マイルを貯めて、普段なかなか味わえない贅沢な旅行を楽しみたいと考えている方も多いですよね。
ただ一方で、「どのカードが一番マイルが貯まりやすいの?」と疑問をお持ちではないですか?
そこでこの記事では、
- 専門家への聞き取り調査
- マイルユーザー100人へのアンケート
- 編集部による独自リサーチ
※ 平成30年度クレジットに関する消費者向け実態調査結果など
をもとに、クレジットカード50枚を徹底比較し『マイルが貯まるおすすめカード7選』をご紹介します。
あわせて、マイルを貯めるうえで知っておきたい「マイルが貯まるクレジットカード丸わかりQ&A」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
いちはやく、おすすめのクレジットカードを知りたい方は「2. マイルが貯まるおすすめクレジットカード7選」からチェックしてくださいね。
なおこの記事では、クレジットカードの知識に関して専門家に監修をしていだたいています。
旅行ジャーナリスト/フォトグラファー
日本と世界で飛行機や空港などを中心に取材、撮影、執筆などを行う。航空会社やホテルの上級会員。メディア掲載も多数。元全国紙記者。クレジットカード利用歴は20年。
◆ 公式HP:世界ソラ旅
◆ Twitter:Aki Shikama
Outline
※ この記事は2021年4月時点の情報を参考にしています。
※ この記事で紹介している「年会費」は、すべて税込表示です。
1. 40,000マイルで「羽田ーホノルル」を往復できる!
搭乗区間(羽田発着) | 必要マイル(往復) |
名古屋、大阪 | 12,000 |
札幌、福岡、沖縄 | 15,000 |
グアム | 20,000 |
ホノルル | 40,000 |
ボストン、ニューヨーク | 50,000 |
(「JAL国際線特典航空券 マイル早見表」などをもとに編集部作成。カードや航空会社によって必要マイルは変わります。)
マイルの主な使い道は航空券との交換です。たとえば「羽田ーホノルル」の場合、40,000マイル貯めれば往復分のチケットが手に入ります。
ただ、実際にマイルを貯めていくにあたって、以下の点に注意しましょう。
- クレカのマイル還元率は一般的に0.5~1.0%
… 羽田ーホノルル往復分40,000マイルが貯まるのは、カード支払い400~800万円分
- マイルの有効期限は獲得から36ヶ月
… カード支払いが少ないと、目標マイルまで達成できない可能性がある
また、航空券との交換以外では「国際線の座席のアップグレード」に使える点も見逃せません。
座席のアップグレードには、20,000~30,000マイルほど必要になりますが、
・エコノミー→ビジネス
・ビジネス →ファースト
といった座席のアップグレードが可能なので、優雅な旅行を楽しむことができますよ!
※ 必要マイル数は経路によって異なります。
次の章からは、目標マイル数に到達しやすいおすすめのカードを、年会費やサービス面を加味して厳選したので、ぜひ参考にしてください。
マイルは主にANAとJALに分けられますが、貯めやすさや使いやすさに大きな違いはありません。
そのため、好みの航空会社で選べば問題ないですが参考までに大きく以下の特徴があります。
ANA:国際線の便が多い
JAL :国内の離島系の便が多い
なお、「3. マイルが貯まるクレジットカード丸わかりQ&A」では、ANA・JALマイルのさらに詳しい情報や、マイルを多く貯める知識を解説しているので、ぜひご覧くださいね。
2. マイルが貯まるおすすめクレジットカード7選
- JALカード Suica
- リクルートカード
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカード
- spg.アメックス
- JAL・Visaカード CLUB-Aカード
- JAL・Mastercard
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- JAL・JCBカード CLUB-Aゴールドカード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
- ANA VISA 一般カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ANAダイナースカード
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- ANA VISAワイドゴールドカード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
ここからは、
- 専門家への聞き取り調査
- マイルユーザー100人へのアンケート調査
- 編集部による徹底リサーチ
をもとに、貯まるマイル別に分けておすすめのクレジットカードをご紹介します。
また、カードの年会費は高くてもかまわないという方は「2-3. 年会費を気にしない方は「spg.アメックス」がお得!」もぜひチェックしてみてくださいね。
2-1. ANAマイルが貯まるクレジットカード3選
まずは、ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードをご紹介します。
ANAマイルが貯まるおすすめクレカ3選
それでは順に見ていきましょう。
・楽天ANAマイレージクラブカード
年会費をかけずにマイルを貯めたい方
楽天市場でよく買い物をする方
マイルだけでなく、楽天市場の利用時に追加で最低2.0%楽天スーパーポイントが貯まる『楽天ANAマイレージクラブカード』。
楽天スーパーポイントは2P=1マイルで交換可能なので、楽天ヘビーユーザーはざくざくマイルを貯まりますよ。
◆ ユーザーの口コミ
還元率がものすごい高いわけではありませんが、年会費無料だと考えるとかなり優秀です。これからマイルを貯めようとしている初心者におすすめかもしれません。
ほかのマイルが貯まるクレカは比較的年会費がどれも高いのでやや敷居が高いのですが、このカードは無料。ちょっと興味があるくらいの自分のような人にぴったりだと思います。
【年会費】550円(税込)(初年度&年一回利用で無料)
【マイル還元率】0.5%
【国際ブランド】VISA、Mastercard、JCB
【空港ラウンジ】利用不可
【国内/海外旅行傷害保険】
なし/最高200万円(利用付帯)
- Wi-Fiレンタル
- 海外でのレンタカー
- 手荷物宅配優待
…など
・ANA アメリカン・エキスプレス・カード
有効期限を気にせずマイルを貯めたい方
年会費が多少高くても気にならない方
年会費が7,700円とやや高くなるものの、マイル還元率が1.0%でお得な『ANA アメリカン・エキスプレス・カード』。
有効期限がないメンバーシップリワードポイントをマイルと交換する仕組みなので、期限を気にせずマイルを貯めることができます。
◆ ユーザーの口コミ
マイルの有効期限は36ヶ月。これは長いようで短いのですがこのカードなら実質有効期限なしで貯めることができます。コツコツ貯めたい方におすすめです!
マイル還元率がほかのカードと比べて高いですし、空港ラウンジも利用可能。これで年会費が7,700円はかなりコスパが高いと思います。
個人的には年会費、マイル還元率、サービス内容のバランスが非常に良いカードだと思います。どのカードを作ればいいのか分からないという方はとりあえずこれさえ作れば間違いなしです。
【年会費】7,700円(税込)
【マイル還元率】1.0%
(毎年カード継続特典で1,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】AMEX
【空港ラウンジ】無料利用可能
【国内/海外旅行傷害保険】
なし/最高100万円(利用付帯)
- 空港クロークサービス
- 手荷物無料宅配サービス
- 大型手荷物宅配優待特典
…など
・ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
東京メトロの路線をよく利用する方
電子マネーでよく買い物をする方
PASMO機能付きで、ANAマイルだけでなくメトロポイントも貯まる『ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)』。
年会費を追加で5,500円支払えばマイル還元率が1.0%になるので、さらにお得に利用できますよ。
◆ ユーザーの口コミ
普段から利用している東京メトロ(PASMO)でANAマイルを貯められるのは、とても便利です。「陸と空で貯められる」という宣伝文句通りのカードですね。
PASMOを利用しているだけでANAマイルが貯まるので、通勤しているだけでマイルが貯まるので、とてもお得に感じます。
仕事柄、電車での移動が多いので、自分のスタイルでマイルを貯められるのが利点です。ただ、貯まったポイントをマイルに交換する手続きが、少しわずらわしいです。
【年会費】2,200円(税込)(初年度無料)
【マイル還元率】0.5%
(毎年カード継続特典で1,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】JCB
【空港ラウンジ】利用不可
【国内/海外旅行傷害保険】なし
- 割引運賃「ビジネスきっぷ」
- ANA国内線・国際線機内販売10%引き
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
…など
また、その他のANAマイルが貯まるおすすめカードについてもご紹介していきます。
・ANA 一般カード
できるだけ年会費を抑えたい方
出張などで飛行機に乗る機会が多い方
ANAマイルを貯めるうえで、最もベーシックな1枚である「ANA 一般カード」。
搭乗マイルが10%加算されたり、毎年継続ボーナスとして1,000マイル付与されるなど、お得な特典が充実しています。
◆ ユーザーの口コミ
年会費は安いですが、ボーナスマイルなどの付帯サービスは十分に備わっています。ANAマイルを貯めるうえで最もクセのないカードではないでしょうか。
【年会費】2,200円(税込)
【マイル還元率】0.5%
(毎年カード継続特典で1,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】VISA、Mastercard、JCB
【空港ラウンジ】利用不可
【国内/海外旅行傷害保険】
なし/最高100万円(利用付帯)
- 提携ホテル宿泊割引
- レンタカー割引
- SKiPサービス
…など
・ANA ダイナースカード
充実した付帯サービスを受けたい方
年会費が多少高くても気にならない方
年会費は高いものの、ダイナースクラブ特有のさまざまな付帯サービスを受けられる「ANA ダイナースカード」。
電話一本で利用できるトラベルデスクサービスでは、航空券や宿泊手配など、各種手続きを依頼することができますよ。
◆ ユーザーの口コミ
マイル還元率が高いのはもちろん、ほかのクレジットカードにはない豪華付帯サービスが魅力です。サービス内容に魅力を感じた方なら活用できる1枚ですね。
【年会費】29,700円(税込)
【マイル還元率】1.0%
(毎年カード継続特典で2,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】Diners
【空港ラウンジ】無料利用可能
【国内/海外旅行傷害保険】
入院費1日10,000円/最高300万円(いずれも自動付帯)
- 空港手荷物宅配サービス
- JALエービーシー優待サービス
- エクスプレス予約サービス
…など
・ANA ワイドゴールドカード
還元率が高い中で年会費を抑えたい方
空港ラウンジなど一般カードにないサービスを受けたい方
継続ボーナスや搭乗ボーナスマイルなどが、一般カードよりワンランク高くなる「ANA ワイドゴールドカード」。
ゴールドカードならではの機能として空港ラウンジが利用できたりと、年会費以上に多数のメリットがあるコスパの良い1枚です。
◆ ユーザーの口コミ
この年会費で多数のマイル還元率が上がる特典や、サービスが付帯されているので非常にお得なカードだと思います。さまざまな方が利用しやすいバランスのとれた良いクレカです。
【年会費】15,400円(税込)
【マイル還元率】1.0%
(毎年カード継続特典で2,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】VISA、Mastercard、JCB
【空港ラウンジ】利用不可
【国内/海外旅行傷害保険】
ー / 300万円(自動付帯)
- ショッピング補償
- ビジネスクラス専用カウンターを利用可能
- 空港パーキングサービス
…など
ANAマイルが貯まるクレジットカード一覧
カード画像 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
カード名 | 楽天ANAマイレージ クラブカード |
ANAアメリカン エキスプレスカード |
ソラチカカード | ANA 一般カード |
ANA ダイナースカード |
ANAワイド ゴールドカード |
年会費 | 550円 | 7,700円 | 2,200円 | 2,200円 | 29,700円 | 15,400円 |
マイル還元率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 1.0% |
カード詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
2-2. JALマイルが貯まるクレジットカード3選
次に、JALマイルが貯まりやすいクレジットカードをご紹介します。
JALマイルが貯まるおすすめクレカ3選
それでは順に見ていきましょう。
・リクルートカード
年会費をかけずにマイルを貯めたい方
じゃらん、HOTPEPPERなどを利用する方
1.2%の還元率でリクルートポイントが貯まり、じゃらんやHOTPEPPERなどの系列サービス利用でポイントが倍増する『リクルートカード』。
リクルートポイントは1P=0.5マイルで交換可能なので、実質0.6%の還元率でマイルを貯めることができます。
◆ ユーザーの口コミ
正直、爆発的にマイルを貯められるわけではありませんが、年会費無料でこの還元率は優秀です。ほかのカードと併用する前提で作るのも良いかもしれませんね。
系列サービスのポンパレモールをよく使っているのでポイントはかなり貯めやすいですね。ポイントをマイルに変える手続きが必要ですが、裏を返せば有効期限を延ばせるメリットもあります。
居酒屋を予約するときは「HOTPEPPERグルメ」で、ホテルを予約するときは「じゃらん」でと、普段からサービスを利用しているので自然とポイントが貯まっていきます。
【年会費】永年無料
【マイル還元率】0.6%
【国際ブランド】
VISA、Mastercard、JCB、銀聯
【空港ラウンジ】利用不可
【国内/海外旅行傷害保険】
なし/最高100万円(利用付帯)
- ショッピング保険
- 電子マネーチャージ時もポイントが貯まる
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
とにかく還元率の高さを重視したい方
年会費が多少高くても気にならない方
法人カードでありながら個人の方でも作ることができる『セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード』。
最大1.125%の還元率でJALマイルが貯まるほか、プラチナカードならではの多彩な付帯サービスが魅力ですよ。
◆ ユーザーの口コミ
扱いは法人カードですが個人でも作ることができるクレカです。意外とマイル還元率は高いですし、サービスも充実。JALマイルを貯めるならこのカードですね。
一見、年会費が高く感じられますがプラチナカードとしてはかなり安い部類です。審査もそこまで厳しくないとのことなので、JALマイルを貯める方は検討するべき1枚です。
マイルが貯まりやすいのはもちろんですが、大きくアメックスのブランドロゴがプリントされていて気品のあるデザインです。かっこよくて、何となく持っていると自慢できます。
【年会費】22,000円
【マイル還元率】1.0%
【国際ブランド】AMEX
【空港ラウンジ】無料利用可能
【国内/海外旅行傷害保険】
なし/最高300万円(自動付帯)
- 海外アシスタンスデスク・サービス
- 海外レストランWEB予約サービス
- Tablet®️ Hotels
…など
・JALカード Suica
電車や新幹線に乗る機会が多い方
電子マネーでよく買い物をする方
電車に乗る際や、少額の決済に便利なSuica機能が付いた『JALカード Suica』。
年会費を追加で3,360円支払えばマイル還元率が1.0%にアップするなど、さらにお得になります。
◆ ユーザーの口コミ
一般的なJALカードと異なり、Suica機能がついていることで利便性がよくなっています。また、ショッピングの際にJALのマイルが貯まるのでとても便利な1枚です。
日頃からマイルを貯めており、定期券もクレジットで購入したりしている ため、JALカードとSuicaが一体になっていてとても便利です。
旅行傷害保険がしっかりと付いていたので安心でした。 貯まったポイントはJALマイルに交換して利用しています。また、しっかりと電子マネーに対応していたので良かったです。
【年会費】2,200円(税込)(初年度無料)
【マイル還元率】0.5%
(毎年初回搭乗時1,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】JCB
【空港ラウンジ】利用不可
【国内/海外旅行傷害保険】
なし/最高150万円(利用付帯)
- Suicaへのオートチャージ
- エキナカATM<VIEW ALTTE>
- ビューETCカード
…など
また、その他のJALマイルが貯まるおすすめカードについてもご紹介していきます。
・JAL CLUB-Aゴールドカード
出張などで飛行機に乗る機会が多い方
空港ラウンジなど一般カードにないサービスを受けたい方
搭乗時にボーナスマイルとして25%加算される「JAL CLUB-Aゴールドカード」。
また、空港ラウンジを無料で利用できるので、飛行機に乗る機会が多い方におすすめのマイルクレカです。
◆ ユーザーの口コミ
このカードを所持しているときの搭乗ボーナスマイルがとにかくすごいので、どんどんマイルが貯まります。搭乗機会が多い方は間違いなく年会費以上の価値があると思います。
【年会費】17,600円(税込)(AMEXは20,900円)
【マイル還元率】1.0%
(毎年初回搭乗時2,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】VISA、Mastercard、AMEX
【空港ラウンジ】無料利用可能
【国内/海外旅行傷害保険】
入院費1日10,000円/最高300万円(いずれも自動付帯)
- JALビジネスクラス・チェックイン
- 会員誌・オリジナルカレンダー
- 国内空港店舗・空港免税店割引
…など
・JAL CLUB-Aカード
還元率が高い中で年会費を抑えたい方
出張などで飛行機に乗る機会がそこそこある方
JAL CLUB-Aゴールドカードよりサービスがワンランク落ちる代わりに年会費が手頃な「JAL CLUB-Aカード」。
決して搭乗機会が多いわけではないものの「年数回は飛行機に乗る」という方にぴったりのカードです。
◆ ユーザーの口コミ
JAL CLUB-Aゴールドカードの年会費は高くてもとが取れない…という方におすすめのカードです。ちょうど、一般カードとゴールドカードの中間に当たるクレカですよ。
【年会費】11,000円(税込)
【マイル還元率】0.5%
(毎年初回搭乗時2,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】VISA、Mastercard、JCB
【空港ラウンジ】利用不可
【国内/海外旅行傷害保険】
入院費1日10,000円/最高150万円(いずれも自動付帯)
- JALビジネスクラス・チェックイン
- 会員誌・オリジナルカレンダー
- 国内空港店舗・空港免税店割引
…など
・JALカード CLUB ESTカード
20代の方(20代限定発行のカードのため)
年会費をできるだけ抑えたい方
JALが20代の方限定に発行している、お得なサービスが充実した「JALカード CLUB ESTカード」。
マイル還元率が高いだけでなく、会員期間中に貯めたマイルは本来の36ヶ月から60ヶ月に有効期限が延長されるので、失効する心配がありません。
◆ ユーザーのコメント
まず、安い年会費でマイル還元率が高いのが最大のメリット。さらにビジネスクラスチェックインなどのサービスもあるのだから、20代にとって最強のマイルクレカだと思います。
【年会費】2,200円(税込)
【マイル還元率】1.0%
(毎年初回搭乗時1,000ボーナスマイル付与)
【国際ブランド】VISA、Mastercard、JCB
【空港ラウンジ】年間5回無料利用可能
【国内/海外旅行傷害保険】なし
- JALビジネスクラス・チェックイン
- マイル有効期限の延長
- e JALポイント年間5,000円分積算
…など
JALマイルが貯まるクレジットカード一覧
カード画像 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
カード名 | リクルート カード |
セゾンプラチナ ビジネスアメックス |
JALカード Suica |
JAL CLUB-A ゴールドカード |
JAL CLUB-Aカード |
JALカード CLUB ESTカード |
年会費 | 永年無料 | 22,000円 | 2,200円 | 17,600円 | 11,000円 | 2,200円 |
マイル還元率 | 0.6% | 1.0% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 1.0% |
カード詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
2-3. 年会費を気にしない方は「spg.アメックス」がお得!
最後に、年会費は34,100円と高額になるものの、ANA・JAL問わずマイルを貯められるおすすめのカードをご紹介します。
・spg.アメックス
宿泊するホテルにもこだわりたい方
ANA・JALどちらのマイルを貯めるか決めきれない方
カード利用で貯まったポイントをANAとJALどちらのマイルとも交換が可能な『spg.アメックス』。
さらに、作成から2年目以降は毎年50,000ポイント相当の「提携ホテル無料宿泊特典」が付与されるので、リッチな旅を満喫できますよ。
◆ ユーザーの口コミ
マイルが貯まりやすいのはもちろんですが、何よりもカード特典がすごいですね。宿泊する部屋のグレードアップなど、トータルで旅行の思い出を楽しくしたい方は年会費以上の価値を感じると思います。
spg.アメックスといえば陸マイラーの中で超有名なカードです。年会費を取り戻せる豪華特典満載で、いろいろなカードがある中で、正直、最強の1枚だと思っている方も多いのでは?
年一回提携ホテルの無料宿泊特典が付いてくるのですが、泊まれるホテルはどこも高級ホテル。年会費の高さに尻込みしがちですが、特典を活かせるのであればぜひ作るべきカードです。
【年会費】34,100円(税込)
【マイル還元率】1.0%
【国際ブランド】AMEX
【空港ラウンジ】無料利用可能
【国内/海外旅行傷害保険】
なし/最高300万円(利用付帯)
- Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格
- 特典参加レストラン&バーが15%オフ
- 30,000ポイントの入会特典
…など
3. マイルが貯まるクレジットカード丸わかりQ&A
最後に、編集部リサーチや読者アンケートの中で多かった「マイルに関するよくある質問」を専門家のシカマさんに回答していただきました。
【マイルを貯める際に気になるQ&A】
Q1. マイルはANA・JAL以外にもあるの?
Q2. 飛行機搭乗とカードとでは、どちらの方が効率良く貯まる?
Q3. カード以外でマイルを貯める方法はない?
【マイルを利用する際に気になるQ&A】
Q4. 海外の航空会社でANA・JALマイルは使える?
Q5. マイルはほかのポイントと交換できる?
Q6. 貯まったマイルは他社マイルと交換できる?
【その他の知っておきたいQ&A】
Q7. 空港ラウンジってどんなところ?
Q8. 旅行傷害保険ってなに?
ぜひ、気になる質問からチェックしてくださいね。
Q1. マイルはANA・JAL以外にもあるの?
もちろん、デルタ航空やユナイテッド航空など海外の航空会社にもマイルはありますが、特にこだわりがなければANA・JALが使いやすいのでおすすめです。
ANA・JALマイルが使いやすい理由
- すべて日本語で手続きが可能
- 国内外問わず、日本発着の路線が豊富
- 1マイルあたりのレートが高く交換しやすい
また、ANA・JALマイルは海外の航空会社でも使うことができます。
詳しくは「Q4. 海外の航空会社でANA・JALマイルは使える?」で解説しているのでこちらもチェックしてみてくださいね。
Q2. 飛行機に乗るのとカード利用で貯めるのとでは、どちらの効率が良い?
数回の搭乗では、それほど多くのマイルを獲得できないので、クレカで貯めた方が効率が良いです。
羽田発着の獲得マイルの例
搭乗区間 | 獲得マイル(片道) |
大阪 | 280 |
沖縄 | 984 |
グアム | 1,561 |
ホノルル | 3,831 |
ニューヨーク | 6,723 |
(「JAL国内線区間マイル表」「JAL国際線区間マイル表」をもとに編集部作成。カードや航空会社によって獲得マイルは変わります。)
表の通り、飛行機の搭乗だけで必要なマイル数を貯めるのは難しいです。
そのため、「出張で頻繁に飛行機に乗る」というような方を除き、クレジットカードでマイルを貯めることをおすすめします。
搭乗マイルは航空会社発行カードを利用した場合、20%前後追加で多く獲得できます。
この記事でご紹介しているカードでは、
などが該当するので搭乗機会が多い方は参考にしてくださいね。
Q3. カード以外でマイルを貯める方法はないの?
ポイントサイトを活用するという手段もあります。カードと併用して貯めることで、目的のマイル数に早く到達できますよ。
ポイントサイトとは、「ポイントを貯めて換金できるサイト」のこと。
ポイントサイト内で、
- 広告動画を視聴する
- サイト経由で買い物をする
- アンケートに回答する
などのアクションを行うことで、ポイントが貯まります。
目標マイル数がカード利用だけでは難しい場合も、ポイントサイトを使えば到達しやすくなるので、ぜひ活用しましょう。
Q4. 海外の航空会社でANA・JALマイルは使える?
ANA・JALともに海外の提携航空会社であれば、それぞれのマイルを使用することができますよ。
マイル別利用できる海外の航空会社
ANA(全38社) |
|
JAL(全19社) |
|
(ANA公式サイト:「提携航空会社一覧」、JAL公式サイト:「JMB提携航空会社特典航空券」を参照)
このように、ANAの方が提携航空会社が多いので、利用できる国際線が比較的多くなります。
もちろん、海外旅行を中心に考えていても一概にANAが良いとはいえず目的地によるので、行き先の路線について調べておくことをおすすめします。
Q5. マイルはほかのポイントと交換できる?
dポイントやTポイントといったほかのポイントと交換もできますが、航空券との交換が最もお得なのでおすすめできません。
マイル別交換可能な主なポイント
ANAマイル | JALマイル |
|
|
上記はそれぞれ10,000マイル=10,000ポイントから交換が可能です。
ただ、航空券との交換に使った方が、1マイル=約2~3円のレートになるのでお得とはいえません。
※ シーズンや搭乗区間により変動はあります。
そのため、「マイルの有効期限が切れそう…」といった場合のみ、ほかのポイントと交換することをおすすめします。
Q6. 貯まったマイルは他社マイルと交換できる?
ポイント交換を活用して他社マイルにすることは可能ですが、レートが悪いのでおすすめできません。
(出典画像:マツモトキヨシ)
そもそもANA・JALともに、公式サイト上では他社マイルへの交換は不可と記載しています。
(ANA公式サイト、JAL公式サイトより)
裏技として図の例のように、ほかのポイントを経由して他社マイルに交換できますが、もともとのマイル数より下がってしまうのです。
Q7. 空港ラウンジってどんなところ?
ソファーやテーブルが完備されているうえ、そのほかにもさまざまなサービスを受けることができるスペースです。
空港ラウンジの利用には1,000円前後の料金がかかりますが、選ぶクレジットカードによっては無料入場できる特典が付いています。
この記事でご紹介している主なカードでは、
の3枚が該当するので選ぶ際は参考にしてください。
Q8. 旅行傷害保険ってなに?
「旅行傷害保険」は、病気やケガなどで旅行中に起きた損害を、カードごとに異なる上限金額分まで補償する保険のことです。
旅行傷害保険の適応範囲
海外旅行傷害保険 | 国内旅行傷害保険 |
|
|
また、海外旅行傷害保険はカードによって、
- 自動付帯
… 持っているだけで保険有効になる - 利用付帯
… 旅行中の交通費などをカード払いすると保険有効になる
の2つに分かれ、一般的に自動付帯の方が条件による制限がないので、使い勝手が良いです。
※ 国内旅行傷害保険はすべて利用付帯になります。
4. まとめ
いかがでしたか? ここまで、マイルが貯まるクレジットカードについてご紹介してきました。
もう一度、おすすめのクレジットカードを一覧でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ANAマイルが貯まるクレカ一覧
カード画像 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
カード名 | 楽天ANA マイレージ クラブカード |
ANAアメリカン エキスプレス カード |
ソラチカカード | ANA 一般カード |
ANA ダイナース カード |
ANAワイド ゴールドカード |
年会費 | 550円 | 7,700円 | 2,200円 | 2,200円 | 29,700円 | 15,400円 |
マイル還元率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 1.0% |
カード詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
JALマイルが貯まるクレカ一覧
カード画像 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
カード名 | リクルート カード |
セゾンプラチナ ビジネス アメックス |
JALカード Suica |
JAL CLUB-A ゴールドカード |
JAL CLUB-Aカード |
JALカード CLUB EST カード |
年会費 | 永年無料 | 22,000円 | 2,200円 | 17,600円 | 11,000円 | 2,200円 |
マイル還元率 | 0.6% | 1.0% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 1.0% |
カード詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
年会費の高さが気にならない方におすすめ
また、マイルを貯めるにあたって知っておきたい注意点についてもまとめておきます。
- クレカのマイル還元率は一般的に0.5~1.0%
… 羽田ーホノルル往復分のマイルが貯まるのはカード支払い400~800万円分
- マイルの有効期限は獲得から36ヶ月
… カード支払いが少ないと目標マイルまで達成できない可能性がある
この記事を参考に、ぜひ自分にぴったり合った1枚を手に入れて、マイルを使ったリッチな旅行を楽しんでくださいね。
この記事の参考情報
- 国際ブランド
VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Union Pay、Discover - 信用情報機関
JICC、CIC、一般社団法人 全国銀行協会 - 団体
JCCA(日本クレジットカード協会)、一般社団法人 日本クレジット協会、金融庁 - 関連サービス
楽天ペイ、PayPay、LINE Pay、QUICPay、メルペイ、d払い、au PAY
やはり魅力は年一回でも使えば年会費無料になるところだと思います。肝心のマイルも楽天をよく利用する方なら貯まりやすいですよ。