毎週土曜9時10分から、J-WAVE 81.3FMで放送中のラジオ番組「カスタムライフ DESIGN YOUR LIFE」。
今週は、ロック・ミュージシャンの浅井健一さんをゲストにお迎え。
- 日々の過ごし方
- 最近のお仕事事情
- お気に入りのアイテム
…といったトークから、浅井さんの最新のお仕事やライフスタイルを伺っていきます!
今週のゲスト:浅井健一さん
浅井健一さん/1990年より2000年までの10年間に渡る「BLANKEY JET CITY」としての活動後、自主レーベル「SEXY STONES RECORDS」を拠点にバンドSHERBETS、AJICO、JUDE、PONTIACSやソロ名義で活動しており、よりアーティスティックに世界を広げる。
音楽だけでなく詩や絵画の才能も注目を浴びており今年、独特なセンスで描かれた作品集を発表し個展も行う。
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渡辺 祐 エディター/ライター |
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山田 玲奈 タレント |
Outline
1.MORNING/朝のルーティン
朝の過ごし方について
─本日のゲストは浅井健一さんです。朝起きるのが早いのか遅いのかすら分からない感じがしますね。

めちゃくちゃ早いですね。
下手したら、2時とか。
─(笑)。

それは滅多にないんですけど、大体6時とか5時半くらいかな。
すぐ顔洗って、カフェラテを入れるんですよ。ゆったりと。
キッチンに窓があるので外を楽しみながら…優雅な感じで。
―ああ、良いですね~。素敵!

カフェラテを入れる最中にストレッチをして。
飲み物を部屋に持って行ったら、デスクですぐ創作活動。
―結構早くからやるんですね。昔からそういう感じなんですか?

いや、15年くらい前からかな。
絶対朝の方が発想がいいんですよね。
―そうなんですね!
2.DAYTIME・WORK/お昼の時間やお仕事のこと
最近の活動について
─ニューアルバム『Caramel Guerrilla』がリリースされました!ソロとしては約1年半ぶりです。
AJICOの再始動など、浅井さんが参加されているプロジェクトは色々ありますが、ソロに関してはどういうアプローチなんですか?
▲『Caramel Guerrilla』(2021年発売)ジャケット

うーんと…よくあるパターンです。
─よくあるパターンというと…?

ビートルズとかもそうだけど、みんなバンドでデビューするけど、最終的に解散してソロになるじゃん。
そんな感じになってるなぁって。
でもたまにライブをやるときはバンドが必要になってくるので、そのときはそっちをやって…
まあ、なんとなく今回はソロですね。
ソロの時は曲によってメンバーを変えられるので、そこがすごい違う。
あとこういうプロモーション活動も一人でやらなくちゃいけない。
―(笑)。一人でやらなくちゃいけないですね。こればっかりはね。

メンバーがいたらさ、ちょっと賑やかで良いじゃん。
─そこが一人だと逃げられないですよね。
今回の『Caramel Guerrilla』っていうアルバム自体は、どういうスタートだったんですか?

今回のアルバムは去年の1月終わりくらいに作り始めて…。
その時はソロにするかバンド(THE INTERCHANGE KILLS)にするか、そういうことをあんまり考えずに、曲たちをひたすら作っていまして。
そうしたら最終的にこういう形になりましたね。
―コロナの影響で、制作期間が集中した感じ?

はい。ツアーも3つくらい無くなっちゃったし、これは制作に没頭しようと思って。
―なるほど。
さあ、ソロに加えて、UAさんとの「AJICO」が再始動します!J-WAVEの深夜1時から放送しているプログラム「THE KINGS PLACE」今月1ヶ月間の木曜日は、AJICOが担当。AJICOの再始動はどういうきっかけですか?
▲AJICO アーティスト写真

2019年の夏くらいに、UAから電話がかかって来て。
UAって今カナダに住んでて、家で曲がランダムにかかるようにしてたんだって。
そしたらAJICOの深緑って曲がかかって「この曲はなんだ!」「ああ、深緑だ」みたいになったらしいんですよ。
それをきっかけに、19年ぶりくらいに「深緑」を聴いてみたら自分で自分に感動したらしくて。
それで、やりたくなったと。
―UAさんらしいエピソードですね!
新曲リリース、フェス出演、ライブツアーなどですね、AJICOとしての活動も今年はいろいろあります。4月30日から宮城で開催される「アラバキロックフェスティバル」、5月からはライブツアー「Tour 接続」が開催。東京公演は、6月13日(日)中野サンプラザホールです。

忙しいですね。充実しています。
―プロモーションに行かなくちゃいけないけど!

そうですね、行かなくちゃ(笑)
―浅井さんとしては、こういうプロモーションの場はどうですか?

リラックスして、その場が盛り上がるとすごく楽しい!
でも中にはお互いにすごく固くなって、何も自分を出せなかったっていう時もありますね。
メンバーがいたりとかしたら、ちょっと違う空気になるんですけど。
今回は、すごいリラックスして喋れていますよ。
―ああ、よかったです!
3.NIGHT/夜時間のはなし
夜の過ごし方について
─ここからは、夜の過ごし方について伺います。

そうですね…お酒を飲みます。
なんでも飲みますが、ヘネシーのV.S.O.Pをよく飲んでますね。
―そういえば、Not Ready LoveのMVで料理をするシーンがありましたよね。
―いいですね。MVも良くて、素敵な世界に一緒にいるような気分になりました。
▲「Not Ready Love」ミュージックビデオ

ああいう演技みたいなPVはすごく久しぶりで、嬉しかったです。
監督がすごくよかったので、良い具合に繋げてもらいました。
人々の幸せって、海外旅行とか行って、すごいリッチなホテルとか泊まったりとか……そういうのも良いんだろうけど。
大好きな人とちょっとした料理とかして、ゆったりとした午後を過ごすとか、そういう日常も良いよね。
―それがうまく表現されたMVでした。
お酒を飲んで、寝るまで。その間、音楽は流しているタイプですか?

家で飲むときは出してないですな。
歳が歳なので、友人と政治や国際情勢のことを話していますね。
あれはどうすべき、だとかさ。
―特に去年から今にかけては、話すべきテーマがいっぱいありましたからね。

一番それが盛り上がるんですよね。
たまに凄いエキサイトして泣かしちゃったりとかね。
―(笑)。言い負かして?

考え方が違う人がいっぱいいるじゃないですか。
仲良く喋ってるんだけど、最初は。最後は仲直りしますけどね。
―素敵な時間ですね。
4.LIFE/こだわり、欠かせないもの
お気に入りのモノについて
―生活の中で、これは気に入ってるなってものはありますか?

住んでる部屋が気に入ってますね。
もう20年間くらい同じところ。
自宅兼事務所なんですけど、引っ越そうかとは思っていて……でも、そこ以上のところがないんですよね。
―どういうところがお気に入りポイントですか?

窓がいっぱいあって明るいです。そういうところかな。
―インテリアとか、模様替えとかはするんですか?

模様替えはしてないけど、部屋を引っ越したりとか。
寝る部屋をあっちにしたり、カーテンを変えたり。
─今はちょっと落ち着いた状態ですか?

今は全然落ち着いてません、段ボールだらけですね。
この間、西武デパートでお店を開いて。
その撤収で、返ってきたものが……
―(笑)。事務所兼自宅ですもんね。
▼浅井さんの買ってよかったもの
―今まで、この買い物で自分が変わったなぁって思えるものは?

デビュー当時にレコード会社から「楽器を揃えろ」って言われて買った、グレッチのギターです。

それは今でもずっと使っとって、長い付き合いになったなと思う。
でも結局その人の人生を変えるのは、誰と出会ったか、だと思いますね。
―なるほどね。

そう。モノって言っちゃったらただのモノなんだけど。
恋がその人の人生を変えるんだなって。そう思いませんか?
―そう思います。浅井さんは自分が自分じゃなくなるくらいの恋をしたことはありました?

恋は絶対、良いことだと思う!
人間にとってすごい大事なことだよね。そういうことが無いとさ、ちょっと寂しいもんね。
―そうですね。恋する心は、忘れません!
今日はいろいろな話を聞かせていただいて、ありがとうございました。

面白かった〜!
今週のゲスト:
浅井健一さん
浅井健一さん/1990年より2000年までの10年間に渡る「BLANKEY JET CITY」としての活動後、自主レーベル「SEXY STONES RECORDS」を拠点にバンドSHERBETS、AJICO、JUDE、PONTIACSやソロ名義で活動しており、よりアーティスティックに世界を広げる。
音楽だけでなく詩や絵画の才能も注目を浴びており今年、独特なセンスで描かれた作品集を発表し個展も行う。