毎週土曜9時10分から、J-WAVE 81.3FMで放送中のラジオ番組「カスタムライフ DESIGN YOUR LIFE」。
今週は、シンガーソングライターの日食なつこさんをゲストにお迎え。
- 日々の過ごし方
- 最近のお仕事事情
- お気に入りのアイテム
…といったトークから、日食さんの最新のお仕事やライフスタイルを伺っていきます!
今週のゲスト:日食なつこさん
日食なつこさん/9歳からピアノを、12歳から作詞作曲を始める。 高校2年の冬から地元岩手県の盛岡にて本格的なアーティスト活動を開始。強さも弱さも鋭さも儚さも、全てを内包して疾走するピアノミュージックは聴き手の胸を突き刺さし、唯一 無二の音楽体験を提供する。
▼番組ナビゲーター: | |||
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渡辺 祐 エディター/ライター |
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山田 玲奈 タレント |
Outline
1.MORNING/朝のルーティン
朝の過ごし方について
―本日は日食なつこさんをスタジオにお迎えしております~!
―早速日食さんの朝についてお伺いしていきたいんですが、日食さんは何時ぐらいのお目覚めでいらっしゃいますか?

大体この時期は5時台に目が覚めますね。
―早い!

早いんです。
もう小学生の時から朝は得意なんですよ。
―へ〜!小学生の頃から!
―5時台に起きて、決まってやられることはありますか?

まずは洗面台に行って、歯を磨いて洗顔をしています。後は寝癖が凄いのでシャワーで整えてから腹筋をしていますね。
―腹筋?!
―何回ぐらいですか?

上体を寝かせて足を上げる腹筋を10回×3セットと、左右の足上げというのを15回×3セットで細々とやっております。
―すごい。
―アスリート?!

歌い手です(笑)。
―それずっと続けるてるんですか?

それはサボることが多いですね。
最近はツアーとかレコーディングがあったりするので、それ用にっていう形で。
―あ〜整えようと…。すごい…。
2.DAYTIME・WORK/お昼の時間やお仕事のこと
最近の活動について
―日食なつこニューアルバム『ミメーシス』が3月30日にリリースされます!こちら4枚目のフルアルバムということですが、この『ミメーシス』は真似るとか擬態するとか、そういう意味ですよね?
▲ニューアルバム 「ミメーシス:初回限定盤」

そうですね。英語で擬態をするとか。
―これはどういう意味合いで今回アルバムに使われたんですか?

単純に実体験で生まれた曲ではなく、人様の作品や映画などから着想を得たりしたものが多かったんです。
なので、誰かの世界観に日食なつこが擬態をしているという意味合いで今回は「ミメーシス」というタイトルを入れております。
―そういうことか〜。じゃあ13曲入っておりますけど、それぞれに日食なつこが何に擬態したのかっていう、ことだったりするわけですね?

そうですね。
本当に分かる方はもうワードの並びだけで、「これ元ネタあれだよね」っていう風に。
―全然わかんない。

そう、分からない方は絶対に分からないから(笑)。
―昨年の3月から立て続けにシングル3枚、フルアルバム1枚ということですが…。もう溢れ出てくる感じなんですか?

そうですね。
今って結構色んな感情を受けやすい世の中になっているので、自分の中でできた作品はアウトプットし続けている感じですね。
―へ〜!
―それだけやっぱり中に渦巻くものがちょっと強くなっているというか、多くなっているんですね。

そうかなと思います。
―そして4月からは全国ツアーもあります!リリースツアー「収集行脚」、4月9日の岩手公演からスタートし、東京公演は、5月20日(金)LINE CUBE SHIBUYAです。
―ツアーの方は、いわゆるバンド的な感じなんですか?

構成は今のところピアノ弾き語り+ドラムで考えてます。ステージで向かい合わせにセッティングをして2ピースという形で。
―向かい合わせでセッティング。いやこれは観る方もなかなか緊張感が(笑)。

ただお呼びするドラマーのコマキさんとはもう7~8年一緒にやっている方なので…。新規の方には斬新に映るし、馴染みに方には刺激的に楽しんでももらえる構成にできればと考えています。
―やっぱり日常的にピアノは触れてたりするもんなんですか?

いや~、触らない時は1ヶ月触らない時もありますよ(笑)。
ムラっけがあるのでやれる時にガッとやるために、やらない時はやらないという感じです。
―メリハリが素晴らしいんですね(笑)!
3.NIGHT/夜時間のはなし
夜の過ごし方について
―続いては、夜の過ごし方についてお伺いしていきますが…。朝5時にお目覚めということなので、我々の考えるより夜も早そうですね。

かなり早いです。私の中の夜は夕方5時始まり(笑)。
―5時始まり。じゃあ夕ご飯っていうとその5時~6時台みたいな。

そうですね。3時半ぐらいから今日はご飯どうしようかなって考える感じです。
―健康的だな〜!
―そんな中で、夜リラックスしてる時とかに何してることが多いですか?

大抵はアルバムを爆音で流しながら、自分の制作の合間に食べるファーブルトンっていうおやつを焼いて作ったりしてます。
―ファーブルトン!何ですか?ファーブルトン。
―なんかちょっとプリンケーキみたいなやつですよね?

そうですね、ちょっと硬めのプリンみたいなやつです。好みでレーズンとかバナナを入れてみたりして焼くお菓子。
▲ファーブルトン:参考画像
―なるほど。そこから寝るまでに何かこだわってることや、注意してることとはありますか?

寝るまではかなり雑でして…。
曲作りが盛り上がっていると、夜ご飯も食べずにそのままピアノで寝てることもありますし…。逆に17時ぐらいに仮眠してたら次の日っていうこともあって本当にぐちゃぐちゃなんです(笑)。
―割とそこゆるいですね(笑)。

ゆるいです。朝ががっちりしているだけに(笑)。
4.LIFE/こだわり、欠かせないもの
お気に入りのモノについて
―こたつ以外でお聞きしたいんですけど、何か今お気に入りのものはありますか?

こたつも大事なんですけれども、やっぱり仕事をパキっとする時にはブラックガムが絶対必要です。
―シャキッとする系の。

そうです。スイッチオンにする用に板状のブラックガムを必ずカバンに入れて持ち歩いています。
―やっぱその寝落ち防止みたいな。

もうあの食べないと寝落ちしますやっぱり(笑)。
―よく寝ますね〜(笑)。

本当にオンオフが本当に激しいので(笑)。
▼日食さんが、今欲しいもの
―今、何かこれ欲しいとか何かありますかね?

私今、全国どこかの山にある一軒家に暮らしており…。
―はい。全国どこかにある山の一軒家。

山の一軒家に暮らしているんですけど、今暮らしているところとは別に、山奥の一軒家が欲しいなと思っていまして。
―それは2軒欲しいという意味なんですか?それとも引っ越したいということなんですか?

引っ越したいです。
今のところは普通に賃貸なんですけど、程よく東京都内に出やすいような山奥で、自分のスタジオも兼ねて暮らせる一軒家を買いたいし建てたいんです。
―東京都内のアクセスがある程度よくて、ということですね。
―山奥っていうこだわりはなんでですか?

360度見渡しても家がない、人の目がないっていうところで、もういつでも爆音で音を出したいっていうっていうことですね。
―そうかそうか。音のためですね。
―でもスタジオ完全防音すればそれは済む話じゃないですか、都内でも。

なんか防音のスタジオが単純に苦手なんです。大抵窓がなくて、詰まっちゃう感じがして…。
―まあそうですね。窓がないですね。

そういうところで曲作りを8時間とかすると、出来上がったとしても頑張った感がすごく出ちゃうというか。
―だからちゃんと開放感があって、爆音が出せるという。

そうです。そういうところが欲しくて。
―それは確かに。
―山奥の良さ、そして不便さみたいなのはどうなんですか?

良さはとにかく景色が良いですね。もう絶景なのでいくらでもそれきっかけで曲が書けます。悪いところはとにかく虫ですね~。
―小動物くらいもいたりするんですか?

もう中動物までは見ました(笑)。
―中動物!見ました(笑)。

で、大もいます(笑)。
―大もいるくらいの場所なんですね。
―すごい!そこで暮らしている。

危険が及ぶようなものですね。
―クマ?

その辺ですね(笑)。
―お気をつけください。

はい、気をつけます。生きて帰ります(笑)。
―面白かった。今日はどうもありがとうございました!
今週のゲスト:
日食なつこさん
日食なつこさん/9歳からピアノを、12歳から作詞作曲を始める。 高校2年の冬から地元岩手県の盛岡にて本格的なアーティスト活動を開始。心の琴線に直接触れるような力強い 歌声、そして緻密に練り込まれた詞世界、作曲技術が注目を集め、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』、『FUJI ROCK FESTIVAL』など大型フェスにも多数出演。ギターやベース等の楽器、そして時にドラムのような打楽 器のパートさえもピアノひとつで表現する、独自のプレイスタイルを軸に活動を続ける。ライブではピアノ弾き 語りのほかに、ピアノ×ドラムのみのシンプルな形態で臨むがことが多く、ライブハウスやホールだけでなく、 カフェやクラブ、お寺や重要文化財等でもライブを行い、数々の会場をプレミアムな非日常空間に作り変えてき た。強さも弱さも鋭さも儚さも、全てを内包して疾走するピアノミュージックは聴き手の胸を突き刺さし、唯一 無二の音楽体験を提供する。