毎週土曜9時10分から、J-WAVE 81.3FMで放送中のラジオ番組「カスタムライフ DESIGN YOUR LIFE」。
今週は、ceroの髙城晶平さんをゲストにお迎え。
- 日々の過ごし方
- 最近のお仕事事情
- お気に入りのアイテム
…といったトークから、髙城さんの最新のお仕事やライフスタイルを伺っていきます!
今週のゲスト:髙城晶平さん
cero/2004年結成。メンバーは髙城晶平、荒内佑、橋本翼の3人。今後のリリース、ライブが常に注目される音楽的快楽とストーリーテリングの巧みさを併せ持った、東京のバンドである。
▼番組ナビゲーター: | |||
|
渡辺 祐 エディター/ライター |
|
山田 玲奈 タレント |
Outline
1.MORNING/朝のルーティン
朝の過ごし方について
―本日のゲストは髙城晶平さんです。朝起きる時間は決まっていますか?

大体午前7時から8時くらいですかね。
―まぁ常識的。あ、お子さんいらっしゃる?

はい、2人います。
―じゃあ丁度朝は、その時間から忙しかったりするのかな?

そうですね、保育園の準備とかで忙しいです!
―ご自身は朝とか決まって食べるものとか、する事とかあったりします?

最近朝食べるのやめてて、ここのところ朝食とっていないです。だから子供を保育園に連れて行って、家事や洗濯物したりして仕事って感じです(笑)。
―そうかそうか、一通り片付けてからなんですね。お仕事は。
2.DAYTIME・WORK/お昼の時間やお仕事のこと
最近の活動について
―ニューシングル「Nemesis」配信中ということで。昨年から考えると1年半ぶりの新曲発表ということになりましたね。まさにこのコロナ禍で作られた曲なのかなと思うのですが、どんなこと考えながら作ったナンバーですか?
▲cero『Nemesis』ジャケット写真

メンバー3人であーだこーだ言いながら作っていた曲なので、誰が作ったとか言い難いです。3人のディスカッションで出来た曲なので、なんか自分の曲じゃないみたいな感じですね。
―あーだこーだは実際にどんな感じだったんですか?

そうですね。最初は僕がアコギでポロポロ弾きながら、まぁこんな感じで考えてるんだけどって伝えて…。
その思いつきをどんどん積み重ねて言った感じですかね。
―まぁceroの場合は、いわゆるバンドサウンドを目指すというよりも形態がちょっと違いますよね。

そうですね。プロデュースチームというとちょっと違うんですけど、それに近いような感じかもしれないですね。
―そうですね、そこがなんかユニークさのポイントになっているような気がしますね。
―今回のこの「Nemesis」どんなシングルになったと、ご自身ではどうお思いですか?

これまでになく人間の声っていうものにフィーチャーした楽曲になったかなと思います。
―おお、そうかそうか。今回、髙城さんコーラスも声も重ねてらっしゃいます?

はい僕自身も入れてますし、いつもceroのライブでサポートとかやってるオダさんとカクタさんっていう2人にも女性コーラスとして入ってもらいました。だからちょっとゴスペルみたいな作りになりましたね。
―そして先日残念ながら延期になってしまった「トラフィック2021・ムバンチ」の振り替え日程が決定いたしました!こちら11月1日の月曜日夜7時開演で会場はUSEN STUDIO CORSTです。8月9日のチケットでそのまま入場することができますので、チケット無くさずにお手元にお持ちください。
さらに、これとは別で昨年配信した日比谷野外音楽堂でのワンマン「アウトドアーズ」の映像を期間限定で公開中。これが今度の月曜日まで観ることができるということです。カクバリズムのyoutubeチャンネルからご覧いただけます。
―髙城さんたちもこのコロナ禍で、ライブのやり方だったり、オンラインのことだったりと、いろいろ考えて工夫してきたと思うんですけど、ここまできて今、どんなこと考えています?

本当にまぁ、難しいところですね。お祭りをやりたい気持ちとのせめぎ合いで。何が正しいのか自問自答しながら、日々のことをやっています。
―そうですよね、状況が色々変わるからね。

そうなんですよね。
―ミュージシャンの人たちは特に自分がこうしたいと思ったことが出来なくなったりして本当大変だなと思うんだけど…。ceroのメンバー的にコロナ禍を経たことで変わったこととかってあったりします?

変わったことはたくさんあるんですけど…。やっぱりさっき言ったようにライブよりもそうやって、3人で集まって制作するっていう時間が例年より増えたので、そういう意味ではメンバーの距離っていうのがグッと近くなってるのかなって思いますね。
3.NIGHT/夜時間のはなし
夜の過ごし方について
─髙城さんは夜とかはどんな風にお過ごしなんですか?

子供を寝かせてから、静かに起き出してきて本を読むっていうのが自分の時間かな。
―お子さんたちが寝ているところをそっと抜け出し、読書をするお父さん。どんなタイプの本が多いですか?

まぁいろいろですけど、基本的には海外小説ばっかりですね。
―いろいろな本を同時進行的に読まれるんですか?

まぁ基本2冊ですね。Aが飽きたらBに行き、Bが飽きたらAに行きっていうのを繰り返してますね。
―似たようなのだったら分からなくなっちゃいますね。

そうですね。本当そうです(笑)。
―それで自然とお休みになるって感じですか?

どうしても眠くなるので、最近は立って読書するっていうことを覚えました。ステップ踏みながら読むみたいな感じで。
―寝るより、そこまでして本が読みたいってことですよね。

いやーそうまでしないと、読めないというか。ちょっとでも進んでいかないと、映画とかって再生したら終わるものですけど本ってそういう訳にはいかないじゃないですか。
―自力で読み切らないといけないからね。

そうそうそう。読まない限り進まないから。
―分かる分かる(笑)。
4.LIFE/こだわり、欠かせないもの
お気に入りのモノについて
―今暮らしの中で、これはお気に入りと言えるものがございますでしょうか?

つい最近買ったものなんですけど、丸テーブルというかラウンドテーブル?ですかね。
―ダイニングテーブルってことで使っているんですか?

そうですそうです。
―欲しかったって感じなんですか?

前は普通の四角い机を使っていたんですけど、家が狭くて全員が座りづらかったんですよね。だからみんなが席について団欒ができるテーブルが欲しいなと思ってて…。そしたらちょうど中古で、ベストなものが見つけられたので。
―いいですね!私も丸テーブル憧れます。でも割とスペース取るイメージだったんですけどね。まぁ大きさによるのか。

まあ確かに足の部分が多いと座る場所が限定されるので、一本足っていうのが結構重要でしたね。
―いいの見つけましたね。

そう!
▼髙城さんの人生を変えたモノ
―今までね、これを買ったから自分変わったなとか、これ買わなかったらこうなったいなかったなとか、お買い物はありますでしょうか?

高校時代にお小遣いかなんかで買ったと思う「MTR」っていう多重録音する機械ですかね。マルチトラックレコーダーと言って、それが直接的に自分の人生に関わってるかなと思います。
▲多重録音「MTR」のイメージ画像(DP-008EX)
―髙城さんって楽器の入口ってなんだったんですか?

楽器はアコースティックギターですね。家にあったので。
―でも、そこからMTRだったんですね!

楽器を凄くうまく弾くっていうビジョンは浮かばなかったんですよ。でも多重録音の機械だと、自分の頭の中にある音楽の形を簡単に表せることができて…。自分が向いているやり方ってうのはこういう作り方なんだなっていうのがなんか分かったんですよね。
―それはどれくらい使われたんですか?

いやもう大学卒業してからもしばらく使ってたかなくらいですね。まあ聴く耳もそういう形で鍛えられたかなって思ってます。
―なるほど!どうでしょう、今これ欲しい!みたいなものはありますか?

あの〜またこれ本の話になっちゃうんですけど、今度Netflixで『ホワイトノイズ』っていう作品が映画化されるらしいんですよ。
ずっと原作を読んで見たいなと思ってたんですけど、なかなか手を付けてなくて…。でも映画化されるんだったら思ってちょっと調べたら1万円越えになってたんで今それが欲しいです。
ーそういう場合はどうですか、映画先に観ちゃうタイプですか?それとも待ちますか?

映画見ちゃうとそのイメージがすごい付いちゃうので。なるべくなら本を先に行きたいですけどね。
―いやでも本当に本がお好きですね。今日は本当ありがとうございました。

ありがとうございました。
今週のゲスト:
髙城晶平さん
cero/2004年結成。メンバーは髙城晶平、荒内佑、橋本翼の3人。これまで4枚のアルバムと3枚のシングル、DVDを3枚リリース。3人それぞれが作曲、アレンジ、プロデュースを手がけ、サポートメンバーを加えた編成でのライブ、楽曲制作においてコンダクトを執っている。今後のリリース、ライブが常に注目される音楽的快楽とストーリーテリングの巧みさを併せ持った、東京のバンドである。