自宅でいつでも挽き立てのコーヒーを楽しめる『コーヒーミル』

ただ、いざ買おうと思っても「どうやって選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。

そこで今回は、バリスタが厳選したおすすめのコーヒーミルをご紹介!

選び方のポイントやおいしいコーヒーの淹れ方についても紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

監修の柳隆晴さん
この記事の監修者
バリスタ・カフェライター
柳隆晴
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JBA(日本バリスタ協会)認定バリスタ。製菓・カフェ・調理の専門学校「レコールバンタン」のバリスタ科に在籍後、都内のカフェにバリスタとして勤務する。ラテアートなどのコーヒー関連のワークショップ開催、イベントへのケータリングなどを通して、コーヒーの楽しさを広める活動を行っている。

※この記事は2024年7月時点での情報を基に作成しています。

1. コーヒーミルなら香りが段違い!

  • 温かいコーヒーとコーヒー豆

『コーヒーミル』はコーヒー豆を挽く器具のことで、自宅にいながら本格的なコーヒーを楽しむことができます。

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柳さん

コーヒーの魅力である芳醇な香りは『鮮度』が命

コーヒー豆は挽いた直後から劣化が始まるため、その都度、豆を挽くのが理想です。

コーヒーミルを使えば、インスタントでは味わえないフレッシュで香り高いコーヒーを満喫できます。

コーヒーにこだわりたい方なら、1台は持っておきたいアイテムですね。

では次からは、どのようにコーヒーミルは選べば良いのか見て行きましょう。

2. コーヒーミルの選び方

コーヒーミル選びで大切なのが、次の2つのポイント。

コーヒーミル選びのポイント

① タイプで選ぶ
② カッターの種類で選ぶ

それぞれ詳しくご説明していきます。

2-1. タイプで選ぶ

  • 豆が入ったコーヒーミル

コーヒーミルには、手で豆を挽く手動式と、自動で挽ける電動式の2種類があります。

手動式 電動式
手動式コーヒーミルhttps://www.amazon.co.jp 電動式コーヒーミルhttps://barista.delonghi.co.jp
豆を挽く音や香りを楽しみたい方におすすめ! 一度にたくさん挽きたい方におすすめ!
小型タイプで収納が楽
アウトドアでも大活躍
 短時間で仕上がる
挽き加減が常に均一
× 時間がかかる
× 一度に挽ける量が少なめ
× 大きいモデルが多い
× 騒音が気になる場合も

それぞれの特徴に合わせて、お好きなタイプを選びましょう。

例えば…

「夫婦でおうちカフェを楽しむなら手動」
「たくさんお客さんを招くときは電動」

というように、シーンで使い分けるのも◎!

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刃の性能にも異なりますが、手動式は男性でも結構力が必要になる場合もあるので注意!

高性能なモデルのなかには、挽く時の力が少なくて済むよう設計されているタイプもあります。

2-2. カッターの種類で選ぶ

  • コーヒーミルのカッター

コーヒーミルは、カッターの違いによって価格帯や粉の均一さが変わってきます。

  コニカル
カッター
フラット
カッター
プロペラ
構造 コニカルカッターの仕組み フラットカッターの仕組み プロペラカッターの仕組み
特徴 本物志向の方におすすめ コストと品質のバランス◎ 低価格だが雑味が出やすい
価格 高め ふつう 低め
粒の
均一性
仕組み
詳しく見る

固定された歯と回転する円錐状の歯の間で豆を粉砕する

詳しく見る

向かい合った1対の平面の歯の間で豆を粉砕する

詳しく見る

プロペラ状の歯を回転させて豆を粉砕する

画像出典:メリタ公式サイト

コーヒー豆は、挽いた粒が均一でないと味に雑味やムラが出てしまうことも。

そのため、できるだけ豆を均一に挽ける「コニカルカッター」「フラットカッター」を搭載したコーヒーミルがおすすめです。

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もし可能なら、購入前に自分で挽いて確認してみると良いでしょう。

また、力加減の調節がいらない電動式は均一さを保ちやすいですよ。

 

▼コーヒーミルの選び方まとめ

タイプをチェック!
…手でじっくり手動式?自動でたっぷり電動式?
 カッターの種類をチェック!
…均一に挽けるコニカル・フラットがおすすめ

という2つのポイントで、自分にぴったりのコーヒーミルを選んでみてくださいね。

では、次からは専門家が厳選したおすすめのコーヒーミルを紹介します!

\バリスタが選ぶ/
3. コーヒーミルのおすすめ8選

ここからは、バリスタの柳さんが厳選するおすすめのコーヒーミルをご紹介します。

コーヒーミルのおすすめ8選

挽いてる時間も楽しい!
① 手動式コーヒーミルのおすすめ4選

短時間で均一に!
② 電動式コーヒーミルのおすすめ4選

気になるものからチェックしてみてくださいね。
※商品価格は公式サイト・各種通販サイトを参考にしています。

挽いてる時間も楽しい!
3-1. 手動式コーヒーミルのおすすめ4選

まずは、挽くときの音や香りをじっくり楽しめる手動式のコーヒーミルをご紹介します。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

おすすめ手動式コーヒーミル①
◆ コーヒーグラインダー(コマンダンテ)

こんな方におすすめ!

✔︎ とにかくコーヒーの味を追求したい方に

コマンダンテの「コーヒーグラインダー」は、最高級の品質を誇るコーヒーミルです。

  • 特許取得の独自カッター搭載
  • 挽き加減の調節も簡単なダイヤル方式

といった点がポイント。

特に、独自設計のカッター(ニトロブレード)が均一&正確に豆を挽くため、えぐみの原因となる微粉がほとんど出ないのが特徴です。

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柳さん

手動式ミルでは世界最高峰。その代わり高額で、製造数も限られているため手に入りにくいという面も。

ただ、コーヒーへのこだわりが強い方はぜひ持っておきたい1品と言えるでしょう。

コマンダンテ「コーヒーグラインダー」

【価格】39,600円(税込)
【公式サイト】コマンダンテ
【サイズ(直径×高さ)】6.1 × 15.2 cm
【重さ】1.12kg
【カッター】コニカルカッター

おすすめ手動式コーヒーミル②
◆ GrinderGC(ROK)

こんな方におすすめ!

✔︎ 少ない力でも挽ける手動ミルが欲しい方に

ROKの「GrinderGC」は、イギリス発の高性能な手動式コーヒーミルです。

  • ハンドルが大きく、縦に回すので疲れにくい
  • 細挽きから粗挽きまで均一に正確に挽ける

といった特徴があります。

特に軽い力で回せるハンドルがポイントで、手動式ミルのデメリットである手の疲れを防ぐことができます。

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先に紹介したコマンダンテに引けを取らない高性能なモデルです。

本体が大きいため持ち運びには適しませんが、デザインもかっこいいのでインテリアとしても映えますよ。

ROK「GrinderGC」

【価格】32,800円(税込)
【公式サイト】ROK
【サイズ(幅 × 奥行き × 高さ)】17.3 × 21.0 × 28.0 cm
【重さ】1.68kg
【カッター】コニカルカッター

おすすめ手動式コーヒーミル③
◆ コーヒーミル2(ポーレックス)

こんな方におすすめ!

✔︎ 低コストでも高性能なモデルが欲しい方に

ポーレックスの「コーヒーミル2」は、コンパクトなデザインが特徴のコーヒーミルです。

  • 37ミクロン単位で粒度を調節可能
  • 分解&洗浄OKで清潔さを保ちやすい

といった特徴があります。

また、従来より約1.3倍の豆を挽けるほか、日本製ならではの滑らかなハンドルの回転が持ち味です。

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刃がセラミックなので水洗いができ、お手入れが簡単。

粉も細かく効率的に挽くことができ、1万円以下のモデルとしては機能性が高いコーヒーミルといえます。

ポーレックス「コーヒーミル2」

【価格】7,590円(税込)
【公式サイト】ジャパンポーレックス
【サイズ(直径 × 高さ)】4.9 × 19.2 cm
【重さ】270g
【カッター】コニカルカッター

おすすめ手動式コーヒーミル④
◆ スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー(ハリオ)

こんな方におすすめ!

✔︎ 手動&電動の2WAYモデルを探している方に

ハリオの「スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー」は、手動と電動が使える2WAYタイプのコーヒーミルです。

  • 浅煎りの硬い豆もOKなパワフルなモーター搭載
  • コンパクトでキャンプの時も荷物にならない

といった点が特徴。

操作もON/OFFのみと、直感的に使うことができるのもポイントです。

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豆を挽く時間をゆっくり楽しみたいなら「手動」で、手軽にパパッと飲みたいなら「電動」で。

1台あるだけでシーンに合わせた使い方ができるのがうれしいですね。

ハリオ「スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー」

【価格】15,400円(税込)
【公式サイト】ハリオ
【サイズ(幅 × 奥行き × 高さ)】5.9 × 53.0 × 33.2 cm
【重さ】約1.1kg
【カッター】フラットカッター

ここまで、手でハンドルを回して豆を挽く『手動式』のコーヒーミルをご紹介しました。

次からは、自動で挽ける『電動式』を見てみましょう!

短時間で均一に挽ける!
3-2. 電動式コーヒーミルのおすすめ4選

次に、ボタン1つで簡単に豆を挽ける電動コーヒーミルのおすすめ商品を紹介します。

それでは、1つずつみていきましょう。

おすすめ電動式コーヒーミル①
◆ コーン式コーヒーグラインダー KG366J(デロンギ)

こんな方におすすめ!

✔︎ 電動式コーヒーミルの入門編が欲しい方に

デロンギの「コーン式コーヒーグラインダーKG366J」は、比較的リーズナブルで入門編にぴったりな電動式コーヒーミルです。

  • 好きな挽き具合を16段階で選べる
  • 杯数ダイヤルで挽きたい量を自動で調節

と、低コストながら機能が豊富な1台。

また低速度で豆を砕くため、摩擦熱が発生しにくく豆の劣化を抑えることもできます。

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16段階で挽き具合を調整できるので、エスプレッソやドリップといった色々な飲み方に対応しています。

価格も比較的お手頃なので、初めての電動ミルとしてもおすすめですよ。

デロンギ「コーン式コーヒーグラインダーKG366J」

【価格】19,800円(税込)
【公式サイト】デロンギ
【サイズ幅 × 奥行き × 高さ】13.5 × 19.5 × 29.0 cm
【重さ】1.6kg
【カッター】コニカルカッター
【消費電力】130W

おすすめ電動式コーヒーミル②
◆ SVART Nymalt(wilfa)

こんな方におすすめ!

✔︎ デザインにもこだわりたい方に

wilfaの「SVART Nymalt」は、ノルウェー発祥のブランドが展開するコーヒーミルです。

  • オーバーヒートを防止する自動タイマー搭載
  • 簡単に分解できて中の掃除もしやすい

といった点が特徴。

17段階で挽き具合を選べるので、コーヒーのこだわりが強い方にもおすすめです。

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北欧のノルウェー発祥ということで、スタイリッシュなデザインがとてもおしゃれな1台。

知り合いのバリスタも使っている、業界内で評判の良いグラインダーです。

wilfa「SVART Nymalt」

【価格】24,808円(税込)
【公式サイト】wilfa
【サイズ幅 × 奥行き × 高さ】17.2 × 12.6 × 28.5 cm
【重さ】2.0kg
【カッター】コニカルカッター
【消費電力】150W

こちらの製品は公式販売終了製品です。
類似商品はこちらからご覧いただけます。→類似商品の情報を見る

おすすめ電動式コーヒーミル③
◆ みるっこDX(フジローヤル)

こんな方におすすめ!

✔︎ 業務用のクオリティを自宅で再現したい方に

フジローヤルの「みるっこDX」は、業務用としても使われることの多いコーヒーミルです。

  • 30gを約6秒で挽けてスピーディー
  • モーター音が静かで騒音が気にならない

といった特徴を持ちます。

業務用クラスの小型化モデルなので、耐久性も抜群。パワフルで豆もバランス良く均一に挽くことができます。

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コーヒー好きなら一度は聞いたことのあるアイテム。

見た目もかわいらしく、家庭用としては最高峰の機能を持つ電動ミルといえます。

フジローヤル「みるっこDX」

【価格】57,800円(税込)
【公式サイト】フジローヤル
【サイズ(幅 × 奥行き × 高さ)】13.0 × 24.0 × 36.2 cm
【重さ】4.6kg
【カッター】フラットカッター
【消費電力】130W

おすすめ電動式コーヒーミル④
◆ VARIO-E(メリタ)

こんな方におすすめ!

✔︎ より自分好みの挽き具合を追求したい方に

メリタの「VARIO-E」は、香り高い風味を再現できるコーヒーミルです。

  • 最大40段階の挽き目調整が可能
  • コーヒー豆を220gまで貯蔵できる大容量ホッパー

といった特徴を持ちます。

また、高機能ながらも比較的コンパクトなので、収納にも困りません。

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本格派が愛するコーヒーグラインダー、VARIOシリーズの1つ。

受け皿は約142gまで粉が入るため、大人数のお客様にも対応できますよ。

メリタ「VARIO-E」

【価格】23,742円(税込)
【公式サイト】メリタ
【サイズ(幅 × 奥行き × 高さ)】12.0 × 16.0 × 35.0 cm
【重さ】3.1kg
【カッター】コニカルカッター
【消費電力】100W

▼おすすめコーヒーミルまとめ

ここまで専門家厳選のコーヒーミルをご紹介してきました。改めてすべてのアイテムを一覧で見てみましょう。

▽ 今回ご紹介したコーヒーミル一覧 

タイプ 手動式コーヒーミル 手動式コーヒーミル 手動式コーヒーミル 手動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル
  コマンダンテのコーヒーグラインダー ROKのGrinderGC ポーレックスのコーヒーミル2 ハリオのスマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー デロンギのコーン式コーヒーグラインダーKG366J wilfaのSVART Nymalt フジローヤルの小型高性能ミルみるっこDX メリタのVARIO-E
メーカー コマンダンテ ROK ポーレックス ハリオ デロンギ wilfa フジローヤル メリタ
商品名 コーヒーグラインダー GrinderGC コーヒーミル2 スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー コーン式コーヒーグラインダーKG366J SVART Nymalt みるっこDX VARIO-E
価格(税込) 39,600円 32,800円 7,590円 15,400円 19,800円 24,808円 57,800円 23,742円
おすすめポイント とにかくコーヒーの味を追求したい方に 少ない力で挽ける手動ミルが欲しい方に 低コストで高性能なモデルが欲しい方に 手動&電動の2WAYを探している方に 電動ミルの入門編が欲しい方に デザインにもこだわりたい方に 業務用の品質を自宅で再現したい方に 好みの挽き具合を追求したい方に
サイズ(cm) 6.1 × 15.2 17.3 × 21.0 × 28.0 4.9 × 19.2 5.9 × 53.0 × 33.2 13.5 × 19.5 × 29.0 17.2 × 12.6 × 28.5 13.0 × 24.0 × 36.2 12.0 × 16.0 × 35.0
重さ 1.12kg 1.68kg 270g 約1.1kg 1.6kg 2.0kg 4.6kg 3.1kg
カッターの種類 コニカルカッター コニカルカッター コニカルカッター フラットカッター コニカルカッター コニカルカッター フラットカッター コニカルカッター
消費電力 130W 150W 130W 100W

気になるアイテムがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね!

次は、おいしいコーヒーを淹れるコツを紹介します。

4. コーヒーミルを使ったおいしいコーヒーの淹れ方

  • ドリップしている

せっかくコーヒーミルを買ったなら、使いこなしておいしいコーヒーを味わいたいもの。

そこでバリスタの柳さんに、コーヒーを淹れるコツについて聞きました!

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柳さん

一番心がけたいのは、豆はコーヒーを淹れる直前で挽くことです。

コーヒー豆は砕いた瞬間に最も香りを発しますが、すぐに劣化し始めます。

そのためコーヒーの風味が損なわれないよう、豆は淹れる直前に挽き、すぐに使い切りましょう。

また、挽いた豆を茶こしでふるうと、味を悪くする微粉を取り除くことも可能。

粒の大きさが均一にならず味にムラがあるときは、ぜひ試してみてくださいね。

おいしく淹れるためのポイント

さらに、そのほかのポイントとしては、このようなものがあります。

✔ 違う種類の豆を使う前には2~3粒挽く
前に使った豆のカスが流れ出てくるので、より澄んだ味わいになります。

✔ 使い終わったらすかさずメンテナンス!
雑味の原因となる微粉を隅々まで取り除いておくことが大切です。


メンテナンスの方法については、後述の「Q3.掃除はどのようにしたらいい?」でも解説しています。

次からは、コーヒーミルに関するよくある質問に専門家が答えていきます。

5. コーヒーミルに関するQ&A

最後に、コーヒーミルに関する質問をQ&Aでご紹介します。

気になるものからチェックしてくださいね。

Q1. 一杯あたりの豆の量はどれくらい?

  • ラテアートとコーヒー豆
監修の柳隆晴さん
柳さん

コーヒー1杯当たり15gほどが適量です。

飲む量にもよりますが、1杯200ccほどのコーヒーを淹れるなら、約15gの豆が適量となります。

約15gというとおおよそ大さじ3杯ほどが目安。

濃いめが好きな方はもっと多く、さっぱり味が好きな方は少なめにして調整してくださいね。

スペシャリティコーヒーがおすすめ

バリスタの柳さんがおすすめするのが、『スペシャリティコーヒー』と呼ばれるコーヒー豆。

これは世界基準によって認定されたコーヒー豆のことで、「飲んでおいしい」ことが適正に評価された豆だけに与えられる称号です。

▽ コーヒー豆の階層イメージ

コーヒー豆の階層イメージhttp://www.fukuei-coffee.jp

スペシャリティコーヒー専門店などで入手できるので、コーヒー好きの方はぜひ一度味わってみてくださいね。

Q2. 据え置きとハンディならどちらがいい?

  • コーヒーミルで豆を挽く男性
監修の柳隆晴さん
柳さん

据え置き型なら、ちょっとしたインテリアにもなっておすすめです。

手動式のコーヒーミルには「据え置きタイプ」のほか、手で持ってハンドルを回せる「ハンディタイプ」があります。

手動式コーヒーミルのタイプ

✔ 据え置きタイプ
…安定感があってハンドルを回しやすいだけでなく、おしゃれなデザインが豊富なのも特徴

✔ ハンディタイプ
コンパクトで持ち運びやすく、1杯分を淹れるのにちょうど良いサイズ

例えば、キャンプならハンディタイプが便利ですが、ご自宅に飾ってカフェ気分を味わいたいなら、インテリアにもなる据え置きタイプがおすすめ。

ご自身の利用するシーンや目的に合わせて選んでみてくださいね。

Q3. 掃除はどのようにしたらいい?

  • コーヒーミルをハケで掃除している
監修の柳隆晴さん
柳さん

専用のハケを使って、残った粉を取り除きましょう。

本体に微粉が残っていると、次回使ったときに雑味が出てしまうことも。

しっかりお手入れして、おいしいコーヒーを楽しみたいですね。

お手入れを行う際のポイント

コーヒーミルをお手入れするときは、以下のポイントに気をつけましょう。

  • 専用のハケや乾いた布で内部をキレイにする
    …味が落ちる原因になる古い粉はしっかり取り除く
  • 水洗いしたらしっかり乾かす
    …水滴が残るとサビや汚れの原因になる
  • 電動ミルは必ずコンセントを抜いてから
    …誤作動で感電する恐れがある

なお、お手入れ方法は製品によっても異なるため、取扱説明書を確認してみてください。

Q4. カッターは材質によって何が違う?

  • コーヒーミルのカッター
監修の柳隆晴さん
柳さん

本格派なら金属製のカッターがおすすめです。

記事の前半で「カッターの種類」についてご紹介しましたが、カッターは形状以外でも、材質によって「セラミック製」「金属製」とに分けられます。

・セラミック製カッター
…静電気が少なく粉が付着しにくいため、お手入れが簡単

・金属製カッター
…豆を均一に挽きやすいため、本格的な味が再現できる

手軽さならセラミック製ですが、味にこだわりたいなら金属製のカッターがおすすめ。

ご自身のニーズに合わせて選んでみてくださいね。

Q5. 豆の挽き方で味はどう変わる?

  • 挽いている途中のコーヒー豆
監修の柳隆晴さん
柳さん

一般的に…
細かく挽く ⇒ 濃く苦めな味わい
粗く挽く ⇒ 薄く軽めな味わい

になるといわれています。

コーヒー豆は、細かく挽くほどお湯と接する面が増えるので、成分が多く溶け出して濃い味わいになります。

例えば、パウダー状になるまで細かく挽いた「極細挽き」はエスプレッソにぴったり。

また、ご家庭でよく使われるペーパードリップで抽出するときは、粒の大きさがグラニュー糖くらいの「中挽き」が最適です。

6. まとめ

今回は、バリスタがおすすめするコーヒーミルをご紹介してきましたが、気になるアイテムは見つかりましたか?

今回ご紹介したコーヒーミル【一覧】

タイプ 手動式コーヒーミル 手動式コーヒーミル 手動式コーヒーミル 手動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル
  コマンダンテのコーヒーグラインダー ROKのGrinderGC ポーレックスのコーヒーミル2 ハリオのスマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー デロンギのコーン式コーヒーグラインダーKG366J wilfaのSVART Nymalt フジローヤルの小型高性能ミルみるっこDX メリタのVARIO-E
メーカー コマンダンテ ROK ポーレックス ハリオ デロンギ wilfa フジローヤル メリタ
商品名 コーヒーグラインダー GrinderGC コーヒーミル2 スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー コーン式コーヒーグラインダーKG366J SVART Nymalt みるっこDX VARIO-E
価格(税込) 39,600円 32,800円 7,590円 15,400円 19,800円 24,808円 57,800円 23,742円
おすすめポイント とにかくコーヒーの味を追求したい方に 少ない力で挽ける手動ミルが欲しい方に 低コストで高性能なモデルが欲しい方に 手動&電動の2WAYを探している方に 電動ミルの入門編が欲しい方に デザインにもこだわりたい方に 業務用の品質を自宅で再現したい方に 好みの挽き具合を追求したい方に
サイズ(cm) 6.1 × 15.2 17.3 × 21.0 × 28.0 4.9 × 19.2 5.9 × 53.0 × 33.2 13.5 × 19.5 × 29.0 17.2 × 12.6 × 28.5 13.0 × 24.0 × 36.2 12.0 × 16.0 × 35.0
重さ 1.12kg 1.68kg 270g 約1.1kg 1.6kg 2.0kg 4.6kg 3.1kg
カッターの種類 コニカルカッター コニカルカッター コニカルカッター フラットカッター コニカルカッター コニカルカッター フラットカッター コニカルカッター
消費電力 130W 150W 130W 100W

また、コーヒーミルの選び方もおさらいしましょう。

コーヒーミルを選ぶ時のチェックポイント

① タイプで選ぶ
② カッターの種類で選ぶ

お気に入りのコーヒーミルで素敵なコーヒーブレイクを楽しみましょう!

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