キャリアアップで外資系企業へ転職するために、転職エージェントを利用しようと思っても、
「外資系転職に役立つ転職エージェントはどこ?」
「そもそも、転職エージェントを使うべきなの?」
など、疑問に思うことはありませんか?
そこで、今回は、
- 外資系求人に強いおすすめの転職エージェント
- 外資系転職で転職エージェントを利用するべき理由
- 「外資系企業は給料が高いっていうのは本当ですか?」などのQ&A
について、ご紹介したいと思います。
この記事を読めば、あなたをキャリアアップに導いてくれる転職エージェントがきっと見つかるので、ぜひ参考にしてくださいね。
先に、外資系求人に強い転職エージェントを知りたい方は「3. 外資系求人に強いおすすめ転職エージェント5選」をご覧ください。
(※この記事は、2017年9月時点での情報を参考にしています。)
Outline
1. 外資系転職に転職エージェントは欠かせない
外資系転職でキャリアアップを実現するためには、「転職エージェント」の利用が欠かせません。
なぜなら、転職エージェントを利用することで、
・優良な外資系求人に応募できる
・企業情報を入手して面接対策ができる
からです。
それでは、外資系転職で転職エージェントを利用するメリットとその理由をわかりやすく解説していきます。
「転職エージェントおすすめランキング|転職成功者100人の評判比較」
1-1. 外資系求人は転職エージェントに集中している
外資系企業の求人は、転職エージェントに集中しています。
というのも、外資系企業は、長期的な人材育成システムがないため、業務に必要なスキルをすでに身につけている即戦力を求めているのです。
また、外資系企業の人事部は、日本企業と比べると人員が少ないため、採用活動に割ける時間に限りがあります。
そこで、多くの外資系企業は、
- 書類選考を代行してくれるので採用を効率化できる
- 求職者のスキルを見極めてくれるので即戦力を確保できる
という強みがある転職エージェントに求人を依頼するのです。
そのため、外資系企業への転職を目指す方は、まず転職エージェントに登録することをおすすめします。
1-2. 外資系転職には入念な面接対策が必要
外資系の転職は、面接対策で勝負が決まります。
というのも、外資系企業の社風は多様で、求職者のと自社の社風との相性を重視するため、面接での印象が採用の決め手となるのです。
また、外資系企業は、採用の決定権が「上司になる人」にあるため、上司が欲しいと思った人材は、人事部が反対しても採用される可能性が高くなります。
つまり、外資系企業の面接では、
- 社風に合った人材像
- 上司が求める人材像
を知っていることが重要です。
しかし、そういった企業の内部情報を自分で手に入れ、面接の対策を立てるのは難しいことです。
そのため、転職エージェントを利用して、詳細な企業情報を手に入れ、面接対策をすることが、外資系転職には効果的なのです。
2. 外資系転職成功者から学ぶ転職エージェントの選び方
この章では、外資系転職成功者のアンケートを基に、おすすめの転職エージェント選びのポイントを解説します。
2-1. 外資系転職の専門性が高い転職エージェントを選ぶ
◆転職に成功した方の体験談
当たり前のことですが、外資系転職の成功には、まず外資系求人に強い転職エージェントを選ぶことが大切です。
外資系求人に強い転職エージェントとは、
- 外資系転職専門の部署がある大手総合転職エージェント
- 日本に拠点を持つ外国の転職エージェント
の2つのことで、どちらも外資系求人の保有数が多く、外資系転職の専門性が高いことが特徴です。
上記口コミにあるように、外資系転職の成功のポイントは、企業情報の確保と面接対策にあります。
そのため、外資系求人の保有数や外資系企業とのネットワークの有無を確認して、外資系転職の専門性が高い転職エージェントを選びましょう。
2-2. 複数の転職エージェントに登録して絞り込む
◆転職に成功した方の体験談
アンケートの結果から、外資系転職に成功した方は、スキルの高いアドバイザーを見つけていることがわかりました。
なぜなら、転職エージェントとは、専任のアドバイザーが転職をサポートするサービスであるため、アドバイザーのスキルが転職の結果を左右するからです。
アドバイザーのスキルとは、
- 希望や強みを引き出し最適な求人を紹介する「マッチング力」
- 転職の課題や悩みを解決し内定へ導く「サポート力」
のことで、より良い転職を実現するためには欠かせません。
しかし、アドバイザーには「あたり、はずれ」があり、最初からスキルの高いアドバイザーに出会えるとは限りません。
そのため、転職エージェントを選ぶ際には、
- ① 複数の転職エージェントに登録する
- ② スキルの高いアドバイザーのいる転職エージェントを絞り込む
というステップを踏んで、確実にあなたの力になってくれる転職エージェントを探すことをおすすめします。
・ヒアリング力がある
・外資系転職市場に詳しい
⇒調べればすぐにわかるような情報しか知らないアドバイザーはNG
・企業の内部情報に通じている
⇒社風や企業の内部情報を教えてくれないアドバイザーはNG
3. 外資系求人に強いおすすめ転職エージェントBEST5
この章では、選び方に沿った外資系転職のに強いおすすめの転職エージェントを、
- 外資系求人の保有数
- 外資系転職へのサポート力
を軸に紹介します。
外資系転職での転職エージェント選びの参考にしてくださいね。
1位:リクルートエージェント
株式会社リクルートが運営する国内最大手の総合転職エージェント「リクルートエージェント」。
その特徴は、以下の2点です。
- 業界最大級の外資系求人数
- 外資系転職専門のキャリアアドバイザー
リクルートエージェントの一番の強みは、圧倒的な求人数で、外資系・日系グローバル企業の求人数は国内トップクラスを誇ります。
経験豊富な外資系転職専門のキャリアアドバイザーが多数在籍しており、外資系転職に不可欠な企業情報や外資系転職ノウハウをしっかりと手に入れられます。
求人の紹介が多い半面、サポートがやや機械的であるとの声も聞かれますが、求人数やサポート体制の充実度を考えると、是非登録しておきたい転職エージェントです。
◆実際に利用した方の口コミ
【エージェント名】リクルートエージェント
【運営会社】株式会社リクルート
2位:JACリクルートメント
ロンドン発祥の日系転職エージェント「JACリクルートメント」。
その特徴は、以下の2点です。
- グローバル人材求人に強い
- 外資系転職に専門特化したキャリアアドバイザー
30代以上のマネジメントクラスや業界スペシャリストなどのハイクラス案件に強みを持ち、独自のグローバルネットワークを活かした外資系・海外勤務案件も多く取り扱います。
大手の転職エージェントでは珍しく、アドバイザーが企業の担当も兼任する「両面型」を採っているため、外資系企業の文化や風土、事業戦略など、その企業についての深い情報を得ることができます。
また、高い専門性を持つアドバイザーによるきめの細かいサポートに定評があり、キャリアプランに沿った求人の紹介や模擬面接など、丁寧な転職支援を受けられます。
◆実際に利用した方の口コミ
【エージェント名】JACリクルートメント
【運営会社】株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
3位:ロバート・ウォルターズ
バイリンガル・スペシャリストと、企業のグローバル人材の転職支援に特化した転職エージェント「ロバート・ウォルターズ」。
その特徴は、以下の2点です。
- 世界有数のグローバル企業からベンチャーまで幅広い求人
- チーム体制による転職サポート
各分野に精通したスペシャリストチームを設置し、複数のアドバイザーがマッチングをサポートすることで、求職者はより多くの求人を紹介してもらうことができます。
スペシャリストに特化した人材紹介会社を目指し、「サービスの質」を重視しているため、ハイクラス求人を探している方におすすめです。
◆実際に利用した方の口コミ
【エージェント名】ロバート・ウォルターズ
【運営会社】ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
4位:ヘイズ・ジャパン
グローバルな人材サービスを提供する、スペシャリスト求人に特化した転職エージェント「ヘイズ・ジャパン」。
その特徴は、以下の2点です。
- 各専門分野に精通した経験豊富なキャリアアドバイザー
- 世界33カ国に渡るグローバル・ネットワーク
経理・財務、金融、ITなど、13の専門分野があり、それぞれの分野ごとに経験豊富なプロのキャリアアドバイザーが在籍し、キャリアアップを支援してくれます。
ヨーロッパを中心に、アジアから南米まで、世界33カ国、238の拠点でビジネスを展開している、独自のグローバル・ネットワークを活かした求人が魅力です。
◆実際に利用した方の口コミ
【エージェント名】ヘイズ・ジャパン
【運営会社】ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社
5位:エンワールド
アジア太平洋地域7カ国を拠点にした、スペシャリスト求人に特化した転職エージェント「エンワールド」。
その特徴は、以下の2点です。
- 業界と職種のそれぞれに特化したコンサルタント・チーム
- 市場情報を共有したグローバルなキャリア開発
エンワールドでは、希望するキャリアアップを実現するために、専門性の高いコンサルタント・チームを複数組み合わせることで、求職者にとってベストな求人の紹介を行います。
また、エンワールドのグローバル・ネットワークは、お互いに情報を共有し、求職者のグローバルなキャリア開発を支援しているため、海外勤務を視野にいれて転職活動を行いたい方には、エンワールドをおすすめします。
◆実際に利用した方の口コミ
【エージェント名】エンワールド
【運営会社】エンワールド・ジャパン株式会社
4. 外資系転職に良くある疑問Q&A
いざ外資系企業への転職を考えた時に、
「外資系企業に転職したら、本当にキャリアアップできるの?」
「給料アップを目指すのなら、やはり外資系がいいのかな?」
など、疑問に思うこともありますよね。
そこでこの章では、外資系転職に関するよくある3つの疑問にお答えします。
Q1. 外資系企業では若くても管理職になれますか?
A. 外資系企業では、実力次第で若くても管理職になれます。
外資系企業では、若くして管理職になれることがよくあります。
外資系企業は実力主義が徹底しているため、出世して責任ある地位に就けるかどうかは「年齢」ではなく「実力」次第なのです。
しかし、注意が必要なのは、「専門職」としての採用された場合には、何年も同じ地位に留め置かれることがあるということです。
つまり、外資系企業では、採用時に、求職者のスキルによって、どこまで出世させるかをだいたい決めているのです。
そのため、転職前に、企業の人事担当者や転職エージェントのキャリアアドバイザーに、転職後のキャリアパスをしっかり確認することをおすすめします。
Q2. 外資系企業は給料が高いというのは本当ですか?
A. 成果報酬なので、結果を出せばその分多くもらえます。
外資系企業の給与体系は、仕事での成果がそのままボーナスに反映される「成果主義」です。
成果次第では、固定給の何倍もあるボーナスを手にすることも可能です。
しかし、その反面、成果を出せない人材には厳しく、低い人事評価をつけられるため、ボーナスは期待できません。
そのため、安定した賃金体系を望む方は、外資系企業への転職には慎重になることをおすすめします。
Q3. 外資系企業では上下関係がないのですか?
A. いいえ、日本企業以上に上下関係は厳しいです。
外資系企業の経営は、トップダウン方式で行われるため、職責に基づく上下関係が、日本企業よりも厳格です。
そのため、社員がフラットな立場で上司に意見を言うことはできません。
また、上司が強い人事権を持っているため、外資系企業でうまくやれるかどうかは、実は、上司との関係がうまくいくかにかかっているのです。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後に、今回の記事をまとめると、
- 外資系転職には転職エージェントの持つ企業情報が不可欠である
- 外資系転職の専門性が高い転職エージェントを利用する
ということになります。
ぜひ転職エージェント選びの参考にして、自分の希望に適ったキャリアアップを実現してくださいね。