「毎日しっかり髪を洗っているのにフケが出る」と悩んでいませんか?
フケは清潔感のない印象を持たれてしまいますし、かゆみもできるだけ早く改善したいですよね。
そこで今回は、カスタムライフ編集部が
- フケ、かゆみの原因
- 今すぐ試せるフケ対策
- フケが治らない時の対処法
といったフケ・かゆみ対策の基礎知識を徹底解説!
自宅で簡単にできるセルフケアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
なおこの記事では、医学的知識に関して専門家に監修をしていただいています。
※シャンプーなどの商品掲載箇所は除く
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※本記事は2024年6月時点の情報を基に作成しています。
※本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。気になる症状がある場合、まずは医療機関に相談しましょう。
※価格はすべて税込です。
1.フケ・かゆみの原因は?
そもそも「フケ」とは、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)によって剥がれ落ちた古い角質のこと。
- 間違った洗髪方法
- 不規則な生活習慣
などによりターンオーバーが乱れると、量が増えて「フケ症(頭部粃糠疹;ひこうしん)」と呼ばれる状態になってしまうんです。
また、フケは主に以下の2種類に分けられます。
◆乾性のフケ
…頭皮の乾燥が原因のカサついたフケ
・洗浄力の強いシャンプーの使用
・洗髪のしすぎ
・空気の乾燥 など
◆脂性のフケ
…皮脂の過剰分泌が原因のベタベタしたフケ
・ホルモンバランスの乱れ
・食生活など生活習慣の乱れ
・洗髪不足
こういったフケは、早めのセルフケアが改善に繋がりますよ。
では次の章からは、自宅で簡単にできるフケ対策を見ていきましょう。
2.今すぐできるフケ対策3選
ここからは、フケ対策に効果的なセルフケアを
の順にご紹介していきます。
2-1.フケをケアするシャンプー方法
フケ・かゆみ対策では、毎日のシャンプー方法を見直すことが大切です。
✖ 1日に何度も髪を洗う
✖ 力を入れてゴシゴシ洗う
などはフケを悪化させるNGケア。
以下のような、丁寧な洗髪を心掛けましょう。
①ブラッシング
…髪の流れを整えて汚れを浮かせる
②予洗い※
…1~2分かけて汚れをしっかりすすぐ
※シャンプーの前にお湯で髪をすすぐこと
③シャンプー
…指の腹を使って地肌を優しく洗う
④すすぎ
…耳の後ろは、すすぎ残しやすいので注意
洗髪のポイントは髪ではなく頭皮を洗うこと。
編集部おすすめのシャンプーも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※掲載する商品は、編集部独自の調査で選定したものです。
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※もっとシャンプーが知りたい方は、別記事「フケ対策におすすめのシャンプー10選」をチェック!
2-2.フケをケアする頭皮マッサージ
フケ対策には頭皮のセルフマッサージもおすすめです。
血行が促進されて頭皮のターンオーバーが整い、フケの出にくい状態をキープできますよ。
◆頭皮マッサージの手順
①~③ 額、耳の上、襟足から頭頂部に向けて指をすべらせる
④ 地肌全体を軽くもみほぐす
頭皮マッサージは、頭皮のターンオーバーを整えるだけでなく、頭皮の血行を改善することで抜け毛を予防し、ハリ・コシのある健康的な髪の毛の生育にもつながります。
また、首から上の老廃物を押し流すことで、小顔効果もバッチリ。リラックス効果も期待できますね。
2-3.フケをケアする食事
意外かもしれませんが、フケ対策には食事の見直しも効果的です。
- 揚げ物
- ファーストフード
- 甘いお菓子
といった脂っこい食事は、皮脂を増やしフケを悪化させてしまいます。
次のような食品を取り入れた、バランスの良い食事を心掛けてくださいね。
◆ビタミンB2
…豚レバー、うなぎ、ほうれん草など
◆ビタミンA
…にんじん、チーズ、卵など
◆たんぱく質
…鶏のささみ、乳製品、納豆など
食事だけでなく、質の良い睡眠でターンオーバーを整えることも大切です。質の良い睡眠をとるには、生活リズムを整えるのがポイント。
まず、夜更かしは禁物です。また、スマホやタブレットなどのブルーライトは脳を覚醒させるため、眠る前の使用は控えましょう。
過度なストレスや疲れも、寝つきの悪さや浅い眠りの原因になるので、リラックスした状態で眠りにつくようにしましょう。
3.フケが改善しない時の対処法は?
セルフケアを続けても改善しないフケは、何らかの病気の可能性もあります。
・脂漏性皮膚炎
・尋常性乾癬
・白癬(はくせん) など
かゆみや赤みが酷い場合には、無理せず皮膚科を受診しましょう。
以下のサイトでは、お近くの皮膚科を検索できますよ。
さまざまな原因があるフケだからこそ、自宅や病院でしっかりと対策を行っていきたいですね。
かゆみが強いときは、皮膚科を受診するタイミングです。フケは誰にでも生じるものですが、「常にかゆみがある」、「掻きむしってしまう」といったフケは、頭皮に何らかの病気がある可能性が考えられます。
また、「頭皮に湿疹がある」、「赤くなっている」といった症状も、病気のサインかもしれません。
放置するとかゆみやフケが悪化する可能性がありますので、軽く考えずに早めに受診しましょう。
4.まとめ
いかがでしたか?
以下に、今回の記事でご紹介したフケの対策方法をまとめました。
①シャンプー方法の見直し
…頭皮の汚れを落としながら優しく洗う
②頭皮のセルフマッサージ
…血行をよくして頭皮環境を整える
③栄養バランスの良い食事
…ビタミンB2・A・タンパク質を積極的に
★睡眠の質を上げるなどの生活習慣も意識すると◎
これらの対策をもう一度詳しく見たい方は、下記のリンクから戻ってチェックしてくださいね。
ヘアケアは後回しになりがちですが、しっかりと対策を行い美しい髪を手に入れましょう!
フケ・かゆみに効果的なシャンプーを使うと、より効果的なケアができますよ。フケやかゆみ対策に効果的なのは、適度な洗浄力があり、頭皮に刺激を与えにくいアミノ酸系シャンプーやノンシリコンシャンプーです。
などが含まれたものがおすすめ。また、かゆみが強い方は、抗菌・抗真菌成分が含まれているものも効果的です。