毎週土曜9時10分から、J-WAVE 81.3FMで放送中のラジオ番組「カスタムライフ DESIGN YOUR LIFE」。
今週は、俳優の村上淳さんをゲストにお迎え。
- 日々の過ごし方
- 最近のお仕事事情
- お気に入りのアイテム
…といったトークから、村上さんの最新のお仕事やライフスタイルを伺っていきます!
今週のゲスト:村上淳さん
村上淳さん/1973年7月23日生まれ。大阪府出身。『ぷるぷる 天使的休日』(93)で映画デビュー。『ナビィの恋』(99)、『不貞の季節』(00)、『新・仁義なき戦い。』(00)の3作品で、第22回ヨコハマ映画祭・助演男優賞を受賞。 以降、数多くの映画・ドラマに出演。
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渡辺 祐 エディター/ライター |
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山田 玲奈 タレント |
Outline
1.MORNING/朝のルーティン
朝の過ごし方について
―本日は、村上淳さんをゲストにお迎えしていきます!
―早速なんですが、俳優さんなので色々ロケーションとかあると違うと思うんですけど、朝はどれくらいの時間に起きてますか?

今はですね…。
平均的にですけど、3時くらいですね。
―え?!
―それは別に仕事が早いとか関係なく?

きっかけはもうすぐ公開される「湯あがりスケッチ」というドラマの撮影だったんですが…。
銭湯が舞台の物語で、営業終了後から朝~お昼まで撮影をしてたらちょっとずつズレてしまって(笑)。
―そうか〜。

一通りルーティンをやったら仮眠はするんですけどね。
―じゃあそのルーティン伺いましょう!だって3時はまだ真っ暗ですし。

ちょっと多いんですけど、まずはお仏壇のお水を替えて、3匹の犬におやつを上げます。そしたらお風呂にお湯を張りながら換気をして、掃除機をかけます。で、お風呂には沖縄のちょっと良い粗塩と日本酒をたっぷり入れて身体を温めて…。ここから女子力が高いんですけど、ちょっと洒落たブランドのボディーオイルを塗って、その上にボディーバームを塗って…。
―すごい…。

そうなんですよ。
その後、別にどこも出かけないんですけど香水をつけて、6時頃にゴミを出してます。
―ちょっと待ってください(笑)。ボディーオイルとか、香水をしてからのゴミ出しなんですね?

そうなんです(笑)。
―なんか順番がおかしな感じもしますが(笑)。

という流れです(笑)。
2.DAYTIME・WORK/お昼の時間やお仕事のこと
最近の活動について
―数多くの作品、映画、ドラマ含めて色々ご出演ではございますが。
―映画『夕方のおともだち』2月4日(金)公開ということで、こちら漫画家山本直樹の伝説の漫画作品を『さよなら歌舞伎町』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などを手掛けた廣木隆一監督が実写映画化したヒューマンラブストーリーです。村上さんが演じるのは、市の水道局に勤める一見真面目な男なんですが、実は筋金入りの”ドM“な一面を持つヨシオ役でございます。
▲映画:「夕方のおともだち」
―この土曜日の午前中にどこまで話すかっていうことではあるんですけど、巷にはSで始まってMで終わるようなプレイを提供する、サービスする場所があったりしまして…。そこで女王様といわれる菜葉菜さんがいらっしゃって、村上淳さんといっちゃなんだけど…。

ムラジュンで大丈夫です。
―ムラジュンさんのヨシオがですね、そこに通い詰めている。というところからドラマが始まる訳でございますが。最初から今ちょっと言えないくらいの衝撃な放置シーンから始まりますよね?

そうですね。
ただ題材にはSMがあるんですけど、心と心のやりとりもきちんと描かれているんですよ。なのでよくある会話の中で「自分ちょっとMだよね」「今のSっぽいよね」という感覚で観ていただけたらいいかなと思っています。
―特に前半なんですが、主人公のヨシオはすごく無表情が多いじゃないですか。

そうですね。
―あれってなんか役者さんとして無表情を保つっていうのが一つの、なんていうかな、大変というとなんだけど、なんか…。

今回久しぶりだ主演だったってのもあるんですけれども、現場の空気って主演が半分ぐらい作ってしまうんですよ。
だから今回特に気をつけたのは、役やSMどうこうではなくて、いかに脱力して、リラックスして、カメラの前に立つかというのを心がけました。なので無表情とか、過激なシーンとかも地続きでやりました。
―そうなんだ。この時間帯ということもあって、控えめに我々も話しておりますが、そこそこ過激でございます。ただ、それがセンセーショナルな形では描かれてない、ジワジワ来る感じになっているというところが特徴だと思いますね。

そうですね。最近インタビュアーの方に、本当に心温まる映画を観ましたっていう感想を頂いたりして…。
やっぱり監督も僕達もそこを描きたかったですし、SMもきちんと描いているので是非、本当にガチな方でも大丈夫です。
―そうですね、それもしっかりね、描かれてますからね(笑)。
―でも本当にね、人間らしさとか人間臭さとか、いろんな要素がいっぱいあって、なんか時にはハッと、観ていて笑顔になるシーンもあって、なんか本当に面白かったです。
―はい。この映画『夕方のおともだち』2月4日からTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで全国順次ロードショーなんですが、あれですね、主題歌はJ-WAVEでも大変お世話になっております大橋トリオさんが担当していますね、「はじまりの唄」というタイトルで、そちらもみなさん是非チェックしてみてください。
3.NIGHT/夜時間のはなし
夜の過ごし方について
―続いては夜の過ごし方についてなんですが、朝は3時くらいには起きているということは、実際には何時くらいに眠りにつく感じなんですか?

20時~21時…。
―そうだよな(笑)。そうなりますよね。
―早い!そうか、すごい!
―じゃあ寝る前の時間、我々にしてみれば夕方くらいというイメージですけど、何をされています?

暗くなったなと思ったら、Bluetoothで音楽出してますね。ライティングでピカピカ光るやつがあるので。
―その、音楽のあれに合わせて?

そうです。今までは音に合わせて光っていたものが、今は音域に合わせて光るのですごい綺麗なんですよ。その光を眺めていると、ライブ会場にいるみたいな錯覚を起こすぐらいで。
―じゃあ部屋を暗くして、光を楽しんでいるわけですね。

そうですね。
―へ〜!素敵。
―やっぱ音楽聴いてる時間が結構あるんですね。

家ではずっと音を鳴らしてますね。
ただ色んなミュージシャンを聴くというよりも、櫻坂46さんが大好きなのでそっちをよく聴いています。
―そうなんですね!

アルバム通してリピートかけるんじゃなくて、デビュー曲とかを1日中リピートかけてます。
―意外なところ来ましたね。好きなんだ〜。

僕ライブとかも行ってますし、サイリウムもちゃんと振ってますよ。
―お〜!
4.LIFE/こだわり、欠かせないもの
お気に入りのモノについて
―村上さんは何か今生活の中で、「これ気に入ってます!」って言えるものはございますでしょうか?

アロマディフューザーですね。
―ほほう。

今までは部屋全体香りを届けるタイプを使っていたんですが、ちょうど程よい、手のひらに乗るくらいのアロマディフューザーがあって。
―ちょうど良い空間を香らせてくれる。

そうなんです。
「WEEKEND」というブランドなのかな?
筒状のもので、陶板にアロマを垂らすと中に内蔵されているファンが回って、フワッと香りが立つんですよ。
―じゃあそんなにすごく広い範囲じゃないけれども、その辺りがちょうど良い具合なんだ。
―どんな香りがお好きですか?

今まで「サンタマリアノヴェッラ」っていうブランドの廃盤になっちゃった香りが凄い好きだったんですよ。なので色んな人に聞いたりして色々探してみたんですけど…。
僕結構何でもいいみたいです(笑)。
―なんでもいいんだ(笑)。
―割とその、香りが立っていることが好きなんですね。

そうですそうです。
こだわりとかではなくて、自由気ままに今日はこれ!みたいな感じですね。
―替えたりするのが楽しいんですね。

そうかもしれません。
▼村上さんの、人生を変えたお買いもの
―これを買ったことで人生変わったなとか、俺を支えてくれたな、みたいなものってありましたか?

数年前に購入した腕時計ですかね。
高いものではないんですけど、身につけるもの1つで気分や意識が凄い変わるんだなって最近感激しています。
―わかりますね。大抵の男性って、アクセサリーに関して割とシンプルだったりするじゃないですか。でも唯一腕時計って、ちょっとこだわれる場所なんですよね。

そうなんですよね。男は歯車が好きというか(笑)。
―(笑)。
―男は歯車が好き。
―なるほど、かっこいい。
―いや今日は色々お話が聞けて楽しかったです!本当に今日はどうもありがとうございました~!

ありがとうございました!
今週のゲスト:
村上淳さん
村上淳さん/1973年7月23日生まれ。大阪府出身。『ぷるぷる 天使的休日』(93)で映画デビュー。『ナビィの恋』(99)、『不貞の季節』(00)、『新・仁義なき戦い。』(00)の3作品で、第22回ヨコハマ映画祭・助演男優賞を受賞。 以降、数多くの映画・ドラマに出演。近年の主な出演作に、『新宿スワン』シリーズ(園子温監督/15、17)、『グラスホッパー』(瀧本智行監督/15)、『パンク侍、斬られて候』(石井岳龍監督/15)、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(大森立嗣監督/19)、『ある船頭の話』(オダギリジョー監督/19)、『初恋』(三池崇史監督/19)、『鳩の撃退法』(タカハタ秀太監督/21)、『島守の塔』(五十嵐匠監督/21)などがある。廣木隆一監督との出会いは、当時ストリートカルチャー誌のモデルだった村上淳が、TBS番組「素敵な恋をしてみたい」内のミニドラマ『スケートボード』(藤井フミヤ監督)で演技デビューを飾った作品の監督補として参加していたのが監督との出会いであった。あれから30年近くもの間に、『不貞の季節』『ラマン』『PとJK』『ここは退屈迎えに来て』など10作品以上の監督作品に参加しながらも、『夕方のおともだち』でようやく廣木監督作品初主演、そして芸能生活30周年にあたる記念すべき作品となる。