家庭で炭酸水が作れる炭酸水メーカー。
気になってはいても、
「簡単に作れるのかな?」
「値段やコスパはどうなのかな?」
…と気になって、なかなか購入に踏み切れない方も多いのでは?
そこでこの記事では、デジタル&家電ライターのコヤマタカヒロ氏厳選のおすすめ商品7選をご紹介。
- 炭酸水メーカーを選ぶ際のポイント
- ペットボトルの炭酸水と比較したコスパ面
…なども解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。※商品掲載欄の一部を除く
Outline
- 1.炭酸水メーカーの種類
- 2.炭酸水メーカーの選び方
- 3.【専門家厳選】おすすめ炭酸水メーカーベスト5
- 4.設置スペースに困らない炭酸水メーカー2選
- 5.ペットボトルの炭酸水と比べて、どっちがお得?
- 6.炭酸水メーカーに関するQ&A
- 7.まとめ
※ この記事は2024年10月時点の情報を参考にしています。
1.炭酸水メーカーの種類
炭酸水メーカーは、主に「カートリッジ式」と「シリンダー式」の2タイプに分けられます。
アイテムを選ぶ前に、まずは各タイプの違いを見てみましょう。
▶カートリッジ式の特徴
カートリッジ式は、1回の利用ごとに炭酸ガスの入った容器を装填する使い切りタイプです。
- 電源が不要でコンパクト
- 本体価格が安い
…というメリットがある反面、1回使用あたりの価格が高く、炭酸の強さが調節できません。
カートリッジ式は本体価格が安く、コンパクトで使いやすい点がポイント。
ただ、1回あたりの金額が割高です。
▶シリンダー式の特徴
一方シリンダー式は、ガスシリンダーを装着した本体にボトルをはめて、炭酸を注入するタイプです。
- 1回使用あたりの金額が安い
(1Lあたり40円以下の製品が多い) - 強炭酸も作れる
- ジュースにも炭酸を入れられるものが多い
…というメリットがあります。
ただ、本体価格が高めでスペースを取る・シリンダーが捨てられず手間になる…というデメリットも。
シリンダー式のポイントは、1Lあたり40円以下で炭酸が作れるお得さ。
毎日使う家庭ならこちらがおすすめ。
*炭酸ガス代だけで見た場合
▼それぞれどんな人におすすめ?
✔︎使用頻度が低めの人におすすめ
(週末だけ、たまの晩酌に…etc)
✔︎炭酸濃度にこだわりたい人におすすめ
✔︎毎日使いたい人におすすめ
自分に合うタイプをチェックしてみてくださいね!
では、それ以外でどのような点に気を付けて炭酸水メーカーを選べばよいのでしょうか?
2.炭酸水メーカーの選び方
自分に合った炭酸水メーカーを選ぶ際に大切なのが、以下の3つのポイントです。
①本体以外のコストも含めた価格で選ぶ
②セットやお手入れがしやすいものを選ぶ
③水以外にも使えるかをチェックする
それでは順に詳しくご紹介します!
①本体以外のコストも含めた価格で選ぶ
炭酸水メーカーには多くの機種がありますが、性能にこだわりつつも価格を抑えたい場合は本体価格1万5000円程度を目安に探すといいでしょう。
炭酸水メーカーは、本体の他に別売りの炭酸カートリッジやガスシリンダーを都度交換する必要があります。
価格を比較するときは本体以外の値段も含めて計算するのを忘れずに!
使用頻度が低いなら、たとえ1回あたりが割高でもカートリッジ式でOK。
自分の使用頻度を考えながら決めると良いでしょう。
②セットや手入れがしやすいものを選ぶ
毎日使う予定の人は、カートリッジやシリンダーの着脱やお手入れが簡単なタイプを選びましょう。
炭酸水メーカーのなかでも、シリンダー式はボトルの付け方によって以下のような種類があります。
- スクリュー式
- スライド式
- ワンタッチ式
普段使いなら、ロック不要で差し込むだけのスライド式やワンタッチ式が便利でおすすめです!
また、口に入るものだからこそ、使用後の洗浄は欠かせません。
ボトルの取り付け口が洗浄可能かは見逃しやすいポイントなので、商品を選ぶ際は注意しましょう。
③水以外にも使えるかをチェックする
炭酸水メーカーのなかには、水以外の飲み物にも炭酸を注入できるモデルがあります。
- 炭酸ジュースを作る
- 気の抜けた炭酸を復活させる
…といった使い方をしたい人は、水以外にも使えるかどうかを確認しながら選びましょう!
炭酸水以外にいろいろな炭酸飲料が作れると、子どもも楽しめるのでおすすめです。
▼炭酸水メーカーの選び方まとめ
① 本体価格が1万5000円程度のものを選ぶ
たまの使用ならカートリッジ式、毎日ならシリンダー式
② セットやメンテナンスがしやすいものを選ぶ
スライド式やワンタッチ式がおすすめ
③ 水以外にも使えるかチェックする
お子さんがいるご家庭におすすめ
…上記の3ポイントをチェックしながら、自分に合う炭酸水メーカーを探してみてくださいね!
※炭酸水メーカーのコスパは記事下部「5.ペットボトルの炭酸水と比べて、どっちがお得?」でご紹介!
3.【専門家厳選】おすすめ炭酸水メーカーベスト5
ここからは上記の選び方をもとに家電の専門家が厳選したおすすめ炭酸水メーカーのベスト5をご紹介していきます。
おすすめ商品は以下の5つ。自分に合うものを探してみて下さいね!
◆おすすめ一覧
(クリックで各商品詳細をご覧になれます)
▶ソーダストリーム Spirit スターターキット
✔︎シリンダー式
✔︎炭酸水メーカー初心者におすすめ
ソーダストリームの「Spirit」は同社の製品で最安水準の炭酸水メーカーです。
- 着脱が簡単な「スナップロック」
- 別売りのシロップで炭酸ジュースも作成可
といった特徴で、とりあえず炭酸水メーカーを試してみたいという方におすすめの商品です。
1Lあたりのランニングコストが36円と安い点が魅力。
強炭酸水も作れるという使い勝手の良さで、コスト重視ならベストチョイスです。
ソーダストリーム「Spirit」
【価格】15,400円(税込)
【交換シリンダー価格】60L/2,160円、25L/1,350円
【1Lあたりのコスト】36円※60L購入時
【公式HP】ソーダストリーム
【本体寸法】130×420×185(mm)(幅×高さ×奥行き)
【重量】約1.08kg
【カラー】ホワイト/ブラック/レッド
こちらの製品は公式販売終了製品です。
▶ドリンクメイト マグナムグランド
✔︎シリンダー式
✔︎コスパが気になる方におすすめ
ドリンクメイトの「マグナムグランド」はお手軽に強炭酸水が作れる炭酸水メーカーです。
- ジュースやお酒にも炭酸水が入れられる
- 一本のシリンダーで最大142Lの炭酸水が作れる
と、トータルのコストパフォーマンスに優れた一台となっています。
本体価格が高いため初期費用はかかりますが、ガス代が1Lあたり約25円とランニングコストは抑えられます。
また、ノズルも丸洗いできるため、衛生的に使い続けることができます。
長期間にわたって使うつもりの方はこちらがおすすめです。
【価格】21,868円(税込)
【交換ガスシリンダー価格】142L/3,542円、60L/2,160円
【1Lあたりのコスト】約25円※148L購入時
【公式HP】ドリンクメイト
【本体寸法】171×429×211(mm)(幅×高さ×奥行き)
【重量】約1.6kg
【カラー】ホワイト/マットブラック
▶日本炭酸瓦斯 ステンレスサイホン
✔︎カートリッジ式
✔︎場所を取りたくない方におすすめ
日本炭酸瓦斯の「ステンレスサイホン」はカートリッジタイプのコンパクトな炭酸水メーカーです。
- 操作が簡単で使いやすい
…カートリッジ装着&ノズルを引くだけ - そのまま冷蔵庫に入れられるサイズ
…コンパクトで場所を取らない
といった使いやすさが特徴。
保存性が高く、冷蔵庫で3〜4日間炭酸をキープできるため、数日に分けて炭酸水を楽しみたい方におすすめです。
シリンダー型に比べるとランニングコストはやや高くなりますが、省スペースで設置できるのがポイントです。
ステンレスのデザインもクールでかっこいい一品です。
ただし、水以外のものが使えない、炭酸水を作る際に本体を混ぜる必要があるといった点には注意です。
日本炭酸瓦斯「ステンレスサイホン」
【価格】16,000円(税込)
【交換ガスカートリッジ価格】10本/1,122円
【1Lあたりのコスト】90円
【公式HP】日本炭酸瓦斯
【本体寸法】102×290(mm)(直径×高さ)
【重量】約1.32kg
▶ソーダストリーム Source Power スターターキット
✔︎シリンダー式
✔︎炭酸水を作る手間を減らしたい方におすすめ
ソーダストリームの「Source Power スターターキット」はシリンダー式の炭酸水メーカーです。
- ボタン1つで強炭酸水も作れる全自動タイプ
- LEDの点滅で完了をお知らせ
など、操作の手間を減らしたい方におすすめの一台。
ソーダストリーム Spiritと同様の「スナップロック」なのでボトルの着脱も簡単です。
3つのボタンで強炭酸水~弱炭酸水まで生成できるプレミアムモデル。
ランニングコストが1Lあたり36円と、低価格な点もポイントです。
サイズは大きめですがシルバーのスタイリッシュなデザインで、リビングに置いても違和感がないです。
【価格】31,900円(税込)
【交換シリンダー価格】60L/2,160円、25L/1,350円
【1Lあたりのコスト】36円※60L購入時
【公式HP】ソーダストリーム
【本体寸法】124×423×233(mm)(幅×高さ×奥行き)
【重量】約2.5kg
【カラー】ブラック/ホワイト
▶ドリンクメイト シリーズ601
✔︎シリンダー式
✔︎費用を抑えたい方におすすめ
ドリンクメイトの「シリーズ601」は、低コストで使用し続けられる低価格なシリンダー式のアイテムです。
- 水以外の飲料にも炭酸を注入可能
- 電源不要、ボタンひとつでどこでも使える
…といった点が特徴。
炭酸濃度にこだわりがなく、低コストで炭酸ジュースを作ってみたい方におすすめ。
同社のマグナムシリンダーとの互換性はなく、専用の60L用シリンダーのみ使用可能のモデルです。
強炭酸が作れないという注意点はありますが、場所や飲料を選ばない使い勝手の良さはグッドです。
【価格】16,368円(税込)
【交換ガスシリンダー価格】60L/2,160円
【1Lあたりのコスト】約36円
【公式HP】ドリンクメイト
【本体寸法】125×220×413(mm)(幅×高さ×奥行き)
【重量】1.7kg
【カラー】ブラック
4.設置スペースに困らない炭酸水メーカー2選
炭酸水メーカーは場所を取るアイテムが多い&専用ボトルが大きすぎて冷蔵庫に入らないというトラブルが起こることも。
そこで、ここからはスペースを取らない炭酸水メーカーを2つ紹介します。
カートリッジタイプは冷蔵庫に保存できるタイプが大半です。
一方、ガスシリンダータイプは電源が必要なモデルが多く、本体サイズも大きくなってしまいます。
キッチンやリビングに大きな家電を置きたくない方はこちらも参考にしてみてくださいね。
▶シナジートレーディング SODA MINI
✔︎シリンダー式
✔︎収納場所に悩んでいる方におすすめ
シナジートレーディングの「SODA MINI」はコンパクトな本体が特徴の炭酸水メーカーです。
- 使い切りタイプの350mlボトル
- ボトルの取り外しが簡単な「スライドロック式」
といった、収納性と使いやすさに優れた一台。
キッチンの場所を取りたくない方は、こちらの商品もおすすめです!
専用ボトルが小型なため、本体も小さめサイズ。電源も不要なので好きな場所に置けます。
炭酸ガスの強さを自分好みに変えられる点もポイントの1つです。
【価格】10,780円(税込)
【交換ガスシリンダー代】1,782円
【1Lあたりのコスト】約50円
【公式HP】シナジートレーディング
【本体寸法】108×310×180(mm)(幅×高さ×奥行き)
【重量】約1.0kg
【カラー】ホワイト/レッド
▶ソーダストリーム MINI Deluxe
✔︎シリンダー式
✔︎作った炭酸水を持ち歩きたい方におすすめ
ソーダストリームの「MINI Deluxe」は同社の炭酸水メーカーで最小サイズの製品です。
- 日本の台所にもフィットする高さ36cmの本体
- 「スナップロック」搭載でボトルの着脱も簡単
といった特徴。小型な商品を探している方は、こちらもおすすめです!
抽出ボタンを複数回押すことで自分好みの炭酸水を作れます。
また、付属する専用ボトルは500mlとコンパクトなサイズのため、お出かけ用にも便利です。
【価格】16,929円(税込)
【交換シリンダー価格】25L/2,160円
【1Lあたりのコスト】86円
【公式HP】ソーダストリーム
【本体寸法】130×360×185(mm)(幅×高さ×奥行き)
【重量】約1.06kg
【カラー】ホワイト/レッド
こちらの製品は公式販売終了製品です。
類似商品はこちらからご覧いただけます。→類似商品の情報を見る
最後に、ここまでご紹介したアイテムをまとめました。
▼おすすめの炭酸水メーカーまとめ
商品画像 |
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商品名 | Spirit スターターキット | マグナムグランド | ステンレスサイホン | Source Power スターターキット | シリーズ601 | SODA MINI | MINI Deluxe |
価格(税込) | 15,400円 | 21,868円 | 16,000円 | 31,900円 | 16,368円 | 10,780円 | 16,929円 |
商品詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
気になるアイテムがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
次からは、炭酸水メーカーとペットボトルの炭酸水はどっちがお得?という疑問を解決していきます!
5.ペットボトルの炭酸水と比べて、どっちがお得?
炭酸水メーカーを買う際に気になるのが「ペットボトルを買った場合とどっちがお得?」という点。
実際のところ、どうなのでしょうか?
ペットボトルの炭酸水は1Lあたり80円が相場。
1Lあたり40円程度の炭酸水メーカーの方がコストは安いといえます。
ただし、ボトル以外に本体スペースが必要な点がネック。
キッチンにスペースがないご家庭やコンセントが遠い間取りだと、使い勝手が悪いかもしれません。
コストパフォーマンスは炭酸水メーカーが上ですが、置き場所や使い勝手も含めた判断が必要ですね。
ご自宅の間取りを考えながら選んでみましょう!
6.炭酸水メーカーに関するQ&A
最後に、炭酸水メーカーに関する2つの質問について、Q&A形式で解説していきます。
Q1.本体と水、ガス剤以外に必要なものはある?
基本はありませんが、ソーダストリームなどは別売で専用のシロップを用意しています。
それらがあると手軽に炭酸ジュースが作れますよ。
基本的に炭酸水メーカーは本体と水、炭酸ガスがあれば利用可能です。
ちなみに、ソーダストリーム社の製品のように水以外の飲み物に対応していない場合、販売会社から専用のシロップが出ているケースもあります。
価格や置き場所の都合でジュース対応の炭酸水メーカーを断念した方も、ぜひこちらを試してみてください。
Q2.水以外で炭酸水を作るときの注意点は?
一度に作れる量が水よりも少ないので、 容量を確認しないと溢れる可能性があります。
水以外の飲料に炭酸を注入する場合、基本的には水に注入するときよりも少なめの分量にする必要があります。
例えばドリンクメイトの「マグナムグランド」では水なら850mlまで、水以外なら350mlまで飲料を入れることができます。
炭酸水メーカーで炭酸ジュースを作る際は、入れすぎないように注意しましょう。
7.まとめ
ご自身にぴったりの炭酸水メーカーは見つかりましたか?
・本体価格やランニングコスト
・セット作業やメンテナンスのしやすさ
・水以外にも使用できるかどうか
上記の3つのポイントを基準にすると、自分の使用頻度や目的に合った商品が見つかりやすくなりますよ
ぜひ、好みの炭酸水メーカーをゲットして、素敵な炭酸水ライフを過ごしてください。
もう一度おすすめの炭酸水メーカーをチェックしたい方は、「3.【専門家厳選】おすすめ炭酸水メーカーベスト5」をチェックしてみてくださいね!
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