肌の日焼け対策はしっかりできていても、見落としがちになってしまうのが、唇の日焼け対策

紫外線を浴びた唇に、ヒリつきや赤みなどの異変を感じたら、それは唇が日焼けしたサインかもしれません。

この記事では、

  • 唇の日焼けの症状とは
  • 唇の日焼けのアフターケア法
  • 唇の日焼けの予防法

をカスタムライフ編集部が徹底調査し、詳しく解説します。

「唇を日焼けしたかも…」というときに、慌てず適切なケアができるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

※この記事は2020年5月時点での情報を基に作成しています。

1.こんな症状は唇の日焼け

  • 唇,日焼け

「唇がいつもより荒れている」
「触っていないのに唇がヒリヒリする」

などの異変を感じたら、それは唇が日焼けしたサインかもしれません。

 唇が日焼けすると、おもに次のような症状が現れます。

唇の日焼けのおもな症状
  • ヒリヒリ痛む
  • 普段より乾燥してカサつく
  • 皮がむける
  • 腫れる
  • 水ぶくれができる

 また、日焼けのダメージが蓄積されて、シミや黒ずみなどの色素沈着を起こすこともあります。
▷唇のシミにお悩みの方は、別記事「唇のシミを消す方法」もぜひ、ご覧ください。

唇,日焼け
実は日焼けしやすい唇

唇は、肌と違って粘膜でできており、

  • うるおいを守る「皮脂膜」を作ることができない
  • 皮膚が極めて薄い

といった特徴により、紫外線による影響を受けやすくなっています

では、唇に日焼けの症状が出た場合の正しい対処法について、次の章では、実際に唇の日焼けを経験した方の体験談もあわせて解説していきます。

2.唇の日焼けのアフターケア

  • 唇,日焼け

唇を日焼けしてしまったら、次のような手順で対処を行いましょう。

唇の日焼けのアフターケア

STEP1:唇のクールダウン
…唇を冷やして炎症を抑える

STEP2:唇の保湿
…唇のうるおいを保ち、回復しやすい状態に整える

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

STEP1:唇のクールダウン

  • 唇,日焼け

唇に、

  • ヒリつき
  • 腫れ
  • 赤み

といった症状がある場合、紫外線で唇が炎症を起こしている状態です。

そのため、まずは火照りが治まるまで冷やし、炎症を抑えることが大切です。

次のような方法で唇のクールダウンを行いましょう。

唇のクールダウン法

冷水で冷やしたタオル、または保冷剤をくるんだタオルなどを唇に優しく当て、火照りが治まるまで冷やす


注意点
…保冷剤や氷を唇に直接当てない

唇を刺激しないように、優しく冷やすのがポイントです。

熱がこもった感覚がなくなったら、次は保湿をしましょう。

STEP2:唇の保湿

  • 唇,日焼け

唇の火照りが治まったら、次はうるおいを守ることで、ターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)を正常化できるように整えましょう。

日焼け後の唇の保湿法

抗炎症成分が配合された「薬用(医薬部外品)」「第3類医薬品」のリップ、または 「白色ワセリン」を優しく塗る

抗炎症成分の例を見る
  • アラントイン…荒れの修復を促す
  • グリチルレチン酸…唇の炎症を抑える
  • ビタミンE…皮膚の新陳代謝を促す
  • ビタミンB群(ビタミンB6、パンテノール)…皮膚・粘膜の健康維持

また、うるおいを守るためには、唇に刺激を与えないことも大切です。

  • 乾いた唇をなめない
  • 唇の皮をむやみにはがさない
  • 落ちにくい口紅は使用しない

など、なるべくダメージを与えないように注意してくださいね。

唇,日焼け
症状が治まらないときは皮膚科へ

クールダウンや保湿をしても日焼けの症状が治まらない場合や、さらに悪化してしまったという場合は、無理にセルフケアを続けず、 早めに皮膚科を受診しましょう。

ではここで、実際に唇の日焼けを経験した方の体験談をご紹介します。

唇,日焼け 唇の日焼けの体験談

唇,日焼け
唇も日焼けするとたいへんだと感じました
症状:ヒリつき、赤み、乾燥、皮むけ

夏フェスで1日中、外にいた日の帰宅後、唇全体がヒリヒリしてちょっと赤くなっていました。
ワセリンを塗ってケアしたところ、ヒリヒリ感は落ち着いたのですが、その後は乾燥して皮がむけました。保湿を続けると、1週間ほどで皮むけも治りました。
唇も日焼けするとたいへんだと感じ、それ以降は、必ずUVカットのリップなどをこまめに塗って気をつけています。(40代前半/乾燥肌/サービス業)

唇,日焼け
空気が触れるのも痛かったので、病院に…
症状:赤み、水ぶくれ

スポーツをしており、真夏に長時間外にいることが多く、唇がピリピリすると思っていたら急に症状が悪化しました。
火照りがすごく、冷やしたりもしましたが、真っ赤になって水ぶくれができました。空気が触れるのも痛かったので、病院に行きました。
一時は治まっても再発しやすくなってしまい、完全に治るまでには5年ほどかかりました。(20代後半/混合肌/主婦)

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唇,日焼け
1週間ほど、ガサガサに毛羽立ったような状態でした
症状:乾燥、皮むけ

口元のUV対策は油断していました。唇のUV対策を何もせず、真夏に外出をくり返していたところ、唇がガサガサになり、皮が細かくむけて毛羽立ったような状態になりました。
リップクリームをこまめにぬり、日差しが強い日はマスクをつけて日光からカバーしたところ、少しずつよくなり、1週間ほど経つと元の状態に戻りました。(40代後半/乾燥肌/自営業)

唇,日焼け
ワセリンをこまめにたっぷり塗って保護しました
症状:ヒリつき、皮むけ

炎天下で畑仕事を行った後、唇の皮が突然ペロンとめくれて出血し、ヒリヒリと痛みました。
ワセリンをこまめにたっぷり塗って保護したところ、段々とよくなっていきました。ヒリヒリしやすい状態は2週間ほど続き、1ヶ月くらいで元通りになりました。(20代後半/脂性肌/事務)

唇,日焼け
唇の日焼けは、けっこう痛みがありました
症状:ヒリつき、腫れ

唇の日焼けはたいして気にしていませんでしたが、実際に日焼けを体験すると、けっこう痛みがありました
夏にキャンプ場でバーベキューを行った日の晩、唇が熱をもったようになり、ヒリヒリ痛み、赤く腫れました。こまめに保湿をして、2日後には腫れと痛みは治まっていました。(40代前半/乾燥肌/販売員)

体験談では、実際に唇を日焼けするまで、唇のUV対策はあまり意識してこなかったという方がほとんどでした。

また、症状の度合いなどによって、完治までの期間には個人差があり、数日で治まることもあれば、年単位でケアが必要になったというケースも見られました。

もし唇を日焼けしてしまったら、早めに適切なケアを行い、今後は日焼けをくり返さないように対策しましょう。

3.唇の日焼けを防ぐには

  • 唇,日焼け

「顔やからだのUV対策はしていても、唇までは対策できていなかった」

という方も、今後は唇の日焼け対策を意識してみてくださいね。

とはいっても、なにか特別な対策が必要なわけではなく、肌のUV対策と同じように、

  • 帽子や日傘を使用する
  • UVカット効果があるリップアイテムをつける

といった方法でしっかり防ぐことができますよ。

紫外線は一年中、降り注いでいるため、季節や天候に関わらずなるべく毎日ケアできるように習慣化しましょう。

唇,日焼け
通常の日焼け止めを唇に使うのはNG

唇は肌よりも皮膚が薄く、刺激を受けやすい部位なので、肌用の日焼け止めを使うと負担が大きく、トラブルのもとになってしまいます。

そのため、UVカット効果があるリップクリームなど、唇専用のアイテムを使いましょう。

ではここで、毎日のUVケアに役立つ、編集部おすすめのリップアイテムを2点ご紹介します。

◆唇のUVケアにおすすめのアイテム
※掲載する商品は、編集部独自の調査で選定したものです

左:メルティクリームリップ
…3種のセラミドなど高保湿な成分を豊富に配合したUVカットリップ。

【ブランド】メンソレータム
【価格】352
円(税抜)~/2.4g ※編集部調べ
【UVカット指数】SPF25/PA+++
【買える場所】各種通販、ドラッグストアなど

全成分を表示する

スクワラン、ワセリン、パラフィン、ミネラルオイル、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、マイクロクリスタリンワックス、シア脂、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、セラミド3、セラミド2、セラミド6II、ハチミツ、アボカド油、マカデミアナッツ油、オリーブ果実油、ホホバ種子油、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、DPG、(VP/エイコセン)コポリマー、オレイン酸ポリグリセリル-4、コレステロール、アルガニアスピノサ核油、酢酸トコフェロール、合成ワックス、酸化鉄、水、水添レシチン、ダイズステロール、トリイソステアリン酸イソプロピルチタン、BG、ローヤルゼリーエキス


右:リップコンシャス プロテクター
…薄付きのコーラルカラーが唇に血色感を与える、紫外線吸収剤フリーのUVリップ下地。

【ブランド】THREE(スリー)
【価格】2,800円(税抜)/4g
【UVカット指数】SPF35/PA+++
【買える場所】公式通販、直営店など(店舗一覧

全成分を表示する

ステアロイルオキシステアリン酸オクチルドデシル、トリエチルヘキサノイン、ポリブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、マイクロクリスタリンワックス、合成ワックス、ジイソステアリン酸グリセリル、ポリエチレン、マイカ、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、セルロース、酸化亜鉛、アルガニアスピノサ核油、シア脂、チャ種子油、ホホバ種子油、ミツロウ、カニナバラ果実油、月見草油、キャンデリラロウ、シリカ、ラウロイルリシン、ステアリン酸、トコフェロール、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ハイドロゲンジメチコン、トリエトキシカプリリルシラン、+/-:酸化チタン、水酸化Al、硫酸Ba、酸化鉄、赤202、青1

UVカット効果を持続させるため、唇の乾きを感じたときや、飲食後などには塗り直しをしてくださいね。

4.まとめ

唇の日焼けについて、症状やアフターケア、予防法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

最後にもう一度、ポイントをまとめます。

唇の日焼けのポイント

◆おもな症状
・ヒリヒリ痛む
・普段より乾燥してカサつく
・皮がむける
・腫れる
・水ぶくれができる


◆アフターケアの手順

STEP1:唇のクールダウン
冷水で冷やしたタオル、または保冷剤をくるんだタオルなどを唇に優しく当て、 火照りが治まるまで冷やす

STEP2:唇の保湿
抗炎症成分が配合された「薬用(医薬部外品)」「第3類医薬品」のリップ、または 「白色ワセリン」を優しく塗る


◆予防法

  • 帽子や日傘を使用する
  • UVカット効果があるリップアイテムをつける

唇の日焼けの正しい対処法予防法を知り、症状の悪化や再発を防ぎましょう

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