毎週土曜9時10分から、J-WAVE 81.3FMで放送中のラジオ番組「カスタムライフ DESIGN YOUR LIFE」。
今週は、ミュージシャン・山崎まさよしさんをゲストにお迎え。
- 日々の過ごし方
- 最近のお仕事事情
- お気に入りのアイテム
…といったトークから、山崎まさよしさんの最新のお仕事やライフスタイルを伺っていきます!
今週のゲスト:山崎まさよしさん
山崎まさよしさん/精力的な全国ツアーのほか、全国各地のフェス・イベントへの出演、ミュージシャンとしてのセッション参加なども数多く、音楽ファンのみならず多方面から支持を得ている。2020年、デビュー25周年を迎えた。
▼番組ナビゲーター: | |||
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渡辺 祐 エディター/ライター |
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山田 玲奈 タレント |
Outline
1.MORNING/朝のルーティン
朝の過ごし方について
─本日のゲストは山崎まさよしさんです。よろしくお願いします!
▲リモートで収録に参加される山崎さん

よろしくお願いします。
─まずは朝どんなご様子なのか伺っていきたいんですけど、大体何時起床ですか?

平均8時。
もっと早い時もあるんですけど、深酒とかで結構遅くまで起きることもあるので、平均8時!
─ルーティンにしていることはありますか?

まずは冷たい水を飲んで、「ハイチオールC」を2錠程飲んで、その後コーヒーを飲んで。
コーヒーは自分で豆を挽いて、そのあとはトイレへ…。
─体が1回起きないとね。

はい、そうです。それで体が目覚めたら、犬の散歩を。
─良いですね、なんかすごくきちんとされている!

そうですか?そんな感じですかね。
2.DAYTIME・WORK/お昼の時間やお仕事のこと
最近の活動について
─ではここから、お昼の時間…WORKについて伺います。今年でデビュー満25周年ということで、おめでとうございます!

ありがとうございます。
─こうした周年は気にするタイプですか?

僕はそこまでこだわりはないんですけど、ずーっと長いことやってるスタッフや仕事仲間の方は、やっぱりひとしおなんじゃないですかね。
─アニバーサリーキックオフ作品として、コンセプチュアルEP『ONE DAY』が8月にリリースされました。これがまさに今日のテーマに近しい、"山崎さんの1日"がテーマになっているんですね。
▲コンセプチュアルEP「ONEDAY」ジャケット

はい、そうです。
─ギタリストとしても超一流ですが、ギターの曲のタイトルが『カプチーノ』、最後のエンディングは『バーボン』で終わっていたりとか…。

そうですね。
音楽と、1日を通して飲むもの。やっぱりそれで、1日のルーティンが見えてくるんじゃないかなと。
─ご自身は25周年だからこそ「こうしたかった」みたいな部分があったりするんですか?

このインストの曲は、元々セッションデータみたいなのは入れていたんですよね。
で、今回3曲くらいにしてほしいと要望があったんですけど、2曲は書けたものの3曲までは及ばなかったので、このインストで挟み込んでしまおうかなと。
─それが美しく入っていますよね。山崎さんのギターに対するこだわりも25周年だからこそ、ファンは染みることもあるんじゃないですかね?

昔はそういったシングルでカラオケが作れなかったんですよ。歌とギター同時に録音していたんで。
その代わりにインストを入れていたんですが、それをちょっと思い出しまして。
ちょっとお洒落な感じといいますか、聴いて飽きないような構成にしようかなと。
▼山崎さんのお仕事のルール
─ギターといえば、「J-WAVE トーキョーギタージャンボリー2020・リターンズsupported by 奥村組」の12月27日(日)に山崎さんが初のご出演となります。

はい、そうですね。
─ギタージャンボリーに関しては、漏れ聞こえていたみたいなことありますか?

はい。民生さんとか出てたりしていたので。両国国技館の土俵の上かなんかで…。
─ギタージャンボリーに向けて、何か考えてらっしゃいますか?

できるだけシンプルな構成で楽しみたいと思います。
─ルーティンみたいなことで言いますと「ライブ前は絶対こうする」とか「この1時間前は絶対こう」とか、そういうお約束はあるんですか?

ケータリングを1時間くらい前にはいただくようにしてます。
歌って結構疲れるので…。
─アスリートの考え方に近いですよね。

そうですね。あとは…トイレに行っとく。あと、ストレッチもしてますね!
3.NIGHT/夜時間のはなし
夜の過ごし方について
─ここからは、夜の過ごし方…リラックスタイムについて伺います。お仕事がない場合、夜は何をしていることが多いですか?

やっぱりお酒飲んでますね。大好きなので。
あとこれやったらダメなのかもしれないんですけど、お灸を据えてるんです。
─誰かにお灸を据えてるわけじゃなくて、自分に?!

自分に。煙の出るやつ。
背中とかは自分でできないので、腕とか、親指と人差し指の間の少し下がった骨の股のところ…「合谷」っていうツボで、免疫力が高まるらしいんですよ。
ちょっとリラックスしている時はそんなことやってますね。
─それは大事ですね!お灸やってみようかなと思ったきっかけはあったんですか?

自粛期間になったら、五十肩とテニス肘が同時に来たんですよ(笑)
─そうなんですか!?(笑)特にギター弾くには厄介ですもんね。

そうなんです。
テニス肘がまず来て、それでちょっとお灸とかやろうかなって…。この自粛期間に入ってからですね。
▼自粛期間の過ごし方
─山崎さん、DIY的にいろいろなものをお造りになられるじゃないですか。夜の時間にそういったことはせず、リラックスの時間ですか?

そうですね。夜だと、あんまり大きい音を出せないので。
丸鋸の音とか結構すごいので。
─自粛期間も含めて、お家でゆっくりされていた時間も多かったと思うのですが、ご家族としっかり時間を使っていた感じですか?

そうですね。
ついでにいうと、どこにも連れて行けなかったので、庭で焼き芋焼いたりとかですね。
─おおお!

ダッチオーブンの中に石を詰めて。
うちの息子が焼き芋大好きなんですよ。それで焼き芋焼いてやったりとか。
─本当の焼き芋ね。いわゆる焚火で焼くんじゃなくて、石でやるやつ。石焼き芋ですね。

1回ブワーッと沸騰させてから弱火にして、約1時間くらいでできます。
─うわ、美味しそう!お家で焼き芋!
4.LIFE/こだわり、欠かせないもの
お気に入りのモノについて
─では最後に、生活を彩る"お気に入りのモノ"についてお話を伺います。今、生活の中でこれはお気に入りだなっていう1品はなんですかね?

コーヒーミルですかね。
─朝起きて豆から挽くと仰ってましたが、それを引くミル?

はい。
ただ、よく皆さんの家にあるのは、木の箱の上にハンドルが付いてるやつですが、うちにあるのは全部鉄で。
▲私物のコーヒーミル(山崎さん撮影)
─鉄!?

はい。縦に、こうやって回すやつなんです。
もう、南部鉄並に重厚で。
▲お気に入りのコーヒーミルと、山崎さん
─じゃあ、それはすごく良いものなんですね。

カリタのやつで、買ってからもう20年以上経っているんですけどすごく良いんですよね、ずっと手に馴染んでいて。
当時は結構な値段したんですけど、奮発して買ったんです。
─じゃあ、そのミルでひいたコーヒーも20年くらい飲んでらっしゃるということですもんね。

そうですね、そうなりますね。
▼自分で作ったお気に入りは?
─山崎さん、DIYとかもお好きじゃないですか。今まで作ったもので「これは人にも自慢できるな」っていう1品教えてもらえますか?

ギタースタンドですね。
ギターを壁に全部這わせて、こう、立てかけられるような。
著名なギタリストから「俺にも作ってくれへんか?」と言われました。
─発注が来た!?

発注きましたね。まだ作ってないんですけど。
─結構大変そうですもんね。

そうですね。
あとは棚系とか、スタジオのマイクスタンドとか…。
─さっきのコーヒーミルを20年使い続けているのと、ご自分でものを作られるというのは、多分どちらも「ものを大事にしたい」というところに繋がっているんでしょうね。

そうですね、だから買い換えるにしても、あんまり次がないんですよ。
次に欲しいものがそんなに湧いてこないというか。
─手作りにハマったきっかけはあったんですか?

東日本大震災の時にギターが倒れたんですよ。東京でも揺れて。
で、これはもうちゃんと収納できるものを作ろうと思ったのがきっかけだったりとか。
─そこから始めて、もうプロっぽい話になってますものね〜。やっぱり集中力ですかね。

いやいや…。あとは、男の子なので、工具とかが好きなんですよ。
─わかります。差し支えなければ、工具はどこ派ですか?

僕は「マキタ」。
あとボッシュも良いですね。
─そうか、やっぱり使い分けてらっしゃるんだ。僕ね、今マキタの掃除機が欲しい。

あ!うちにもあります!
何種類かあるみたいですけど、結構吸引力がある方が良いそうですね。
─そうなんですか、ちょっと調べてみます(笑)

(笑)
─では今日は、本当に楽しいお話をありがとうございました!

ありがとうございました!
今週のゲスト:
山崎まさよしさん/詳細プロフィール
1995年に「月明かりに照らされて」でデビュー。
1997年公開の主演映画『月とキャベツ』の主題歌「One more time, One more chance」がロングヒットし、ブレイク。
精力的な全国ツアーを行ってきたほか、全国各地のフェス・イベントへの出演、ミュージシャンとしてのセッション参加なども数多く、音楽ファンのみならず多方面から支持を得ている。
2020年、デビュー25周年を迎えた。