普通のモニターより横幅が長く、高い没入感と迫力ある映像が楽しめる「ウルトラワイドモニター」。
ただ、いざ買おうとしても、
「初めて買うからどの商品が良いかわからない…」
「自分に合ったウルトラワイドモニターはどれ?」
と迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、
- ユーザー100人へのアンケート調査
- 主要10社を比較した編集部の独自調査
- 家電量販店やメーカーへのリサーチ
をもとに、タイプ別におすすめのウルトラワイドモニターを厳選してご紹介します。
あわせて、失敗しないウルトラワイドモニターの選び方も解説するので、初めて買う人も自分にぴったりな製品が見つかります。
※ この記事では、パソコンに詳しい専門家の監修をいただいています。
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※ この記事は2024年9月時点での情報を参考にしています。
※ 価格は「価格.com」「Amazon」を参考にしています。
1. ウルトラワイドモニターとは?
ウルトラワイドモニターとは、一般的なPCモニターより横幅が長い製品のことで、画面の長さが縦幅の2倍以上となっていることが特徴です。
そのため、
- 没入感が得られる
…画面が広いため映像の臨場感が高まる - 作業効率が向上する
…複数のウィンドウを同時に表示・操作ができる
といったメリットがあり、次のようなお悩みがある人におすすめのモニターです。
SlackやExcelといった複数のウィンドウを一気に表示させておきたい!
動画や音楽の編集をもっとスムーズにしたい!
モニターを2台使ってるけど、デスクをすっきりさせたい!
このように、ウルトラワイドモニターなら、映像への没入感を高めるだけでなく、作業効率の向上やより広いワークスペースを確保することも可能になります。
ウルトラワイドモニターは、アスペクト比(モニターの横縦の比率)が「21:9」の製品が多くを占めています。
テレビなどの他製品と比較すると、以下のように、ウルトラワイドモニターは特に横幅が長いことが分かります。
アスペクト比 (横:縦) |
|
ノーマル(一般的なテレビ) | 4:3 |
ワイド | 16:9 |
ウルトラワイドモニター | 21:9 |
なお、ウルトラワイドモニターは、「21:9」以外にも「32:9」などさらに幅が広いサイズもあるので、ご自身のニーズに合ったものを選ぶことができますよ。
2. ウルトラワイドモニター選びのポイント
ここからは、初めてでも失敗しないウルトラワイドモニターの選び方をご紹介します。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
2-1. 画面サイズで選ぶ
販売されているウルトラワイドモニターの多くは「29~35インチ」ですが、中でも人気なのは「34インチ」の製品。
横1m近くのスペースが必要ですが、そのぶんモニター上に大きなウィンドウを2つ並べても見やすく、映像も大迫力。ウルトラワイドモニターならではの楽しみを味わえるサイズです。
また、35インチ以上の製品もあり、予算と設置するスペースが許す範囲で、できるだけ大きいサイズを選ぶのがおすすめです。
なお、設置に必要なスペースは、上のイラストのように、
- デスクの幅が80~90cmなら「34インチ」
- デスクの幅が60~70cmなら「29インチ」
といったサイズ感が目安になります。
「解像度」とは、画像のきめ細かさを示すもので、数値(ドット)が高いほど繊細でくっきりした映像が楽しめます。
ただ、解像度は高ければ良いというものでもなく、モニターのサイズとのバランスが大切になります。
例えば、あまりに小さなモニターに4K*のような高解像度の画像を映し出すと、画像はきれいですが文字やアイコンが小さく表示されてしまい、視認性が低下することも。
*4Kの解像度は通常「3,840 × 2,160」
そのため、ウルトラワイドモニターの主流である34インチであれば、解像度は「3,440 × 1,440」がバランス良く表示できておすすめです。
2-2. モニターの形状で選ぶ
ウルトラワイドモニターには、「平面タイプ」と液晶モニターが湾曲した「曲面タイプ」があります。
それぞれ特色があるため、ご自身の使い方に合った形状を選びましょう。
◆ 平面タイプ
一般的なテレビと同じく、液晶モニターが平面になっているタイプです。
画面の歪みがないため、デザインや画像加工のほか、Excelなどのオフィスワークをする人におすすめです。
一方で映像を観る時には、曲面タイプほど没入感は高くありません。
◆ 曲面タイプ
液晶モニターの両端が内側に湾曲したタイプです。
画面の両端が見やすく高い没入感が得られるため、映画鑑賞やゲームをプレイする人におすすめです。
ただし、画面に歪みが出るため、イラストやCADといった精密な作業をする場面には向きません。
FPSといった瞬発力が求められるゲームを楽しみたい方は、
- リフレッシュシートが「144Hz以上」
…表示の遅延が少なくゲームが「ヌルヌル」動く - 応答時間が「1ms以下」
…残像を抑えて激しい動きの映像も認識しやすい
といったポイントにも注目しましょう。
これらについては、後述の「Q3. 「リフレッシュシート」「応答時間」で何が変わる?」で詳しく解説しています。
以上が、ウルトラワイドモニターを選ぶ時のポイントです。
これらを踏まえて次章では、人気製品から厳選したおすすめのウルトラワイドモニターをご紹介していきます。
3. タイプ別|おすすめのウルトラワイドモニター16選
・34f Curved Display(HP)
・Optix MAG341CQ(MSI)
・34WN750-B(LGエレクトロニクス)
・GigaCrysta LCD-GCWQ341XDB(IODATA)
・29WN600-W(LGエレクトロニクス)
・Prestige PS341WU(MSI)
・34WN650-W(LGエレクトロニクス)
・JN-VG34100UWQHDR(JAPANNEXT)
・35WN75C-B(LGエレクトロニクス)
・ALIENWARE AW3420DW(Dell)
・439P9H1/11(フィリップス)
・ProArt PA34VC(ASUS)
・UltraGear 34GN850-B(LGエレクトロニクス)
・UltraGear 34GL750-B(LGエレクトロニクス)
・ROG Swift PG35VQ(ASUS)
・EI491CRPbmiiipx(Acer)
この章では、「ウルトラワイドモニター選びのポイント」を踏まえて、
- ユーザー100人へのアンケート調査
- 主要10社を比較した編集部の独自調査
- 家電量販店やメーカーへのリサーチ
をもとに厳選した、おすすめのウルトラワイドモニターをタイプ別にご紹介します。
気になるタイプからチェックしてくださいね。
3-1. 34インチのウルトラワイドモニター4選
まずは、最も人気がある34インチモデルのウルトラワイドモニターを厳選してご紹介します。
モデル | 34f Curved Display | Optix MAG341CQ | 34WN750-B | GigaCrysta LCD-GCWQ341XDB |
---|---|---|---|---|
メーカー | HP | MSI | LGエレクトロニクス | IODATA |
価格(税込) | 55,880円 | 79,800円 | 58,909円 | 55,000円 |
サイズ | 34インチ | 34インチ | 34インチ | 34インチ |
モニター形状 | 曲面 | 曲面 | 平面 | 平面 |
解像度 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 |
液晶パネル | 21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 VAパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 ADSパネル ノングレア |
インターフェース | HDMI2.0 DisplayPort |
DVI HDMI2.0 DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI USB Type-C DisplayPort |
【人気の34インチ】
34f Curved Display(HP)
2020年5月発売
フルメタル製の洗練されたデザインが印象的な「34f Curved Display」。
- 超薄型のパネルでスリムなデザイン
- 奥行サイズがA4ノートPCよりコンパクト
など、広角ワイドの画面ながら驚くほどの省スペース化を実現しています。
黒枠が多いディスプレイの中で、下部に白いラインが入っているデザインがおしゃれだと思います。映像も美しく、夜景観賞で楽しんでいます。
【価格】55,880円(税込)
【サイズ】34インチ
814.2 × 187 × 451.6mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】60Hz/14ms
【インターフェース】HDMI2.0 ×2/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://jp.ext.hp.com
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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【人気の34インチ】
Optix MAG341CQ(MSI)
2019年1月発売
高い没入感のある曲面タイプのパネルを採用したウルトラワイドのゲーミングモニター「Optix MAG341CQ」。
- 映像のカクつきを抑えるFreeSync対応
- 上下左右178°の広い視野角でどの角度からでも美しい映像が楽しめる
など、ゲームや映画のさまざまな映像表現を忠実に再現してくれる1台です。
画面の幅が広いので、シューティングゲームでの臨場感を味わえるのが素晴らしいの一言です。スピーカーにもこだわっており、ゲームの世界に没頭できる環境にしてくれます。
デザインがスタイリッシュで部屋に置いているだけでインテリアのように見えるのが良いです。フレームが小さいので耐久性が少し心配ですが、モニターとしてのスペックは高いと思います。
【価格】79,800円(税込)
【サイズ】34インチ
818.4 × 197.8 × 452mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】VA
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】100Hz/8ms
【インターフェース】DVI ×1/HDMI2.0 ×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://jp.msi.com
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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【人気の34インチ】
34WN750-B(LGエレクトロニクス)
2020年5月発売
映像の邪魔になるフレームを最低限に抑える超薄型のベゼルを採用した「34WN750-B」。
- 内蔵スピーカーで臨場感あるサウンドを実現
- 暗部も明るくハッキリ映すブラックスタビライザー搭載
といったスペックを備えており、平面タイプでありながら高い没入感が味わえます。
解像度3,440 × 1,440のウルトラワイド画面は快適そのものです。仕事でOfficeを利用することが多いのですが、Excelを2画面表示できて作業効率が段違いに良いです。液晶パネルもギラつきが少なく、見ていて疲れません。
幅が広く画面を大きく、2分割にできて見やすいです。ベゼルがほとんどないので、枠が作業を邪魔するといったこともありません。スピーカー付きなのも便利ですね。
【価格】58,909円(税込)
【サイズ】34インチ
817 × 227 × 566mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】平面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】75Hz/5ms
【インターフェース】HDMI ×2/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.lg.com
【人気の34インチ】
GigaCrysta LCD-GCWQ341XDB(IODATA)
2019年9月発売
入力切替やモード選択に便利なリモコンが付属した「GigaCrysta LCD-GCWQ341XDB」。
- より高画質なDisplayHDR 400に対応
- フル画面にできるシネマモード搭載
といったスペックに加え、遅延を抑える「スルーモード」や解像度を向上させる「超解像技術」など、こだわりの機能を多く備えた1台です。
通常のモニターよりも多くの色をしっかりと表示してくれます。USB Type-Cに対応しているのもうれしいですね。ただ、画面が回転しないタイプだったのが少し残念でした。
AppleTVでの映像美に驚きました。付属のリモコン機能が豊富なのも、購入して良かったと思えるポイントです。操作性を求める人にはおすすめしたい商品ですね。
【価格】55,000円(税込)
【サイズ】34インチ
817 × 231 × 538mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】平面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】ADS*
*IPSと同様に視覚野が広いタイプ
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】75Hz/14ms
【インターフェース】HDMI ×2/USB Type-C ×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.iodata.jp
3-2. 平面タイプのウルトラワイドモニター4選
次は、オフィスワークにおすすめの平面タイプのウルトラワイドモニターを厳選してご紹介します。
モデル | 29WN600-W | Prestige PS341WU | 34WN650-W | JN-VG34100UWQHDR |
---|---|---|---|---|
メーカー | LGエレクトロニクス | MSI | LGエレクトロニクス | JAPANNEXT |
価格(税込) | 34,000円 | 127,380円 | 44,300円 | 61,600円 |
サイズ | 29インチ | 34インチ | 34インチ | 34インチ |
モニター形状 | 平面 | 平面 | 平面 | 平面 |
解像度 | 2,560 × 1,080 | 5,120 × 2,160 | 2,560 × 1,080 | 3,440 × 1,440 |
液晶パネル | 21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 VAパネル ノングレア |
インターフェース | HDMI DisplayPort |
HDMI2.0 USB Type-C DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI1.4 HDMI2.0 DisplayPort |
【平面タイプ】
29WN600-W(LGエレクトロニクス)
2020年5月発売
29インチながら、2,560 × 1,080の解像度でより広い作業領域を表示できる「29WN600-W」。
- LG独自のOnScreen Control対応
- 自動で画面分割できるScreen Split機能搭載
など、LG専用のソフトウェアで使いやすくカスタマイズすることができる自由度の高い1台です。
ウルトラワイドサイズで視野角も広く、隅々まで映像を見渡せます。色彩が豊かで変色もなく、くっきりはっきりと見えるのも良いです。暗闇でも画面が見やすく、ゲームで敵を探す時も快適です。
専用のソフトウェアと連動させることで効率的に作業を進めることができて便利です。値段の割に画質も良く、ラグも少ないと感じます。仕事・趣味ともに問題なく使うことができています。
【価格】34,000円(税込)
【サイズ】29インチ
688 × 209 × 407mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】平面
【解像度】2,560 × 1,080
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】75Hz/5ms
【インターフェース】HDMI ×2/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.lg.com
【平面タイプ】
Prestige PS341WU(MSI)
2019年12月発売
4Kよりも33%広い作業領域を表示できる超高精細パネルを搭載した「Prestige PS341WU」。
- 5,120 × 2,160の超高解像度で鮮明な表示
- PIPとPBP*対応で作業効率アップ
など、プロフェッショナルも満足できる高スペックな1台です。
PIP(Picture- In-Picture)
画面の中に別の画面をワイプのように表示できる機能
PBP(Picture By Picture)
PCで作業しながら別のデバイスの画面も同時に表示できる機能
動画クリエイターが必要とするアプリのショートカットボタンが背面に割り当てられているなど、クリエイター向けに特化した設計が魅力です。右下に電源ボタンを配置したことで操作性が向上するなど、細やかな配慮がなされています。
細かい文字まで見やすくキレイなので驚きました。作業時の目の疲労感が全然違います。写真や動画の色が細かい部分まで変色しないので、性能の高さが分かります。リフレッシュレート値は高くないので、高度なゲームには不向きだと感じました。
【価格】127,380円(税込)
【サイズ】34インチ
817.1 × 260.4 × 500.7mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】平面
【解像度】5,120 × 2,160
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】60Hz/8ms
【インターフェース】HDMI2.0 ×2/USB Type-C ×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.msi.com
【平面タイプ】
34WN650-W(LGエレクトロニクス)
2020年5月発売
先にご紹介した「34WN750-B」の解像度を落として価格を抑えた「34WN650-W」。
- リアルな描写ができるDisplayHDR 400対応
- 色域sRGB99%でより忠実な色を再現できる
など、映像が持つ本来の美しさを最大限に表現してくれる1台です。
IPSパネル採用なので、とにかく画像が美しくワイドスクリーンを堪能できる仕様になっています。ただ、非曲面なのでゲームをする時は細部が視野に入りにくいです。
画面サイズが大きいので、同時並行で行う作業やマルチタスクに最適です。大きな画面をふんだんに使えるので、大学の課題や資料を作る時も効率が上がります。
【価格】44,300円(税込)
【サイズ】34インチ
817 × 227 × 566mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】平面
【解像度】2,560 × 1,080
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】75Hz/5ms
【インターフェース】HDMI ×2/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.lg.com
【平面タイプ】
JN-VG34100UWQHDR(JAPANNEXT)
2020年1月発売
画数密度が高く、細かい部分までくっきりと鮮やかに表示できる「JN-VG34100UWQHDR」。
- 視認性を高める3つのゲームモード搭載
- どの角度からも鮮明に見えるP-VAパネル採用
といった特徴があるため、リアルな映像でゲームを思いきり楽しみたい方におすすめです。
34インチでも横に液晶が広がっているので、イメージよりも大きく感じると思います。明るすぎない発色がちょうど良いです。長時間使用する人に向いているモニターだと思います。
100Hzに対応しているので画面が滑らかです。ゲームする時も細かいところまで見えるので、とてもプレイしやすいと感じます。ただ、スピーカーが画面の裏に向かって付いているため、正面だとエコーがかかってこもったような音が聞こえます。
【価格】61,600円(税込)
【サイズ】34インチ
828 × 268 × 477mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】平面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】VA
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】100Hz/5ms
【インターフェース】HDMI1.4 ×1/HDMI2.0 ×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】http://japannext.net
3-3. 曲面タイプのウルトラワイドモニター4選
次は、映画鑑賞やゲームにおすすめの曲面タイプのウルトラワイドモニターを厳選してご紹介します。
モデル | 35WN75C-B | ALIENWARE AW3420DW | 439P9H1/11 | ProArt PA34VC |
---|---|---|---|---|
メーカー | LGエレクトロニクス | Dell | フィリップス | ASUS |
価格(税込) | 74,747円 | 149,800円 | 117,711円 | 162,800円 |
サイズ | 35インチ | 34.1インチ | 43.4インチ | 34.1インチ |
モニター形状 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 |
解像度 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 3,840 × 1,200 | 3,440 × 1,440 |
液晶パネル | 21:9 VAパネル ノングレア |
21:9 Nano IPSパネル ノングレア |
32:10 VAパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
インターフェース | HDMI USB Type-C DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI2.0 USB Type-C DisplayPort |
HDMI2.0 USB Type-C DisplayPort |
【曲面タイプ】
35WN75C-B(LGエレクトロニクス)
2020年8月発売
高コスパな製品を多く扱うLGエレクトロニクスの35インチ曲面型大画面モニター「35WN75C-B」。
- 高さや角度の調整可能なスタンドを装備
- USB Type-C接続に対応
といった便利なスペックで、ディスプレイの使いやすさにも配慮されている1台です。
ちょうど良いサイズ感で、4Kモニターと比べても差異がないレベルです。曲面タイプなので、視線の移動がとても楽なのがうれしいですね。疲労感があまりないので、仕事で長時間使用する人にもおすすめです。
ゲームメインで使用していますが、画像の迫力がすごいです。暗い場面でも見やすく、動きが速い場面でも映像の粗さが気になりません。ディスプレイの厚みが少ないので、デスクの上に置いても圧迫感がなく、目も疲れにくいです。
【価格】74,747円(税込)
【サイズ】35インチ
832 × 251 × 573mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】VA
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】85Hz/5ms
【インターフェース】HDMI ×2/USB Type-C ×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.lg.com
【曲面タイプ】
ALIENWARE AW3420DW(Dell)
2020年4月発売
世界第1位のモニターブランドDellが提供する34インチの曲面型モデル「ALIENWARE AW3420DW」。
- 照明をカスタマイズできるAlienFX対応
- ケーブルもスッキリ収納できる背面設計
など、画質のクオリティに加えて、ディスプレイ自体のデザイン性の高さも特徴です。
高級感あるデザインが好きです。初期設定だと明るさにクセがありますが、細かい設定ができるので簡単に改善できます。右手でOSD操作ができるので、意外に助かっています。
仕事メインで使っていますが、画像がキレイに見えます。いつもPC用の眼鏡をつけていても目が痛くなっていましたが、このモニターでは長時間画面を見続けても目が痛くなりにくい気がします。
【価格】149,800円(税込)
【サイズ】34.1インチ
813 × 273.8 × 559.4mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】Nano IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】120Hz/2ms
【インターフェース】HDMI ×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.dell.com
こちらの製品はすでに公式販売終了製品です。
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【曲面タイプ】
439P9H1/11(フィリップス)
2019年11月発売
43.4インチの超ワイドサイズで、ディスプレイを2台並べたような快適さが魅力の「439P9H1/11」。
- 不要な時は背後に格納できるウェブカメラ搭載
- KVMスイッチで簡単に2台のPCを切替可能
など、より快適なリモートワーク環境を求める方にイチオシの1台です。
43インチサイズのため、自宅で行うテレビ会議では複数の人のコメントが閲覧しやすくて便利でした。ノングレア加工で光の反射が抑えられ、細かい文字も見やすくなりました。作業効率が向上したので、うれしい限りです。
この値段でこのインチ数はほかでは買えないと思います。しかも値段の割に高級感があって、部屋のインテリアにもなります。ただ、YouTubeやNetflixのコンテンツは、映像の両側に黒帯が出ることがあります。
【価格】117,711円(税込)
【サイズ】43.4インチ
1,058 × 460 × 303mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,840 × 1,200
【アスペクト比】32:10
【パネル種類】VA
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】100Hz/4ms
【インターフェース】HDMI2.0 ×1/USB Type-C ×2/DisplayPort ×2
【公式サイト】https://www.philips.co.jp
こちらの製品は公式販売終了製品です。
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【曲面タイプ】
ProArt PA34VC(ASUS)
2019年10月発売
写真家など、より高度な色表現を求めるクリエイター向けにASUSが提供する「ProArt PA34VC」。
- 業界最高の色精度で正確な色合いを表現
- 曲率を高め、どの部分も見やすいスクリーン
といった液晶自体のクオリティに加えて、最大40Gbpsの超高速接続が可能なThunderbolt 3にも対応した高スペックな1台です。
画面が湾曲して広がっているので、トレードをする時などは多くの情報を一気に見ることができて便利です。ゲームは迫力が増してすごく楽しめます。品質に問題はありませんが、長い時間使用していると、熱を帯びてしまう時があるので注意が必要です。
為替や株式投資の確認用ディスプレイとして使用していますが、銘柄を確認する時は曲面になっている方が視認性が良く、全体像を把握するのに役立っています。ただ、曲面になったことでASUSのロゴが目立ちすぎて、デザイン的には残念だと感じます。
【価格】162,800円(税込)
【サイズ】34.1インチ
815.12 × 222.86 × 538mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】100Hz/5ms
【インターフェース】
HDMI2.0 ×2/USB Type-C(Thunderbolt3兼用)×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.asus.com
3-4. 144Hz以上のゲーム向けウルトラワイドモニター4選
最後は、リフレッシュシートが144Hz以上のゲーム向けウルトラワイドモニターをご紹介します。
モデル | UltraGear 34GN850-B |
UltraGear 34GL750-B |
ROG Swift PG35VQ | EI491CRPbmiiipx |
---|---|---|---|---|
メーカー | LGエレクトロニクス | LGエレクトロニクス | ASUS | Acer |
価格(税込) | 128,000円 | 64,800円 | 477,082円 | 133,000円 |
サイズ | 34インチ | 34インチ | 35インチ | 49インチ |
モニター形状 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 |
解像度 | 3,440 × 1,440 | 2,560 × 1,080 | 3,440 × 1,440 | 3,840 × 1,080 |
液晶パネル | 21:9 Nano IPSパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 VAパネル ノングレア |
32:9 VAパネル ノングレア |
インターフェース | HDMI DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI2.0 DisplayPort |
HDMI1.4 HDMI2.0 DisplayPort |
【144Hz以上のゲーム向け】
UltraGear 34GN850-B(LGエレクトロニクス)
2020年4月発売
LDエレクトロニクスが誇るゲーミングモニターのハイエンドモデル「UltraGear 34GN850-B」。
- 応答時間1msで残像感のない高速表示が可能
- リフレッシュシート144Hzで滑らかな動き
など、臨場感のあるゲームプレイが存分に楽しめるモニターです。
IPSでHDR対応モニターなので、画質は文句のつけようがないぐらいキレイです。ドット抜けもありません。少し明るい発色ですが、調整次第で何とかなります。応答性能・視野角も十分な性能で、ゲームプレイ中にストレスを感じることはないです。
IPS液晶として十分な視野と応答速度なので、ゲームには最適なモニターだと思います。特に、リフレッシュレートが144Hzもあるのが最高です。
【価格】128,000円(税込)
【サイズ】34インチ
819 × 312 × 574mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】Nano IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】144Hz/1ms
【インターフェース】HDMI ×2/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.lg.com
【144Hz以上のゲーム向け】
UltraGear 34GL750-B(LGエレクトロニクス)
2019年7月発売
上記の「UltraGear 34GN850-B」と同シリーズのハイエンドモデルながら、リーズナブルな価格設定がうれしい「UltraGear 34GL750-B」。
- HDR10対応で美しい映像を表現できる
- 画面のズレやカクつきを抑えて滑らかな映像
など、価格を抑えつつも高いスペックを誇るゲーミングデバイスです。
HDR対応ということもあってこの商品を選びましたが、コスパ最高です。ドット抜けもありません。デュアルモニターを設置していた時より、机のスペースが空いてスッキリしました。ただ、ディスプレイの調整ボタンが押しづらいのが少し気になりますね。
戦闘機のようなデザインは、パソコンラックに置くだけでメカニカルな美しさが出てきます。黒枠を基調としているので、男性らしくシックな印象ですね。
【価格】64,800円(税込)
【サイズ】34インチ
820 × 280 × 565mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】2,560 × 1,080
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】IPS
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】144Hz/5ms
【インターフェース】HDMI ×2/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.lg.com
【144Hz以上のゲーム向け】
ROG Swift PG35VQ(ASUS)
2019年9月発売
本格的なゲームプレイを求めるゲーマーのために設計された「ROG Swift PG35VQ」。
- 最大200Hzの高速リフレッシュシート
- FALD LEDバックライトで光と陰を美しく表現
など、スピード感のある映像をリアルに映し出すハイスペックなディスプレイです。
映像の反応がとても早いので、グランツーリスモやシューティングゲームでも映像がしっかり追いついてきます。高コントラストのため、臨場感あふれる美しいシーンは感動すら覚えます。
見た目のデザインがASUSらしくてカッコイイです。応答スピードがかなり速く、ほとんどのゲームプレイで違和感がありません。発色も明る過ぎず美しいですね。モニター性能は最高峰の部類だと思います。価格相応の価値があるモニターです。設置に際しては、重量が10キロあるので、それなりの置き場を用意する必要があります。
【価格】477,082円(税込)
【サイズ】35インチ
833 × 306 × 549mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,440 × 1,440
【アスペクト比】21:9
【パネル種類】VA
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】200Hz/2ms
【インターフェース】HDMI2.0 ×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://www.asus.com
【144Hz以上のゲーム向け】
EI491CRPbmiiipx(Acer)
2019年9月発売
ゲームの世界に引き込まれるような大迫力な映像が楽しめる曲面型モニター「EI491CRPbmiiipx」。
- PIPとPBP対応で2画面表示が可能
- 専用アプリから簡単にカスタマイズできる
など、映像のクオリティだけでなく、1人ひとりにあった柔軟な使い方ができることも魅力です。
主に動画編集で使用していますが、1台で3画面近くの大きさがあるので作業効率が上がります。144Hz対応ですが、自分には少し合わないので60Hzで利用しています。PC周りがすっきり整理できるので、複数のモニターを利用している人におすすめです。
サイズ感がずっしりとして存在感が抜群です。HDR対応のコンテンツを視聴する時は、その機能を十二分に発揮してくれます。滑らかで隅々まで広がる高画質…もうほかのモニターには戻れません。
【価格】133,000円(税込)
【サイズ】49インチ
1,198 × 248 × 471mm(幅 × 奥行 × 高さ)
【モニター形状】曲面
【解像度】3,840 × 1,080
【アスペクト比】32:9
【パネル種類】VA
【表面処理】ノングレア(非光沢)
【処理速度】144Hz/4ms
【インターフェース】HDMI1.4 ×2/HDMI2.0 ×1/DisplayPort ×1
【公式サイト】https://acerjapan.com
ここまで、おすすめのウルトラワイドモニターをご紹介してきましたが、気になる1台はありましたか?
ウルトラワイドタイプ以外のモニターも気になる方は、以下の記事も参考にしてくださいね。
関連記事
「PCモニターおすすめランキング|テレワークに人気のタイプ別12選」
「Mac向けおすすめディスプレイ12選|接続方法もカンタン解説」
「ゲーミングモニターおすすめ|ライバルと差がつく高性能な人気12選」
4. ウルトラワイドモニター人気メーカー3社
どの商品が良いか迷ったら、人気メーカーから選ぶのもおすすめ。
ここでは、ウルトラワイドモニターを販売する主要メーカー3社の特徴をご紹介します。
◆ メーカー各社に対するユーザー評価
メーカー | コスパの高さ | 映像の美しさ | デザイン性 |
LG | 4.0 |
4.2 |
4.4 |
ASUS | 3.4 |
4.6 |
4.4 |
MSI | 4.8 |
4.4 |
4.2 |
※ 各項目の評価は、ユーザーへのアンケート調査をもとに作成しています。 |
気になるメーカーからチェックしてくださいね。
① LGエレクトロニクス
ユーザー評価
コスパの高さ: 4.0
映像の美しさ: 4.2
デザイン性 : 4.4
液晶テレビでも多くの人気製品を開発している、韓国のメーカー「LGエレクトロニクス」。
- 薄型ディスプレイでスタイリッシュなデザイン
- 美しい映像が楽しめるIPSパネルの製品が多い
といった特徴があり、オフィスワークはもちろん、ゲーミングデバイスとしてもおすすめできるメーカーです。
色彩が鮮やかでグラフィックのスペックが高く、ゲームやデザイン関係などクリエイティブな仕事をされている方におすすめです。
LGのスッキリしたデザインが気に入っています。自分の場合は動画編集をする時に使っていますが、横長の解像度をフルに活かせています。
◆ この記事でご紹介しているLG製品
② ASUS(エイスース)
ユーザー評価
コスパの高さ: 3.4
映像の美しさ: 4.6
デザイン性 : 4.4
スマホやノートPCなど、数多くの人気製品を世に出している「ASUS(エイスース)」。
- 画質を最適化できる「SplendidPlus技術」
- 複数の画面をきれいに配置する「マルチフレーム管理ソフト」
など、独自の機能を搭載したモデルが多いことが特徴で、自分の使い方に合わせてカスタマイズしたい方におすすめです。
画面に吸い込まれそうになるぐらいの奥行きと美しさがあって、ゲームや映画視聴に適しているモニターだと思います。見た目のデザインも美しいので、一目ぼれで購入する人も多いのではないでしょうか。
音響がとても良いです。内蔵されているスピーカーが思っていた以上に音が良く、高音に関しては満足できる音響になっています。
◆ この記事でご紹介しているASUS製品
③ MSI(エムエスアイ)
ユーザー評価
コスパの高さ: 4.8
映像の美しさ: 4.4
デザイン性 : 4.2
世界有数のマザーボードやビデオカードの製造メーカーで、高スペックなゲーミングデバイスにも定評のある「MSI(エムエスアイ)」。
- 100Hz以上の高リフレッシュシート製品が豊富
- 高いスペックながら価格を抑えたラインナップ
といった特徴がある一方で、公式サイトのサポートが日本語対応に不十分といったデメリットがあるため注意しましょう。
発色がよく黒がしっかりと表現されていて、非常に明るく見やすいものが多いです。カーブしているディスプレイは、両端まで十分見ることができます。なんといっても高い性能のモニターが低価格で購入できるのが魅力ですね。
歪曲の液晶を選べば、視野が広くゲームをするのに最適だと思います。解像度が高いモデルが多く、なめらかな映像も楽しめます。画面のちらつきも少ないので、目にも優しいと思います。
◆ この記事でご紹介しているMSI製品
5. ウルトラワイドモニターに関するQ&A
この章ではウルトラワイドモニターに関する疑問にお答えします。
どれも購入する前に役立つ情報ばかりなので、ぜひご覧ください。
Q1. 液晶パネルはIPSとVAどっちがおすすめ?
A. モニターを斜めから見ることが多い人は「IPS」がおすすめですが、正面からであれば「VA」で十分です。
液晶パネルには、主に「IPS」と「VA」の2タイプがあり、それぞれ特徴があるためご自身の使い方に合わせて選びましょう。
◆ IPSパネルとVAパネルの特徴
IPSパネル | VAパネル |
視覚野が広いため、どの角度からでも美しい映像が楽しめる | コントラストが高いため鮮やかだが、角度がつくと白っぽくなる |
こんな方におすすめ! ・斜めから見ることが多い ・数人で見ることが多い |
こんな方におすすめ! ・正面から見ることが多い ・ひとりで見ることが多い |
なお、製品にもよりますが、IPSパネルの方が価格が高い傾向にあります。
そのため、モニターを斜めから見るならIPSパネルがおすすめですが、正面から見るだけならVAパネルで十分です。
Q2. グレア・ノングレアのどちらが良い?
非光沢 |
光沢 |
A. 目が疲れにくく映り込みの少ない「ノングレア」のモニターがおすすめです。
「グレア液晶」は画面に艶があり、映像が鮮やかになるメリットがある一方で、
- チカチカするので目が疲れやすい
… 長時間のPC作業には不向き - 液晶に顔や部屋が映り込んでしまう
… 画面が見づらくなる
といったデメリットがあります。
そのため、仕事などで長時間使うなら目に優しい「ノングレア液晶」がおすすめですよ。
Q3. 「リフレッシュシート」「応答時間」で何が変わる?
A. 映像のなめらかさや、残像の多さに違いが出てきます。
リフレッシュレート(単位:Hz)とは、「モニターが1秒間で画面を更新できる回数」のこと。
◆ リフレッシュシートの違い
上記のように、「パラパラ漫画」と同じ原理で、リフレッシュシートが高いほど更新できる回数が多く映像がなめらかになります。
また、応答速度(単位:ms)とは、「モニター画面の色が切り替わる速さ」のことを指します。
◆ 応答時間の違い
10ms以上の一般モニターは、右の画像のように「残像」が見られますが、1ms以下のモニターではほぼ発生しません。
ただし、これらはコンマ1秒を争うゲーマーが感じられるメリットなので、
- 本格的なゲームプレイを求めない初心者
- プレイジャンルがRPGやアドベンチャー
といった方は、あまり重視する必要はありません。
ゲーミングモニターについては、別記事の「ゲーミングモニターおすすめ|ライバルと差がつく高性能な人気12選」で詳しく解説しています。
6. まとめ
この記事では、おすすめのウルトラワイドモニターについてご紹介してきました。
最後に今回掲載した商品を一覧にしてまとめます。
おすすめのウルトラワイドモニターまとめ
34インチ | 34インチ | 34インチ | 34インチ | 平面 | 平面 | 平面 | 平面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | ゲーム向け | ゲーム向け | ゲーム向け | ゲーム向け | |
モデル | 34f Curved Display | Optix MAG341CQ | 34WN750-B | GigaCrysta LCD-GCWQ341XDB |
29WN600-W | Prestige PS341WU | 34WN650-W | JN-VG34100UWQHDR | 35WN75C-B | ALIENWARE AW3420DW | 439P9H1/11 | ProArt PA34VC | UltraGear 34GN850-B |
UltraGear 34GL750-B |
ROG Swift PG35VQ | EI491CRPbmiiipx |
メーカー | HP | MSI | LGエレクトロニクス | IODATA | LGエレクトロニクス | MSI | LGエレクトロニクス | JAPANNEXT | LGエレクトロニクス | Dell | フィリップス | ASUS | LGエレクトロニクス | LGエレクトロニクス | ASUS | Acer |
価格(税込) | 55,880円 | 79,800円 | 58,909円 | 55,000円 | 34,000円 | 127,380円 | 44,300円 | 61,600円 | 74,747円 | 149,800円 | 117,711円 | 162,800円 | 128,000円 | 64,800円 | 477,082円 | 133,000円 |
サイズ | 34インチ | 34インチ | 34インチ | 34インチ | 29インチ | 34インチ | 34インチ | 34インチ | 35インチ | 34.1インチ | 43.4インチ | 34.1インチ | 34インチ | 34インチ | 35インチ | 49インチ |
モニター形状 | 曲面 | 曲面 | 平面 | 平面 | 平面 | 平面 | 平面 | 平面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 | 曲面 |
解像度 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 2,560 × 1,080 | 5,120 × 2,160 | 2,560 × 1,080 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 3,840 × 1,200 | 3,440 × 1,440 | 3,440 × 1,440 | 2,560 × 1,080 | 3,440 × 1,440 | 3,840 × 1,080 |
液晶パネル | 21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 VAパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 ADSパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 VAパネル ノングレア |
21:9 VAパネル ノングレア |
21:9 Nano IPSパネル ノングレア |
32:10 VAパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 Nano IPSパネル ノングレア |
21:9 IPSパネル ノングレア |
21:9 VAパネル ノングレア |
32:9 VAパネル ノングレア |
インターフェース | HDMI2.0 DisplayPort |
DVI HDMI2.0 DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI USB Type-C DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI2.0 USB Type-C DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI1.4 HDMI2.0 DisplayPort |
HDMI USB Type-C DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI2.0 USB Type-C DisplayPort |
HDMI2.0 USB Type-C DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI DisplayPort |
HDMI2.0 DisplayPort |
HDMI1.4 HDMI2.0 DisplayPort |
この記事を参考に、ご自身が使いやすいウルトラワイドモニターを探してくださいね。
仕事とゲームをする際に使用していますが、画面が非常に大きくゲームプレイ時は迫力ある臨場感を感じられます。ただカーブがきついので、映像によっては多少歪みを感じる時があります。