毎週土曜9時10分から、J-WAVE 81.3FMで放送中のラジオ番組「カスタムライフ DESIGN YOUR LIFE」。
今回のゲストは、アーティスト・ファッションデザイナーの藤原ヒロシさん。
- 日々の過ごし方
- 最近のお仕事事情
- お気に入りのアイテム
…といったトークから、藤原さんの最新のライフスタイルを伺っていきます!
今週のゲスト:藤原ヒロシさん
藤原ヒロシさん/80年代よりクラブDJを始め、近年はバンドスタイルでの演奏活動を行っている。ワールドワイドなストリートカルチャーの牽引者としての顔も持ち、ファッションの分野でも若者に絶大な影響力を持つ。
▼番組ナビゲーター: | |||
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渡辺 祐 エディター/ライター |
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山田 玲奈 タレント |
Outline
1.MORNING/朝のルーティン
朝の過ごし方について
─本日のゲストは藤原ヒロシさんです!おはようございます!

おはようございます。
─ちなみに朝9時台ですが、普段この時間は…?

普段は寝てます。
─寝てますか(笑) それでは朝のルーティンを伺いたいのですが、何か毎朝決まっていることはありますか?

朝10時半に起きて、テレビのスイッチを入れて、大下容子のワイドスクランブルを観ます。
─すごいルーティン感(笑)なんか意外ですね!

割とずっとテレビっ子なんです。
2.DAYTIME・WORK/お昼の時間やお仕事のこと
最近の活動について
─続いては、藤原ヒロシさんの「昼」の時間。特に、お仕事について伺っていきます。
─この度、前作から3年ぶりのニューアルバム『slumbers2』リリースということで。
今回「2」となっていますが「slumbers」というテーマやキーワードは前作と変えずに?

そうですね。前作『slumbers』をリリースして、そのままの流れでずっとやっていたので。
同じメンバーでというか、渡辺シュンスケくんにプロデュースしてもらいながら、あまり途切れないでやってた感じです。
─「slumbers」って色々な意味があると思うんですけども。

なんか「うたた寝」とか「まどろみ」的な感じですね。
─その感じが本当に曲にも表れていて。 BPM(曲のスピード)に関係なくメロウなんですよね。

ありがたい褒め言葉ですね。
今回は、前よりもちょっとアップテンポな曲もありますね。
▼普段の活動もメロウ?
─藤原さんは、活動を通じてもメロウじゃないですか。根はパンクなくせに、曲の表現になると優しいというか…ちょっとドリーミーな感じ。

生活も優しいですから。情熱的じゃなくて、フワ~っと(笑)
─90年代クラブシーンでわちゃわちゃしてた時代に、本当に一人でクールに佇んでいたDJで(笑) 周りはみんなヤンチャな連中ばかりでしたもんね。

そうですね(笑)
周りのみんなを諦めさせるというか、周りを「ヒロシはこうだから仕方ない」という感じに教育してったんですよ。
─今回、サカナクション主宰レーベルからの発売ですけど、聞かれ方もすこし変わりますかね?

ありがたいことに、サカナクションのファンの方にも聞いてもらえたりとかしてますね。
─最新シングル「TERRITORY」では、山口一郎さんがコーラス、ベースにはオカモトズのハマ・オカモトさんが参加しています。

オカモトズさんも全然…僕のふた周り年下とかなんですよね。
でもミュージシャンとしての歴は、DJを除いたら僕より先輩なので。「兄さん!」という感じで(笑)
3.NIGHT/夜時間のはなし
夜の過ごし方について
─続いては、夜の過ごし方やリラックスタイムについて伺っていこうと思います。
─最近はコロナのこともあって、ずっとお家に?

ずっと家にいたんですけど、最近外食は行くようになりました。ただ4人ぐらいですかね。少人数で。
─他に夜、仕事のない時ってどんな過ごし方が多いんですか?

家にいることが多いので、テレビを付けるんですけど。
で、ドラマとか映画、Netflixとかバンバン観るんですけど、最近は「北の国から」を見直しました。
─それは随分見直しましたね(笑) 感動しましたか?

考えさせられましたね。ダメ人間の集合体なドラマで(笑)
欠陥がある人しか出てこない。そこをうまく表現して、倉本聰ってすごい人なんだなって思いました。
─改めて、倉本聡を再評価する藤原ヒロシ(笑)
そうやって過ごしながら、寝つきは良い方なんですか?

全然ダメなんですよ、寝落ちしかなくて。しかもベットに入ってもずっとパソコンをつけて、ベットルームのテレビはONなんです。
だから眠ろうと思って目を瞑ることがないんです。毎日寝落ちですね。
4.LIFE/こだわり、欠かせないもの
お気に入りのモノについて
─それでは最後に、お気に入りのモノについて伺いたいんですが、藤原ヒロシさんと言えば欲しいものがあれば「つくる」。

そうですね。人に物をもらうのが本当に苦手なんですよ。
「わぁ!すごい!」とか言えないタイプなんで。ついつい「持ってるよ!」って言っちゃうタイプなんです。
─あげにくいですよね、あげる方もね。

そうなんです、だからもう「要らない」って言ってるんです。誕生日ももう無しにしてもらいたい(笑)
─そんな中、あえて今お気に入りのモノを挙げるなら?

お気に入りのものっていうか、僕はもうこれに依存しすぎてこれが無かったら生きていけないっていうのが、やっぱり『MacBook Pro』なんです。
▲愛用のMacBook Proと藤原さん。

家にデスクトップもないですし、全て『MacBook Pro』で。
移動中も絶対持ってるし、家でも朝起きたらONにして夜寝る前に閉じる。
─仕事のことも趣味のことも全て入っているわけですね!

全て入っていますね!
最初出たころ結構高かったじゃないですか、MacBook Proって。70万とかしてたんですけど、今って2~30万で最高のすごいものが手に入る。
─スペックかなり良いですよね。

だから僕、200万払いたいくらいなんですよ。
変な話これで全ての仕事をやっているので、これで稼がせてもらっている感じ。
─ツールとしては確かにね。

リスナーが使っているMacBook Proと僕のMacBook Proは、同じように見えるけど全然違いますよっていう。
─中が、中がね!(笑)何をしてるかってことですよね。(笑)

本当に感謝してるんです!(笑)
─ちなみにステッカーとか貼ってる人ですか?

その時によります。
貼ってるタイミングもあるし、今はほとんど貼ってない。
▼ワードローブについて
─ちなみに、洋服もずっと作ってきて、ワードローブってどうなっているんですか?

もう自分で作っているものばっかりですね。あと古着とか。
で、あんまり物を捨てないのでまた着たりとか…。倉庫を借りていてそこにあります。
─今、あえて新しい洋服で欲しいものや、作りたいものはありますか?

太いゲージのニットがすごい好きなんですよ、カウチンセーターみたいな。
あぁいうのすごい好きなんですけど、今時暑くて着れなくないですか?あれ着てここに来ても暖房効いてるし、脱がなきゃいけないし。
それが大変だから、コットンであぁいう厚いゲージのものがあったら良いなぁと思ってそれをちょっと探していたところなんですよね。
─今のところ、ないんですか?

たまにあるんですけど、良いのはないですね。
コットンセーターってやっぱり夏用だから割と薄い。冬は絶対ウールになっちゃうので。それを、あえてコットンだと着やすくて良いなぁと。
─次にヒロシさんが写真とかで雑誌に載ってて、太いゲージのニットセーターを着てたら、もう絶対バズるね。

それはコットンかどうかバレないよ!写真だと。(笑)
▼プレゼントが難しい方には何を?
─「いろんな物を持っているからプレゼント難しいな」って方へのプレゼントについて、アドバイスを聞きたいなと。

奢ってくれるとか、食べるものとか。美味しいお菓子とか。そのくらいで良いかな。(笑)
花も結構大変ですもんね。花瓶もないし…花って腐るとめっちゃ臭いでしょ?
─そこまで!?水換えてます!?(笑)

以前、花を一回もらって花瓶を買ったことがあるんですよ。
買って置いといて出張で海外に行って、帰ってきてドアを開けたときの臭さ(笑)
─お水が腐るんですよね(笑)…この話で終わっていいのか?(笑)

僕に花は無用です!(笑)
─そうですね(笑)『slumbers2』本当にいいアルバムなので、私からもおすすめなので是非!

ぜひ聞いてください!ありがとうございました。
▲収録終わりのナビゲーター・渡辺さん&山田さんと、藤原ヒロシさん。
今週のゲスト:
藤原ヒロシさん/詳細プロフィール
80年代よりクラブDJを始め、85年TINNIE PUNXを高木完とともに結成し、日本のヒップホップ黎明期にダイナミックに活動。
90年代からは音楽プロデュース、作曲家、アレンジャーとして活動の幅を広げ、近年はバンドスタイルでの演奏活動を行っている。
ワールドワイドなストリートカルチャーの牽引者としての顔も持ちファッションの分野でも若者に絶大な影響力を持つ。
3年振りのオリジナルアルバム ”slumbers 2”。前作『slumbers』に続きサカナクション主宰のNF Recordsよりリリース。
世界中で隆盛するオルタナティヴ・シティポップ/ヴェイパーウェイヴ/ネオソウルと呼応するグルーヴと優しくメロウなトラックが溶け合った世界標準の都市型音楽集。ヴォーカル曲とインストゥルメンタル曲による全10曲収録。渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)サウンドプロデュース。