ニキビ・ブツブツ・カサつきなど、なかなか治らない肌荒れに悩んでいませんか?
実は、こういった肌荒れは「ストレス」が原因の場合もあるんです。
そこで今回の記事では、
など、ストレスが原因で起こる肌荒れの解消のポイントを解説します。
ぜひ参考にして、メイク映えする美肌を手に入れてくださいね。
なお本記事は、「医学的知識」に関して専門家に監修協力を頂いております。
2019年5月より水道橋ひふ科クリニック院長に就任。
◆クリニック公式サイト:https://suido-hihu.com
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※この記事は2024年9月時点の情報を基に執筆しています。
※本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。気になる症状がある場合、まずは医療機関に相談しましょう。
※価格はすべて税込です。
1.ストレスと肌荒れの関係
ニキビや赤みといった肌荒れには、さまざまな原因があります。
なかでもとくに見落としやすいのが「ストレス」。
ストレスと聞くと精神的なものをイメージしがちですが、実は気温の変化などもストレスの一つなんです。
ストレスを与える要因の例
①外的ストレス
⇒自然や社会環境によるストレス
・気温の変化
・騒音や有害物質
・人間関係
・引っ越しなどによる環境の変化
②内的ストレス
⇒身体の不調や感情によるストレス
・疲労の蓄積
・睡眠不足
・緊張や不安
ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れ、肌のターンオーバー※も乱れがちに。
※肌の生まれ変わりサイクルのこと
すると肌を外部刺激から守るバリア機能が低下し、荒れやすい状態になってしまうんです。
では、こういった肌荒れはどう対策すれば良いのでしょうか?次から詳しく解説していきます。
2.ストレスによる肌荒れの対策方法
ストレスが原因で起こるニキビなどの肌荒れは、生活習慣の見直しが改善への近道。
ここでは、自宅でできる4つの対策をご紹介します。
2-1.良質な睡眠で肌荒れをケア
2-2.毎日の入浴で肌荒れをケア
2-3.バランスの良い食事で肌荒れをケア
2-4.簡単な運動で肌荒れをケア
どれも簡単なものばかりなので、ぜひ実践してみてくださいね。
2-1.良質な睡眠で肌荒れをケア
睡眠不足はストレスを蓄積させ、肌荒れが悪化する原因に。
仕事や育児で忙しい女性だからこそ、
- 就寝の1~2時間前に入浴を済ませる
- 就寝前はコーヒーやお酒を控える
- ベッドに入ったらスマホは触らない
★15時以降はノンカフェインの飲料がおすすめ
などを意識して良質な睡眠を取ることが大切です。
なかなか寝付けない方は、アロマスプレーなどリラックスできるようなアイテムを使うのも良いですね。
たとえ睡眠時間が短くても、質を上げることで肌荒れをケアしていきましょう。
2-2.毎日の入浴で肌荒れをケア
ストレスが原因の肌荒れケアには、毎日の入浴で自律神経を整えることも効果的です。
肌荒れを予防する入浴のポイントは以下の通り。
〇 シャワーではなく湯船につかる
…冷え解消&リラックス効果
〇 ぬるめのお湯で半身浴をする
…38℃~39℃で15分ほどが◎
また、肌の乾燥を予防するため、入浴後は高保湿なローションや乳液を塗るのがおすすめです。
▷詳しくは別記事「乾燥で肌荒れが起きる原因は?」で解説
2-3.バランスの良い食事で肌荒れをケア
食生活の乱れは肌荒れの大きな原因になります。
そのため、以下のような栄養素をバランスよく摂って、肌荒れを予防&改善していきましょう。
◆肌荒れ対策におすすめの栄養素
栄養素 | おすすめ食品 |
カルシウム | ・牛乳 ・チーズ など |
マグネシウム | ・あさり ・わかめ など |
タンパク質 | ・豚ロース肉 ・豆腐 など |
ビタミンC | ・ブロッコリー ・トマト など |
ビタミンB群 | ・納豆 ・ひじき など |
鉄 | ・豚レバー ・小松菜 など |
亜鉛 | ・牡蠣 ・切り干し大根 など |
とはいえ気にしすぎはストレスの原因になるので、
- 丼やパスタではなく野菜の多い定食を選ぶ
- 朝食はできるだけ抜かないようにする
など、できる範囲から食生活を変えてみることが大切ですよ。
2-4.簡単な運動で肌荒れをケア
ストレスによる肌荒れ対策には、ウォーキングなどの軽い運動も効果的です。
身体を動かして、溜まったストレスを解消していきましょう。
運動はスポーツに限らず、
- 気晴らしを兼ねて1駅分歩いてみる
- 親しい友人と旅行に行く
など、好きなことを楽しく行えればOKです。
また肌荒れ対策のためには、こういった生活習慣の見直しと併せてスキンケアにも気を使いたいところ。
次から詳しく解説します。
3.ストレスによる肌荒れの正しいスキンケア
ストレスが原因で荒れてしまった肌はとてもデリケートな状態です。
ニキビ・カサつきなどを悪化させないよう、以下の手順で優しいスキンケアを行ってくださいね。
正しいスキンケアの手順
①クレンジング
…30~40秒で流す。ミルク・クリームタイプが◎
②洗顔
…たっぷりの泡で洗い、35℃前後のぬるま湯ですすぐ
③化粧水&乳液
…手で軽くあたため、適量を2回に分けて優しくなじませる
④美容液&クリーム
…③同様に優しくなじませる。目元・口元には重ね付け
また、使う化粧品は高保湿なアイテムがおすすめ。
次の章でご紹介する化粧品やサプリも参考にして、自分にぴったりのアイテムを見つけてみてくださいね。
4.ストレスによる肌荒れにおすすめのアイテム3選
ここからは、ストレスによる肌荒れ対策に役立つ、
- 化粧水
- フェイスマスク
- サプリメント
といった3つのアイテムをご紹介します。
※商品の選定は編集部独自の調査による
①おすすめの化粧水:
ディセンシア ローション(ディセンシア)
敏感肌さんにも人気の化粧水、「ディセンシア ローション」。
- 高保湿成分「セラミドナノスフィア」配合
- 独自のハイドロキープ処方を採用
といった特徴で、外部刺激に負けないうるおい肌に整えます。
【商品名】ディセンシア ローション
【ブランド名】ディセンシア
【価格・内容量】
・5,720円/125mL(本体)
・5,390円/125mL(リフィル)
【買える場所】公式通販のみ
水、BG、グリセリン、ジグリセリン、セラミドNG、ダマスクバラ花エキス、コウキエキス、ルイボスエキス、クチナシエキス、アルギン酸硫酸Na、ニオイテンジクアオイ水、ローズマリー葉エキス、ローズ水、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、フィトステロールズ、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、PEG-8、PPG-24グリセレス-24、PEG-32、PEG-6、ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン、エチルヘキシルグリセリン、カルボマー、キサンタンガム、水酸化K、オレイン酸ポリグリセリル-2、セタノール、フェノキシエタノール
②おすすめのフェイスパック:
リズムコンセントレートマスク(アユーラ)
※現在販売終了しております。
アユーラの「リズムコンセントレートマスク」は、
- 肌を潤して荒れにくい状態に整える
※エクトイン、2種類のヒアルロン酸など - 高密着シートが肌にピタッと密着
など、効果&使い心地にこだわったフェイスマスク。
乾燥や紫外線によるダメージをケアして、荒れにくい健やかな肌に整えます。
【商品名】リズムコンセントレートマスク
【ブランド名】AYURA(アユーラ)
【価格・内容量】
・1,320円/1枚入 ※通販限定
・6,600円/6枚入
【買える場所】公式通販、直営店など(店舗一覧)
水、BG、グリセリン、メチルグルセス-20、ベタイン、エタノール、ジメチコン、クダモノトケイソウ果実エキス、コウヤマキ枝/葉エキス、エクトイン、アセチルヒアルロン酸Na、ビルベリー葉エキス、ペンチレングリコール、トリエチルヘキサノイン、シア脂、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ラウリン酸ポリグリセリル-10、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸べへネス-25)クロスポリマー、水添レシチン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl、ヒドロキシエチルセルロース、トコフェロール、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、水酸化K、ヒアルロン酸Na、キサンタンガム、ペンテト酸5Na、ポリクオタニウム-61、チューベロース多糖体、フェノキシエタノール、香料
③おすすめのサプリメント:
ストレスケア(ファンケル)※機能性表示食品
こちらは、FANCL(ファンケル)のサプリメント「ストレスケア」。
- 1日1粒で手軽にストレスケアが叶う
- ストレス対策に期待できるGABA※を配合
※γ-アミノ酪酸
などの特徴が、ストレスによる肌荒れ予防にぴったりのアイテムです。
※妊娠・授乳中の方は服用できません。
【商品名】ストレスケア ※機能性表示食品
【ブランド名】FANCL(ファンケル)
【価格・内容量】
・1,944円/1袋(約30日分)
・5,246円/3袋(約90日分)
【買える場所】公式通販、直営店など(店舗一覧)
ギャバ(γ‐アミノ酪酸)、セルロース、ビタミンB6、ステアリン酸カルシウム、シェラック、葉酸、ビタミンB12
気になるアイテムはありましたか?
ストレスによる肌荒れのケアは継続が大切なので、無理なく毎日続けられるアイテムを選んでくださいね。
◆ニキビ・肌荒れが改善しない時は?
生活習慣やスキンケアを見直してもニキビ・肌荒れが改善しない場合には、皮膚科で診察を受けるのがおすすめ。
・赤みやヒリつきが酷い
・何カ月も肌荒れが治らない
・ニキビを何度も繰り返してしまう
肌荒れが長引くとそれだけでストレスになってしまうので、無理せずに病院を頼ってくださいね。
5.まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
最後にもう一度、ストレスによる肌荒れの対策方法をおさらいしておきましょう。
①良質な睡眠
…就寝前はスマホを触らない、アロマスプレーを使うのも◎
②毎日の入浴
…きちんと湯船につかる、ぬるめのお湯で半身浴をする
③バランスの良い食事
…カルシウム、マグネシウム、ビタミンCなどを積極的に摂る
④簡単な運動
…ウォーキングのほか、1駅分歩いたり気晴らし程度でもOK
それぞれの対策をもう一度詳しく見たい方は、以下のリンクから戻ってチェックできますよ。
現代女性は仕事や育児などでストレスが溜まりがちです。
肌のケアと同様にストレスもしっかりケアして、いくつになっても綺麗な肌を叶えてくださいね。
肌荒れが起きる疾患には、ニキビ・アトピー性皮膚炎・湿疹・かぶれ・脂漏性皮膚炎などあらゆるものがあります。
これらの疾患によるストレスがお肌に影響を与えることは多いです。肌荒れが長引く場合は皮膚科で治るものも多いので、なるべく早く受診しましょう。