「青ヒゲをなんとか解消したい」
「仕事や学校が忙しく、サロンやクリニックに通う時間がない」
という方にとってヒゲの脱毛クリームは気になるアイテムですよね。そこでこの記事では以下の内容を中心に紹介します。
・ヒゲの脱毛クリームの特徴
・ヒゲの脱毛クリームおすすめ人気4選
毎日のヒゲ剃りの時間をなくしたい、第一印象を良くしたいと考えている方はぜひ最後まで読んでくださいね。
▶クリニック公式サイトを見る
青ひげが気になり自身もヒゲ脱毛を10回以上経験。今回は「医療広告ガイドライン」や「日本医学脱毛学会」の内容を参考に記事執筆しました。
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※この記事は2024年11月時点での情報を参考にしています。 ※本記事で掲載する口コミは個人の感想であり、効果や内容を保証するものではありません。 |
1. ヒゲの脱毛クリームってそもそもなに?
ここでは、ヒゲの脱毛クリームの成分や特徴について徹底解説します。
▶除毛・抑毛クリームとどう違うの?
そもそも、市販品に「脱毛クリーム」という製品は存在しません。除毛クリームのことを、「脱毛クリーム」と呼んでいるケースが大半でしょう。
除毛クリームとは、毛のたんぱく質を分解する「チオグリコール酸カルシウム」などの化学成分の作用で毛を溶かすもの。
クリームを塗布して数分置き、その後拭き取るか洗い流すことで毛が除去されます。
抑毛クリームとは、長期間にわたってゆるやかに毛の成長を抑制することを目的とした医薬品。
女性ホルモンと構造が似ている大豆エキス(大豆イソフラボン)などが配合されていることが多く、クリームよりもローションタイプが主流です。
単体での脱毛・除毛効果は見込めないので、あくまでも脱毛・除毛後のケアアイテムとして活用するとよいでしょう。
▶ヒゲの脱毛クリームの選び方
・ヒゲ(顔)への使用が可能か確認する
脱毛クリーム(除毛クリーム)のパッケージやHPに使用可能部位の記載がありますので、購入前に確認しましょう。
ただし、基本的に日本国内で市販されている脱毛クリーム(除毛クリーム)は、ヒゲ(顔)への使用を想定していません。
むやみに使うと肌荒れなどの原因になりますので、ヒゲ(顔)への使用が推奨されていない製品の使用は控えるのが無難といえます。
・チオグリコール酸カルシウムが配合されていれば効果に大差はない
一般的な脱毛クリーム(除毛クリーム)には、基本的に除毛剤の「チオグリコール酸カルシウム」が配合されています。
「チオグリコール酸カルシウム」が配合されていれば、除毛効果に大きな差はないと考えてよいでしょう。
・香りやテクスチャーをチェック
脱毛クリーム(除毛クリーム)独特のにおいをカモフラージュする香りがついているか、塗りやすいテクスチャーかなどもチェックするのがおすすめ。
実際に購入した人の口コミなども参考になります。
2. ヒゲの脱毛クリームの使用法とケア方法
この章では、編集部一ノ瀬が実際にヒゲに除毛クリームを使用して、使い心地をレビューしていきます!
編集部一ノ瀬 37歳 毎朝シェーバーでヒゲ剃りしているが、夕方には鼻下・あごのジョリジョリ感が気になる。除毛クリームの使用は初めて。 |
◆検証に使用した商品
MENON除毛クリーム 1,880円/220g |
▶まずはパッチテストから!
まずはパッチテストをして肌トラブルが出ないかを確認しましょう。
腕の内側にクリームを出し10円玉くらいに広げ、30分後に観察します。
赤みやかゆみが出ていなければ次のステップに進みましょう。
すぐに使用をやめ、症状がひどい場合は皮膚科などの病院を受診しましょう。
▶ヒゲ全体に塗り広げる
ヘラなどを使い均一に塗っていきます。ヒゲが完全に覆われるように1~2mmくらいたっぷりと使うのがコツです。
▶クリームを拭き取る・きれいに洗う
10分経過したら、柔らかいタオルなどで優しく拭き取っていきます。除毛クリームの成分で溶けて縮れたヒゲをきれいにしましょう。
その後、水かぬるま湯でクリームを洗い流します。
▶保湿してアフターケア
除毛クリームは肌への刺激が強いため、いつも以上に肌ケアを入念に。
化粧水や保湿クリームを用いてアフターケアをしましょう。
それでは、気になる除毛クリームの効果は…
▶クリームで除毛したヒゲのビフォアフター
「正直、やらない方が良かった…」という感想です。拭き取るときに痛みましたし、赤みが出たような気がします。ヒゲがきれいになったような感じもしませんでした。
ヒゲは体毛の中でも濃く毛根も深い部位のため、除毛クリームできれいにするのはかなり難しいです。
さらに、顔はデリケートな部位なため肌トラブルのリスクも。
「ヒゲをきれいに無くしたい」「青ひげを解消したい」という方は、家庭用脱毛器やサロン・クリニックでのヒゲ脱毛を検討するのがおすすめですよ。
3. ヒゲの脱毛クリームおすすめ人気4選
解説の通り、顔に使える除毛クリームは少ないため、この章では、アフターシェーブローションなども含めた商品からおすすめ4選をご紹介します。
◆メンズのヒゲケアおすすめクリーム4選
※横スクロールで詳細を確認できます
商品 | 価格 | タイプ | ||
① |
GOODSKIN |
3,980円 /500ml |
ジェル | |
② |
ヨクモア |
2,000円 /140g |
クリーム | |
③ |
鈴木ハーブ研究所 |
2,750円 /100ml |
ローション | |
④ |
MENON |
1,880円 /220g |
クリーム | |
根本的な青ひげの改善を目指したい方は、クリニック・サロンでのヒゲ脱毛や家庭用脱毛器などの方法もおすすめ。
「4. ヒゲの脱毛クリームとその他脱毛方法を徹底比較」で詳しく解説しています。
GOODSKIN:プレミアムアフタージェル
参考価格 | ポイント | 種類 |
3,980円 | 自然由来への こだわり |
ジェル |
厳選した材料を用いて国内工場で製造しており、品質管理に徹底したこだわりを持つのが「GOODSKINプレミアムアフタージェル」。
気になるムダ毛に塗るだけで簡単に脱毛。剃毛後の肌トラブルを防ぎ、しっとりなめらかな肌へ導きます。
【ブランド】GOODSKIN
【種類】ジェル
【価格】3,980円/500ml
【通販】Amazon、楽天
【全成分表示】水、グリセリン、DPG、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ダイズ種子エキス、ユズ果実エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、フユボダイジュ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、水溶性プロテオグリカン、サガラメエキス、アロエベラ葉エキス、ドクダミエキス、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、ローズマリー葉エキス、アラントイン、BG、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、カルボマー、水酸化K、EDTA-2Na、カラメル、香料、1,2-ヘキサンジオール、フェノキシエタノール
ヨクモア:ヘアーリデューシングクリーム
参考価格 | ポイント | 種類 |
2,000円 | 5種類の 保湿成分配合 |
クリーム |
日本国内製造で、天然由来の成分を使用している「ヨクモア ヘアーリデューシングクリーム」。
シトラスのさっぱりとした香りで、男女ともに季節関係なく使用できます。
◎爽やかなシトラスの香りで気持ちがいい。
▲若干ベタつきが残り顔への使用の際は気になる。
【ブランド】YOQMOR(ヨクモア)
【種類】クリーム
【価格】2,000円/140g
【通販】Amazon、楽天
【全成分表示】水、トリエチルヘキサノイン、グリセリン、BG、豆乳発酵液、ザクロ果実エキス、 ダイズ種子エキス、チャ葉エキス、水溶性プロテオグリカン、 ラレアディバリカタエキス、ローマカミツレ花エキス、ヤグルマギク花エキス、 フユボダイジュ花エキス、トウキンセンカ花エキス、 セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス グリコシルトレハロース、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム‐51、 グリチルリチン酸2K、スクワラン、シア脂 ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、 ラベンダー油、ポリソルベート60、加水分解水添デンプン ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、 ステアリン酸グリセリル(SE)、ステアリン酸ソルビタン (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、 ベヘニルアルコール、ステアリン酸、キサンタンガム、トコフェロール エタノール、レシチン、水酸化K、フェノキシエタノール
鈴木ハーブ研究所:パイナップル豆乳ローション
参考価格 | ポイント | 種類 |
2,750円 | 1歳から 全身手軽に使える |
ローション |
販売から20年のロングセラー商品である、鈴木ハーブ研究所の「パイナップル豆乳ローション」。
顔だけでなく、ワキ・腕・脚など全身のムダ毛ケア※に気軽に使えるローションです。
◎サラッとスベスベした使用感が心地良い。
▲少しエタノール臭が強い。
【ブランド】鈴木ハーブ研究所
【種類】ローション
【価格】2,750円/100ml
【通販】公式サイト、Amazon、楽天
【全成分表示】水、エタノール、ダイズ種子エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、豆乳発酵液、イリス根エキス、テトラヒドロピペリン、パイナップル果実エキス、ザクロ果皮エキス、パパイン、エンテロコッカスフェカリス、セラミドNP、セラミドAP、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、フィトスフィンゴシン、ステアロイルラクチレートNa、セラミドNG、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、ヒメフウロエキス 、ビルベリー葉エキス、クダモノトケイソウ果実エキス、ヨーグルト液(牛乳)、デキストリン、BG、PG、ペンチレングリコール、メチルパラベン
※ムダ毛処理後の肌を整えお手入れを楽にするということ
メディコス製薬:MENON除毛クリーム
参考価格 | ポイント | 種類 |
1,880円 | 保湿成分を 複数配合 |
クリーム |
塗って・待って・流すだけで、全身のムダ毛を簡単に処理することができる「MENON除毛クリーム」。
シアバター・大豆イソフラボン・グリセリン・シソエキスを含む複数の美容保湿成分を含んでおり、除毛をしつつ肌へのダメージを抑えてくれます。
◎除毛クリーム特有の臭いが少なく気になりません。
▲若干のびが悪くかなりの量が必要です。
【ブランド】メディコス製薬
【種類】クリーム
【価格】1,880円/220g
【通販】Amazon、楽天
【有効成分】チオグリコール酸カルシウム
【その他の成分】ヒオウギ抽出液、レンゲソウエキス、アマチャエキス、キイチゴエキス、ローマカミツレエキス、アマチャヅルエキス、ダイズエキス、ユズセラミド、加水分解シルク末、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、コラーゲン・トリペプチド F、セトステアリルアルコール、プロピレングリコール、流動パラフィン、ポリオキシエチレンセチルエーテル、パラフィン、水酸化ナトリウム、BG、グルコン酸ナトリウム、エタノール、無水エタノール、水、香料
「2. ヒゲの脱毛クリームの使用法とケア方法」で、実際に編集部がヒゲの除毛に使用して解説しているので参考にしてくださいね。
4. ヒゲの脱毛クリームとその他脱毛方法を徹底比較
ここでは、ヒゲの脱毛クリームとその他の脱毛を比較します。
費用や効果面から自分に合った脱毛方法を検討してみてくださいね。
◆除毛クリームと他の脱毛方法の比較
除毛クリーム | 家庭用脱毛器 | クリニック脱毛 サロン脱毛 |
|
効果 | △ 短期的 2,3日 *脱毛効果なし(除毛) |
◯ 中期的 数週間~数ヶ月 *脱毛効果あり |
◎ 長期的 数ヶ月~半永久的 *脱毛効果あり |
コスト | ◎ 1,000~2,000円 週1回程度 継続的な使用が必要 |
◯ 5万~10万円程度 週1回程度 継続的な使用が必要 |
△ 数万円〜数十万円 3~5回ほどで 効果を実感 |
特徴 | 手軽・安価に使用できる | 自宅で減毛効果を 期待できる |
永久脱毛が可能** |
*脱毛:発毛組織にダメージをあたえる 除毛:肌表面に生えている毛を取り除く **クリニックでの医療脱毛の場合。 |
上記の通り、除毛クリームを使ってもヒゲはすぐに生えてきてしまいます。
毎日のヒゲ剃りの手間から開放されたい方は、脱毛器やクリニック・サロンでの施術を受けることで、初期コストは高くても根本的な解決を目指せます。
5. ヒゲの脱毛クリームのメリット・デメリット
ここでは、ヒゲの脱毛クリームのメリット・デメリットを紹介します。
▶ヒゲの脱毛クリームのメリット
低コストな点や手軽さ、痛みや傷のリスクの少なさがメリットです。
脱毛クリーム(除毛クリーム)のメリットは、クリニックやサロンでの脱毛に比べて低コストなこと、購入してしまえば手軽に使えることが挙げられます。
生えている毛を根元から溶かすので効果が数日続き、ヒゲ剃りが頻繁にできないときにも重宝するでしょう。
また基本的には痛みが少なく、カミソリなどを使用しないため、肌を傷つける心配もありません。
使い方は塗る・待つ・拭き取るの3ステップで想像以上に簡単。毛が覆われるくらい少し多めに塗るのがポイントです。ヒゲだけでなくすね毛などの気になるムダ毛にも使えるのがお得ですね。
▶ヒゲの脱毛クリームのデメリット
そもそもヒゲ(顔)に使える脱毛クリーム(除毛クリーム)はほとんどありません。持続期間は脱毛に比べて劣り、肌荒れや失敗のリスクもゼロではありません。
ヒゲ(顔)に使える脱毛クリーム(除毛クリーム)がほとんど販売されておらず、購入のハードルが高めです。
もしヒゲ(顔)に使える製品であったとしても、薬剤でたんぱく質を変性させるという性質上、デリケートな顔の皮膚には負担がかかる可能性もあります。
さらに、あくまでも生えている毛を溶かすのみにとどまるので、効果の持続期間も毛根から毛を抜く脱毛よりは短め。
クリームの塗り方や放置時間によってはムラになることもあり、使いこなすには工夫が必要です。
顔OKの商品でも人によっては赤みやかゆみの原因になることも。私の場合、体への使用は大丈夫でしたが、ヒゲの除毛では肌が赤くなってしまいました。あご下などの目立たない部分でテストしたほうが良さそうです。
6. まとめ
この記事では、ヒゲの脱毛・除毛などに関する情報を解説してきました。
もう一度、編集部おすすめのヒゲケアクリームをおさらいします。
◆メンズのヒゲケアおすすめクリーム4選
※横スクロールで詳細を確認できます
商品 | 価格 | タイプ | ||
① |
GOODSKIN |
3,980円 /500ml |
ジェル | |
② |
ヨクモア |
2,000円 /140g |
クリーム | |
③ |
鈴木ハーブ研究所 |
2,750円 /100ml |
ローション | |
④ |
MENON |
1,880円 /220g |
クリーム | |
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