの人は「できる限り失敗しないような人生設計」をします。
「失敗をしない」ための1番の方法は、「できないこと」をやらないことです。
リスクを最小限に抑えて、人生を成功に近づけていく。そんな暮らしも1つの正解でしょう。
しかし、本物の成功者にはなれません。「チャンス」は掴むためには、「できる、できない」ではなく、「やるか、やらないか」で考えましょう。
できないと思っていたこと中にこそ「成功へのチャンス」があるのです。
・目標を公言する
日本では、「不言実行」を美徳とする文化がありますが、成功者の多くは目標を公言します。
これは、ただ目立ちたいからではありません。 目標を公言することで、自分が発言したことと整合性を取ろうと行動するようになることを知っているからです。
簡単に言うと、自分にプレッシャーをかけて、より力を発揮しようとするのです。 また、自分の中で目標が整理できていなければ、人に目標を伝えることはできません。
つまり、目標を公言することは、自分の目標を明確にすることにもつながるのです。
さいごに、目標を公言することで、その目標達成に力を貸してくれる仲間が集まりやすくなります。
成功者は、周囲も巻き込んで、自分1人では成し遂げられないような大きな結果を出していくのです。
・知らない場所に行く
自分が知らない国へ旅行するのに、不安が先立つ人と楽しみで仕方がないという人がいます。
成功している人ほど「学ぶ」ことに貪欲なことは先程説明しましたが、成功者は「体験」からこそ最も多くのことを学べることを知っています。
それは初めて経験することであればなおさらです。
そのため、成功者は新しいことに挑戦することをためらいません。
もちろん、不安や恐怖がないわけではありませんが、それよりもその「経験」を通して得られることに重きを置いているのです。
不安や恐怖があるということは、そこに自分が知らない世界があるという証拠です。
多くの有名な起業家が、最初から順風満帆な人生を送ってきたわけではありません。
20代で人よりも多くの失敗をし、そこから得た経験や出会いを糧に、成功を築いていったのです。
3. まとめ
今回は、ビジネスの成功者が20代から実践している習慣を15個紹介しました。
どれも大切な考え方なので、すべてをまとめることはできませんが、
・目的を持って行動する
・素早い判断をする
・何事もためらわない
ことが重要です。
すべてのビジネスでの成功者に共通しているわけではありませんが、多くの成功者が実践していることは事実です。
どれか1つでも良いので、今日から習慣づければ、きっと成功を掴むきっかけになってくれると思います。